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radius-meganeRSのブログ一覧

2021年05月04日 イイね!

注目のロードバイク用ホイール

HYPERというブランドを私は知りませんでした。
現在はLUNという名前で販売しているようです。

なかなか野心的なスペックを備えつつも、非常に戦略的な価格で販売しているようで確実に素晴らしいだろうなと思います。(スペック/価格=コスパ)

十三峠十三分切り
私が勉強させていただいているサイトのひとつです。
こちらでも興奮気味に紹介されていまして、サイト主の方が実際に購入されています。
長らく、BontragerのAeolus 5(xxx4の前身にあたる当時のハイエンドモデル)を愛用されていた方です。
その方がベタ惚れ。

…個人的にはRSL37も試して欲しかったなーw
というのがこれらの流れを見ての感想です。
ただ、価格を考えるといかにRSL37が優れていてもHYPERの38㎜ハイト製品の方が魅力的にうつるんだと思います。
また、カーボンスポークが物理的に非常に優れているんだと思います。
私はまだ未経験なので想像の域を超えませんw

HYPER製品の電子カタログ
↑そのホイールの電子カタログがこちら。

そういえば…リムブレーキモデルに乗っていると、このHYPERホイールくらいしか選択肢が無いですね。
WTO33とかならリムブレーキモデルも流通していますが、価格となると…相当差があります。
実際に十三峠十三分切りのサイト主の方が使ってみた感想を読んでいると、そのインプレッションが私がRSL37に対して感じている内容に非常に似ているか、近しいフィーリングなんだな…と思います。
この価格帯で、リムブレーキ用ホイールで「RSL37に近い乗り味と性能」となるとほぼ一択しか選択肢はありませんね。
実際に乗ってみないとわかりませんけど、インプレッションを読む限りは相当優れている乗り味みたいです。

そしてディスクブレーキモデルでの比較ですが、電子カタログに記載されている通りだとすると、リムハイト38㎜の製品で公表重量が1374gと非常に軽量。
Bontrager Aeolus RSL37の1325gには及びませんが、価格差を考えると非常に善戦していると思います。

IT技術者さんのブログ RSLシリーズの紹介
こちらの記事でBontrager Aeolus RSLシリーズの概要を紹介されていますが、そこで公表されている重量を比較しますと…

RSL37:1325g>HYPER 38㎜:1374g
RSL51:1410g>HYPER 50㎜:1454g
RSL62:1520g>HYPER 65㎜:1584g

ホイール全体のシステム重量では、価格差もあってRSLシリーズの方が優秀。
そして、ホイール構成的にAeolus RSLはスチールスポークを採用しています。
DT SWISSのDT AeroLiteです。(エアロライト)
スチールスポークではありますが、一本あたり非常に軽量であります…が、Aeolus RSLは前後共にスポークが各24本構成。
対してHYPERの製品はリムブレーキモデルばかり前面に押し出しているので、ディスクブレーキモデルの写真が見つからず…すみません。
恐らく、リムブレーキモデルの後輪用が24本、前輪が21本か24本ではあると思います。
カーボンスポーク一本あたりの重量がいかほどなのか次第ですけれど、これだけ重量差が生まれている理由のひとつとして、恐らくハブ重量の差が最も大きいのかなと思います。
また、リム重量も少しだけBontragerのリムよりHYPERの方のリムが重いんだろうと予測します。
それで各ホイール毎に50~40~60gの重量差に繋がっているんだと思います。

いや、電子カタログを良く読んでみると、オプション価格になりますがSAPIM製スポークを選べるみたいで、SAPIMのスポークを選ぶと(恐らくCX-RAY)20gほどカタログ重量が軽量になっている為、カーボンスポークと材質から想像するよりは重いみたいですね…。これは意外。

そして、肝心なリム形状ですがHYPERの製品はリム内幅が19㎜
…これは、一世代前と言わざるを得ないような気もしますw
かと言って、Campagnoloの最新ハイエンドであるBORA Ultra WTOもリムハイト45㎜の製品はリム内幅が19㎜ですからね…。
ここら辺の解釈はどの理論が最も優れているんだろうか…。

