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radius-meganeRSのブログ一覧

2023年03月17日 イイね!

最近のホイールはやはり凄い

最近のホイールはどれを買ったとしても凄い
ハイト/ウェイトレシオで見ても凄いですし、重量/剛性の比率でみても凄いです。

一体、どれを買ったら良いんだ…って感じです。

とりあえず、個人的に最近注目したホイールを紹介します。

Fulcrum Speed 25
エアロ全盛期のこのご時世に、ディスクブレーキ対応のローリムハイトかつ軽量なホイールをリリースしてきたFulcrum
敢えて、リムハイト26㎜というリムブレーキ時代なら最も多くの人が選んだであろうリムハイトを採用。
現在は軽量系のオールラウンダーなモデルでもリムハイトを40~50㎜の中から選ばれることが多い現実があるにも関わらず、26㎜で出してきた英断。
そして、Fulcrumと言えば2:1の老舗。
理想的なスポーク配置となる「はず」の2:1で見事に剛性とバランスを保っているのは実は少ないのです。
その中の最高峰が誤解を恐れずに言えばFulcrumなんです。
それを前輪にだけは2:1配置を採用し、ディスクローター側とノンローター側とのバランスを取る。
それでいて、リムに掘られたスポーク用の穴は左右非対称まではしない。
スポーク配置で左右バランスを是正しているって事なんでしょうね。
そして、スポークは24本配置。すばらしい。
いたずらにスポーク本数を減らすとイカンのは、私の少ない経験の中でも体感済みですw
そして、そのメーカーの売りである2:1を後輪では採用しないという英断。
リムの穴は左右非対称とする事で、ドライブ側もノンドライブ側(ローター側)も左右同数配置としながら、より負担の大きいドライブ側のバランスを取りに左右非対称リムを採用する事で是正。
全体のバランスを取りながら是正する事で、後輪のスポーク本数も24本。

見れば見るほど素晴らしい。
重量は後述するホイール達と比べて若干重いのですが…とは言っても1285gと非常に軽いんですけど、システム荷重(ライダーとバイク、付属品含む)120kgまで許容しているのはさすがの一言です。
それでいて、安くないですけど価格も38万円台をキープしているのが凄いです。

Campagnolo Hyperon Ultra
Campagnolo(カンパニョーロ)から、満を持して発売されたHyperon Ultra
過去にも同じ名称で販売されたモデルがあります。
最後発だけあって、スペックはとてもぬかりがない。
専用工具が必要になりますが、WTO Ultraと同じくインナーニップルを採用。
これで空気抵抗を削減(小さい数値ですが、絶対的に有利)
Campagnoloと言えば「G3組」と言われるスポーク配置が「顔」ですが、G3組を辞めるという英断。
素晴らしい。
G3組で組まれたBora WTO45などは剛性も凄まじく…とは聞きますが、条件が揃うとあっさりとリムが破断する事例も報告されており、私のような体重のある人間は憧れつつも「選べない」というジレンマを抱えてましたが、G3組を辞めた事でその心配もリスクも減る。
気になるのが前輪が21本配置ってのが気になりますねー。
24本配置なら最高だったのにw
でも、Campagnoloの事だから21本でいける!という判断だったんでしょうね。
後輪は安心の24本配置。
そして重量が凄まじく、リムハイト37㎜なのに1240g!(チューブレス対応の2-WAY FITモデル)
チューブラーモデルもリリースされるんですけど、チューブラーモデルならもうちょっと軽いでしょう。凄すぎる。
しかし、価格もすさまじく51万円

全体的なバランス考えると、個人的にはFulcrum Speed 25に軍配が上がりますねw
採用されているハブが違うと言っても、Speed 25のUSBはCULTに後からできますし、使い手がどう取捨選択するかですね。
こちらのシステム荷重は115kgまでとなっています。


