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2023年07月26日

ロードバイクを買うなら

先日のブログでも、今までの記事でも
「どうせ買うなら上位グレード」
と、書いてきました。

2018年頃の相場での記憶が濃いので(最近の相場をつぶさに知ってるワケじゃないので)2018年頃の相場で例を挙げます。
絶対的な値段は今の方が高いですけれど、「傾向は同じ」なので
それを踏まえて「その傾向」を読んでください。

ただ、価格差が拡がっているので「その小さな差」がちょっと大きな差になってはいますけれど。

私がロードバイクを初めて購入したのは2018年
その頃のコンポーネントは、105がR5800
アルテグラがぎりぎりR8000にモデルチェンジしたか、しないかだったと思います。デュラエースも同じくR9100にモデルチェンジしたか、してないか。
くらいの微妙なタイミングの時に買いました。

その頃でR5800 105を主な三点セットで買おうとすると…
(主な三点セット:シフトレバー、FD、RD)
ざっくり55000円くらいが相場。
R6800アルテグラで約10万円、R9000デュラエースで約21万円と、思い切るのにはちょっと勇気が要る差でしたが
R7000 105にモデルチェンジすると、その価格は約8.5万円に値上がり。
R8000 アルテグラで約11万円。
R9100 デュラエースで約24万円。

記憶が混同してたりして、ちょっと金額違ったらすみません。
定価に近い値段で買うと、これくらいだったと思います。
多少記憶違いしていても、そんなに差はないはずです。

ここで注目なのがデュラエースは別格として。
105とアルテグラの価格差なんですよ。
R5800、R6800時代は倍くらい違いましたが機構的に倍近い値段の差をシマノはヒエラルキーとして設けていました。
その「ギャップ」を埋めるモディファイとして、リアディレイラーのプーリーをメタルブッシュ式の105プーリーからベアリング式のプーリーへ変えるだけで相当埋めれるんですけれど、その部品代はだいたい3000円。
あとは重量差と剛性の差。地味に耐久性の差もありますが、それをどこまでどう捉えるかで判断が変わります。
ちょっと考えどころな価格差ではあります。
この当時は105の下のティアグラ。
ティアグラと105の価格差が小さかったので、ティアグラ買うなら105にしな。
っていうのが定番でした。
そして、どうせ買うならちょっと頑張ってアルテグラにしな!というのも定番。
特にリムブレーキのキャリパーは、105とアルテで価格差があると言っても数千円の差なので「どうせ買うならアルテグラ」の代表例でした。

私が買った直後くらいに、コンポーネントがモデルチェンジしてそれぞれ次の世代に。
R7000 105が大幅に値上げして8.5万円くらい。
R8000 アルテグラとの価格差が相当減りました。
確かにR7000はR6800アルテグラと比較しても遜色ないほど、アルテに近くなって良くなりました。
とは言っても、105とアルテの差は実際に使うと、その差が気になるかどうかの程度の差は個人差がありますけれど、私的には結構な違いがあると思います。
その際に決定打になるのが「価格差」
R7000 105は相当良くなったのは間違いないんですけど、それでも約4万円の差なんですよ。
バラ完(フレームセットを買ってきて、他のパーツは独自で揃える買い方)するなら、間違いなく8.5万円出して105を選ぶなら
もう四万円奮発してアルテグラ買った方が後の満足度含めて高いのは明白です。

デュラエースとなると、どの世代でもアルテグラの価格の倍以上しているので
デュラエースを選ぶとなると「どうしても使いたい」という理由が無い限りは、普通ならアルテグラで十分。
という選択になるんです。

昨日書いた記事でも、メーカーはSRAMですけれどセカンドグレードのFORCEとハイエンドのREDで価格比較をした関係と似ていますね。

そして、「どうせ買うなら上位グレード」という理由には、価格と性能のバランスの他にもうひとつ大きな要素があるのです。

それは冒頭でも書いた「私が購入した時期のコンポはR5800」
「購入してすぐくらいにR7000へモデルチェンジ」

そして、現在。
そのR7000もモデルチェンジして今はR7100へと型が変わり、最も大きな変化としてリア11段だったギア数が、12段へ進化。

価格も大きく跳ね上がり、約20万円。
繰り返します。
105なのに約20万円。

私がロードを購入した年の2018年頃に流通していたR9000デュラエースが買えちゃうお値段です。
その直後にモデルチェンジしたR9100デュラエースでも24万円です。