後は実物をみてリム断面形状がどうなっているかですね。
現在最新の最も空力的に優れている「VUshape」形状に製品がなっているかどうかですね。
これは、私自身が実際にVUshapeを経験して本当に驚きました。
横風に本当に強い!
その為に発生するロスがほぼゼロなんです。
なので、RSL37で最初心配していた巡航性能ですが、リムハイト50㎜のセミディープリムと遜色ない巡航性能を発揮するんです。
これを知ってしまうと…
UshapeやVshapeの製品を今から大金出して買う気はなかなかおきません。
(変動断面を備えるWAKE6560などの特殊なホイールは別です)
また、リム内幅が21㎜ある事で発揮されるスタビリティと転がり抵抗の少なさを体験すると、リム内幅が19㎜なのはどうなんだろう…というのがホンネです。
今度出るRSL51・62・75で実現するリム内幅23㎜は特に体験してみたいですね。

しかし、絶対的に大事な要素としてコスパ。
価格の割に走る!という事実はとても大事です。
それをどこまで重視するかで、それ以上の製品を買うか否かという決定意志が変わると思います。

実際のところ、直接比較して乗るという行為を続けない限りは、ある一定以上のクオリティのある製品を使用して乗っていると特に不満を覚えません。
それは確かな事実です。

私自身、RSL37を知る事でROVAL改であるCL50改や、Aeolus comp5改で走っても「思ったより走るやん!」という感心と、実際に踏んで感じるフィーリング上で不満はないのが事実なんです。
でも…
実際に乗って速いのは間違いなくRSL37

しかも、直接絶対的なタイムに出なくてもそれに至る過程で様々な恩恵を自分自身の身体で感じられます。

踏み方がイマイチわからなくて(シェイクダウンだった為)最もわかりやすいヒルクライムのタイムでの更新はなかったのが現実ですが(車の交通量が多かったという理由はあるにせよ)TOJ京田辺含めて割とハードな登りをこなした翌日、前日の疲れも若干残っている中で、春らしく向かい風が強い淀川河川敷でメタルクワガタが少ない枚方の医科大からさくらであい館までの区間で平均速度で37.6km/hや34km/hをそのセグメントで記録しています。
SRAMのコンポを選んだ事によって得られた12速によるギア比や、RSL37をより一層活かす踏み方がわかってきたのがこの時で、疲れた体で向かい風の中、本来ならリムハイト50㎜を装備するロードバイクよりも普通なら不利なリムハイト37㎜のホイールで、それだけの平均速度をマークし(巡航速度は44km/hあたりでした)延々と走れた上に、平坦が苦手で体力的にも不利な妻を待つ為に足を緩めた区間もあるほど体力的にも温存しつつ踏めたというのは、体力・筋力不足なサンデーライダーであるわたしにとっては驚きの結果でした。

そこまで体験して思うのが、コスパは良いけど他のハイエンドホイールと比較して安いけれど、買うとなれば決して安くないとも言えます。

個人的には、経験する為に買うのはアリ。
ただ、これ一本でどこ走るにも使う。
という選択ならば、少し遠回りしてでも本当に欲しい、体験したいハイエンドモデルを買う方を個人的にはおススメします。

ただ、難しいのが自分の脚で漕ぐ機材(乗り物)なだけに、製品自体のスペックに問題はなくても、乗り手との相性が確実に存在する…という事実です。
なので試乗体験会のような催しが、コロナのせいで最近はめっぽう実施されてませんが、そういう機会があれば実際にご自身の脚で体験してみるのが一番のおススメです。

※追記
HYPERは搭載しているハブの機構について特に記述がありませんでした。
ハブの玉当たり調整などのメンテのしやすさがどうなのか?
など大事な情報は実際に買うか問い合わせしないとわかりませんね。
あと、RSL37などの最新ホイールにはDT SWISSのラチェットEXPが装備されています。
ハブベアリングの設置スタンスが拡がった事によって優れた駆動剛性なども発揮されています。
これらの性能も無視できないところですが、こればかりはHYPERを実際に経験してみないとなんとも言えませんが、このあたりも無視できない要素です。
Posted at 2021/05/04 10:09:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年05月03日 イイね!

