西湖からの帰り道に好物を買い求めるため、甲州市勝沼のワイナリーへ

古民家の雰囲気が堪らない1階はワインショップ、2階がカフェになっています。
郷愁をさそう小屋組みの梁がむき出しになった天井、葡萄畑を見渡すテラス席で
ゆったり過ごすのもいい。
剪定された葡萄棚には透き通るような葉とまだ小さな葡萄の房がゆれている。
葡萄棚の下では
看板犬「ロン」
”ミレーの美術館、山梨県立美術館”の企画展のチラシとポスターが何時も
ショップのカウンターやピアノの上に置いてありますが、現在の企画展は
『バロックの巨匠たち ルーベンス、レンブラント、ベラスケスと栄光の時代』
事前に調べておけば必ず訪問したのだったが残念。

バロックを代表する画家たちに加え、フランドル派のブリューゲルの作品も展示
されている。
現在、東京都美術館ではブリューゲル「バベルの塔」展が開催されているが、
こちらは同名の息子、ピーテル・ブリューゲル(子)です。父親の作品を
模写していたらしく作風が似ている。こちらの企画展にもフランドル派画家による
《バベルの塔》が展示されているというが、ブリューゲルのバベルの塔と見比べてみる
のも一考だろうか。開催期間中にまた山梨へ訪れたい。
数年前こんな映画を観ました。 『ブリューゲルの動く絵』
ピーテル・ブリューゲルの代表作の1つ「ゴルゴタの丘への行進(十字架を担うキリスト)」の
世界を実写とCGで再現したとても不思議な映画でした。ブリューゲル役はルトガー・ハウアー、
磔刑にされるイエスキリストと嘆き悲しむ聖母マリアなど絵画に描かれた人物が動き出し
歴史絵巻を観るようなアートなムービー、セリフはほとんど無く絵画好きな人ならなんとか
観られると云う映画だった。鬼才レフ・マイェフスキ監督作品、2011年製作
Posted at 2017/05/16 21:07:37 | |
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