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げんごるふのブログ一覧

2019年10月12日 イイね!

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄脱出編~

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄脱出編~ 36万キロタイベル交換にまつわるトラブルの3回目の投稿です。
タイベル交換ついでにハイカムを装着したところ、アイドルしなくなってしまった1回目、ハイカムが原因だろうとノーマルカムに戻したもののそれでもアイドルせず、圧縮測定結果も悪くなかった2回目に続いての3回目です。

ノーマルカムに戻してもアイドルしなかったため、コンプレッションテスターで測定してみたところ暖気なしでも下限値は超えており、特に圧縮に問題はなさそうでした。タイベル交換作業を自分でやっているため、どうしてもそこに関連したトラブルを想像してしまっていましたが、圧縮が十分ある以上、タイミング関連の作業は問題なかったということになります。

となる、何らかの理由で正常にエンジンが回らなくなった通常の時と同じトラブルシューティングとなるので、良い圧縮、良い混合、良い点火の燃焼3要素を順番につぶしていくことになります。

圧縮は問題なかったので、さて次は点火か燃料かどっちから見ようかと思いましたが、まずはすでに外していて簡単な点火系から見ていくことにしました。

という気持ちで改めて圧縮測定のために抜いたプラグを見てみると、少しすすけているように感じました。私は普段ハイオクを使っており(以前、自分のエンジンをばらした時、ピストンにノッキングで攻撃されたと思われる形跡があったため)、いつもであればもっときれいなはず。何かがおかしいかな?とプラグコードの抵抗を測ってみましたが、1005Ω、1008Ωなどと明らかに1000Ω付近に調整されている模様。4本ともほぼ同じだったのでプラグコードは問題なしとなりました。

プラグコードがコイルに刺さっている部分をよく見てみると、プラグコード側端子がコイルに接触するようにばね構造になっている突起部に、何か黒いものが付着していました。あれ?何か焦げている??と思いつつ、よく考えると、以前接点グリス系のものをこの部分に薄く塗ってみたことを思い出しました。そうか、接点グリスが焦げて抵抗が大きくなってしまったのかと、接点復活剤で洗浄し、コイル側の差し込まれる穴の中も綿棒と接点復活剤で清掃して装着したところ、あっけなく始動し、正常にアイドリングするではないですか!!

やれやれ、以前自分で良かれと思って塗ったグリスではありますが、12Vならまだしもここは高電圧部位なので焦げて炭化してしまい、炭化する前に接触していた部分は多分何とか接触していたのでしょうが、一度抜いてしまうと2度と同じ場所に戻れず、抵抗が大きくなってスパークが弱くなっていたことが今回の騒動の原因のようです。

こうしてやっと公道復帰を果たしたわけですが、今回のようにトラブルが発生した場合、やはり直近で自分のやった作業を疑ってしまいなかなかそこから脱出できないなと改めて感じました。何事も1歩引いて全体を見渡す視点は重要ですね。
Posted at 2019/10/12 21:58:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2019年09月29日 イイね!

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄の底をさまよう編~

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄の底をさまよう編~ 前回の地獄に落ちる編以降、ゴルフ1GTIで毎日通勤しながら作業を振り返ったり、何が起こったかという仮説を考えたりしながら1週間を過ごし、まずはいったん疑わしきはハイカムではないかと考えました。

当然、変化点と言えばハイカムしかないわけで、そんな過激なカムではないはずですがいったんは元に戻してみることにしました。また、どうせカムを外すならHLAの状況も確認してみることにしました。

前回の自分の整備手帳(なんと既に10年以上前とは…(汗))やら、ほかの方がやられた際のネット上の情報から、チェックバルブ機構になっている小さな部品をタペットの部分の大きな部品に組み付ける際に大きな部品の内部のエアを抜くためにオイル流入口を上向きにして組まないといけないのですが、今回それを忘れて手前にオイルが飛んでくるのを避けるために横向けにして組んでしまっていたので、エア抜きが不十分と思われたためです。

