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radius-meganeRSのブログ一覧

2023年04月01日 イイね!

買って良かった機材-4


SCOPE R4.Aです。
SCOPE cyclingという会社のホイールです。
SCOPE は2013年創業という若い企業だそうです。
だからか、結構良いセンいく性能を発揮しているホイールなのにまずは知名度を上げよう!という戦略的な価格に抑えているんじゃないか?
と勘ぐっちゃうほどカーボンホイールなのに高くありません。
私が買った当時は198000円でした。
現在は249000円みたいですね。値上がり激しいですな…
安い…安いんですw
ロード用のR4だとスポークはCX-RAY(そちらも価格は据え置き)
こちらのオールロード用(グラベル用)になるとスポークはCX-SPRINTになります。

SAPIMのスポークを使っているのに、そのお値段というのがまず驚き。
SAPIMのスポークはメーカーへ卸売りする際もエンドユーザー向けの一般販売の為に卸売りするのとさほど変わらない強気の商売をしている…と聞いていただけに、さらに驚きw

まぁそんな事はさておき。
安かろうが良くなかったら意味がありません。
カーボンホイールの相場が30万円~くらいしているから約20万円で売っているから許される!なんて事はないですからね。

ロード用のR4の感想ではないのでご注意を!
グラベルも走れるR4.Aの方の感想です。

Cinelli Kingzydecoに組んでいます。
妻のJAMIS RENEGADEに組んでいる場合もあります。
※この時、サドルがえらい前についていますw
今は適正位置に直していただいておりますw

・ホイールの重量は前後合わせて公表値で1583gと決して軽い部類ではないです。
・このホイールにPirelli cinturato gravel H 35cを組んでいます。
 このタイヤ重量は一本あたり410gでグラベル用としては若干軽い部類です。

①ハブに組まれているベアリングのサイズが一昔前の基準のベアリングのようで、今の最先端機材のように1gでも軽く!!という意識が先走り過ぎてない為に適正なサイズになっているんじゃないだろうか?
と考えちゃうくらい、普通のスチールベアリングが組まれているホイールなんですけど妙に回転が良いんです。
外周部に重いグラベル用のタイヤを履いているから慣性で回りやすい…
って要因は確かにあるとは思いますが、それを考慮に入れても妙に回転が良いんですよ。
セラミックベアリング組んでるみたいに滑らかな印象もあります。
どこのベアリングを純正採用しているんでしょうか。
今度、時間が取れたらバラしてみようと思います。
そういう興味をもっちゃうくらいには回転が良いんですよねー。
(※ラチェットEXPと比べても遜色ないくらい回ります。)

②こぎ出しが軽い。
グラベル用のタイヤが重いんですよ。
私が装着しているモデルで一本410gもあるんですよ。
ロード用のタイヤと比較して倍は言いすぎにしても、200g弱の差があるんですよ。
なので最初のゴロン…は重いのかな?
なんて想像しつつ乗ってみたら驚きました。
軽いんですよ。
むちゃくちゃ軽い。
恐らく、タイヤ幅が太い為に接地面積の形状が横に長くなる為、転がり抵抗が低くなるんでしょうね。

③軽快に走れる。ただし、距離走るとやっぱ重いタイヤぶん回して走ってんだなーってのは身体に刻み込まれます。

④コーナーが怖くない
信じられないかも知れませんが、ハイエンドホイールでダウンヒル時に不安を覚えるモデルもあるんですよ…。
それを考えたら、普通に、立派に、ちゃんと走れる剛性を備えています。

⑤良い意味でスポークはキンキンに張られている。
その為、手組ホイールでラジアル組みされたホイールのように手でスポークを弾くと「ポロン…ロン…」って良い音を奏でますw
交差部が交差してないってのもありますけど。
この音を聞いた時、「あぁSAPIMのスポークだなぁ」って聞き分けられるモンじゃないんですけどw
なんか良い音を奏でます。

⑥誤解を恐れずに言うと、ハイエンドホイールで走っているような感じの乗り味
グングンと踏んでいくと、いたずらに堅すぎるホイールではない感触で良い伸び方するホイールがあるんですけど、そういう感じの伸び方をして気持ちいいです。