妻の感想

ほとんどそのまま書きますw



大阪市内から、十三抜けて猪名川河川敷を走り抜け、中橋ローソンという中継地点を抜け、一庫ダムまで走った時の感想。

・平坦速い気がするわ。Tさんについていける。
・回転軽い気がする。(ハブはカスタム前の純正と同じw)
・登りも速い気がする。でも、まだ本格的な登りは未体験やからなんとも。
↑一庫ダム周辺に向かう際、緩勾配が多いとは言え大半登りなんですけどねw

ここでわかる事。
スポークテンション高めて、ホイール全体の剛性が高まっても今の妻にとって脚を喰われるほどの過剛性ではないという事がわかります。
それよりもむしろ、丸スポークなのに断面積がDTエアロライトくらいしかないコンペティションレースによってスポークが(良い意味でも)撓んで多少力が逃げていた部分でロスなく地面へトルクが伝わっている…という証拠でしょうか。
あと、回転軽い気がするというのは、単純に丸スポークとエアロスポークによる回転する際のドラッグ(=抵抗)の差だと思われます。
一概に言えないんですけれど、大抵の場合は丸スポークをCX-RAYに置き換えるとそれだけで回転方向の空気抵抗が4W近く削減されるそうです。
自転車での4W差って結構な差なんですよ…。
特に完組ホイールが最近の流行りでスポーク本数を減らしてきているとは言え、CL50 discは前21本、後ろ24本のスポークで構成されているので、そこそこ効果はあると体験した私もそう感じます。
明らかに無重力状態(と、個人的に表現していますw踏まなくても、脚の自重だけで巡航維持できるという意味です。)となる領域や時間がひろく・長くなります。



一庫ダム抜けて、いよいよ香らん珈ろんへ向かう長い登り前の休憩所。
ここでも妻の説明はほぼ一緒ですw
ここに来るまでも、少しは登りあるんですがね~。
登って下ってのアップダウンがあったので、ここで新たに増えたコメントは

・思ってたより下りの「伸び」は、ノーマルと変わらんかも。

でした。
このカスタムホイールの真骨頂は、下りでのハンドリング差なんですけれど、それを感じるほどの印象はなかった様子です。
また、あまりエアロポジションを取らない人なので、体重も軽い事もあってそれほどの伸びの差は体験するに至らなかったようです。
わたしくらい体重あったら短い下りでも効果覿面なんですけれどねw(自爆



香らん珈ろん到着。
この時の妻のコメントは

・登りは確実に速い気がする。
 Tさんに無理なくついていけた!!(少し興奮気味
・今のところ、普段と違う疲れは感じてない。

スポークテンションが高い分だけ駆動ロスが減っているんでしょうね。
これは、インピーダンス損失による失速よりも、スポークが撓んで逃げる量の方が多かったんでしょうね。
だからホイール自体が多少堅くなっても、速く走れるんだと思います。
また、CX-RAYの特徴としてスポークテンション高めて剛性を上げても、元々CX-RAYが持ってる機械的性質が靭性に富んだ材料特性なので、ホイール全体の剛性が高まっても「絶妙に撓って」インピーダンス損失を抑えてるんだと想像します。
最初にカスタムしていただいたAeolus comp5改でも、似た走行感を感じてまして実際に重いリムながらレーゼロくらい走ります。
また、カスタムしたROVALを経験したすぐ次の週に単身赴任先で乗ったエモンダでAeolus comp5改を再度経験して、感心しなおした経験があるので個人的にもこれは強くそう思います。
CX-RAY侮れません。



香らん珈ろんを後にして、長い下りを下ってきた先にある猪名川道の駅にて。
私と同じカラーリングのマドンがある!!
マドン乗りてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

…取り乱しました…
すみません。

気を取り直して、ここでの妻のコメント。

・下りを怖くないと思う速度で走ってると明らかにいつもよりも速い。
・全般的に楽。

ホイールの左右で剛性差がなくなっているのと、スポークテンションが高まった事でホイール全体の剛性が高まっているので、妻が普段装備しているROVALについているタイヤ(P-ZERO VELO)よりも摩耗が進んだ私のホイール(P-ZERO VELO 4S)なのに、そう感じるという事は機械的にグリップ力と乗り手に確実に伝えてくるインフォメーション能力が高まっている証拠ですね。

