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2021年08月13日 イイね!

CD2枚

 クラシック音楽のCDネタです 興味のない方はスルーしてください

マンドリンの生演奏を聴く機会はあまり多くないが、その音色はとてもロマンチックです。
映画の中でも心地よいマンドリンの音色を聴くことがあるが、動画サイトで見つけると
つい聴いてしまう。

キューブリックの映画『バリー・リンドン』で流れていたのは、パイジェッロのカヴァティーナ


キューブリックが『2001年宇宙の旅』から一転ヴィクトリア朝ヨーロッパへ誘う歴史
ロマン大作、主人公バリー・リンドン(ライアン・オニール)の波乱万丈の生涯。



スクリーンで流れていたマンドリン曲といえばお馴染みなのが、ダスティン・ホフマン
主演『クレーマー・クレーマー』でお馴染みのヴィヴァルディ作曲,マンドリン協奏曲
ハ長調 RV425が一番だろうか。

こちらはファビオ・ビオンディ (指揮,Vn) / エウローパ・ガランテ演奏、ヴィヴァルディ
マンドリン協奏曲集です。



RV425 と 2マンドリン協RV532 とさらには,concerti con molti stromenti,
コンチェルト・コン・モルティ・ストロメンティ 、《多種の楽器のための協奏曲》 RV558
なども収録される。

ヴィヴァルディは多種のソロ楽器による合奏協奏曲を数多く残しているが、このRV558
は、リコーダー2、シャリュモー2、マンドリン2、テオルボ2、チェロ、トロンバ・マリーナ風の
ヴァイオリン2などのソロが次から次へと演奏され理屈抜きの楽しい曲です。

トロンバ・マリーナ(海のトランペット)とは一本弦の擦弦楽器らしいが、ビオンディ氏は
ヴァイオリンの駒にアルミホイルを巻き付けてミュートさせ、トロンバ・マリーナの共鳴音を
模した騒がしい音色のヴァイオリンを演奏する。




協奏曲というよりかシンフォニアのような、それにこのノリのいい演奏はかなりロックンロール
的です。


同じくこっちは、Concerti con molti stromentini の第2集


こちらもソロ楽器が多種多数でてくる賑やかな曲のオンパレード。 

Posted at 2021/08/13 14:27:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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