総括
198000円という価格を考えると、とってもお買い得。
値上がりした現在の249000円という価格でもお買い得。
だって他が高くなっていますからね。
ミドルグレードのお値段で、ハイエンドに近い性能を感じられるという意味でもお買い得じゃないでしょうか。
ハイエンドのモデルと厳密に比べたら…そこは一長一短の世界になってきて乗り手がどちらが好きかで選ぶ世界になると思いますが、そこまで比較対象として捉えてもいっかな?と考えられる時点で、このホイールは立派だと思います。
カタログ数値だけで比較すると、これより軽いホイールはかなりあります。
激坂などに行くと、カタログ数値通り「重さが最もモノをいう世界」があるので簡単には言い切れません。そんな難しさはありますが、常識的に普通のサイクリストが走るコース(これも程度の差があって難しいんですけどねw)を走るシチュエーションに限ると、走る道を選ばない良い意味で中庸な性能を発揮し続ける事ができるホイールじゃないでしょうか。
ちなみに登りが苦手な私が、このホイールで15%ちょいくらいあるキツイ登りも登れてます。
さらに言えばその時のギア比は36/28よりも男前な42/32のギアで登れてます。
キングジデコというフレーム性能が良いのももちろんでしょうけれど、SCOPEが良くなかったらこんなに走れないと思います。

妻のJAMISにこのSCOPEを装着して延々と妻が苦手な平坦を走った事があります。
淀川河川敷です。
嵐山まで行きました。


この時の私は、DTのRR421リムを使った手組ホイールを装着しています。

向かい風厳しい日でしたが、妻はこのホイール慣れるまではしんどw
って思ったけど途中からなんかむっちゃ楽になった!

と原文ママで書くとこういう感想を述べていました。
この感想でだいたいこのホイールの特性がわかるんじゃないでしょうかw

なんかね、良いんですよ。
じわっとくるんですよ。
飛び道具級の「おぉっ!?」と驚く良さは確かにないんですよ。
でも、良いんですよ。

とりあえずディスクロード買った。
ハマらなかったら手放そうと思っていたけど、案外楽しい。
もうちょっとさらに気持ち良く距離走れるようになりたい。

→アドバイスを受けてホイールを買い替える気持ちになった。

そういう気持ちになったものの、ホイール自体が多すぎて何を買えば良いのかわからんw
という人が多いと思います。
無難にRacing 3やRacing ZEROなどの定番ホイールも間違いなく良いんです。
特にレーゼロは何故か大バーゲンセールで売ってるお店が多くてですね、下手すると下位モデルのRacing3の方が高い…か?というケースもままあります。
その辺りのホイールを買ってももちろんOKです。
むしろ正解です。
ただ、せっかくディスクロード買ってブレーキをしてもリムが消耗しない。
どうせならクルマじゃ経験できないカーボンホイールってどんなん?
って興味を持たれたら、SCOPEを思い出してください。

SCOPE R4(ロード用)の経験はないですけれど、R4.Aで経験した乗り味から想像するにあちらも恐らく名作だと思います。
見た目のグラフィックも良いですし、長く飽きずに使えるホイールじゃないでしょうか。
飛び道具的な感触が無い、中庸的だと感じるってのは欠点らしい欠点も無いという事の裏返しなのです。
個人的には好きなホイール五指のうちに入るホイールです。
Posted at 2023/04/01 15:17:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月31日 イイね!

買って良かった機材-3

・R9100 DURA-ACEブレーキキャリパー

最初に買ったEmonda SL5(2018)にR9100ブレーキキャリパーを付けました
純正アッセンブルはR5800の105で組まれています。
それで慣れていたので「リムブレーキはこんなモン」でどこでも走れていたんですけれど、長い下りに差し掛かると正直「手がしんどいw」
減速も停止も問題なくできるものの、そこに至るまでがしんどい。
ですが、「まぁこんなモンだろうな」と使ってました。
妻にEmonda SLR(2018)が納車されて、時々興味本位からサイズが合わないんですけど借りて乗ってました。
その時に「!!…ブレーキの利きやコントロール性にこんなに差があんのw」と気付けます。(妻のEmonda SLRはR8000アルテグラで組んでます)