LightWeight Obermayer EVO
ライダーなら必ずしも一度は目にする(記事で)上に憧れを抱くであろう軽量ホイールと言えばココ!
ライトウェイトの新作がこのオーバーマイヤーEVOです。
重量は1230g…時代の流れは残酷。
オーソドックスな構造を持つ、通常のハブ、スチール製スポーク、カーボンリムで構成されたホイールに重量が追いつかれつつあります…。
ただし、このオーバーマイヤーEVOはリムハイトが48㎜もあります!
なので空力性能はオーバーマイヤーの方が上…だと思うのは早計なんですよね…。

リムプロファイルが現在、空力上最もメリットのあるUV Shapeと言われる断面形状からほど遠い、三角形に近い形状をしているんです。
これは、ライトウェイトが売りとしている重量/剛性比に優れたリム構造を採用したいが為に、取らざるを得ないんだろう形状なんですよ。きっと。
非常に薄い、こんなんで大丈夫?と心配になるほどの厚みしかないカーボンリムの中に硬質な発砲ウレタンなんでしょうか?
単体同士では大した強度も剛性も期待できない構造なのに、それらを複合させる事で(まるで鉄筋コンクリート造のような考え方)類稀なる重量/剛性比を実現させた画期的な設計です。
それと、相変わらず竹スポーク使っているんでしょうか(知らんけどw)
それぞれがそれぞれに優れた美点同士を相乗効果で高めあい、デメリットを相殺していく…という画期的すぎる設計だった上に、ブランドの顔になっちゃったんで辞めれない…って理由もあるんでしょうね。
911がRRであり続けなければならないのと同じ理由で…。

なので、相変わらず重量/剛性比で優れたモデルなんでしょうけれど
そういう理由で「辞められない構造」を採用するので、従来通りこの新型モデルも「振れ取りができない」「スポークテンション調整できない」という欠点はそのまま残っています。
カーボンハブフランジに編み込まれたスポークは、メーカーの人間でも後から再調整はできません。(そりゃ、構造的に無理w)

高価なCeramicspeed社のベアリングを使っていながら、89万円という価格はいろいろ考えさせられるお値段です。
許容システム荷重は100kgまで。というのも、いろいろ考えさせられます。

このライトウェイトのホイールがデビューした頃。その年代に
これだけのスペックを引っ提げて鮮烈なイメージを与え過ぎてしまったのが、ある意味「抜け出せない地獄のはじまり」だったのかも知れません。
こんな事を書くとライトウェイトファンの方に叱られそうですけれど…。

Bontrager Aeolus RSL37
これらの凄まじいホイールを紹介した後で、私も愛用するBontrager Aeolus RSL37の記事を紹介すると、見劣りするスペックに見えます。
リムハイトはモデル名が指す通り、37㎜。
スポーク配置は前後輪ともに24本配置で、1325g
1300g台を下回ってないのでとてつもなく重く錯覚しますがw
システム荷重は120kg(確か130kgだったか…?)まで許容し、リムハイトは37㎜あって、実際に使って体感していますけど少し前にリリースされている45㎜ハイトくらいの製品~50㎜ハイトくらいの製品に勝るとも劣らない空力性能じゃないか?と感じるくらい良く走ります。
それは横風耐性が異常に高いのも関係していると思います。
横からの風に対してライダーがストレスを感じない程、煽られもしませんし、抵抗が発生しないので直進している時の空力は正直、リムハイトによる差は覆せてないと思うんですけど、トータルで見た時に優れた性能を発揮していると思うんですよ。
それだけの空力も備えていながらも、重量は1325g
という事はリムハイト26㎜のFulcrum Speed 25と40g差で空力も得られる。
というあたりでまだアドバンテージは残っていると思います。

自分の持っているホイールをヨイショしたいんではなくて、こういう事実を並べる事で統括していきたいと思います。

※統括
ホイールの世界は群雄割拠の時代。
2年ひと昔と言っても過言ではないくらい過酷な性能競争の時代。
それだけ熾烈な戦いに勝ち残ろうと各メーカーは努力されています。
今回、CADEX ULTRA 50を紹介できてませんが現在最強だろうホイールはCADEX ULTRA 50です。
次点で最強の一角だろうホイールは、Princeton Carbon Worksだとか名前を挙げだすとキリがないので割愛します。

