
この子に出会ってからの1年半!
まずはロシアンブルーを良く勉強して。
ロシアンブルーから稀に産まれてくる白いロシアンブルーの存在を確認しました。
そんな猫が、ロシアンブルーブルーポイント(=^・^=)
手探りながらも一生懸命勉強した成果がこちらの子です♪
我が家の白いロシアンブルーが産んだ子なので、あまり違和感がないのかもしれませんが。。。
3匹生まれた赤ちゃんの内、普通のブルーが2匹!白い子が1匹です♪
お母さんは白いロシアンブルーですが、お父さんは普通のロシアンブルーです。
お母さんとお父さんのミックスだから白と青が産まれたんでしょ?って思いますよね?!
不思議に思うかもしれませんが、白いロシアンブルーと青いロシアンブルーでブリーディングをしても、産まれてくる子はみんな青いロシアンブルーなんですよ!
↓だけどこの子は普通のロシアンブルーに見えて普通じゃないんです!?
少し専門的な話になりますが。。。この子の毛色遺伝子はCcs♪
↓でもこの子の毛色の遺伝子はC!
何が違うか解りませんよね?(笑)
C(ブルー)とcs(ブルーポイント)の遺伝子がくっつくとCcsになります。それが上の我が家のぶるぶるです♪Ccsではブルーポイントにはならないんです。ブルーポイントはcscsの遺伝子です♪
↓この子もCcsのブルーです。
もうわかった方もいますよね?
我が家のぶるぶるはCcs。そしてあいあいはcscsの遺伝子です。
なので生まれてくる子はCcsかcscsになるんです。
もしも、お父さんが普通のロシアンブルー(C)だとしたら、C+cscs=Ccsになるので、上記のぶるぶると同じでCcsの遺伝子を持ったブルーしか産まれて来ないんですね。
そうなんです!と言うことは、我が家のあいあい(cscs)と我が家のみゅうみゅう(cscs)のブリーディングだと(cscs)しか産まれてこないので、産まれてくる子全部がブルーポイント(cscs)になるって事です。
まとめてみると。。。
ブルー(C)+ブルー(C)=ブルー(C)
ブルー(C)+ブルー(Ccs)=ブルー(C)とブルー(Ccs)
ブルー(Ccs)+ブルー(Ccs)=ブルー(Ccs)とブルーポイント(cscs)
ブルー(C)+ブルーポイント(cscs)=ブルー(Ccs)とブルーポイント(cscs)
ブルー(Ccs)+ブルーポイント(cscs)=ブルー(Ccs)とブルーポイント(cscs)
ブルーポイント(cscs)+ブルーポイント(cscs)=ブルーポイント(cscs)
と、なるのです(  ̄▽ ̄)
あべこべですね(笑)
だけどここで気が付いた方もいますよね(^^♪
こんなお顔の保護猫や野良猫を飼っている方いますよね!
シャムネコ(サイミアーズ)との雑種だと思っていませんか?
上記説明と当てはめると解ると思いますが、普通に考えると普通の猫とシャムネコ(サイミアーズ)が交配してもシャムネコ(サイミアーズ)のポイントカラーが産まれてくる可能性は低いんです。
逆に言うと、普通の猫でもポイント(cs)の遺伝子を持った猫同士の組み合わせならば、シャムネコ(サイミアーズ)のようなポイントカラーが産まれてくる事があると言う事です(*^^)v
拘りがあってポイントカラーを飼っている方にとってはちょっとした豆知識でしょ?(笑)
そしてポイントカラーにはもう一つ面白い秘密が!!
産まれて2日目のブルーポイント。。。
真っ白です(笑)
生後2か月でこんな感じにポイントカラーが♪
半年もすると!!こうなります(*^^)v
ポイントカラーの子は生まれた時はみんな真っ白なんですよ!
あなたの赤ちゃんも少ししたらポイントカラーになるかもよ?(#^.^#)
今回は専門的な猫ブログ。
最後まで読んでくれたあなたはかなりの猫好きか、ポイントカラーの猫ちゃんを飼っていますね?
あなたのお友達の猫好きさんにも教えてあげてねん(笑)
P.S・・・とっても大切な事!!
ロシアンブルーはシルバーブルーに輝く毛色。気品に溢れたグリーンの目色がスタンダード
です。
現在のロシアンブルーをうみ出し、定着させたブリーダーさんのお気持ちは尊重しないと
いけません。
ロシアンブルーのブルーポイントはそんな過程の中で極稀に産まれてくるミスカラーである事
を理解してくださいね。
Posted at 2016/09/18 00:44:33 | |
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