飼い猫との別れについてのブログです。
何時も帰宅して車から家の窓を眺めると、窓辺で猫がこちらを観察している。
玄関のドアを開けると上がり框にちょこんと座ってその猫が待ってる。こちらから
猫の名を呼ぶ前に、ニャーと鳴く。
家の者が留守の間餌が貰えないので、車の音で飼い主が帰って来たのを
察知した猫は餌をくれと催促しているだけだろうが、玄関まで出てきてお帰りな
さいと言ってくれているようで嬉しいものだ。そんな猫との付き合いがかれこれ
16年間続いたが、もう無い。
先日16年間一緒に暮らしてきた猫が亡くなった。愛車紹介の画像にも貼って
あるBG5のインタークーラーの上でまったりするトラ三色(三毛)です。
猫の名前は、「モモ」
昨年夏、急に足腰が弱くなり起き上がれなくなってしまったが、獣医さんの治療と
アドバイスの保温効果が有ってか、歩けるようになり餌も何とか食べられるように
回復しました。
猫の16歳は人間の80歳くらいらしい。もう長くはないと覚悟はしていたが、ついに
その時がやってきてしまった。最後は家族に看取られ眠るように旅立ってゆきました。
老衰でした。
16年間も飼っていると、飼い主とペットというよりか、もう立派な家族の一員です。
そんな家族の一員を看取るというのはやはり辛いものです。
我が家にはもう1頭白黒ネコがいるが、姉猫(兄弟ではないが)がいなくなった
のが分かるのか白黒の鳴声も寂しそうでした。
モモが我が家へやって来たのは16年前、近所の少年が拾ってきた捨て猫を飼うこと
になったのが始まり、かなりいたずらをする猫だった。家具や柱で爪とぎをしたり、食い
しん坊な面があって、うっかり食べ物をテーブルに置き忘れたりすると大変なことになった。
テレビの上がお気に入りだったが液晶テレビに買い替えたら跳び上がれないと鳴いたり、
インプレッサに買い替えたらインタークーラーが小さいとそっぽをむかれ、もっぱらエンジン
フードの上へ乗るようになったり、いたずら猫だが本当に楽しい思い出ばかりの16年間
だった。
16年前我が家へやって来た時はもう一頭兄弟がいたが、半年もしないうちに交通
事故に遭い儚い生命でした。やっと兄弟がまた一緒に休めるようになったと思う。
16年間も長生きしてくれたのが、ほんとうに嬉しいかぎりです。庭の隣のハタケに
眠る2頭へ本当にありがとう。そしてゆっくり休んで欲しいと願っています。
Posted at 2015/04/30 22:40:04 | |
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