• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2024年06月15日

シトロエンC3のスマートカープラットフォーム(SCP)考、PF1は死なず。




元々ステランティスグループが計画していたBEV対応新型プラットフォームは4つ
STLA SMALL、STLA MEDIUM、STLA LARGE、STLA FRAME
で現状MEDIUMとLARGEは発表済み、FRAMEはピックアップ向けでRAMブランドのEVピックアップで使われる事も公表されてる(というかラダーフレームだから既存の構造ベースでもバッテリースペースは確保し易いはず、なんでそもそも新型と言えるかは微妙でもある。)

けどスモールの話が見えてこない、CMPプラットフォームのマイナーチェンジ説もある。https://en.wikipedia.org/wiki/Common_Modular_Platform

そうした中で披露されたシトロエンC3がスマートカープラットフォーム(SCP)という聞いたことが無い名称で登場、
これが何なのか、
STLAスモールの名称変更説、車体とは別の車載ソフトウェアアーキテクチャ
説、など海外記述を見たが、どうも今ひとつ、

でそもそも、このSCPの名称が最初に出てきたのは欧州よりも先に発表されたインド向けC3
SCPは第5のプラットフォーム 2026年頃予定だったSTLA SmallはSCPに取って代わられた。
そもそも新興国等の低コスト車両向けに開発された様子だが、その後欧州向けにSTLAスモールに変えてSCPを使うという話もある。

SCP =eCMP Entry、あるいはCMPから派生と、記述があるが私的に疑念がある、(後述する)

疑念を掘り下げる、
欧州向けC3の画像を見ていくと、https://www.gettyimages.co.jp/editorial-images/news/event/stellantis-nv-launch-new-electric-citroen-e-c3-vehicle/776050220
バルクヘッド&ストラットをガッチリとしたメンバーで固める構造やアースの位置など、、現行の208などのCMPとは作り方が違う部分、
これはPF1のバルヘッド構造そのものだ。
そもそもインド向けには先代からC3エアクロスが導入されていて、当時の外見は欧州モデルと類似、プラットフォームは旧型のPF1を使っていたと思われる事を考えるとインド市場向けに新しくなったC3シリーズも基本構造はPF1をベースで作るほうが最新のCMPを導入するより安価で市場性からしても妥当と考えてみる。

SCPのCー3は以前のC3よりも25パーセント速く車の生産ができる、
部品点数は3割削減された。トヨタ ヤリスと同等のBEVで追加料金を払えばハイブリッドのトヨタ ヤリスとほとんど変わらない、(同クラス同価格帯でHVに拮抗できるBEVという意味合いと読んだ。)
でこのSCPだがステランティスの今後のプラットフォーム戦略を大きく変える可能性がある、STLAの大型モデル展開を縮小してSCPのスケールアップで代替する可能性がある的な記述が何処かに出ていた。

PF1は滅びぬ、何度でも蘇るさ。
まあ色々と内部は魔改造レベルで違ってきてるだろうけどな…

ちょっとpf1の余談、
いや大元のPF1のスタートが206だけど海外Wikipedia記述を見ると
当初の206&pf1がかなり突貫工事のピンチヒッターとして誕生してる。
また207以降ではバルクヘッド周りやリアアクスル構造がリファインされほぼ別物といっていいほど206とは違う。
その後も鋼板性能の向上やらレーザー線溶接やら構造接着剤やら、
世代交代毎に次々と新技術が入ったver.upを繰り返しながら、SCPと名が変わってもpf1はきっとそこにある。

https://elektrowoz.pl/auta/citroen-e-c3-powstal-na-platformie-scp-za-nim-przyjdzie-fiat-panda-2024-opel-crossland-2024-i-e-c3-suv-z-7-miejscami/amp/


https://www.carmag.co.za/news/industry-news/stellantis-small-car-platform-slated-to-rival-chinese/


https://elektrowoz.pl/auta/citroen-e-c3-ceny-od-110-650-zl-320-jednostek-wltp-zasiegu-83-kw-113-km-mocy-bateria-44-kwh-platforma-dla-ev/

https://europe.autonews.com/automakers/stellantis-opel-fiat-fight-chinese-cars-low-cost-platform

https://europe.autonews.com/automakers/stellantis-opel-fiat-fight-chinese-cars-low-cost-platform

https://www.motor1.com/news/691992/stellantis-low-cost-car-platform/

https://elektrowoz.pl/auta/citroen-e-c3-ceny-od-110-650-zl-320-jednostek-wltp-zasiegu-83-kw-113-km-mocy-bateria-44-kwh-platforma-dla-ev/

https://www.autocar.jp/post/1038328


https://investir-lesechos-fr.translate.goog/actu-des-valeurs/la-vie-des-actions/lindien-tata-va-concevoir-des-vehicules-low-cost-pour-psa-presse-1740027?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
ブログ一覧 | EV | クルマ
Posted at 2024/06/17 04:06:48

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

炎天下!ボディ表面が12℃も冷える ...
50前後のオジサンさん

みんカラで話題持ちきりの日産とホンダ
SNJ_Uさん

日産N7は中国製OEMではないと私 ...
vertinさん

なぜ、クルマはモデルチェンジごとに ...
50前後のオジサンさん

1984年.カデットE
赤い荒鷲さん

この記事へのコメント

2024年6月18日 22:25
こんにちは。
新型C3が登場した時、CMPを採用するのが自然な流れと思われましたが、安価な価格設定に疑問を覚えたものです。PF1の改良系(発展系?)と考えても良さそうですね。
コメントへの返答
2024年6月18日 23:14
こんばんは。
あのバルクヘッドのガゼット構造を見たらむしろ懐かしさすら感じました。

プロフィール

「@vertin 次の掌返しは池田直渡かな?」
何シテル?   05/11 09:30
プジョーと日常の記録
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    1 23
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

オッドキャストを繋ぐとスマホがBluetooth接続できない件 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/01 10:14:57
女夫渕~日光沢温泉ピストン。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/01 09:42:56
アクア(MXPK10)を600km乗ってみた。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/16 23:41:36

愛車一覧

プジョー e-208 プジョー e-208
黄色と黒は電気の印、五匹目のライオン。
プジョー 208 プジョー 208
4匹目のライオン  Simple is Good.な仕様 & MTにカムバック。
プジョー 308 (ハッチバック) プジョー 308 (ハッチバック)
3台目のライオン (みんからの車種グレード選択でセレクトすると形式番号がなぜか208X ...
プジョー 206 (ハッチバック) プジョー 206 (ハッチバック)
7年目で親戚から譲り受け2年ほど乗る、
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation