今年も上越の古刹へ出かけてきました。

越後一の寺、日本一の庵寺とも呼ばれる南魚沼ある曹洞宗雲洞庵です。
NHKの大河ドラマ「天地人」でお馴染みになった上杉景勝公と家老・直江兼続が
幼少期に修行した寺院です。

法華経の経文が一字づつ書かれた石が埋められているという有りがたい参道です。
参拝と紅葉にはまだ早かった境内を観て回ったあとは、岩原のスキー場で何時もの
ように食事です。石窯で焼いたピッザが名物です。

この後向かう大源太山は、この日ここからは残念ながら山容が望めませんでした。
『大源太川第1号砂防堰堤』

大源太キャニオンの美しい自然風景を構成する大源太湖は砂防堰堤によって
堰き止められた人造湖です。谷深い渓谷に昭和14年竣工されたこの砂防堰堤は
流麗なアーチ形状と割石積みからなる構造です。周囲の自然に溶け込んだ美しさと
現存する土木施設としての文化的価値が評価され平成15年に登録有形文化財に
登録、平成23年には土木学会による選奨土木遺産に認定されています。
築かれてから80年のこの堰堤も漏水などの堤体劣化による老朽化が進んでおり、
大規模な堤体補強工事が実施されています。

堰堤の天端からベールのように流れ落ちる美しい水流が観られるのは来年以降の
ようです。
Posted at 2019/11/04 18:23:17 | |
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