川越にて日本100名城,川越城本丸御殿や博物館・美術館を観てきました。

川越城本丸御殿は、江戸時代(嘉永元年1848年)に川越城の本丸に建てられた
建物数16棟、1025坪(3388平方m)の建物面積を誇るものだったという。明治以降、
建物の移築・解体が行われ、現在では、本丸御殿の玄関部分と大広間・家老詰所が
保存されています。

本丸御殿のお隣にある三芳野神社へお参りする。こちらのお社はお城の鎮守さま
祀られているのは「天神さま」菅原道真です。城内に建てられていたが、年に数度は
一般庶民も参拝できたという。しかし、お参りするには城内でもあり密偵が入るのを
防ぐため警備が厳しかったようです。三芳野神社の参道が舞台になっていると伝え
られているこのわらべ歌は、参詣するのが大変だった当時の様子が唄われたもの
と言われています。

わらべ唄発祥の碑
ここはどこの 細道ぢゃ 天神さまの ほそみちぢゃ
手水舎には先客が、
川越の地はその昔仙波台地と呼ばれており、川越大師 喜多院の境内には
日光、久能山とともに日本三大東照宮の一つ、仙波東照宮が創建されてる。
祀られているのは東照大権現・徳川家康公、家康の没後その遺骨を久能山から
日光へ移葬の途中、喜多院に四日間とう留して供養した喜多院住職天海僧正が
寛永10年(1633年)この地に仙波東照宮を創建した。
仙波山に古狸がおる。仙波東照宮への石段を上って行くと、あのわらべ歌の
ルーツはここにあったのかと、ふと思ってしまう。ちょっとこじつけではあるが、
普段は開かずの扉が、 何度目かの参拝で初めて入った本殿境内は、
寛永15年 川越大火で社殿が消失したが、徳川家光の命により再建された社殿。

拝殿脇に何気に置かれている手水鉢と左右に鎮座した狛犬は江戸城から
移設されたもの、ちょっとずんぐりしていまして、派手なたてがみ正面から眺めると
ユーモラスなお顔立ちです。
Posted at 2015/03/28 22:31:57 | |
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