その後、縁があって妻に買ったEmonda SLRに元々装着されていたR9100デュラエースのキャリパーが私のエモンダに付きましたw

アルミリムで乗る限り、ディスクブレーキ要らんやん!?と思えるほど、制動力もコントロール性も優れています。
そりゃそうですよね。
いくら油圧ディスクブレーキが優れているとは言っても、ロードバイクの場合はディスクローターの径が160㎜
リムブレーキはホイールを掴んで制動するので、リムの直径がそのままブレーキ面となります(620㎜)
これだけ径が違ったら…そりゃそうですよね。
少ない力でも停まれる。

ディスクブレーキの場合はコンポのグレードが変わっても、そんなに制動力に差はありません(フィーリング差はあります)
リムブレーキは制動力もコントロール性もフィーリングもかなり差があります。
キャリパーのアームなどの剛性が違うそうなんですよ。
そこで撓んで(撓み量はごく僅かですけど)力が逃げているのが、ほぼ撓まずに力が逃げなかったら…確実に良い結果しか生まないですよねw

というワケで本日の買って良かった機材は、リムブレーキ用のブレーキキャリパーです。
Posted at 2023/03/31 10:55:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月30日 イイね!

買って良かった機材-2

順不同で続きを書きます

・Ceramicspeed OSPW

エアロタイプのビッグプーリーが出た当初話題になりまして、とってもインパクトがありました。
それでビッグプーリーに再度興味を持ったというのもきっかけとなりました。
IT技術者さんが挙げてくださっている動画で変速状況などを見て驚きました。
私がロードバイクを始めた頃はビッグプーリーというのは正に一長一短だったんですよ。
・駆動ロスは減るけれど、チェーン落ちしやすい
・変速が純正プーリーとプーリーゲージに比較して劣る
挙げだすとキリがないので割愛して、高価なカーボンホイール買うよりは断然安いパーツですけど「買うのに勇気が要る」商品のひとつなんですよね。
IT技術者さんはご自身でバラしてメンテできる人なので、絶対性能重視でエアロタイプを買われていましたが私は自分の時間がなかなか取れない環境なのでバラしてメンテが必須となるエアロタイプは欲しいけれど買うのに抵抗があるなぁ…って考えていたところ「中身が画像のOSPWと同じ」と知って剥き出しタイプのこれを買いました。
剥き出しな分、バラさずにメンテできる頻度が上がります。
距離走るとバラさないといけなくなるのは一緒なんですけれど。
一度、ビッグプーリーを体験してみたいという気持ちになったんですね。
聞いてた話と違うっていう事実も知り得たので!w

変速調整などをお世話になっている店長にしていただいたってのもあって、変速は純正と本当にほとんど変わりません。

そして、言葉で例えるのは難しいんですけど確かに「ギア二枚分軽くなる」という表現は非常にチープでわかったようなわからん例えですが端的に感想を述べるとそうなります。
もっと具体的に私自身の言葉で例えると「脚が元気な時間が前より長く続く」という表現でしょうか。

カーボンホイールよりは安い商品ですが、決して安いってワケでもないのでココロの壁を取っ払う方が大事だと思いますw

また、RDに路面からの振動を減衰してチェーンが暴れないように抑制するフルードダンパーを搭載したSRAMだからチェーン落ち(の気配すらない)がないのもあるかも知れません。
シマノ製コンポでビッグプーリーを組んだ経験がまだないので…

概ね、ツイッターでの評判などを調べると有名どころの確かなパーツだったら、変速調整がきっちりとなされているという前提ですが今どきのビッグプーリーは少し前の製品と比較して随分とよくなっているそうです。


