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2020年07月07日 イイね!

ワーグナーも聴きます(続き)

 私のワーグナー入門書はこの本でした。



 毎年春上野の東京春祭で演奏されるワーグナーシリーズを聴いたり、Metライブ
ビューイングのワーグナーを観に行くようになると、歌劇のストーリーがわからないので
困っていたとき見つけたのが漫画家・里中満知子さんの名作オペラシリーズです。
専門の解説書を買わなくてもこのコミック本が結構わかりやすくて便利でした。

 里中満智子さんといえば、水野英子さんや池田理代子さんなどと70年代に活躍した
少女コミックでお馴染みの漫画家さんです。当時私の妹がファンだったので少女漫画の
連載をよく読んだりしていた。


 ワーグナーの歌劇《ローエングリン》です。ワーグナー歌劇・楽劇のなかでもいちばん人気
だと思う。とてもロマンチック・オペラです。王女を助けるために神が遣わした白馬の王子の
ような騎士が登場する愛と神秘のメルヘンですね。


ワーグナー:歌劇《ローエングリン》
ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団 /バイエルン放送合唱団
ジェイムズ・キング(ローエングリン)、グンドゥラ・ヤノヴィッツ(エルザ)、グィネス・
ジョーンズ(オルトルート)、トマス・ステュアート(テルラムント)
1971年録音のA.D.D.ですが録音も奥行きがあって演奏も素晴らしい、歌手陣も
豪華です。なんといっても合唱がすばらしい。






 弟殺しの濡れ衣を着せられ窮地に追い込まれたブラバント公国の王女エルザが、夢の
中にでてきて冤罪を晴らしてくれた白鳥の騎士が本当に現れた。騎士は彼女にかわって
敵であるフリードリヒ伯と闘い容易く勝利する。

 濡れ衣が晴れてエルザは騎士と結ばれる。しかし騎士はエルザに決して自分の名前と
素性を尋ねてはならぬと約束させるが、不安に駆られたエルザは騎士に名前を問いただ
してしまう。騎士の名は「ローエングリン」そして悲しい結末を迎える。






 第2幕、エルザが婚礼のために礼拝堂へ行進する。木管楽器とホルンによる荘厳な
旋律が次第に高揚し合唱も加わる。


 続く第3幕は、オペラ以外の単独でもよく演奏される『第3幕への前奏曲』と『婚礼の
合唱(Brautchor)』 日本でも結婚式の定番となっている「ワーグナーの結婚行進曲」
ですが、合唱曲であることはあまり知られていませんね。
"Treulich geführt ziehet dahin"




 心地よい調べは数多くあるが、こちらは曲は車の運転中には気持ちが高揚しすぎて
不向きでしょうか。

第3幕 "Heil König Heinrich!" 国王ハインリヒ 万歳!

第3幕 国王ハインリヒの口上;
  "Habt Dank, ihr Lieben von Brabant!" 「感謝するぞ 愛するブラバントの民よ!……ドイツの国土のためにドイツの剣をとれ!」

 



 ワーグナーの熱心な信奉者として知られる歴史上の人物といえば、ルートヴィッヒ2世と
アドルフ・ヒトラーと挙げられる。最近ではメルケル首相も熱心なファンですね。ヒトラーは
別の機会にでも譲り、ルートヴィッヒ2世とはドイツ旅行のガイドブックなどの表紙によく
載っている古城「ノイシュバンシュタイン城」を建てたバイエルン王国の君主です。ディズ
ニーリゾートのシンデレラ城のモデルになったお城ですね。





 白鳥の騎士が自らの素性を国王らに明かす口上、「聖杯を守護する王パルツィファルの
息子にして聖杯の騎士である私の名は、ローエングリンである。」と、
(In fernem Land)
 
ヨナス・カウフマン(Jonas Kaufmann)
https://www.youtube.com/watch?v=x6GJDyYClSY

クラウス・フロリアン・フォークト(Klaus Florian Vogt)



Posted at 2020/07/07 18:04:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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