やっぱり、ROVAL改はカスタム成功のようです。

…わたしも早く、何回も試したいですw

帰宅後に疲労感などを聞いてみると「いつもと変わらない気がする」と発言しているので、ホイールが堅くなった時特有の脚の削られ方はしてない様子です。
また、今回は剛性の高いドグマとの組合せだった為に、フレーム側との相性も良かった可能性が高いです。

次なる試走は…マドンにROVAL改を装着してみての試走です。

…が、SRAM12速用のフリーはシマノ用と同じ値段にしても、スプロケットが鬼ほど高いんですw
気持ち的にはすぐに購入して試したいんですが、出費続きなので妻へどう説明して説得するか…ですねw
Posted at 2021/05/03 18:00:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年04月17日 イイね!

勝手に凄そうランキング

順不同に思い出すままに勝手に私が気になっていて、許されるなら買ってみたいと思っている機材について書きます。

Princeton carbon works WAKE6560
何度か記事にしていますが、いまなお興味が尽きないホイール。

DT SWISS ARC1100 DICUT
これも記事にしていますが、新世代エアロホイールの先駆者です。
また、長年の沈黙を破って久しぶりとなる新作のエアロスポークを用いた初の市販完組ホイールでもあります。
ハブには新型ラチェットEXPを採用し、隙が無い製品です。
汎用品として売られているラチェットEXPを採用するDT240やDT180のお値段を考えると、完組ならではの完成度を持ちつつ(逆を返せば設計が悪かった場合は、完組ならではの問題を抱える事にも繋がりますが、これは全製品に通じることです。)バラで部品揃えて手組で組む事を考えるとこのお値段で売る事ができない…
という安くないけれど安い!とも言える製品です。
それはPrinceton carbon worksのWAKE6560を見ればわかります。
ホワイトインダストリーズやTUNEのハブを選択すると性能を考えれば非常にリーズナブルと言っても良いほど価格は抑えられていますが、DT SWISSのラチェットEXPを採用したハブを選択した瞬間、WAKE6560は3700$まで価格は跳ね上がります。
新型ARC1100 DICUTは、180EXPという最も高価なハブを装備しているのにこの価格は正にその部品そのものを売ってるメーカーだからこそ実現したw
だろうと思える価格です。
リアハブだけで8万円だったか、9万円くらいしますからね…w

Campagnolo BORA WTO45 DB
恐らくですけれど、WTOシリーズで最もバランスの良い本当の意味でも性能が高いのは45じゃないかと個人的に感じています。
誤解を恐れずに言うと、実は「空力で有利」と言われているG3組みが原因なのか…それとも、他に原因があるのかまでは個人では知り得ないんですが、元実業団選手だった方や、そういった人たちからお聞きすると「ホイールとしては優れているけれど、空力は正直少しだけイマイチなの」と聞き、ギョッとした事があります(※個人差はあると思います)
ホイールとして優れている点としては、スポーク一本一本見ていくとわかります。
左右で異径組みしていたり(リムハイトによって違ったりしますけれど)
重量バランスの関係か、とある一本だけ断面積が大きめになっていて重量が少し嵩むスポークがサラッと装着されていたり。
物凄く考えられて製作されていると感じます。
しかし、空力が少しパッとしない…というのは本当に意外。
なので、実際に買って試してみたいのです。
短期間で履き替えて走り比べたら…なんとなく見えてくるかも知れませんよね。
全く同じコンディションではないにしても。

Fulcrum Speed55 DB CMPTZN
フルクラムから満を持してデビューしたスピード55(40もあります)コンペティツォーネです。
大メーカー各社が戦略的に価格競争を行っている為、本来ならもっとふんだくれる…というと言い方悪いですけれどw
もっとお値段とっても良いだろうホイールなのに、しかもCULTベアリングを採用しているモデルなのに!!
お値段なんと!!

