上野の東京文化会館で観てきました。
昨年と同じくウクライナのキエフ・バレエの公演です。
旧ソビエト圏の「白鳥湖」の演目は、白鳥オデットが最後に死んでしまうのではなく、
王子がロットバルトを倒してオデットとハッピーエンドになる"愛が勝つ”バージョンが
多いような気がします。正月の公演だからめでたくてイイかなと思ったりもします。
東京文化会館は割と好きなホールですが、バレエ公演ではオケはピットでの演奏
なのでバランス的に良好な音響が望める後方の4階席をチョイス、舞台の奥行き
も良く眺められ、コール・ド・バレエの白鳥さんたちは全体が美しく見えて感動です。
そうがんきょうが必要ですが、
この日は昼間のマチネ公演だったので開演前に、咲き始めた上野・東照宮のぼたん園
でも行って観ようと早出してやってきたが、清水観音堂や不忍池辯天堂へも足を延ばし
たら、

御朱印を頂きに行った妻が「谷中七福神」の絵色紙を2枚買ってきた。一枚は既に
弁才天の御朱印が押されてある。「マチネだからバレエ終わったら回れるよね。」と
急に云い出した。(どうやら事前に計画していたようです。)
「谷中七福神巡り」は250年前に始まった江戸最古の七福神。 他の七福神巡り
には神社も入っていますが、 谷中七福神巡りはとても珍しく全てが寺院なのです。
バレエを観終わって早速、七福神の徳にあやかろうと「谷中七福神巡り」開始しました。
廻りかた順路はそれぞれあるようですが、私たちは上野公園から歩き、東京藝大の裏手に
ある上野護国院(大黒天)へ向かいました。1月上旬の期間限定の御開帳は人気らしく
かなりの賑わいです。
次に谷中へ向かい長安寺(寿老人)と天王寺(毘沙門天)へ参拝して、
最寄りのJR日暮里駅から山手線で田端駅まで移動しました。こちらから田端
東覚寺(福禄寿)、日暮里の東雲院(恵比寿)と修性院(布袋)を巡りJR西日暮里
駅から上野へ戻ってきました。
谷中七福神を巡りながら御朱印集めをしつつ、下町情緒溢れる街並みを散策する
2時間ほどのウォーキングは幸運のスタンプラリーです。この七福神さまのご加護で
今年も無事に過ごせそうな予感するイイ1日でした。

Posted at 2018/01/07 15:49:11 | |
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