行き上電に乗って大胡電車庫で開催されたイベントへ行きました。
妻沼がほぼ中止のようになってしまったので、以前から気になっていた上電の
大胡電車庫で開催された感謝フェアへやってきた。
上毛電鉄感謝フェアイベント2015
パーク&ライドシステムが導入されている上電では一部の駅で上電利用者に限り
駅の駐車場が無料で利用できます。
北原駅で電車を待つと、この日のイベントのために臨時運行された上電名物、
昭和3年製造の電車「デハ101」がやってきた。80年以上現役であり走る近代化
遺産というべき電車です。(ほんとは事前に運行ダイヤを調べていました)
こんな電車は上毛電鉄以外にはそうはない。「吊りかけ式駆動」という旧式モーター
から独特の走行音が楽しめます。走行音もレトロなら車内もかなりレトロです。

そして、車窓からは秀峰・赤城山が眺めていられるのだから堪らない。赤城山麓の
大胡付近から眺めるこの山のなだらかな裾野は、どんな山々も比べようもない美しさが
備わっている。
大胡駅の改札を出てすぐお隣の電車庫へ、上電感謝フェアイベントはこちらで開催された。

車庫に停車した上電現役700形8号車は、「ハロウィン電車」のヘッドマークを付け
車内はハロウィンのデコレーションで飾られた休憩所になっていた。その先にはこちらも
希少な電気機関車(デキ3021)と、イエローに塗装されたもう1両のデハ100型
(デハ104)が展示されています。

1929年製のデキ3021は東急電鉄 長津田車両工場の入換車として活躍して
きた電気機関車です。縁あってこちらやって来た訳ですがこの日は車庫線内にて
体験搭乗のイベントが行われていた。

大胡車庫は昭和3年開業時に建設された木造トラス構造(合掌)の電車庫です。
外観はほぼ建築された当時のまま、上電桐生駅の木造プラットホーム屋根と
おんなじ構造です。公開された車庫内ではイベントアトラクションで盛り上がって
いましたが、この博物館的な建物はマニアにとってはお宝のような車庫です。
萌えます。。

700形4号車「走る水族館」号と連結した「テ 241」 滅多見られない電車庫イベント
ならでは、
「テ 241」は東武鉄道で昭和40年頃まで運用されていた1928(昭和 3)年製の鉄製
有蓋貨車です。東武野田線七光台検修区構内で物置として使用されていたが、
こちらも縁あって大胡へやってきた。
いつの日か、「デキ3021機関車」が「テ 241」を連結した貨物列車で本線を走ったら
堪らないですよね。(デキ3021は上毛電鉄でも現在車籍編入されていないので、
本線では運用できない)
「デハ101」が折り返しやってきました。

700形とデキ3021の間へ割り込むように整列しました。上電のトレインラインナップです。
イベントでゲットしたお宝は、
鉄道むすめ「北原ゆうき」グッズにも触手が動いたが、

電車の角と犬釘を買ってきた。犬釘は錆が出ているが未使用品、たがねやポンチと
して使えるかもしれない。

これのようです。集電舟と呼ばれるパンタグラフのてっぺんに取り付けられ架線から
集電する部品です。この先端に下向きの角(ホーン)がくっ付きます。お宝というよりか
ガラクタかも知れない?
Posted at 2015/10/28 00:30:16 | |
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