2016年~2017年頃にリリースされた製品が、ひとつのベンチマークになっています。
その頃あたりのモデルが、空力だけでなく重量も軽量に…そして、メーカーによって違いはありますが横風耐性も「当時、注目されてなかったから大々的に宣伝してなかった」という事実はありますが、横風耐性を高めたモデルを出だした。
という時期であります。
Bontragerはそれ以前より横風耐性に注目してリムプロファイルに反映していたのは、知る人ぞ知る事実です。(私の知る限りでは、xxxの前身であるAeolus 5くらいからそれを実践しているのを記事で読みました)

次に2018年~2019年頃に出たモデルが、現在も主流となっている各技術が定着したモデルたちが続々とデビューした…というイメージを個人的に抱いております。
横風耐性もはっきりと打ち出され、大型車両などが横を通過しても吸い込まれる…!!とか、そんな現象がまるで嘘みたいに感じられなくなった。
というのを体感できるのは間違いなくこの年代以降のエアロホイールです。
(中には2016年~くらいからソレを体感できるモデルもあります)

そして、コロナ禍を経て現在。
2022年~2023年にデビューした新型モデルは、それらを超えてきつつあります。
しかし、記事などで見かけるインパクトほどの差は実はありません。
相性の問題があるので、その僅かな差が乗り手の長所を思い切り引き出す事で、相乗効果で「やっぱこの新型すげぇ!!」となる結果がある可能性は大いにあり得ますが、冷静に見るとその差は僅かです。
秒を競う競技をしているならその僅かな差も無視できないですけれど、そうでないなら現在使っていてお気に入りのホイールがあるなら急いで買い替えなくても良いと思います。

先程の比較記事で書いているように、ちょっと前の製品になっちゃったBontrager Aeolus RSL37も十分以上に現在も「よく走るホイール」です。
最もアドバンテージがあるのは、カンパやフルクラムのホイールに採用される事はない「ラチェットEXP」をRSLは使っているという事だと思います。
カンパやフルクラムが採用する、同社のカップ&コーン式ハブ(USBやCULT)は長い間維持する上で従来のメンテをしっかりすれば長く使えるという美点と凄まじい回転性能なのは間違いがないので、そこは誤解なきようお願いします。
それを理解した上でも、ラチェットEXPは良い設計だと個人的に思っています。
耐久性に富み、回転性能の劣化が非常に少ない(=ベアリング性能にさほど依存していない)根本的な設計からの改善なのでメリット多数だと思っています。
ラチェット部のグリスアップはきっちりとしないといけませんけどね。

私がマドンに使っているAeolus RSL62も、疲れている時も調子悪い時も長い期間使ってみて感じていますが、目立つ凄さはないんですけど逆に欠点らしい欠点がないんですよね。
どこでも走れます。(リムハイト62㎜というのを考えると、それが逆に凄いw)

こうやって統括してみても、一体どれを買えば良いんだw
状態ですが、これだけは言えます。

・メンテ性は大事
・どれだけ補修パーツが入手しやすいか
・自らのブランドとしての「顔」を辞める英断ができるメーカーは、素晴らしい。

あとは買おうとしている自分自身で「何を取捨選択するか」で欲しいホイールが決まると思います。

個人的には、Fulcrum Speed 25が最も惹かれます。
ただし、Aeolus RSL37ですら「軽すぎて踏んでる気がしない」と感じた人間なので、こういう軽量ホイールには憧れるものの実際に買うとなると別の製品を選んでいると思いますが、今回紹介した新作三本のうちで買うならフルクラムです。
Posted at 2023/03/17 08:23:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月15日 イイね!

