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2022年11月20日

新型プリウスPHVの電費の推算


新型プリウス、正式なスペックは未だ公表されんので、
現状で伝えられてるデータから推算して予測。

https://toyota.jp/info/prius_special/

現行プリウスPHVのSPEC
バッテリー8.8kWh
EV効率 WLTCで10.54[8.65]km/kWh
EV走行距離68.2[55.2]km 
[ ]内はメーカーオプションの215/45R17タイヤ&17×7J の値
68.2/10.54=6.47
55.2/8.65=6.38
カタログの一充電消費電力量の値い、大方6.4kWhがバッテリー利用可能量
総量の72%程度

海外のWLTP計測だとEV航続距離は最大55km(34マイル)
なので17インチだと50km未満と推定
仮に50kmとしても、50/6.4=7.81km/kWh
https://autocatalogarchive.com/wp-content/uploads/2020/08/Toyota-Prius-PHEV-2019-UK.pdf


https://toyota.jp/pages/contents/priusphv/002_p_001/pdf/spec/priusphv_spec_201702.pdf


新型で伝えられてるPHVの情報は

https://www.actualidadmotor.com/toyota-prius-hibrido-enchufable-de-223-cv-y-75-km-de-autonomia/?utm_source=destacados&utm_medium=1

バッテリー13,6 kWh で EV走行距離最大75km
先代より容量増なんでバッテリーの利用可能量を80%と仮定
13.6x0.8=10.88kwh
75/10.88=6.89km/kWh

90%仮定なら13.6x0.9=12.24kWh
75/12.24=6.12km/kWh

海外で伝えられるデータだからWLTPモードでいいと思うが、
USで発表だからEPA基準なら現行型はEV走行距離25マイル 40km 6.44km/kWh

新型プリウスPHVがEV時の航続可能距離は従来型と比べ50%以上延長し、という記述もあるが計測モードは不明。
なんでEPAで75kmなら50パーセント以上にはなる。
バッテリー容量は1.5倍は確実にあるだろう。

バッテリー増分、タイヤ等の大型化、空気抵抗減、システム改良、
トータル差引で効率の差分がいかほどか。


WLTPで現行型を39マイルと記述するのもあるけど公式カタログ見つけられず。
https://insideevs.com/news/621989/2023-toyota-prius-unveiled-europe-as-plug-in-hybrid-only/

WLTP基準 55kmの1.5倍なら82km ざっと85kmとして、
バッテリー11kwhなら7.72km/kWh 、12kwhなら7.08km/kWh

日本のWLTCなら100kmにギリ届くという仮定も不可能ではないかもしれず。


モーター出力160hp
エンジン出力148hp
PHEVシステム全体では223hp


参考値に308GT hybrid (PHEV)を考えると、
https://web.peugeot.co.jp/news/showroom-event/pdf/308_spec.pdf

アイシンの1モーターHV用8AT
EV走行距離64kmで 5.95km/kWh だからバッテリー10.75kWh
総容量12.4kWhだから 86.6%の利用可能量
モーターは81kW 110ps
エンジンは132kW 180ps
システム出力は225ps

https://indd.adobe.com/view/fac27d17-d636-4183-b1ef-b45eca9b7d5f

面白い事に欧州値でもレンジは64kmで同じだ
日本のカタログ消費電力で見ると市街地より高速モードの方が消費量が低い、
現行プリウスが市街地は頭抜けて高く速度向上に伴い低下するのと真逆だ。

https://response.jp/article/2022/11/17/364181.html
新型プリウスは欧州ではPHV専用となると。
ならモーター特性も従来よりも高速向けに合わされてるかもしれない。
新型プリウスPHVの価格レンジは400〜500万かな?と予想。
グレードにもよるだろうけど、従来のエントリー系グレードはバランス的に消えて450ぐらいが基本となるかもな。
欧州だと 4万ユーロ台の真ん中ぐらいまでかな?

多分同クラスBEVのグレード次第で並ぶぐらいの価格に欧州市場だと。PHVバッテリー供給力が足りなくて日本より他地域優先配分になるような気がする。
テスラモデル3RWDのドイツプライスがほぼ5万ユーロ
主要CセグBEVが3万半ばから4万ユーロ半ば台にひしめく
圧倒的なお得感は多分無さそう。デザインで売れるか、やや疑問、
実用性ではクロス化してるBEVには歯が立たない。
でデザイン性とかも含めつつなら、モデル3あるしなあ…
日本だと今モデル3RWDが600万か、2年弱前は460万ぐらいだったのよねえ…モデル3 現状価格だと競合しにくいけど、500なら自分はプリウスPHVと比べるならプリが400でも3に行く。

新型プリウス開発責任者「EV化も考えた」 燃費以外で勝負 
https://www.nikkei.com/prime/mobility/article/DGXZQOFD15CPK0V11C22A1000000
記事は読めんけど、考えた→けどHV ということはEVのオプションプランはないと解釈する。
その辺でTNGAを暫定的にEVコンバートでなくしっかりとしたEVモデル化するためのプラットフォーム戦略がプリウス単体企画レベルでは手が出せないということであろうし、トヨタのEVプラットフォーム戦略ができていないことを裏付けてるとも思える。
とりあえず新型プリウスにBEVがないならそれに続く派生モデルチェンジにも無いよね…
で同タイミングでコンセプトが発表されたbZコンパクトSUVコンセプト
内装見てもまだデザインコンセプトモデルだな。新型C-HRのとかいう話はまた別と思う、私的に。
https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1456/508/html/010_o.jpg.html
しかし、EVコンセプトデザインが今更にまた出てくる事に疑問がある。ハリボテEV大発表会でコンパクト系SUVコンセプトは3つぐらいあったはずだが?