・手組ホイール


上の写真は、DT SWISSの偏芯アルミリム(RR421)を使ったグラベル用ホイールです。
DTのリム(RR421)がオールロード用の規格を持つリムで、通常のロード用リムより少しだけ重いものの(しかし絶対的にはまだ軽い方)強度が担保されているリムを使って組んでいただきました。
体重がある私に合わせて組んでいただいたので、私が乗るとガッシリとした剛性感を感じつつもSAPIM CX-RAY(スポーク)らしくバネ感も感じられてグイグイ加速もする小気味の良いホイールに仕上がりました。
ダウンヒルのコーナリングでのしっかり感も素晴らしいです。
私の体重の6割くらいしかない軽い人にお試しで貸したことがあるんですが、むっちゃ進むけれど私にはちょっと堅すぎるホイールです(;^_^A
という感想をいただいたので、店長が私に合わせて組んでくれた…という手組ならではの万人向けの完組にはない良さが出ているなと感心しました。
それだけの満足度が得られる手組みホイールは前後輪で9万円掛かっていません。
今時のパーツ代が高くなっている現状でもこの価格で組めるという事実が素晴らしいと思います。
下の写真はBontragerのAeolus comp5という鉄下駄から卒業するのにちょうど良い価格帯である前後輪で10万円(当時)の完組ホイールがあるんですけれど、それのリムを使ってスポークをCX-RAY、ハブをTNiとDT SWISSで組んでもらった手組ホイールです。
これはリムを新品で揃えると非常に高くつくのでお勧めできる手組ホイールではないですが、完成車にcomp5がアッセンブルされているモデルが割とあったんで、ほぼ新品か程度が良い中古品を安く買えるのでそういうのを利用して組むのはおススメです。
新品リムだと私が買った時で一本49000円もして完組ホイール代金ほぼそのままなコストが必要となるので本当におススメは難しいですw
ですが、決して軽い部類に属するホイールではないものの想像以上に化けるんですよね。
平坦が速いのはもちろんなんですけど、見た目と重量の割に登るホイールなんです。
完全ヒルクライム向けの軽いホイールにはもちろん敵わないですけど、結構登りのフィーリングも良いんです。

これはアルミリムにリムハイトを稼ぐカーボンパーツをラミネートしている構造のリムなんです。
その為、リムハイトは50㎜ありますがスポーク長は通常のナローハイトなリムと同等の長さがあります。
その事により
・インナーニップル構造のホイールに近しい空気抵抗を備えている
安く耐久性のあるホイールを…という事で採用された構造がそれを備えているw
・スポーク長があるので登りでリズム感を掴みやすく楽しく登れる
(楽ではないですが、見た目よりしんどくないです。言葉の表現難しい)

乗り手との相性にもよると思いますが、乗り味が軽く速いホイールです。

長くなったので本日はこの辺でw
Posted at 2023/03/30 09:02:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月29日 イイね!

買って良かった機材

思い出した順でつらつらと書きます。
最初に書いてあるから一番良かった!というワケではなく、順不同でがっつがつ書きますw

・SWISS STOP Catalyst pro(ブレーキローター)と35-RS(ブレーキパッド)