というわけで、失意の実質2回目タイミングベルト交換作業となりましたが、1回やっているためか作業が早く3時間程度でカムシャフトを外し、HLAを触れるところまで来れました。いくつかのHLAを指で押してみると案の定手でつぶせる状況のものが数個。これでは正常にバルブは開かないのでおかしなHLAはすべてもう一度分解、オーバーホールして今度は正しく組み上げました。

その後ノーマルカムを載せて1日弱で作業完了。ガスケット硬化を待って運命のノーマルカムでのエンジン始動となりました。ところが…ほぼハイカムの時と同じようなアクセルを踏んでいないと回転を維持できない状況。あれ?なんでだ??と頭の中にハテナが出まくり状態ですが、こうなってくるともはやバルブとピストンがスタンプしてバルブが少し曲がり、どこかの気筒が死んでいる可能性がかなり高いのではないかと考えるようになりました。

この仮説を確認するとなると、コンプレッションテスターで実際に圧縮状態を測定してみるしかないので、急遽近所のアストロにコンプレッションテスターを買いに行き、本来は暖気してから測定するのですが、とりあえず冷間のまま圧縮を測定してみました。


気筒ごとにバラつきはあるものの、4気筒とも10キロ以上ぐらいはあり、暖機していなくても下限値は超えている模様。さすがにバルブが曲がって隙間が開いているバルブがあれば整備基準値を超えられるはずはないのでおそらくバルブは曲がっていないという結論になりました。

カムを戻したのでバルタイは問題ない、HLAも問題なし。圧縮も問題なさそうなのに何でアイドルしないの???というところまできて夜になってしまい、またまたゴルフ1通勤確定となりつつ、この週末もタイムアップとなりました。
次回に続く。


Posted at 2019/09/29 20:52:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2019年08月25日 イイね!

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄へ堕ちる編~

ロードスター、36万キロタイミングベルト交換~地獄へ堕ちる編~自分で整備をしていると、整備の過程で何かを壊してしまったり、整備したことによってかえって調子が悪くなったりすることは、素人の私の場合はしばしば起こります。

そんな何とかするしかないという状況でのトラブルシューティングによって、いろいろと経験を積むことができているわけですが、今回は特になかなか原因が分からず、途中では最悪の事態も想定される状況となり知識、精神ともにかなり追い込まれた状況になりました。

ネタばれ的には最終的には無事生還できるのですが、まずは順を追って地獄編よりお送りしたいと思います。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

現在のロードスターのエンジンは26万キロ時に搭載した中古のNB6のB6エンジンです。気が付けば走行距離は36万キロに迫り、お、そろそろタイミングベルト交換をしないといけないなと思って部品をざっくり買い集めました。

タイベル交換自体は20万キロ時に経験があり、必要な部品も大体わかっていてそれほど迷いませんでした。

また、以前入手していたスライドカムプーリー付きのハイカムもこの際に組みたいし、ウォーターポンプとHLAもやりたいなと欲張りな作業内容となっています。

さて、物もそろったことだし、2日もあれば終わるだろうとタカをくくって作業を開始しました。作業の様子はこちらの整備手帳をご覧ください。

36万キロタイベル交換 前編
36万キロタイベル交換 後編
ウォーターポンプ交換
HLA分解清掃


作業は順調に進み、なんか整備スキル向上してんじゃね?などと、ご機嫌でサクサク作業を進めました。(この時はまだ気づいていませんが、実はHLAの分解清掃ですでにミスを犯しており、中に空気が入ったままの状態で組み立ててしまっています。)

作業も終了し、さて運命の始動という運びになりました。
さすがに少し緊張しつつ、キーをひねるとセルが一瞬圧縮がないような感じの回り方をして始動失敗。マジで?なんで!!と軽くパニックですが始動時のベルトの歯飛びを疑いヘッドカバーだけめくってクランクを回してみてもタイミングは問題なさそう。もちろん閉めるまでに何度となく手回ししているのでおそらくタイミングには問題がないはず…?

