先日コンビニのレジ横にあったチロルチョコを箱ごと買ってしまいました。
フツーのチロルチョコなら多分買わなかったが、包がモーツァルトだったから、
しかし全てモーツァルトでした。他の作曲家の包装紙はありませんでした。
早速食べてみたらすぐ判った。チョコの中には、マジパンとナッツがはいっていました。
ザルツブルグの名物チョコ、モーツァルトクーゲル風のチロルチョコです。
箱の内側には、モーツァルトゆかりのウイーンかザルツブルグらしい絵図とピアノソナタの
自筆譜というこだわりようです。外食ネタと食品ネタはブログではやってないのでこれは
いちおう好きな音楽ネタのつまらないブログです。
クラシック音楽を聴き始めた最初がモーツァルトだったのでかなり好きです。それの
生演奏を初めて聴いたのがピアノや交響曲じゃなくオペラです。コシ・ファン・トゥッテや
フィガロの結婚、ドン・ジョバンニ、魔笛、イドメネオ等など、
当時なけなしのボーナスで買い集めたオペラの全曲盤は、ベームやカラヤン指揮の
ドイツ・グラモフォンが多いが国内プレスの日本ポリドール盤です。
当時国内では本家西ドイツプレスのDGG盤はほとんど発売されておらず、知り合いの
情報で台湾ではDGGの代理店が西独盤を売っているらしいと教えてくれた。
品質的には国内プレスも西独盤もさほど変わりはないようだが、この『フィガロの結婚』は、
山仲間と台湾の玉山登山へ行ったとき買った思い出の一枚です。
カール・ベーム指揮ベルリン・ドイツオペラの演奏、 アルマヴィーヴァ伯爵はフィッシャー・
ディースカウ、伯爵夫人;グンドラ・ヤノヴィッツ、スザンナ; エディット・マティス、そして
フィガロはヘルマン・プライです。
あの映画『ショーシャンクの空に』の中で、主人公アンディが刑務所の放送室で
流した『フィガロの結婚』(手紙の二重唱『そよ風によせる』)と同じ録音です。
そしてこのオペラのフィナーレ "Contessa, perdono"

フィガロの婚約者スザンナと衣装を交換した伯爵夫人をスザンナと勘違いして、
口説く浮気癖の伯爵は実はそれが自分の妻だったことを知って驚く。
伯爵は浮気を認め伯爵夫人に謝罪し、夫人は深く反省した伯爵のことを
許してハッピーエンド。 最高に素晴らしいフィナーレです。
Posted at 2018/03/21 20:30:39 | |
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