デュラエースくらいお値段がしちゃうミドルグレードw
値段上げ過ぎだろ。
原付とかバイク(自動二輪の事)みてみ?
自転車のパーツ点数と比較にならない部品数と工数で組み立てられているよ?
それなのに、そんな高値でしか売れない理由って何?
技術力の差なのかなぁw

カーボンも使っているから高い?
原価で言えばカーボン安いじゃないすかw
自動車含めて妙にカーボンを崇高して高い値段付いてるけど。

と、愚痴はそれくらいにして。
まぁ開発費やら何やら何までいろいろ経費も乗っかってるんでしょうし、それはしょうがないとしても。

それにしても高すぎじゃあないですかねぇ?シマノさんw

まぁ、それもさておき。

現行モデルの価格の高さは辟易モンですけれど。
要するに「現役で居られる年数が圧倒的に短い」のです。
レースで競っているパーツなので、勝つ為に進化するのは当然なんですよね。
そのサイクルが三年~四年なんです。

私も使っているSRAM eTAP AXSも現行のAXSにモデルチェンジしたのが2019年。
そろそろ新型が出るという、もっぱらの噂です。

要するに「旬」が短いんですよ。
そして「旬」が過ぎると、在庫パーツもどんどんなくなっていきます。
コロナ禍も絡んでさらにその傾向は顕著で、現行パーツですら入手が難しいという現実もあります。
それなら、まだ在庫が潤沢にあるうちに「使っておきたい」
なるべく入手したコンポーネントで「悩まずに使いたい」
と思うのは自然な流れなんです。

大きな流れとして、様々な規格変更があって細かい目線で見れば互換性がなかったりしますけれど、大まかに私がロードを始めた11速時代のモデルは遡れば10速の時代のパーツも「使おうと思えば使える(後述)」んです。
そして、11速が使えるフレームはもちろん12速も使えます。

つまり。

大きな目線で俯瞰するようにみると、10速が使えるモデルは使うホイールに制限があるものの、ハブにセットされたフリーボディに「11速フリーボディ」が出ていたらコンポーネントをリフレッシュして11速で組みなおしてまだ乗れるんです。
後は許容するリム幅とタイヤの太さにもよりますけれど、許容するタイヤ幅が大きいフレームに乗っていたら、11速にしても何らこまりませんし12速にしても何らこまりません。
ただし、リムブレーキの場合はブレーキのアーチ形状で制限が掛かって現行の流行である「リム内幅がワイドなホイール」が使えません。
リムプロファイルによりますけれど、通常のデザインのリムなら限界はリム内幅が19cまでじゃなかったかなぁ。
リム内幅が19cまで許容していれば、まだまだ使えますけれどね。
リムブレーキ用のリムやホイールが売られ続ける限りは。

コンポーネントの話しから、急にフレーム選びの話しになっちゃってますがw

こういう目線で物事を見た場合、10速~11速時代は寛容だったんですよ。
ミックスコンポでも動きますし、何ならキメラ的な発想でも調整次第では動く…そんな世界もあるようです。(詳しくはないので省略します)

それが、現行モデルである12速に変わってからは…
どんどんダメになっていってますねー。
選んでるメーカーのコンポなら、同じ12速同士でならば多少のグレード違いがあっても許容しますが、他メーカーの製品を混ぜて使うMIXコンポは絶望的です。
あ、シマノさんに至っては自社製品でも流用できない組み合わせがあります。
有名な話題で、みんな「なんでそんな設定すんねんw」と辟易してますけれど、12速になってからのデュラとアルテは親和性低いです。
アルテのシフトレバーでデュラのブレーキキャリパーを使うと、ブレーキのピストンを押し出す量が若干違っていて、ピストンが戻る量が合わなくて徐々にピストンがブレーキパッドをローターに押し付け続ける領域まで出っ張っちゃって抵抗になって走れなくなりますw

