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radius-meganeRSのブログ一覧

2023年02月03日 イイね!

Madone SLRのモディファイ

お茶こぼして旧PCは自宅で使用
この記事書いているPCは新PCの為、画像ファイルをコピーし忘れている為
写真はできる限り探して添付しますが、基本は割愛させていただきながらMadoneの変わり様を書いていきたいと思います。

1.Madone SLR納車直後


2021年11月末だったか、12月にproject oneにて発注。
構成するカーボンレイアウトがOCLV800に改められたGen6世代のマドンです。
塗装はオプションのツールドフランスをTREKのレースチームが走る際に使用するレーシングカラーを選択しました。
この時、Bontrager Aeolus RSL37を選択(まだRSL51~がリリースされてなかった為)しました。
通常、エアロロードに装着するホイールではない軽量系セミディープホイールとなりますが「試してみたかった」のです。
走行感覚はエアロロードなのにまるでオールラウンダーモデルのような軽快感溢れる乗り味でした。
最も「脚が残る」身体に優しい組み合わせでしたw
ただ、体重のある私にはこのホイールは「軽すぎた」のです。
非常に速く、楽に走れるんですけどパワーかけて踏んでいった時にちょっと物足りなかった(と、このホイールでそう感じる時点でMadone SLRのフレームが凄いのかも知れません)
リムハイト37㎜と、そんなにリムハイトが高くないのに平坦巡航も楽だったのは意外でした。

2.Bontrager Aeolus RSL62装着


2022年四月末に納車されて以降、待ちわびたTREKの新型ホイールAeolus RSL51、62、75がリリースされました。
エアロロードなのにオールラウンド気味に走れるフレーム特性をより伸ばすなら「RSL51」がベターなんでしょうけれど、OCLV800版のMadone SLRを開発している時にそのモデルへと焦点を合わせて開発された…という話を小耳に挟んだのもあって「RSL62」を選択しました。
私のような貧脚にはゴツすぎるホイールではないだろうか…と懸念しましたが、それは半分的中で半分的外れでした。
RSL37よりは「脚が喰われます」
確かに同じ距離、同じ獲得標高で、同じような平均時速で走り切るとこちらの組み合わせの方が疲れます。
ただ、Gen6世代のMadone SLRに合わせこんで製作された。
という事実は確かにそうだろうなと納得の乗り味と操縦性です。
リムハイトが62㎜と高いにも関わらず、ダウンヒル時のコーナリングなどディープリム特有の癖(主にジャイロ効果などから発生する癖)がほとんどなく、RSL37で走っていた時と同じか、ひょっとしてそれより速くない?
と思えるほど安定して走れるのです。
リム内幅が23㎜になっている(RSL37は21㎜)ワイドリム化された効果も副次的に効果を相乗しているとは思いますが、走りやすさに舌を巻きます。
横風耐性もリムハイトを考えると驚異的に高く、横風強い日でも走りやすいです。
また、リムハイトが高くなって「ホイールの剛性とフレーム剛性の妙によって脚が喰われる」にも関わらず、本来ならこの組み合わせで向いていないだろうヒルクライムエリアのPrivate Recordもどんどん更新していってます。
私のストラバで記録に残っているPRのほとんどがこのRSL62を装着したマドンで達成している事実に乗っている本人である私が驚いています。
この時、タイヤは納車当時と同じくピレリのP zeroクリンチャー仕様です。

3.Ceramicspeed ビッグプーリー装着


カーボンホイールを買うよりも、勇気要りましたw
私がロードバイクを始めた2018年頃にお世話になっていたショップのお客さん(ライド仲間)の方たちから、ビッグプーリー入れたら「良いんだけどデメリットもあるよ」というアドバイスを多数いただいていたので、個人的にはそのイメージが強くて「否定派」だったんです。
IT技術者さんがYoutubeにインプレ動画を上げてくださって、その動画を視て衝撃を受けます。
聞いていた「デメリット」部分がほぼ払拭されるほどの動作状況を動画で確認できたんです。
そこで、このビッグプーリー購入に踏み切る事ができたのです。
・変速はほぼ純正と変わりません。
・チェーン落ちなども聞きますが、ちょっと路面荒れたところも走りましたがチェーン落ちする雰囲気すら皆無(ここはスラムの良いところなのかも知れません)
・言葉で表現するのは難しいですが、確かに「楽できている」