思いのほか消耗が激しいディスクブレーキのパッド
次にパッド交換二~三回に一回くらいの割合で訪れるディスクローターの交換頻度
当初は全く気になりませんでした。
特に初めてのディスクロード(Specialized Allez sprint comp disc 2019)に乗りはじめた当初は、部品代そのものが安かった為です。
純正ブレーキパッドで1700円?くらいでした。
ブレーキローターが高価なデュラエースグレードでも一枚6400円…したかな?
くらいのお値段だったんで、気にせずガンガンに走っていたんですよ。
Madone SLRをSRAM REDで組んで乗り始め(2021)
SRAMはシマノと比べて部品代高いなぁ!と言っても、当時でブレーキパッド2300円くらいで、ディスクローターは10800円でした。
あまり、気にしていなかったんですがここ二年程で悪い冗談みたいに値上げが。
ブレーキパッドで5800円、ディスクローターで15600円ですよ確か。
もう正規品買ってないんで今の値段は知らないんですけど。
そこで、維持費を安く抑えられないかな?という発想で調べ出したのがきっかけです。
前置きが長くなりましたが、1200km+獲得標高8500mほど走ってブレーキパッド残量を調べると、(´・ω`・)エッ?と一瞬驚いたくらい減ってないんです。
新品の時はパッド厚が1.5㎜
それだけ走った後でどれくらい減ったか見た時に1.3㎜ちょい残ってる(目視)
不利目に見ても1.3㎜は残っている。
つまりパッドは0.2㎜しか消耗していない。
最近、丹波篠山に行ったりして物凄く速度が乗りやすい長い下りなどを以前よりは頻繁に走っています(つまり、負荷が高い)
以前なら、パッドが2500~3000km…3000kmもつかなぁ…くらいでした。
なので以前よりもブレーキに負荷が掛かるコースを走っているにもかかわらず、その距離走っていたら交換時期を迎える減り方の半分近く達していておかしくない距離を走って、交換時期を迎える残量まで残り0.8㎜もパッドが残っている!(=パッド交換推奨は残り0.5㎜になった時です)
つまり、安全に使える範囲でまだ八割も残っているんですよ!
ざっくり純正品の2.5倍の耐久性を示しています。
SWISS STOPの公式HPに「他社の数倍もの耐久性を誇ります!」的な事が書いてあったような気がします。
今はその表現がマイルドになってはいますが、似たような事が書いてあります。
私はさすがに「うそや~ん!w」と疑ってましたが単純にシマノやSRAM純正の1.5倍ほど距離もってくれたらそれだけで御の字。
運用コストが値上げ前の水準まで下がるじゃないか!と前向きに考えて買ってみよう!と思い、購入しました。
まさか本当にここまでの耐久性を発揮するとは驚きです。
和束に走りに行った時に、ライド仲間が図らずもきつい下りで話しかけてきてブレーキにごっつ負担かけちゃったwなどがあったにもかかわらずこの結果です。
あれがなかったらもうちょっと減ってなかったんじゃないかなーなんて思います。
今、正にこの瞬間の正規価格は知らないですが私が購入した昨年11月の時でブレーキパッドがひとつ3600円…だったかな。
ブレーキディスクが一枚12600円でした。
つまり部品代は32400円
高いですが、純正品の2.5倍もつと計算して12960円です。
値上げ前の安かった頃のシマノ純正品と同等のお値段か、それと比較してもまだちょっと安い。
デュラエースグレードとの比較ならブレーキパッドがほぼタダ。

制動力やコントロール性もピカイチです。

非常におススメです。

現在、ブレーキパッドとディスクローターは自分でも交換できるので海外通販で在庫があったら買い置きしております。
Probike Kitでブレーキパッドがひとつ2300円でした。
安い…安すぎる…
純正品換算で920円ですよ。
残念ながらCatalyst pro(ディスクローター)は在庫切れでまだ買い置きできてません。
そのうち買おうと狙っています。
寿命がとてつもないので、気持ち焦らずチャンスがあったら買おう!
で済むので気楽です。
Catalyst proローター使用をメーカーは推奨していますが、万が一手に入らなかった場合はCampagnolo Ekar rotorの買い置きがあるのでそちらでも凌げます。
CampagnoloのEkarローターはグラベル用でガッシリとした作りが素晴らしいんです。
Catalyst proと同じくローター部分がSUS410だったら嬉しいんですけどね(パッドとの相性が良いので)
もし試しに使ってみてCatalyst proと同等の摩耗特性、制動性能だった場合はEkarローターメインで運用するつもりです。
海外通販でEkarローターは一枚4300円なので。

Ekarローターは個人的にデザインがとても好きです。
ロード用のもっと軽くて良いローターがありますが、あちらのデザインは中央のスパイダー形状が妙にウネウネしていてイタリアデザインらしいとは言えるんですけど、個人的にEkarローターのデザインの方が好きなんですよね。
重量は一枚156g!!(直径160㎜)とロード用ローターとしては異例なほど重いんですけど。
そのかわりやはりガッシリしています(音鳴りが完全にしないって事はないです=つまり僅かな変形は他のローターと同じくしている→シマノ製ほどではないですが)
そういう目で見ると、SRAM CenterLine XR 2peace rotorはガッシリ感高いのにむっちゃ軽い!と言えますねー(126g、160㎜)
シマノのデュラエースは109g、160㎜でぶっちぎりで軽いんですけどアルミ基材にSUSローターを挟み込むという構造上、熱による膨張率が違う材料同士をサンドイッチしているので変形量は多いという体感です。
変形しやすい=長い下りでブレーキを少しひきずってやるとすぐに異音は納まる。
とは言え、個人的に苦手なのでシマノローター使ってませんw
違う素材同士を密着させる技術など、そういう観点でみると物凄く高度な技術であるのは間違いがないんですけれどね。
そして、そんな複雑なつくりをしているのに安い!とも言えるんですが、SWISS STOPのローターとパッドに私はやられました(惚れた)

ブレーキパッドとディスクローターだけで長文になっちゃったので、続きはまたw
Posted at 2023/03/29 18:32:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月19日 イイね!