タイミングが合っているので、再度クランキングをしてみると一応初爆はありかかりそうな感じ。アクセルをあおってクランキングするとかなり踏んでいれば一応エンジンは回るもののすごい振動+生ガス臭+タペット異音でとても走れるような状況ではない…。

最初の圧縮がないエンジンのようなセルの回り方がどうにも気になり、いろいろ考えるとハイカムを組む際にピストンを上死点のままで組んでいたことを思い出し、B6エンジンは一応バルブクラッシュしない設計なものの、ハイカム+分解清掃で通常ないほど伸びたHLAのせいでバルブがピストンにあたっていたのに、そのままカムシャフトを取り付けてしまったためにどこかの気筒のバルブが曲がって閉じなくなっているのではないか?という仮説が僕の中で成立しました(汗)。

しかし、最低限バルブ交換となるとヘッドは降ろさないといけないし、そもそも調子悪いなりに回してしまったのでヘッド側のバルブシートも死んでいるかもしれないな。そうなるとヘッド自体も使えないかも??今の僕の実力ではかなり難しいというか、ほとんど無理な状況だな…。などと考えましたがあえなくこの日はタイムアップとなり、以降しばらくはゴルフ1GTIでの生活となってしまいました(汗)。 次回に続く。
Posted at 2019/08/25 21:48:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2019年07月05日 イイね!

'83GTIインテークホースとイグニッションコイル交換

'83GTIインテークホースとイグニッションコイル交換冷却系の作業 その1 その2に続き、少しに気になっていたゴム製インテークホースとイグニッションコイルを交換しました。

冷却系と何の関係もなさそうですが、これら2つの部品はヒーターバルブと位置が近いのでタワーバーを外す必要もあり、ご近所は根こそぎ!!ということで一緒に交換しました。

作業の様子は以下の整備手帳をご覧ください。

インテークホース交換

イグニッションコイル交換


どちらも現状明確な不具合はなかったのですが、経年劣化が気になってきていたので交換してみました。インテークに関しては何も体感できませんでしたが、イグニッションコイルは明確に低回転のトルクが上昇しアイドル付近での耐エンスト性が大きく向上しました。元のコイルは相当お疲れだったんでしょう。

さすがに年式が年式なので、通常気にしなくても行けそうな部分も経年劣化を気にしてあげる必要があるなと感じました。電気部品も劣化してくるでしょうし、ゴムの劣化も止められないですから。米軍の使われなくなった飛行機のように不活性ガス充てんした容器に車ごと入れられれば経年劣化も止められるかも(笑)。
Posted at 2019/07/06 00:11:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゴルフ1 | 日記
2019年06月18日 イイね!

訃報 FM京都のDJ佐藤弘樹さん死去

車と直接関係のある話ではありませんがFM京都のDJ佐藤弘樹さんが死去されていたというニュースを聞き、大変驚くとともに悲しい気持ちです。

出張等で聞けないときももちろんありますが、ほぼ毎朝、ゴルフでもロードスターでもフィットでも通勤の車内で佐藤さんの軽妙かつ真理をついたトークを聞かせていただいていましたが、まさか突然聞けなくなってしまうとは思ってもみませんでした。

佐藤さんがご自身で担当されたほぼ最後と思われる頃、声の調子もよくはなかったですし、頻繁に咳き込まれてマイクを切っていらっしゃったのですが、ちょうど5月は私もずっと風邪をひいていたので、佐藤さんも大変だな程度にしか思っていませんでした。

病であることを伏せ、亡くなる2週間前まで生放送のオンエアをされていたわけで、いつもおっしゃっていた真似事ではない真のプロフェッショナルの姿を見せていただいたように思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2019/06/18 21:20:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | その他

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