ロードバイクのディスクブレーキ

SWISS STOPのブレーキパッドは「Disc 35RS」という品番を使っています。
SRAM AXS純正ブレーキパッドも何故か冷却フィンなしのパッドでしたので、私が買った当時はAXS対応のフィン付きパッドが…なかったんですよね。たしか。

今はあるみたいで、海外通販で安く買おうとして調べていて見つけました
SWISS STOP Exotherm2 Disc35
という商品が、現行モデルのSRAM eTAP AXS(RED、FORCE、RIVAL)のブレーキキャリパーに対応する冷却フィン付きパッドです。
シマノのコンポーネントでの比較経験しかないのですが、冷却フィン付きパッドの方がざっくりですけど約3割ほどライフが伸びる傾向がありました。

要するに、2000kmほどの走行でブレーキパッド交換時期を迎えるのか、ざっくり2500km付近でブレーキパッド交換時期を迎えるのか…という違いです。

この冷却フィン付きパッドの存在知っていたら買ってたなw

SWISS STOPのブレーキパッドとディスクローターに交換してから、1199.32kmの距離を走り、獲得標高は8545mでした(10000m行ってなかった…中村軒ライドなど、割と平坦多かったのとキングジデコやエモンダのライドで登った時の印象が強く残っていましたw)
それだけ走ってフィンなしのDisc-35RSパッドでも、驚異的な耐摩耗性。
新品時1.5㎜厚だったパッド厚がおもいきり不利目に目視で1.3㎜の厚みが残ってます。
フィン付きだったら3割増しでしょう(シマノ純正パッド同士比較調べなので、スイスストップ製品同士の比較ではないのでご注意)

えぐいライフを実現しそう…なんですけど、私の予測が正しい場合。

ブレーキパッドがディスクローター表面に何らかの被膜を作り、パッドと親和性の高い被膜を削りながら…再び温度上昇する事で被膜を再生させながら…というサイクルで驚異的なライフを誇っている場合、レース用途じゃなければフィンなしパッドの方が私たちの乗り方の場合、ライフが長くなる可能性があります。

フィン付きパッド試してみないとわかりませんけどね。

それと、フィンなしパッドでSRAM製コンポの場合、ブレーキフルードがDOT規格を指定しているだけあって熱容量がミネラルオイルを使うシマノコンポよりは上なのもあって、長い下りでブレーキ酷使してもまるで何もおこりません。

フィンなしパッドで良いんちゃうか…w

こういう記事書きながらそう思っています。

国内正規価格だと、フィン付きパッドがざっくり5500円(SRAM純正パッドとほぼ同じ値段)
フィンなしパッドだとざっくり4750円

これだけの耐久性と性能を誇ってこのお値段。
素晴らしい。

ちなみに海外通販だと、フィン付きで3800円
フィンなしだと2700円~2800円前後
ちょっと高くなりましたね。
ちょっと前は2300円でした(この時4セット買えていたのは僥倖w)
ブレーキパッド1セットあたり1000円違う。
海外通販は今の法規だと、16000円超えると関税1000円納めないといけないので、配送料込みで16000円を下回りたい。
フィン付きパッドだと配送料(だいたい1500円くらい)込みで3セットまでしか買えないw(中途半端)
フィンなしパッドだと4セット、つまりロードバイク2台分買っても16000円未満で買える(キリがいい)

常に高温領域まで使うクリテリウムなどのレース用途以外なら、既にあれだけ走って激坂下ったりして酷使しても問題なかったんで、フィンなしのDisc-35RSパッドでも問題ないような気がしますねー。

そんで、このRS系ブレーキパッドと同時使用を推奨されているSWISS STOPのディスクローターですが、材質がSUS410です。
つまり、SRAMのローターかCampagnoloのローターの材質がどう見てもSUSなんですが、これらのローター材質がSUS410だったら…
SWISS STOPのCatalyst proと同等のライフを誇る…可能性があるという事ですよ!!

現在、材質調べているところです…(なかなか該当ページが見つからず)
カンパローターデザインかっこいいんですよねー
SRAMローターは値段だけがネックですが、個人的に大好きなんですよねー
シマノさんのローターも性能は高いんですけど、私はちょっと向いてないんですよねー
Posted at 2023/03/15 09:45:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月11日 イイね!

