登山・キャンプ用として長らく使ったいたフライパンだが、最近はアウトドアへ連れ出して
貰えない。

持参したジャガイモのニョッキを入れてゴルゴンゾーラチーズニョッキを作ったり、ラーメンに
アルファ米を入れたラーメンおぢやとか、山菜のてんぷらなどもよく作った。
今ではほぼ私専用のキッチン道具になってしまい真っ黒に汚れてしまったこのフライパン
を、20年かぶり買った時のようにピカピカに磨いてみた。ガストーチで炙って汚れを炭化
させスクレーパーと紙やすりで磨きあげた。

新しい鉄フライパンを初めて使用する前に必ず実施する空焼きを行い、冷ましてから
酸化被膜ができたフライパンにサラダ油を注ぎ再び熱して中火で「油ならし」をして完了。
これからアウトドアでも活躍しそうだ。鉄フライパンは大事に使えば一生ものです。
「スヴェア123R」は半世紀以上前に登場したスウェーデン製のレトロなキャンプストーブ
ですが、現在でも「オプティマス・スヴェア123R」の品名で基本構造も100年前とほとんど
変わらないかたちで販売されている。最近はガスストーブを使う事が多くなりあまり出番
がなくなった。せっかくなのでこちらもくすんでしまったボディをコンパウンドで磨き
上げた。
磨き上げたスヴェアは真鍮の輝きが復活した。このレトロ感が堪らない久しぶりに
点火してみる。スヴェア123Rの燃料はホワイトガソリンです。ガスストーブのようにワン
タッチで点火と云う訳にはゆきません。ちょっと面倒ですが、バーナー基部のくぼみへ
メタ(固形燃料)かガソリンをさして着火しプレヒート(余熱)をやります。
3分ほどしたら調整バルブを回すと、気化した白ガスがノズルから噴き出し着火します。
着火しないときはライターの炎をかざして着火です。1分くらいすると燃焼が安定して
青いきれいな炎になります。このストーブの特徴として燃焼音が結構大きいです。
プレヒートも手間がかかる音もうるさいと決して使い勝手がよくないが、アウトドア
でこの爆音をききながら真っ赤に焼けたバーナーヘッドを眺めることはガスバーナー
では味わえないレトロ感でワクワクします。これからもあまり出番はないかもしれない
が、この真鍮ボディのストーブは使い続ける程愛着がわくアイテムです。
Posted at 2020/09/14 23:47:46 | |
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