新型のトヨタ スープラはライトチューンで筑波1分台も可能とか。
素性は良いみたいです。
私は感心していました。
新型スープラの外装を細かくチェック
ダミーとは言え、「後々のチューンナップの際に使える設計」を匂わせる形状。
そして、それを期待できるような紹介記事です。
一切の妥協を許さないピュアスポーツカーを!
開発責任者の方が熱く語っておられます。
すげぇな、さすが現社長に変わってからのトヨタ車は確かに良い方向性に変わっていっている気がする。
ヤリスもヴィッツの悲しみ再びにならず、結構頑張っていた。
スターレットの素のモデルには個人的には敵わないのではないかと感じているけれどw
おばちゃん買い物用廉価版グレードでも、スターレットは良かった。
初めてヴィッツ乗った時の衝撃は今も忘れられない。
見た目は愛らしく良いイメージでしたが。
ちょっと弄ったら素性の良さは出るんですがネ。
日本基準のゴムブッシュ設定とかが良くない。
それだけじゃないけどw
基本は悪くない。
弄っていくと割と基本を抑えた良い設計な事も多いというのがわかるトヨタ車。
それはいつものトヨタ車。
話しが逸れましたが、そんなトヨタが新型スープラでは実際にチューナーによる結果(筑波アタックなどで)を出しているからこの記事も信憑性が高いのかと思いこんで、「トヨタやるやん!」と思っていました。
【動画】トヨタの嘘つき!スープラのダクトカバーを外しても実際に機能しないことが判明する
↑この記事が偶然ヒットして、読んでみてガックリ。
やっぱりなぁw
トヨタらしいや。と思いました。
GRヤリスも基本設計や志は素晴らしい。
チューンベースとしてはグッド。
これは確定。
しかし、実際に手を入れるとなると元が速いだけに弄っても速い。
そこに、コストダウンの影がちらつき、割と基本的なところから改造しなくてはならないらしいというのが今はこういう世界から足を洗っているので門外漢な私ですが、昔のよしみでちょいちょい情報が入ります。
※裏を取ってません。聞いたハナシですので悪しからず。
GRヤリスのフロントロアアームは、FT86やBRZと同形状。
鉄板曲げプレス構造のロアアームを持つ。
ジオメトリーなどは悪くはない。
ですが、鉄板曲げプレス構造なのでハイグリップタイヤを履き、改造した事で上がる横Gの負荷に耐えられず変形する箇所が数か所あるそうです。(86・BRZでも有名な箇所)
その箇所に追加で鉄板補強などを溶接してやるとかなり化けるそうです。
※個人的には、これは嫌いな部類ではありません。
純正の際に不必要な強度を持たしてまで重くするのではなく、コストを抑えながら必要な強度を持たせて、なるべく軽くしたい。
そういう思想があったんじゃないかと個人的に思います。
が、こういう部分にコスト制限の厳しさを同時に感じるのも事実です。
GDBの頃は鍛造アルミのロアアームだった。
正直に言えば一抹の寂しさを感じます。
ただ、海外のベーシックカーがどんどん高価になっていっているのに、国産車は最低限の価格UPで踏みとどまってくれています。
海外との隠せない所得差+物価上昇をメーカー側が腐心して「いろんな人に楽しさを!」「買えない車ではなく、買えるヨロコビを!」
という良心を感じるからです。
☆長い補足終わりw
GRヤリスの場合は、贅沢言えばこういうトコを最初からやっておいて欲しかったw
それはさておき、デザインの為のダミーダクトです!
と言い切っても良かったのではないかと思います。
実際、海外のクルマでもダミーダクトを盛大に取付けている車種も実際にありますからねw
ダミーダクトですが、その気になってボディの切開や補強まで施せば、その後のエアフローまで一応考えてあるような構造になっています(`・ω・´)ゞ
と正直に言っていたら「かっこいいw」と思えたかどうかは別にして、潔い!
