中央道・双葉SAの展望台から眺めた富士山です。
スマートI・Cを出てすぐのキングスウェルへコンサートを聴きに行ってきました。

先日はこちらのオルガン・コンサートを監修されている世界的オルガニスト
井上圭子さんの演奏会です。バルバストルのノエルとバッハのオルガンコラール
(讃美歌)や前奏曲とフーガBWV536など、クリスマスにもお馴染み名曲のプログラム
でした。
更に続けて弦楽アンサンブルのミニコンサートです。弦楽三重奏によるヴィヴァルディの
『四季』 "冬"の第二楽章や、ヘンデル『メサイヤ』から"一人のみどりごが我らのために
生まれた For unto us a child is born" や田園曲と呼ばれる "Pifa"、クリスマス
のお馴染みのL・アンダーソンの『クリスマスフェスティバル』など聴かせていただいた。
音響の素晴らしい木造のコンサートホールで聴く弦楽器の響きはとても癒されます。
遅い昼食を済ませてから
韮崎大村美術館へ行ってきました。
現在開催中の企画展『追悼- 堀文子展』は、 今年2月惜しまれつつこの世を去った
日本画家、堀文子の作品展です。今年100歳だったそうです。自然を愛し野山や
四季折々草や花々を日本画特有の透き通った色合いと端正なタッチで描いた親しみ
やすい画風が気に入っています。
とにかくエネルギッシュな画家のようでした。軽井沢やイタリア・アレッツォに移住し
アトリエを構えたり、ブルーポピーが見たいと81歳でヒマラヤの高地へ訪れ踏破して
おます。その時の印象を描いた『ブルーポピー』や、お昼のTV番組「徹子の部屋」の
スタジオ壁に飾ってある「アフガンの女王」と題する、黒柳徹子さんがモデルの作品も
展示されていました。青い民族衣装が精緻に描かれた素晴らしい作品です。
こちらの美術館は韮崎市出身の化学者、2015年に「線虫感染症の新しい治療方法
の発見」によりノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授、大村智
博士が長年蒐集してきた美術品が展示されています。
館内に併設された「大村智記念室」では学生時代愛用のスキー板などスポーツ
マンとしての一面やノーベル賞受賞にいたるまで科学者としての足跡、資料など
が展示されています。本物のノーベル賞の賞状とメダルを眼の前で見ることが
出来たことには感動しました。2Fの展望室からの眺めは、八ヶ岳から金峰山など
の甲斐の山並みと富士山のパノラマが素晴らしい。
美術館の隣には日帰り天然温泉『武田乃郷 白山温泉』があります。
内湯の檜風呂と露天はそれほど熱くなくスベスベの温泉感でゆっくり浸れます。
館内には絵画が多く展示されていて、自然とアートに癒されました。
Posted at 2019/12/14 22:19:43 | |
トラックバック(0) | 日記