ロードバイクのベアリング

ロードバイクのベアリングは、割と高価なんですよ…
普通のスチール製で普通のグレードのヤツでも純正品買うと昨今の値上げ攻勢もあって、ひとつ1300円したりします(!)
フロントハブで二つ要ります=2600円それに工賃がプラス
リアハブで、現在流通しているオーソドックスな構造をしていて、入手性の良いハブ製品だとベアリング必要個数は四つになります=5200円それに工賃がプラス

とてつもなくフツー
フツー故に問題がない
されど、個数が嵩んで高いw
地味に高い

雨天時など走行をを重ねない限りは一年で寿命が来たりはしないですけど、我々のようなホビーライダーでもモノによっちゃ二年に一回くらいの割合できちゃったりもします。
もしくは三年目くらい。
三年目=ヘルメットの買い替えと時期が重なるw
という感じで、微妙な出費の重なりで結構いいお値段になったります。

ちょっとでも維持費は抑えたい。
それも無駄な出費ならなおさら。

という事で、一般的に流通しているJIS規格のベアリングの場合はモノタロウなどの通販で買えちゃったりします。
メーカーが純正品1300円で売ってるスチールベアリングよりも、性能がちょっと良かったり、より耐久性に優れていたりする定評のあるメーカーの定評のあるベアリングを買えちゃったりするんですよ。
それもひとつ390円だったり520円前後だったり。

部品代が半分未満で済むならそれにこしたことはないですよねw

少し前にジェイテクトのONIベアリングが話題になりました。
対応ホイールが主にマヴィックとENVEのホイール用ハブに対応したベアリングのみです!という発表でした。
これにガッカリしたモンですが、後からお値段聞いてひっくり返りました。

一台分で20万円くらいするそうですよ…w

モノは良いんだろうけれど、ぼったくりすぎだろ!
ジェイテクトさんがボッてるワケじゃないです。
この価格には裏があって、どこぞの店舗専売ベアリ…おっと誰か来たようだ。

まぁでもそれくらいお金払っても良いかどうかは別として、ベアリングの性能的には相当優れた性能の製品みたいです。
それで、ジェイテクトのベアリング使えるマヴィックやENVEユーザー良いのうwwwwと少し羨ましかったですが、回転性能に定評のある(逆の意味で)マヴィック対応品から売るあたりが実に商売上手いな…と、そっちの意味でも感心したものですw
今となってはユーザーの絶対数が日本では少ないんで、商売として成り立つんか?と疑問も感じましたけどw
マヴィックユーザー自体が少ない上に、ベアリングキットに20万円もの大金つっこむ人がそのうちの何割存在するのか…そういう小数見据えた商売だからこそ、販売単価吊り上げたんかな?とも思いましたねw

マヴィックとENVEのハブベアリングってそんなに特殊な寸法なのかよ?
そっちも疑問を持って対応表を参照しました。

6902じゃん!w
6902っつったら、DT SWISSのスターラチェット規格のインナーメカを流用しているホイールの多くに使える規格じゃないすか。
Bontratger現行品なら、Aeolus pro37など多くの方が使っておられるミドルグレードのハブベアリングとして使えます。
ベアリングサイズとしては、15φ(孔)×28(外径)×7(厚み)というJIS規格だったと思いますが、一般的にも入手しやすいサイズ。
Aeolus pro37系のホイールなら、リアハブも6902(×4個)です。

ONIベアリングの6902を6つ買えたら、ベアリングのスーパーグレードアップがDT SWISS系ハブを使ったホイールでもできるじゃん!
なんでマヴィックとENVEのみ対応とか発表しちゃってんだよ。

ちなみに6903は17φ(孔)×30(外径)×7(厚み)なので、これが合致する規格を使っているハブなら流用可能です。
DT SWISS系のハブには残念ながら適用ハブはないですけれど。
DT SWISSのインターナルメカを流用しながら、そういうベアリング使えるような特殊な設計をしているハブなら使えますけど、私はその存在を知らないですw