で次期C-HR?らしいつうデザイン意匠はどう見てもEV発表会のそれで、出てくるのはHV?もしそうならあの発表会は何だったのか?って世のまともな自動車評論は突っ込まなきゃ駄目だよ。やっぱりあの発表会、EVの定義にはHVとPHVも含む(社内規定)て事なのかな?とか想像。
https://bestcarweb.jp/news/scoop/509451

新型プリウスPHVの前評はともかく、これでEVに勝てるの的な、それ結局の所、EVでは勝負出来ないトヨタという現実を暗に認めてるような。
HVで長い知見があるからEVなぞ簡単だと豪語してたのはどこへ消えたんだ?
HVで勝負できないからEVに行った欧州という言い様の逆の言いようができて、
EVで勝負できないからHVとPHVに逃げたトヨタという面。
https://www.youtube.com/watch?v=6oN6L_Vy0fU
そして価格帯的にPHVがどの程度か、現状のトヨタのバッテリー投資体制から想像してEVに対して絶対的なコストパフォーマンスはないだろう。
トヨタは当面のEV戦略がbz4xの能力不足で半ばとん挫しかけている中で
プリウスに状況の挽回を賭けるしかないのだが全車PHVにするような事もできないところにやはり戦略性が欠けている。
これで負ければもう後がない。

タイヤサイズ、195/50R19 88H ?外径:679mm
車重は308PHEVの1660kgに近似と想像。
PHVに同サイズタイヤはキャパ的な面で使えるのか?やや疑念あり。
308PHEVは225/40R18 92Y (多分XL)外径:637mm

個人的な予想ではあるが、プリウスもC-HRもPHVでの価格的なアドバンテージは恐らく作れないだろう、ゆえに欧州での販売台数でも普通に売れる台数は出るだろうけど他社PHEVやBEVを押し退けるほどのバリューは無いと思っている。PHVの台数はいずれJATOのランキングで検証出来る。
 
新型プリウスPHV及びその派生の売れ行きの趨勢で今後のトヨタの命運が決まる。
トヨタのHV絶対国防圏、サイパン、マリアナである。
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Posted at 2022/11/20 21:10:46

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この記事へのコメント

2022年11月21日 6:11
おはようございます。
HV燃費の呪縛から解き放たれた?今回、どんな設計にしてくるのでしょうね。大径の細いタイヤの転がり抵抗も気になっています。
コメントへの返答
2022年11月21日 13:53
こんにちは。
タイヤは燃費優先に振れば、走行パフォーマンスに影響するし、さりとて燃費は取りたいしで、トヨタの得意なやり方は17インチモデルは燃費最優先グレード、19インチは効率2割落ちでパフォーマンス優先かな?大径の細幅とはいえ限度があるかと。
2022年11月23日 7:17
BEVって、
・アクセルの開度と出力のマップ
 扱いやすさかキュイーン加速(HEVのエコモード、スポーツモードに相当するか?)
・アクセルオフ時のコースティング
 回生するか、動力を遮断するか
・ブレーキ時の回生効率
・充電、放電、熱のマネジメント
プログラム勝負

・電池の搭載
・モーターの数と搭載
車体技術

・モーターの効率
・電池の効率
部品の進歩

位が見どころ?

エンジンと変速機が難しくて、搭載も工夫が必要なICEと比べると個性が出にくい印象ですが、BEV乗りからすると、そんなことないすか(笑)?

ICEはパワー/加速を前面に出しますが、BEVの勝負ポイントはパワーはお安く出せるので電費?
コメントへの返答
2022年11月23日 9:56
そんなところ、のはずが、まだ何処も開発途上だったり確定した定見がない世界だからそれらをしっかりまとめ上げるのがいかに難しいか。
トヨタもHVで電化に長い知見がとか散々言われてたが、いざ物が出てみれば、開発不足の周回遅れ感を晒し出して壮絶に喘いでる。
カタログ電費のモード計測だけは相変わらず得意だが、
リアルワールドで測られるとボロが出る。

プロフィール

「@tsuzu モデル2キャンセルで新型Yのコストダウンにシフトしたけどギガキャストは増やさなかったという点でコストダウンが思い通りに進んでいない雰囲気がありますね。」
何シテル?   08/09 17:09
プジョーと日常の記録
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