これ、マジに謎。
なんでこんな事するんw

レース走ってる人がレースで酷使したのが原因でもあるんでしょうけれど、現行の油圧ディスクのブレーキキャリパーは初期不良があったみたいなんですね。
それでアルテのキャリパーから「どうせお金出すなら」という理由で、デュラキャリパーを選ばれたんですよ。
知らなかったら私だってそうします。
R8100アルテブレーキキャリパーが前後で約2万円。
R9200デュラエースブレーキキャリパーが前後で約4万円。
価格は倍違いますけど、2万円と4万円ならハイエンドモデルが欲しくなりますやん。
そんで、そのうちどうせあちこち交換するなら徐々にステップアップ…って考えるじゃないスか!

その気持ちを打ち砕く。
素敵な素敵な設定w
TwitterのTLでこの事実を知った時に驚愕しましたね、ホント。

どうしたんだ、シマノ…。

ディスりたいんじゃないんですよ。
なんかちょっと残念な気持ちになるんスよ。
R7000とかR8000の頃の寛容な時代に戻って欲しい(切実)

その人は、デュラキャリパーを無駄にしたくなくて
結局、予算が許した…とは言っても断腸の想いもあったことでしょう。
そんな安くないですからね、今のデュラエース。
約45万円ですからね!
結局、手持ちの使えるアルテパーツは売っ払って、予算の足しにしつつフルでデュラを揃えたらしいです。
まぁR8100アルテは電子的な例の爆弾…(略)

なんか、話が随分と逸れちゃいましたけれど。

Twitterではなかなか発言できないですが、素人感丸出しで私の妄想を発表します。

現在、SRAMがCampagnoloばりに高くなっています。
セカンドグレードのFORCE eTAP AXSで約38万円も必要になります。
ハイエンドモデルのRED eTAP AXSに至っては約80万円も要ります。
私が購入した2020年頃だと、その半額くらいで買えたんですよ!?
RED eTAP AXSで約45万円くらいです。

内外価格差を調べると、海外ではちょっと値上がりはしてますけれど
今もデビュー当時に近しい価格で売られています。

おい!
日本の輸入代理店さん!!

今がチャンスだ!
今、2019年頃の価格まで落とせとは言わない。
今よりも利幅を落として値下げするんだ!
圧倒的シェアを誇るロードバイクでの王者シマノさんから、相当数シェアを奪う事ができると思うぞ!
今の価格の七割くらいで売れば、多少のシェアは奪える。
今の価格の六割くらいで売れば、間違いなく今までよりかなり販売数を稼げる。
今の価格の半額に設定したら、相当シェアを奪える。
実際に使ってもらう事が大事。
今、日本でSRAMに対して良いイメージを持っている人が少ない。
実際に使ってみて私は思う。
R8070 Di2よりeTAP AXSの方が好きだ。
運よく、何らトラブルにあってないという幸運に恵まれているだけかも知れない。
そうかも知れないが、使っていてeTAP AXSが非常に使い心地が良いんですよ。
消耗品も消耗品化しない。
割と高寿命。
さすが訴訟大国で作られているだけのことはあるw

RED22 eTAPも、初期の頃はいろいろあったのかもしれない。
今も使っておられる方が一定数おられます。
そして、今はそんなにトラブルを耳にしない。(だけかも知れないけど)
eTAP AXSに至っては、私がお世話になっているショップのお客さんに限られますけれど「思ったより良くて満足」「次もeTAPにするわ」とかは耳にするけれど、トラブルは耳にしない。

そう、使ってみないとわからない世界がある。
レースで使うならまた違うのかも知れないけど、個人的にはSRAMに軍配があがる。

ちょっと値段下げてみようぜ!
なんか最後は私の希望を述べるだけの記事になっちゃいましたw
すみませんw
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2023/07/26 07:41:02

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