
「日光植物園」として親しまれているこの植物園は、正式には「東京大学大学院
理学系研究科附属植物園日光分園」といいます。東京都文京区白山にある小石川
植物園の分園であり、東京では出来ない高山植物、湿原植物の教育研究を主な目的
として開設されたという。

この間の朝ドラに登場したような、これ研究室です。
先日の訪問では、起伏の富んだ地形に自然林かと思うような多種の樹木が
植栽された園内の小路で、のんびりと紅葉狩りが楽しめた。
植物園の脇を流れる大谷川岸沿いの含満ヶ淵では、川底の岩に洗われた荒々しい
流れと紅葉のコントラストが美しい。対岸の遊歩道は「憾満ヶ淵」と呼ばれ小路の脇には
70体ものお地蔵さまは並んでいます。
数えるたびに数が違うといわれることから化地蔵(ばけじぞう)と呼ばれているそう
ですが、元来お地蔵さまは「子供の守り神」。対岸から、お地蔵さまに合掌。
「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ 」
「憾満ヶ淵」
http://www.nikko-kankou.org/spot/25/
中禅寺湖周囲は紅葉も過ぎて晩秋の装い。湖畔にあるイタリア大使館記念公園を
訪問する。 36°43'32.9"N 139°29'06.3"E

歌ヶ浜駐車場から湖畔の小道を10分ほど歩くと到着します。
この建物はイタリア大使館の避暑地として、昭和3年(1928年)から平成9年(1997年)
まで、歴代の大使が避暑に使用していました。その後、栃木県に売却され、解体、復元
工事後一般公開されています。
建物は、近代建築の父と言われ、新座市にあるステンドグラスが美しい白亜の教会、
立教学院聖パウロ礼拝堂や群馬音楽センターの設計で知られる。アントニン・レーモンドです。
群馬音楽センターは群馬県高崎市にある音楽ホールです。群響の本拠地でもあります。
群馬音楽センター | 以前のブログより、

地元日光の杉の外皮やへぎ板が、外壁や内装の網代張りなどに多用されています。
レーモンドの「地元の山材を配することの妙味あり」という設計のこだわりだと云う。

1Fは左右に暖炉を配置した書斎、居間、食堂のワンフロア、大使が使用された
食器等が飾られ、イタリア製の生地が使われたソファーでくつろげる居間です。中禅寺湖
を臨む広い縁側、ガラス障子は当時のまま風景が歪んで見えるのがまたイイ雰囲気です。
2Fは大使と家族の寝室

広縁のソファーに座って中禅寺湖を眺めると、ゆったりと穏やかな時間が流れる
とてもここちよい空間でした。
帰り道はこんなイタリア語の歌芝居を聴きながらゆったりと気を付けてのドライブでした。

モーツアルト歌劇「フィガロの結婚」 モンティヴェルディ合唱団、イギリス・バロック・
ソロイスツ、指揮ジョン・エリオット・ガ―ディナー
モーツアルトの一番有名なオペラでしょうか。ストーリーは貴族階級の風刺とスケベ―
な伯爵を使用人が懲らしめるドタバタ劇ですが、すばらしい曲のてんこ盛りです。
どこかで聞いたことがあるメロディーがいっぱい出てきます。キューピー3分クッキングの
テーマ曲や、映画では先月BSで放映していた「ショーシャンクの空に」で流れた”手紙の二重唱”
モーツアルトのオペラの中でもとりわけて美しい曲だと思います。
先日ネットで購入した中古のDVDです。以前から欲しかった全曲しかも超激安価格、
全曲3時間ほどなのでCDより差し替えが無くて音楽にのめり込めます。
フィガロのBryn Terful とケルビーノのPamela Helen Stephen が特に名演
Archiv盤 073 018-9(DVD)
Posted at 2014/11/03 21:06:04 | |
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