30万イェ~ン(某通販社長風

端数の8000イェンとか9000イェンは無視してます。
まぁ誤差みたいなモンでしょ。

誤解を恐れずに書くと、カンパとフルクラムの違いって何?というお話しなんですが、カンパのホイールは少し柔い。その代わり独特のバネ感があってホイールのリズムに慣れて踏み込むと、自分の実力以上に車速が伸びる(傾向が強い)乗り味です。
対してフルクラムは堅い。
剛性高めで体重とパワーのある人向け。
そんな感じで乱暴にまとめても、大きくは違わないと思います。
フルクラムのホイールも、カンパと同じく…
こちらも誤解を恐れずに書くと「空力はちょっとイマイチ…」だと聞いて、こちらでも驚きました。
しかし、ホイールとして見ると非常に優れた構造や設計が随所に見られます。
カンパ・フルクラムのホイールは、さすが老舗メーカーだけあって素晴らしい作りをしています。

個人的にスピード55に興味があります。
40もカッコイイんですけどねー…55を見ちゃうと…。

Bontrager Aeolus RSL
満を持してデビューした。
そんな感想を抱いてしまいます。
xxxの時も優れたホイールでしたが、試乗してみない事には何とも言えませんが、先にデビューしたRSL37に試乗させていただき、実際に発注した人間としては恐らく51と62が物凄く優れたホイールなんじゃないだろうか。
と、思います。
75は優れていても非常に限られた用途での使用を前提とされているのと、実際に60㎜より大きく高さが違うディープリムホイールを経験した事がないので予想もできませんw
そして、インターナルメカが240とは言えラチェットEXPを採用した上で、294500円という価格設定は戦略以外のなにものでもありませんw
ホイールメーカー(ブランド)としてBontrager(TREK)を世間に認知してもらう!!という意欲をビンビンに感じますw
個人的にはRSL51が非常に気になったんですが、そういやCL50改があるからリムハイト50㎜付近のホイールを数本持っていても…と気が付いたので、RSL62に特攻したいと考えています。

実際にMadone SLRに新型RSL62を装着し、その新型ホイールには旧型のxxx6のステッカーを貼って偽装して現実の選手権で勝利をもぎ取ったんですが、その時のMadone SLRは非常にカッコ良かったんですよね。

リムハイト60㎜前後のホイールを持ってない事もあって、次に買うホイールはPrinceton carbon worksのWAKE6560も捨て難いんですがRSL62にしようかなと考えています。

ROVAL Rapide CLX
現在のROVALのハイエンドホイールラインナップは、Alpinist CLXとRapide CLXなのですが、Alpinist CLXはリムハイトが小さいヒルクライム用ホイール。
Rapide CLXがオールラウンド?と言っても良いのか個人的に悩むところですが、ロード用の高速走行向けホイールです。
ROVAL Rapide CLXも非常に優れたホイールなんですが、その前作となるRapide CL50 discを通じてCLX50にも繋がる問題点を経験しているので、そのあたりは新作だけに改善されているだろうとは想像するのですが、これだけ他メーカーの追随が激しい流れになると「新作を待とうかなw」と考えちゃいます。
いや、経験してみないとわからないんですけどね。ホイールは。
しかし、そんなにポンポン簡単に買えませんw
それにしても、実際速いです。CLX。
しかし、個人的にはカスタムしたCL50が思いのほか結構なポテンシャルアップになったのでRapide CLXは諦めようかな…という個人的なお話しですw
しかし、ホイールそのものは優れています。

※注意点
ここに挙げたホイールのほとんどが、現在流行りのワイドリムです。
Princeton carbon worksのWAKE6560は使えるフレームが多いと思われますが、他のワイドリムを採用する最新のエアロ性能(と対ヒステリシスロス性能)を備えるホイールは、2018年以前のフレームには使えない可能性が高いです。
DOGMA F10が最も有名なんですけれど(こういう凄いモデル買う人は、やはり性能に拘っていろいろ試してみる傾向が強いんでしょうね)フロントフォークは28cまでのタイヤが使えますが、リアが25cまでしか使えません。
なのでホイールリム外幅が29㎜…くらいまでしか恐らく使えません。
そんな感じで、2018年以前のモデル(もしくはMY2019まで)にお乗りの方はご自分のフォーク寸法やリア三角寸法を確認の上、買ってください。

