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イイね!
2021年05月04日

注目のロードバイク用ホイール

HYPERというブランドを私は知りませんでした。
現在はLUNという名前で販売しているようです。

なかなか野心的なスペックを備えつつも、非常に戦略的な価格で販売しているようで確実に素晴らしいだろうなと思います。(スペック/価格=コスパ)

十三峠十三分切り
私が勉強させていただいているサイトのひとつです。
こちらでも興奮気味に紹介されていまして、サイト主の方が実際に購入されています。
長らく、BontragerのAeolus 5(xxx4の前身にあたる当時のハイエンドモデル)を愛用されていた方です。
その方がベタ惚れ。

…個人的にはRSL37も試して欲しかったなーw
というのがこれらの流れを見ての感想です。
ただ、価格を考えるといかにRSL37が優れていてもHYPERの38㎜ハイト製品の方が魅力的にうつるんだと思います。
また、カーボンスポークが物理的に非常に優れているんだと思います。
私はまだ未経験なので想像の域を超えませんw

HYPER製品の電子カタログ
↑そのホイールの電子カタログがこちら。

そういえば…リムブレーキモデルに乗っていると、このHYPERホイールくらいしか選択肢が無いですね。
WTO33とかならリムブレーキモデルも流通していますが、価格となると…相当差があります。
実際に十三峠十三分切りのサイト主の方が使ってみた感想を読んでいると、そのインプレッションが私がRSL37に対して感じている内容に非常に似ているか、近しいフィーリングなんだな…と思います。
この価格帯で、リムブレーキ用ホイールで「RSL37に近い乗り味と性能」となるとほぼ一択しか選択肢はありませんね。
実際に乗ってみないとわかりませんけど、インプレッションを読む限りは相当優れている乗り味みたいです。

そしてディスクブレーキモデルでの比較ですが、電子カタログに記載されている通りだとすると、リムハイト38㎜の製品で公表重量が1374gと非常に軽量。
Bontrager Aeolus RSL37の1325gには及びませんが、価格差を考えると非常に善戦していると思います。

IT技術者さんのブログ RSLシリーズの紹介
こちらの記事でBontrager Aeolus RSLシリーズの概要を紹介されていますが、そこで公表されている重量を比較しますと…

RSL37:1325g>HYPER 38㎜:1374g
RSL51:1410g>HYPER 50㎜:1454g
RSL62:1520g>HYPER 65㎜:1584g

ホイール全体のシステム重量では、価格差もあってRSLシリーズの方が優秀。
そして、ホイール構成的にAeolus RSLはスチールスポークを採用しています。
DT SWISSのDT AeroLiteです。(エアロライト)
スチールスポークではありますが、一本あたり非常に軽量であります…が、Aeolus RSLは前後共にスポークが各24本構成。
対してHYPERの製品はリムブレーキモデルばかり前面に押し出しているので、ディスクブレーキモデルの写真が見つからず…すみません。
恐らく、リムブレーキモデルの後輪用が24本、前輪が21本か24本ではあると思います。
カーボンスポーク一本あたりの重量がいかほどなのか次第ですけれど、これだけ重量差が生まれている理由のひとつとして、恐らくハブ重量の差が最も大きいのかなと思います。
また、リム重量も少しだけBontragerのリムよりHYPERの方のリムが重いんだろうと予測します。
それで各ホイール毎に50~40~60gの重量差に繋がっているんだと思います。

いや、電子カタログを良く読んでみると、オプション価格になりますがSAPIM製スポークを選べるみたいで、SAPIMのスポークを選ぶと(恐らくCX-RAY)20gほどカタログ重量が軽量になっている為、カーボンスポークと材質から想像するよりは重いみたいですね…。これは意外。

そして、肝心なリム形状ですがHYPERの製品はリム内幅が19㎜
…これは、一世代前と言わざるを得ないような気もしますw
かと言って、Campagnoloの最新ハイエンドであるBORA Ultra WTOもリムハイト45㎜の製品はリム内幅が19㎜ですからね…。
ここら辺の解釈はどの理論が最も優れているんだろうか…。