そして、6902や6903ならJIS規格のベアリングサイズなので、普通にモノタロウでも買えます。
なんでこんな事を言うのかっていうと…

「鬼ベアリング」ではなく、ジェイテクトの「普通ベアリング」でも高性能インプレッション!というありがたい記事をIT技術者さんがアップしてくださったんですよ。

6902や6903ならJIS規格で普通に手に入ると書きました。
早速、モノタロウで検索するとIT技術者さんが記事で書かれているジェイテクト(KOYO)の6902などがひとつ515円(税別)で売られてますやんか。
ただし、この時注意しないといけないのがノンシールのタイプも普通に検索画面に出てくるという事です。
若干、雨水や洗車の時の水分が侵入する可能性のあるハブベアリングにおいて、接触式か非接触式かは個人の好みと考え方に委ねますが、シールされたベアリングを買うのが良いです。
IT技術者さんのブログ記事でアップされている予備ベアリングがいっぱい入ってるツールケースの写真をよく見るとちゃんと製品番号の末尾に「RS」とあります。
そして写っているベアリングそのものも、シールドベアリングですね。

そこはご注意を。

そして、私がメインで使っているBontrager Aeolus RSL62ですが、こちらはDT SWISSのハブとは言っても、ラチェットEXPという規格になります。
フロントハブのベアリングが6902ではなく6802なんですよねー。
でも、これは売ってます。(15×24×5)
なので、早速モノタロウで発注しました。
送料の掛からないお値段まで買うと8つ買う事になりましたがw
友人・知人に要る人がいたら分けようと思いますw

そして、ラチェットEXPリアハブのベアリングサイズは15267なんです
これ、そのままなんです。
15×26×7
なんでこんなめんどくさい規格にしたんやw
15×28×7なら6902使えるってのに。
これ、JIS規格じゃないんです。
ロードバイク界隈ならメジャーなサイズらしいんですけど、JIS規格じゃないのでモノタロウで買えない。
なんてこったい。

ジェイテクトの普通ベアリングを最も体感したいのはトルクが掛かるリアハブでの感触なのに。

とりあえずフロントだけでもいっか。

リア用の15267を探す旅が始まりました。
NTNさんなどは売ってるみたいです。
他のメーカーも探してみようと思います。
それにしても、普通に自分で探して買えばひとつ500円台ですよ…w

今後は消費者もお店任せとかメーカー純正品が安心だから…ではなく、自分でちょっと調べたらわかる事なので自ら調べて買う時代が訪れたのかもしれませんねー。
1300円のベアリングでも、本当に良い製品なら良いんですけどね。
現在はBontrager純正指定品の1300円で売ってる15267がどこ製なのかを調査中です。
Posted at 2023/03/11 11:34:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月10日 イイね!

こんな風洞実験をマジメにやるのがロード界隈w

ハゲ頭がエアロヘルメットよりも空力性能が優れている事が風洞実験で判明wwww
IT技術者さんの記事です。
マジメにこんな試験やるのがロードバイク界隈。
風洞実験ってそんなに安くないだろうと思われるんですけど、お金掛けて解明するってのが凄くないですかw

時々、こういう面白いニュースが見れるからロード界隈って楽しいですw

ちなみに、空力上の絶対性能がどんなに優れていても
ノーヘルメットで走るのは狂気の沙汰です。

一度、単身赴任先で「左側を通りますよ~」って驚かさないように気を付けて声を掛けて徐行(マジにすぐ停まれる速度まで落としました。歩く速度くらいまで落としたんですよ)して近づいて行ったにも関わらず、その方が驚いて左側に飛びのいたんですよ。
モロにタックル受ける形で落車した私はMipsなどの安全機構を搭載したロード用ヘルメットに助けられました。

こんな感じで危険予知しながら、本来なら適切な行動をとっているにも関わらず
歩行者の方が予想を超えた行動をとって悪気がないにしても事故に繋がるケースを体験しているのでノーヘルでスマホ見ながらノールックで交差点に赤信号なのに進入してくるママチャリ勢やクロスバイク勢やミニベロ勢の行動を見ると、完全にイカレてんなぁ。
安全性は他人任せかよ…って呆れます。
車側からしたらテロ行為そのものですよ。
あいつら「自分はスマートに運転できている」と思い込んでいて、目の前赤信号でも平気で交差点進入してきて、道路わきをクルマなどに迷惑かけずに左折しているって思いこんでますけど、結構道路中央まで曲がり始める前の前輪が侵入してますからね。
ほんま、あいつらアホでっせ。
認識能力が著しく低い。
ああいうの、免許制度導入してどんどん罰金徴収しまくった上で、公道で自転車に乗れないようにしてほしい。