※他にもGIANTからリリースされている画期的なホイール。
対となるスポークのうち、回転方向前側のスポークがテンション高めに張ってあり、回転方向後ろ側に当たるスポークが「わざと」すこ~しだけ緩めに張ってあり、トルクを掛ける事でそのすこ~しだけ緩いスポークテンションが高まり、より強い回転力を生み出す…!!
という興味深いホイールがあるのですが、下りなどのスポークにテンションを掛けない(トルクを掛けない)ダウンヒル時のコーナリングの際、その少しだけ緩いスポークがホイールの剛性を損なってないか?
など、物凄く興味が尽きません。
このホイールも試乗が叶うなら試してみたいんですが…

DT コンペティションレースという丸スポークだがスポーク比重がCX-RAYやエアロライトに近しい比重まで軽量化されているスポークをCL50で経験しているだけに、ほんのすこ~しだけテンションが緩いというのがどのあたりの数値なのか?
次第ですが…あまり良いフィーリングには繋がってないんじゃないだろうか…
と、想像しています。
ただ、これは試してみない事には何とも言えない世界なので、実際に試してみたいな~と思いつつ、今回のおススメというか興味のある、私が買いたいホイール例には挙げていません。
しかし、世の中面白い発想をされる方がいらっしゃいますよね。
こういう試行錯誤を繰り返す事で、また違った側面から既存のハイエンドを超える性能を持つ新製品が生まれるんだろうな!と思うと、ロマンがあります。
実際にそれで結果を出しているのがWAKE6560です。
=フィリップ・ガンナ選手がTT世界選手権にて、世界記録樹立と同時に優勝しています。
Posted at 2021/04/17 16:16:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年04月17日 イイね!

凄いですね!



新しいBontrager Aeolus RSLシリーズの動画を発見。
凄いですね~。

ちなみに車のホイールで空力考えられているホイール。
純正採用されているのでそこまで実現しているのは、私が知っている限りでは991GT3RS純正ホイールです。
フロントバンパー形状と伴って、ホイールハウス内の空気を吸い出すフィン効果があるそうです。
GT3RSはヤバい!w

叶うなら乗ってみたいですね~!やっぱり。

997GT3RSの純正ホイールも吸い出すカタチなんでしょうか。
調べてみよっと!
Posted at 2021/04/17 08:55:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年04月16日 イイね!

正式発表されたんだ!

IT技術者さんの記事:新型Aeolus RSLボントレガー史上最速…

実は、運が良い事にこの新型ホイールのざっくりとした概要は聞かせていただいていました。
それで初志貫徹でPrinceton carbon worksのホイールを買うのか、この新型RSLを買うのかで悩んでおりましたw

貼ったURLは、いつも勉強させていただいているIT技術者さんの記事です。
いつも本当に勉強になります。
ありがとうございます。

新しいRSLホイールはロードレーサーの新境地を切り開いているみたいですね~。
ヒステリシスロスについて考慮されたホイールというのは、実は2017年頃からリリースされています。
「空力性能が…」と謳われていましたが、それはそちらのキーワードの方が市場へのアピールとして優れていたので、「空力」を前面におしだしてリリースされていました。
リム内幅が21cとなったのがその契機です。

同じ25cの規格のタイヤでも、ビートが拡がってフッキングされる事で、タイヤ内の空気ボリュームが増えます。
同じ空気圧でもバネ係数も変わります。
なので17cのリム幅のホイールよりも、21cリム幅のホイールの方が抵抗も少なく、同じ空気圧でもエアボリュームが変わる事でバネ係数も変わってロードホールディング性能も上がり(インピーダンス損失も減っています。)直進での性能だけでなく、コーナリング性能も上がっています。
なるべく幅の狭いタイヤを用いる事で、ロードバイクにおいて無視できない「軽量化」にも繋がります。

シクロクロス用、もしくはグラベルロード用、もしくはMTB用か?
という程のワイドリムに変わった新型RSLシリーズ。
リム内幅は、なんと23㎜まで拡がりました。

…わたしが購入したRSL37はまだ21㎜やで…(´・ω・`)