後は実物をみてリム断面形状がどうなっているかですね。
現在最新の最も空力的に優れている「VUshape」形状に製品がなっているかどうかですね。
これは、私自身が実際にVUshapeを経験して本当に驚きました。
横風に本当に強い!
その為に発生するロスがほぼゼロなんです。
なので、RSL37で最初心配していた巡航性能ですが、リムハイト50㎜のセミディープリムと遜色ない巡航性能を発揮するんです。
これを知ってしまうと…
UshapeやVshapeの製品を今から大金出して買う気はなかなかおきません。
(変動断面を備えるWAKE6560などの特殊なホイールは別です)
また、リム内幅が21㎜ある事で発揮されるスタビリティと転がり抵抗の少なさを体験すると、リム内幅が19㎜なのはどうなんだろう…というのがホンネです。
今度出るRSL51・62・75で実現するリム内幅23㎜は特に体験してみたいですね。

しかし、絶対的に大事な要素としてコスパ。
価格の割に走る!という事実はとても大事です。
それをどこまで重視するかで、それ以上の製品を買うか否かという決定意志が変わると思います。

実際のところ、直接比較して乗るという行為を続けない限りは、ある一定以上のクオリティのある製品を使用して乗っていると特に不満を覚えません。
それは確かな事実です。

私自身、RSL37を知る事でROVAL改であるCL50改や、Aeolus comp5改で走っても「思ったより走るやん!」という感心と、実際に踏んで感じるフィーリング上で不満はないのが事実なんです。
でも…
実際に乗って速いのは間違いなくRSL37

しかも、直接絶対的なタイムに出なくてもそれに至る過程で様々な恩恵を自分自身の身体で感じられます。

踏み方がイマイチわからなくて(シェイクダウンだった為)最もわかりやすいヒルクライムのタイムでの更新はなかったのが現実ですが(車の交通量が多かったという理由はあるにせよ)TOJ京田辺含めて割とハードな登りをこなした翌日、前日の疲れも若干残っている中で、春らしく向かい風が強い淀川河川敷でメタルクワガタが少ない枚方の医科大からさくらであい館までの区間で平均速度で37.6km/hや34km/hをそのセグメントで記録しています。
SRAMのコンポを選んだ事によって得られた12速によるギア比や、RSL37をより一層活かす踏み方がわかってきたのがこの時で、疲れた体で向かい風の中、本来ならリムハイト50㎜を装備するロードバイクよりも普通なら不利なリムハイト37㎜のホイールで、それだけの平均速度をマークし(巡航速度は44km/hあたりでした)延々と走れた上に、平坦が苦手で体力的にも不利な妻を待つ為に足を緩めた区間もあるほど体力的にも温存しつつ踏めたというのは、体力・筋力不足なサンデーライダーであるわたしにとっては驚きの結果でした。

そこまで体験して思うのが、コスパは良いけど他のハイエンドホイールと比較して安いけれど、買うとなれば決して安くないとも言えます。

個人的には、経験する為に買うのはアリ。
ただ、これ一本でどこ走るにも使う。
という選択ならば、少し遠回りしてでも本当に欲しい、体験したいハイエンドモデルを買う方を個人的にはおススメします。

ただ、難しいのが自分の脚で漕ぐ機材(乗り物)なだけに、製品自体のスペックに問題はなくても、乗り手との相性が確実に存在する…という事実です。
なので試乗体験会のような催しが、コロナのせいで最近はめっぽう実施されてませんが、そういう機会があれば実際にご自身の脚で体験してみるのが一番のおススメです。

※追記
HYPERは搭載しているハブの機構について特に記述がありませんでした。
ハブの玉当たり調整などのメンテのしやすさがどうなのか?
など大事な情報は実際に買うか問い合わせしないとわかりませんね。
あと、RSL37などの最新ホイールにはDT SWISSのラチェットEXPが装備されています。
ハブベアリングの設置スタンスが拡がった事によって優れた駆動剛性なども発揮されています。
これらの性能も無視できないところですが、こればかりはHYPERを実際に経験してみないとなんとも言えませんが、このあたりも無視できない要素です。
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Posted at 2021/05/04 10:09:14

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