そして努力義務なんじゃなく、ヘルメットは装着義務にすべき。
あと、赤ちゃん積んだ電動自転車が本当に危ない運転してます。
逆走、安全確認皆無、信号無視は当たり前。
まぁ世の中のお母さん、お父さん、お疲れなんでしょうけれど…
でも、それとコレとは別だからね。
何かあってから悲しんでも、それはもう遅い。
前例をみない少子化対策として、こういうのビッシビシ取り締まっていって出生率だけ見るんじゃなくて、無事に成人できるように守っていくのも政府の務めじゃないっすかねぇw

なんて話が逸れましたが、面白い記事を見かけたので貼りました。
Posted at 2023/03/10 11:14:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年03月08日 イイね!

先日のライドで決断

マドンの後輪、何度か空気圧が不安定→安定→不安定を繰り返してました。

朝晩ホイールを空転させたりしていて効果を発揮し、安定したのも束の間。
ライド中に空気がゆ~っくり抜けていき、走れない事もないけど不安だなという経験をする(琵琶湖自走ライドの時)

追いシーラント20ccを注入

和束までマンツーマンでブルべ先輩とライド。
この時、下りでおケツを若干振る程度にはグリップが頼りなくなる程度に空気が抜ける。でも、走れない事はない。
空気が抜けだしたって事は、空気圧に耐えられない可能性があるので空気を足すのもリスクを伴う為、走れない事はないので気を付けて帰る。

追いシーラント20ccを注入

阿古谷付近を走り、100km程度のコースで様子を見る。
3月5日です。
この時に1000km程度しか使ってないタイヤを交換するのはもったいないんですけど、タイヤ交換を決断するような流れになりました。

ライド後、部屋に保管している時はゆっくりとは空気が抜けますが割と空気圧は安定しているんですよ。
やっぱり、一番の原因は琵琶湖ライド出発前に6.8Barまで空気圧を上げたのがきっかけでシーラント膜の弱いところからエア漏れを誘発したのがトドメになりましたかねー。
他にも原因ありそうですけど、そこから空気圧が安定しなくなりました。
追いシーラント注入して、朝晩ホイールを空転させるだけでなく、保管している時に数時間おきに(回せるだけ在宅している時だけですけど)45度ずつホイールを回転させてシーラントが長く浸かる範囲を順繰りまわしていったりして、3月5日の朝は割と安定していたんですよ。
6.0Barまで空気圧を充填し、しばらく様子を見ていたんですがメーターの針が動かなかったんで安心していたんですけど、恐らくですがこの後からじわっとシーラント膜の弱いところが負けてエア漏れが始まっていたんでしょうね。

6.0Barスタートで約25km走って中橋ローソンで触診。
空気が減ってる。
でも手応え的に5.0Barはありそうな手応え(まだタイヤが割と張ってる状態)
空気を足すのもリスキーなので、このまま走ってシーラントが再び馴染むことを願って再スタート。
そのまま阿古谷を登り、目的のハンバーグ屋さん近くのファミマまで。
ファミマで触診。
うむ、減ってる。
手応え的に4.0Barあたりの手応え。張りは残っているがほんのり凹む。
昼食を食べて再スタート前に空気を足した方がリスクが減る為、そのまま開店まで時間を潰して昼食を摂り、再スタート前に空気を…
メーター付き携帯ポンプをバルブにブッ差すと2.6Barまで下がっている。
あかん、もうこうなったら追いシーラントいくら入れてもアカンでこれは。
追いシーラントも随分な回数入れている。
最初に入れた60ccと合わせて、合計で140ccくらい入ってんじゃないだろうか?
ってくらい回数入れてる。

と、このような状況にまで陥ったのでタイヤ交換決断しました。
タイヤ一本15000円(正直もったいないw)
ロードバイクのタイヤも高くなったモンですなぁ(他人事みたいw

