美術館へ行ってきました。
前回の展覧会に続き、広尾の山種美術館で開催中の「東京編」を鑑賞してきました。
山種美術館開館50周年記念特別展「日本画の教科書 東京編」です。

横山大観、菱田春草、東山魁夷など近代日本絵画を索引した画家の
珠玉の名画約50点が展示されています。(本展開催は4月16日までです)
昨日はJR高崎線の事故による遅延で、埼京線を乗り継いだり乗換で大変
な目にあってしまいました。そんなこんなで美術館に到着して名画を鑑賞する前に、
美術館のカフェで一寸ひと休みしました。
ショップ&カフェ | 山種美術館
こちらのカフェでは、企画展の名画をモチーフにした美味しい創作和菓子が
いただけます。
毎回企画展のメイン・コンセプトとして位置づけられる作品が、展示室に入ると
すぐの正面に飾られますが、「東京編」では松岡映丘の 《春光春衣》です。

春爛漫桜を愛でる平安朝の女性二人、かさねの色目華やかな衣と、咲き
ほこる桜花が縦長の大胆な構図で精緻に描かれています。
この作品をモチーフにしたこちら -桜がさね-

春の衣の袖に包まれた 上品な柚子あんのお菓子です。
こちらは私がいただいた -雲 海-

雲の波間に屹立する富士をイメージした まろやかな黒糖風味のきんとんです。
本展もう一つの目玉作品、横山大観の《心神》 がモチーフです。

横山大観 《心神》 1952(昭和27)年 山種美術館 蔵
心神とは魂のこと、そして富士山のことだそうです。富士を数多くを描いた大観は、
「心神」というこの言葉に自分の富士観といったものが言い表される。と語っています。
この作品は横山大観と親交があった山種美術館の創立者・山崎種二が
大観から「美術館をつくるなら」という条件で購入を許された記念すべき作品です。

東山魁夷 《春静》 1968(昭和43)年 山種美術館 蔵
この他にも切手や教科書でもお馴染みの作品など、その数50点あまりのすばらしい
名画が鑑賞できます。
恵比寿の公園でも桜は満開でした。ガーデンプレイスで昼食をする前に線路脇の
公園でお花見をしました。
恵比寿でヱビス
昼食後向かったのは、原宿駅からNHKホールです。
代々木公園のイベント広場やケヤキ通りでは、アウトドア関連のグッズやサービスの
体験型イベントが開催されていました。トヨタ、三菱、スバルなど自動車メーカーも
SUVの展示などの出店をしていましたが、急いでいたので詳しく見学出来なかった
のが残念です。
SHIMANOのサポートカーとブリジストンANCHORのチームカーです。
昨日、NHKホールへ出かけたのは、N響公演ではなく、妻の趣味であるバレエ鑑賞
のお伴です。まぁ、絵の方で付きあってくれたので、持ちつ持たれつ、互恵関係です。
『NHK バレエの饗宴 2017』の公演です。

日本を代表する4つのバレエ団による、クラシックバレエ、モダンバレエ作品と、
天才振付師バランシンによるシンフォニック・バレエ「テーマとヴァリエーション」などです。
バレエ(舞踏)音楽ってワルツなど割と聴きやすくて心地よい響きが眠気を誘います。
休憩 ホワイエにて、

休憩の後は牧阿佐美バレヱ団の「眠りの森の美女」の第3幕、オーロラ姫の
登場です。
チャイコフスキーの3大バレエのプリンセスや、ドンキホーテのキトリの舞踏は、
かなりお気に入り。
この公演の模様は,
Eテレ 「クラシック音楽館」平成29年 5月 21日(日)午後9時 に放送予定
です。
Posted at 2017/04/09 21:19:12 | |
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