と思えたのに、なんでこういう事を言っちゃうのかなw
と思いました。
仕掛けは少ないですが、GDBやBNR32やBCNR33やBNR34の頃のクルマ。
純正では使わないエアロとかエアダクトとか、そういうのあります。
ですがN1仕様になると「本当に使える」という場所が少なからずありました。
RB26やEJ20に至っては、競技車両として使う際に実際に使う穴を純正ではフタで塞がれている箇所もあります。
そこを抜いて実際に配管接続して機能させることができます。
ランエボはちょい乗りなど含めてほとんど知識がないので門外漢ですが、それでも実際に乗っていた友人・知人から見聞きするに、そういう「純正では使ってないけれどホンモノの孔」があったと記憶しております。
どこがどう!とは言えませんけれどw(うろ覚え)
第二世代GT-Rに至っては剥き出しの毒キノコエアフィルターが流行ってましたが、私のBCNR33もそうですけれど見識のあるチューナーの方に弄ってもらうと、某所から有効な冷えた空気を吸えるところが実際に純正ボディに孔があいており…げふんげふん。
剥き出し装着しておりませんでした。
その方が下からトルクが出て、レスポンスもまるでバイクのエンジンかよ!
というほど吹けるし吹け下がります。
そういうトコ。
そういうトコなんですよね。
男の子やおっさんが萌えるポイントは。
今からでも遅くはない。
GRスープラの更なる特別仕様車とかで、トヨタの漢気を見せて欲しい。
GT-R NISMOみたいな、マジもんのエアロとエアフローとクーリング系統を用意して、日本の街乗りじゃ完全にオーバースペック!
と夢を見れるような車をつくり、純正でダミーだったダクトは本来はこう!
こう使うのよ!
と示して欲しいです。
今のトヨタならできると思います。
そして、こういうダミーダクトに関する記事を読んで思うこと。
開発者から説明、とかいいように解釈して書いてる記事とかあるじゃないですか。
実際に機能していたら、説明も解説も要らないんですよ。
私が乗っていた最廉価版の素のボクスターは写真ではパッと見、あんまり孔が空いてないように見える。
リアフェンダー前の吸気に使っているエアダクトは目立ってますけれど。
しかし、実車を見ると理解できます。
あのツルっとしたクリーンな面構成のデザインなのに、目立たぬところや目立つところも含めてしっかりと各所役目が与えられていて、きっちりとエアフローが考えられていて、しっかりとクーリングしながら空気抵抗も抑えてあって、本質的にきっちりと全ての孔に意味と機能があります。
こういうの、実際に乗って理解できた時にしびれます。
こういうので良いと思うんですよ、実際。
そして、話題が少し戻りますが第二世代GT-RやGDBやランエボ最盛期の頃の日本車。
このモデルたちも同様に、純正エアロは純正なりにとても意味のあるカタチをしていて、下手なエアロ付けた方が機能が下がるなんて事が実際にありました。
こういうので良いんですよ。
マジでこういうので。
弄ってから本来の性能を知って「しまった!」
わざわざお金を掛けて性能を落としてしまった!→純正戻し。もしくはさらなる高性能な本当に性能を発揮している別部品に変える。
という流れで乗り手も勉強するんですよね。
GDBで実際やりがちな失敗ってあります。
それがブレーキホース。
大抵の車種は、SUSメッシュホースに入れ替えます。
そっちの方が「より高い油圧に耐えられる為、ブレーキフィーリング含めて改善されるから」という刷り込み。
実際には、普通に買えるSUSメッシュホースは、さほど耐圧性能などを持ち合わせていません。
表面に施されたSUSメッシュにより、削ってほしくない防錆塗装やパーツを削ってしまう為、保護しないといけないなど面倒が増えるデメリットがあります。
また、本当に高耐圧なSUSメッシュホースもありますが大抵の場合は普通グレードのホースにSUSメッシュを巻いてるだけなので…という事実。
GDBの純正ブレーキラインは見た目フツーのゴム製に見えますが、中にかなり補強の入った高耐圧ホースなのです。
下手な社外品に変える方が性能が落ちるのです。
今だと知ってる方も多いと思いますが、それを知らずにわざわざお金払ってSUSメッシュホースを組んでいる方がいらっしゃいました。
それも、相当高価な性能確かな製品だと良いんですが見た感じどこでも買えるアールズの普通のSUSメッシュに。
他でわかりやすく有名なエピソードとしては第二世代GT-Rの純正ホイール、特に有名なのはBNR32の純正16インチホイール。
これに関する逸話は有名です。
トヨタなら間違いなく宣伝しているだろうに、なんで日産はこれを宣伝しないのw
というくらい優秀なホイールです。
そんな事も含めて、本来なら本物なら黙っていてもそのうちユーザーが気付きます。
トヨタもそんな企業になって欲しいです。