Hyperon Ultra

Campagnoloの新作、超軽量ホイールであるHyperon Ultraですが、スペックが華々しいだけでなく、高級なデザインと納まりにツイッター界隈でも注目を浴びています。
個人的には知れば知るほど、Fulcrum Speed 25の方がガシガシ使えるって意味も含めて素晴らしいんじゃないかと思わなくもないんですが、空力も無視できない現在となっては同じ軽量ホイールでもリムハイトが無いよりは37㎜あるHyperon Ultraの方がスペック的には魅力的に映ります。

しかも!

実は横風耐性っつうのはロード乗りでも勘違いしている人がいらっしゃるんですけど(本当に体験したらわかるハズなんですが、脳内バイアスきついと実際にご自身が体験した事でも捻じ曲がって捉えられるんでしょうか?)
ナローハイトなリム(一般的にリムハイト24㎜だとか26㎜だとか28㎜までの、自転車のホイールと言えばそういうカタチっていうカタチをしているリムの事を指します)が見た目通り横風耐性強いか?っていうと、一般的にはリムハイト高いホイールよりかは受風面積が小さいので何の対策もなされていないリムハイトが高いホイールよりはマシ。
そんな感じです。
最新の空力設計できちんと製作された2018年以降くらいに販売されたエアロホイールならば(UVShapeと言われるリム形状を採用しているか否かが判断しやすいです)実は!
横風の影響を強く受けるか否かは、もはやリムハイト量関係ない話になっているのです。
横風(など)に対する対策を施された設計と、それを実現する為の形状を採用できていれば実はナローハイトなリムよりもリムハイト高く横風に対して「弱そう」なホイールの方が実は横風耐性が強いんですよ。
今の技術では。

それは私自身がご厚意で使わせてもらった2014年前後のリムハイト50㎜のホイール(名誉の為に名称は伏せます)で、実際にディープリムホイールってどうなんだ?というのをちょこっと体験。
ロードバイクを始めたての頃に見聞きした、ディープリムってそういうホイールってのを体験できます。
次に2017年デビューの実際に私も所有していたリムハイト50㎜のホイール
随分よくできてました。
空気抵抗の小ささと言ったら…凄い。
しかし、ダウンヒルが少し怖かった(不安感)
横風に対しては後述するホイールより確実に弱かった。しかし、昔のディープリムと比べれば、隔世の感はあった。
という体験してます。
そして、今使っているBontrager Aeolus RSL37とRSL62ですがマジで初めて「まっすぐ走るという事はこういう事だったんだ…!」
と感動するくらい、外乱に強くて本当に真っすぐ走ってくれるホイールでした。
その事実が指し示す現実はズバリ!
Fulcrum Racing ZERO(17cリム幅モデルを所有)も、ナローリムハイトなホイールなんですけど実は様々な外乱の影響を受け、真っすぐ走ってなかった。
という事です。

ていうかズバリ書きますけど、横風ドン!てきたときは対策されてないディープリム系の方が確かに怖い。恐怖感を覚えるほど体感でもステアにグググッ!!と手応えがきます。
それに比べたら明らかにレーゼロの方が楽。
しかし、ちゃんとした現代のエアロホイールで横風ドン!食らったときよりも、日が違うので同じ風圧かどうかまでは実証できませんけど、体感で似た風速と風圧でドン!と食らった時、レーゼロの方がフラつきそうになる事がままあります。
慣れたらシマイなんで、今となってはフラつくことはないですけど

