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　「A Chloris(クロリスに)」を聴く。

レイナルド・アーンというベネズエラ生まれでパリへ渡り、サン＝サーンスやマスネに
師事し若くして才能を発揮した作曲家の曲です。
マスネの影響だろうか繊細で甘美なメロディの曲です。フランス語の響きと装飾風
のピアノの３連符の調べが心地よい。

　クロリスとは、ギリシャ神話の花と春の妖精です。西風の神ゼフィロスと恋に落ち、
花の女神フローラに変身しました。この歌曲は女神へなのか女神と同じ名の恋人
を思いをよせて書かれた歌なのだろうか。
何曲か聴き比べたりしています。

Susan Graham　アメリカのメッゾ・ソプラノ


Lea Desandre (リア・デサンドレ)フランスのメッゾ・ソプラノ。


この曲はカウンターテナーが似合っているような気がする。初めて聴いたのは、
フィリップ・ジャロスキー(カウンターテナー)　だった。官能的です。
https://www.youtube.com/watch?v=3aZQfOOuV_k

日本人カウンターテナーの第一人者、藤木大地さん　優しい声ですね！


そして、最近人気上昇中のポーランド出身のJakub Józef Orliński
ヤクブ・ユゼフ・オルリンスキーの歌唱は情熱的ですね。

今朝のテレビ『林先生のことば検定』
「アートの由来は？」

答えは、”技術” だそうです。
英語の "art" の語源はギリシャ語の"ars"に由来する。本来は「芸術」というより
「技」や「技術」を意味すると云う。さらに学問、芸術へと意味が広がっていったそうです。
古代ギリシャのヒポクラテスの格言を”ラテン語に訳した”Ars longa, vita brevis”
の英訳”Art is long, life is short.です。


上野の藝大音楽学部に建つベートーヴェン像　台座には、


この曲も同じ意味を持つ歌ですね。ガウデアームス (Gaudeamus)| Wiki.




ブラームスの『大学祝典序曲』で歌われる4つの学生歌の最後の曲です。


ガウデアームス　イギトゥル♪　ユウェネース ドゥム スムス♪