思っていたよりもスポーティ

個人的には、マカンの外装デザインはとても好きです。
特に前期型のテールランプ形状は、とても好きです。
内装に関しても、現在のタッチパネルに代表される操作しにくい操作体系よりも、物理スイッチによる慣れたらブラインドタッチで操作できる最後に近い年代のクルマである前期型に乗れて個人的には満足度が高いです。

今時の馬力お化けなクルマと比べれば、特別速くもないですけれど手の内に納まるパワー感で十分以上に速く走れます。
それも、本来ならこの手の車が苦手とする山坂道が本拠地…というのがポルシェらしいと思います。
ノーマルモードで走っていても、一定のGを掛けると自動でスポーツモードに移行するみたいでPDKのギア選択も低めのギアとなり、コーナー手前では自然とシフトダウンもして各種安全制御に頼る前にまず車として正しい運転姿勢に制御します。
それが「余計な事しやがって…」という違和感のある動きに全く繋がらずにまるでMT車両（シフトは自動ですが）に乗ってスポーツドライビングしているみたいで、機械としてまず正しい選択肢をしているなぁ！と感心します。
そして、Dモードで走っているので一定時間経過すると自動で再びノーマルモードに戻って低い回転で高ギアを使った巡航に戻るのが本当に賢いなと四年乗った今も感心します。
むちゃくちゃ乗りやすいです。

乗り心地の良さをどう捉えるかですが、これは正しく乗り心地が良いと個人的に思います。
無用な不信感や不安感を抱く車が沈み込むようなマナーや、路面の凸凹を拾った後で「なんだこの揺れは…」というようなマナーを一切おこしません。
しかし、足回りは総じて少し堅いでしょうか。
ストロークを上手く使って走っている印象です。
減衰力は高めだとは感じます。

フレームサイズ56のロードバイクと、フレームサイズ49のロードバイクの二台を積んでもまだ余裕がある（後部座席を倒して二名乗車の場合）
これは意外と積める方だと思います。SUVにしては。
ただ、もう少しラゲッジに余裕があっても良かったかな？とは思います。

パワーの出方やアクセルレスポンスなどを考えると、十分に良いとは個人的に思います。
とっても乗りやすいです。
速いだけでなく、そろ～…っと走るのも余裕です。

下取り価格はわかりません。
売るのを今の所考えてないので、あんまり気にしてません。