丁寧に書いていたらちょっと長くなってしまいました。
すみません。

なので、すっきりと軽量ホイールで走ろう!
というコンセプトでFulcrum Speed 25は宣伝されてますが、横風対策されたリム形状じゃなくて構造的に有利になる形状優先で設計されていた場合は、リムのスペック(リムハイト26㎜)から我々が勝手に想像するような横風の影響から解放されたすっきりとした走りが実現できているのかどうかは、試してみないとわかりません。
まぁたぶん大丈夫なんだろうとは思いますけど。

んで、そこまで体験済みで現代のホイールの現実を知った上でHyperon Ultraを見ると…むしろHyperon Ultraの方が魅力的に見えます。
価格を除けばw
スペックのみで比較すると、恐らく横風耐性も実はリムハイト26㎜の製品よりもリムハイト37㎜のHyperon Ultraの方が強い可能性まで想像できる。
実際は試さないとわからんけどw
それでいて、肝心のホイール重量もHyperon Ultraの方が軽い。
ホイールは全体の重量が「重いよりは軽い方が良い」けれど、実は「さほど重要ではない」とは、のむラボさんのご意見です。
それは確かに私もそう思います。
リム重量の方がそういう重量に拘るなら大事なんです。
軽い方が良い一方で、その軽さがデメリットになる事もあります。
が、それは今話題を拡げると際限なく記事が終わらなくなるので割愛します。

その肝心のリム重量も、ひょっとしたらHyperon Ultraの方がSpeed 25よりも軽いんじゃないか。
そう思えるほどHyperon Ultraの方が軽そう。

なぜか…?



このリムの薄さ見てください…!!
これでシステム荷重115kgまで保証しているんですよ。
凄いです。
ですが、例のホイールで実際にあった「条件が揃うとあっさり…」というのもなんか断面みたら頷けます。
ここまで例のホイールも薄くはなかったでしょうけれど。
Hyperon UltraではG3組を辞めたのは英断ですが、ここまで軽く作ろうとしてG3組を辞めざるを得なかったというのも現実でしょう。

恐らく、乗っても大丈夫だとは思います。
が、私のような体重のある人間が許容荷重以内であるにも関わらず、憧れるけど乗らない(使えない)方が良い…っていうのはHyperon Ultraではあり得ます。

それにしても、思い切った設計したものです。

んで、いろいろ書きましたが先日の記事と同じ感想を持つ…というか、より強くそう思うようになりました。
現代の技術では、耐久性気にせんとガシガシ使えて走りまくっても問題が現実おこってないという事実も踏まえて、Bontrager Aeolus RSL37までくらいのホイールが現実的なんじゃないかと思うようになりました。
RSL37の重量はHyperon Ultraより重いと言っても、それでも1325gですからね。
十分に軽量ホイールです。

同じくリムハイト51㎜を誇り、万能性が高いAeolus RSL51は1410gです。
驚くべき軽さ。

私が使っているAeolus RSL62は、1520gと、これもリムハイトを考えると驚異的な軽さ。
そして、ガシガシ使っても横振れすらも出てません。

だからと言って、乗り手との相性もあるので盲目的にAeolus RSL系が良い!と言う記事ではないんです。
普通に使えるだろう分水嶺は、しっかりとした構造を採用しているメーカーの製品である前提で、そこまでの重量ではないだろうか?
という私の認識を書きました。
Hyperon Ultraでも問題ない可能性は大いにあります。
まずは使ってみないとです。
しかし、51万円を超えるホイールをぽんぽん試せないんでw

ちょっと慎重にはなっちゃいますよね。

あと、個人的にはRSL37の重量ですら「実際、速いんだけど軽すぎて踏んでる感覚が希薄で楽しくなかった」と感じた人間ですので、そういう側面も踏まえてこれらのCampagnoloとFulcrumの新作ホイールには興味を示すものの、私自身が実際に買う事があるのか?と自身に問うと「NO」だなぁ…
という所感も書いておきます。

重いよりは軽い方が正義ですけど、軽すぎるのもダメなんですよ。
私にとってはですけどね。
RSL37が妻にとってドンピシャなホイールだったんで、無駄な出費にならずに済んだのは僥倖でした。
Posted at 2023/03/19 14:32:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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