これは先日の日曜日に行った奥多摩ツーリングのこぼれバナシになります。
道中で見かけたあるライダーについて、ちょっと考えさせられたコトがあったのでそれをこれからお話ししたいと思います。
読んで頂ければわかると思いますが、これは決してその方を非難したり、悪気があって言ってることではありません。
あくまでも私的な感想ですので、誤解無きよう宜しくお願いしますね。
・・・
そのライダーさんを見たのはお昼にこちらで蕎麦を食べた後でした。

バイクをちょっと離れた駐車場に停めたので、そこで一服してさて出発しようとした時です。
5、6台のツーリンググループらしいバイクが目の前に停まりました。皆さん大型のバイクです。
入れ替わりで駐車したい感じだったのでコチラも早く出たかったんですが、ちょうど目の前を塞ぐ形でバイクが停まっているので出られません。
「出られますか?」とそのグループのリーダー?らしい方が言うので、コチラも相づちで返事をしました。
ちょうど私の目の前に停まっていたライダーさんに、そのリーダーの方が移動するように促していたんですがどうも様子がおかしい、、
その時私、ビックリしたんですね。
そのグループはパッと見で年配の方がほとんどだったんですが、その私の前にいたライダーさんはどう見ても70歳、下手したら80近い感じの高齢の方、、
小柄な方で表情を見たら何とも虚ろな目をしています。
バイクを見れば大型のCB750。
足つきもままならない感じで、ひたすら前方の一点を見つめたままです。
状況が把握出来ていないのか、リーダーさんに促されてようやく移動された訳ですが、それも車体の後ろを支えられての移動でした。
その時フト思ったんです。
(これはやっぱりダメだよ…)
その高齢(違ってたらすみません)のライダーさんのバイク歴は全くわかりません。
若い頃からずっと乗り続けているのかもしれません。
もしくはリターンして乗っているのかもしれない。
ツーリングに出るくらいだから、ホントにバイクが好きなんでしょう。
でも、、
これはあまりにも危な過ぎる。
あの虚ろな表情はとても大型バイクを操れる方とは思えなかった、、
もしかしたら走れば上手いのかもしれません。
単純に疲れていただけかもしれない。
でもとてもそうは見えなかった。
バイク乗りの高齢化、リターンライダーの増加で事故のニュースが絶えない昨今です。
クルマでもたまにこの人大丈夫かなと思うようなご高齢のドライバーを見かけるけど、バイクの危険度はクルマの比じゃありません。
まして大型バイクともなれば尚更です。
バイクを好きな気持ちに年齢は関係ないとも思います。
私だって生涯現役なんて言って、70越えても乗ってるかもしれません。
でもその時になっても、今と同じように元気に乗り続けていられるかは全くわかりません。
もしかしたら周りから同じように見られるかもしれない。
だからそれがいつかはわからないけど、、
やっぱりね、降り時ってのはあると思う。
降りることが出来ないなら、
どうしてもバイクが好きで乗りたいなら、、
カブでもスクーターでも良いから、せめて小さなバイクに乗って欲しいと思う。
身体は正直だし、バイクってやっぱり危ない乗り物だから。
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私が125のハスラーを手放さないのはこれが終のバイクと思ってるからです。

これならきっと乗り続けられると信じて、、
このライダーさんがその後無事に帰ってくれたと思いたいですが、ちょっと考えさせられた出来事だったのでこんなブログを認めた次第です。
生意気なコト言って気を悪くされた方いらっしゃったら謝ります。
でも高齢でもバイクに元気に乗られてる方は沢山いるし素晴らしいことです。
バイクを好きな気持ちは年齢関係なく皆同じ。
皆さんも安全運転でこれからもバイクライフを愉しんでいきましょう。
Posted at 2023/11/21 20:50:16 | |
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