しかし、最後の中橋ローソンでさらに空気を足して4.0Barまで復活させた後、25km走ってショップに着いた時は空気圧が4.0Barで安定していた。
なんなんこのツンデレw
というかタイヤ交換を察したか?(そんなワケない)
もう一回くらい試そうかと決心がグラつきましたが、こんな事を繰り返していては本当に安全性にも問題が出るのでタイヤ交換に踏み切りました。

前輪は全く問題ないんですよ。
空気抜けるんが後輪で良かったです。
前輪だったらダウンヒル…(想像するだけで怖い)
前輪は問題なさそうなんで続投。しかし、様子を見ます。
後輪は28cへとタイヤ幅を2㎜サイズアップして再装着。

交換の際、シーラントがきっちり固まって接着剤みたいになってんじゃないか?
と思わず疑うほどガッチリとビートがリムに噛みこんでいて外れませんでした。
店長と2人がかりで外しましたよw
こんなに噛んでいても漏れる時は漏れるんだなぁ…なんて感想を述べつつ、交換。
試走へ。

最初の方で、空気圧も万全に6.8Bar保てて乗れたことがあるのではっきりと言えるんですけど、近々の経験が常に空気圧が適正値より低い空気圧で走っていて常に重かったってのは若干この印象の手助けになってはいると思うんですけど、でも調子良かった頃の印象と比べても28cの方が進むんです。
確実に回転抵抗も低い。
リム内幅23cにP zero Race TLRの26cはタイヤプロフィール的にちょっとだけ良くなかったっぽいのはあり得るかもですねー。
前輪は問題なく使えているんですけど。
明らかにクランク回す足が100km走った後でも楽でした。
とても良く進む。
というか、これぞマドンの乗り味。
軽快に、しかし獰猛に進む。

前輪も28cに変えようかな…って思いましたが、出費続きなのでしばらく問題出るまで前輪の26cは使います。
外した26cは、キングジデコ用に組んだ手組ホイールに使うために保管しておくことにします。

クリンチャータイヤ(チューブを使うオーソドックスな構造のタイヤ)の時に、問題なく26cが使えていたので何の疑いもなくチューブレスタイヤも26cで発注しました。
今後はよく調べてから買わないといけませんね~。

良い勉強になりました。
それと、空気が抜けてもある程度空気圧が残っていれば、まともに走れるってのがわかったのも良い経験になりました。
この経験を通じて、必要な空気圧は必須ですけど「そんな神経質にならんでも良い」ってのがわかったのが収穫でした。
あと、空気抜けた後輪のさばき方もw
良い勉強になりましたw
(それはそれでちょっと楽しかったw)

今週末は150kmオーバーのライドです。
空気圧が安定してますように…。

※追記
外した後輪のタイヤ内に残っていたシーラントの量は見た目並々と残ってましたが、注入した追いシーラントの回数を考えると、若干減ってましたね。
ホイールに付着した汚れ(すこ~しだけ砂やほこりがついていたんです)を見るに、ビートとの間からシーラントが若干飛び出たんだろうと思われるような形状で砂や埃が付着してました。
恐らく原因はコレですね。
そのあと、無事に塞がったようですけどそれだけ砂が付着するようなコンディションの時に走っていてシーラントが漏れるほど空隙があった。
という事実から、恐らく雨に降られたライドの時が原因です。
きっと、琵琶湖ライドの時ですね。
その時にシーラントが噴き出した(ほんのちょっぴり)その隙間に何らかの偶然が重なって埃かチリが嚙んじゃった。(恐らくミクロン単位か?それは言いすぎかw)
シーラントで塞ぎ切れない隙間になっちゃった。
って事でしょうか。
外して洗浄しちゃったんで、もう原因はわかりませんけど。
新しく装着した28cの方は、かつてないほどどっしりと空気圧が安定しております。
固体差の相性も悪くないようです。
今週末のライドの結果が楽しみなような、不安なような…w
Posted at 2023/03/08 15:46:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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何シテル?   04/17 15:35
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