RSL37は狙いが違って、非常に幅広く使える用途を実現する為に「強度と剛性」にも性能を振っています。
シクロクロスなどの過酷な競技にも使えるようになっているんですね。
なのでRSL37だけは、チューブレス(レディ)、チューブラーと全てのタイヤが選択できるようにリリースされています。
RSL37のリム重量で求められる強度と剛性を出そうとするとリム幅21㎜が現時点での限界だったんでしょうね。
リム重量はRSL37が最も軽量です。
リム重量は380g
シクロクロスに使える強度を備えつつ、この軽さは異常w

新しいRSLシリーズの各リムハイト毎の重量は、IT技術者さんの記事に書かれていますが、ここに抜粋いたしますと
・Aeolus RSL51:430g(!)
・Aeolus RSL62:480g(!!)
・Aeolus RSL75:540g(!!)

…恐ろしい事がおきています…。
リムハイト50㎜のセミディープリムのRSL51は430gと、23㎜のワイドリム形状に踏み込んだ状態でこの軽さは異常ですが、リム単体重量として簡素に評価しても優れた50㎜リムハイトホイールのリム重量としてはだいたい相場的な重量です。(が、リム内幅23㎜で実現しているという事が凄い)
驚くべきは、リムハイト62㎜のRSL62
だいたい500g前後で500gを超えてくるリムも存在する中で、ワイドリムを実現しながら500gを20g「も」切ってきた。
これは…選択肢が拡がります…。
そして、TTやトライアスロンで需要があるだろうリムハイト75㎜のリムで、540gという驚くべき軽さ。

ゴリッゴリのMadone SLRに、前輪をRSL62、後輪をRSL75にするのはアリですね。
ヒルクライムも、激坂ばかり繰り返し登るようなコースでは不利ですけれど、わたしが普段走っているアップダウンの多い北摂の、キツイところでも10数%くらいの勾配を登りながら、平均勾配6%~7%くらいになる峠を走るならデメリットに目を瞑ってメリットを享受できる割合が大きい気がします。
オールラウンドに使うなら、前輪をRSL51、後輪をRSL62でしょうか。

もっとオールラウンドにいうなら…RSL37最強wという結果になるんですがネ
(´・ω・`)
夢もロマンもへったくれもない、実用主義で選ぶならわたしのような貧脚サンデーライダーならRSL37が最も良い結果を生むでしょう。
しかし、クルマと一緒で限界性能引き出せなくても見るだけで気持ちがアガル方が良いじゃないスか?w

RSL62を前後に入れるMadone SLRも非常にマッシブなルックスになりシブいです。

そして、価格。
非常に戦略的な価格でBontrager(TREK)は攻めてきました。
ラチェットEXPを搭載する新世代のハブを採用(インターナルメカは240グレード)しながらも、294500円と30万円を切ってきました!
いや、私が購入したRSL37も試乗した上で価格を聞いて「(´・ω`・)エッ?」となりましたから。

リムハイトに関わりなく、全てのAeolus RSLホイールは価格が294500円です。
いつ値上がりしてもおかしくありませんw

現在は、アメリカ3大メーカーの中で唯一と言っても良いくらいROVAL(Specialized)がホイールメーカーと認知されていて、他社のフレームに乗るユーザーもアツい視線を送っており、実際に淀川河川敷や北摂などを走っているとDOGMAにROVALの組合せなどを見かけます。
対して、BontragerはTREKのロードバイクに装着されているのは見ますが、他社のフレームに装着されているところを…一度くらいは見かけたかな?
それくらい、Bontragerというメーカーは認知されていても「TREKのホイール作ってる会社」というイメージが強いと思います。
要するに、他社のフレームに乗るユーザーさんがどのホイールを選ぶか…という時の選択肢に上がっていない。

それを払拭しよう。
今後はウチのホイールをバンバン売るぞ!!

という意気込みを感じます。
普通に考えて、40万円くらいとってもおかしくない内容ですからね。

RSL51かRSL62が欲しいですわw
Posted at 2021/04/16 09:32:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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