使い古された言葉で、わかったようなわからんような例えとして良くネットなどでも見かける「ギア2枚分楽になった(意訳:気づいたらいつものところを二段ギア高いのに普通には知れちゃったという意味)」というのが最も適当な表現かな…と、語彙力のない私がそう思います。
確かに、これは効果があります。
メンテ頻度はあがりますけどw
純正プーリーも本来ならそれくらいメンテした方が良いのかも知れないなと思うところがありました。
とにかく滑らかに走れるようになります。
走行中の振動も明らかに減りました。

・Bontrager RSL saddle
画像が見つからないので割愛しますw
見た目は発注時に装着していたAeolus pro 145というサドルとほぼ変わりません。
サドル後部の左右を繋ぐ部材が、Aeolus pro 145ではサドル直下に取り付けられていたのが、RSLサドルではカーボンレール部に移設されています。
この結果、Madone SLRにジャストフィットするボントレのリアライトにこの横繋ぎ材ががっつり噛みこむので取り外しできなくなりましたw
また、そういう構造の為ライトを純正位置につけたままだとサドルの前後位置に制限が発生しますのでご注意を。
私は偶然、その限定されたサドル位置でもOKだったのでそのまま乗っています。
サドルを繋ぐ位置がレールまで降りた事で、二股に分かれているお尻が乗るところが左右独立する事で、想像以上にちょっとペダリングしやすくなったんですよ。
軽さだけでない、良い改良だったと思います。
また、軽量サドルなのに乗り心地も〇なのがグッドだと思います。
お値段を除けば…(私が買った時点で5万円…今は値上がりしていると思います)

4.SWISS STOPのブレーキパッドとブレーキディスク導入



SRAM centerline XR 2peace rotorを愛用していたのですけれど、これが一枚15800円まで値上がり。
前後交換したら3万円超えますよ!?
やめてくれw
死んでしまう。
そこで、維持費を抑える為に他社のローターで良い製品がないか調べていて浮上したのがSWISS STOPのcatalyst proというディスクローターです。
ブレーキパッドも同じくSWISS STOPのRS 35というSRAM AXS用のパッドを選択。
ブレーキに当たりを付けるまでの間、驚くような異音が発生する可能性があります。
以前の私の記事でその様子をあげているので割愛します。
その異音祭りが過ぎると、シ……ン……と静寂が訪れます。
それ以降は異音一切ありません。
利きやコントロール性で明らかなアドバンテージはありません。
それだけ純正品の性能が向上している証だと思います。
ただ、乗りやすい。
非常に乗りやすいです。
これでメーカーの謳い文句通り、シマノやスラム純正の組み合わせよりも数倍の耐摩耗性能…までいかずとも、2倍…も無理にしても、1.5倍とかもてば
それだけでSWISS STOPのコストパフォーマンスが抜群!となります。
まだそれを論じれるだけの距離を走れてないので、経過観察中です。
個人的には、耐久性が純正と同等だったとしてもSWISS STOPのディスクローターとパッドで運用していこうかな?
と思うくらいには「ちょっと良いです」
むちゃくちゃ良い程ではないにしても、ちょっと良いです。

5.チューブレスタイヤ導入
タイヤのアップ画像を撮影してなかったw
Pirelli P zero RACE TLR 26cを導入しました。
純然たるロードバイクでチューブレスを運用するのは初めてです。
先にマウンテンバイクやグラベルロードでチューブレスタイヤを体験して、結構どころかかなり良いやん!と開眼するに至りました。

よっぽど酷い目に合わない限りは、もうクリンチャーに戻れません。
それくらい走行性能が違います。
絶対的な性能の差は僅かである可能性はありますが、乗っていて感じる安心感とグリップ感は結構差があります。
そして回転バランスがクリンチャー仕様の時より何故か謎に改善されるw
という偶然の重なりも関係しているだろう、そんな体験をしている真っ只中です。
その「回転バランスが改善された(僅かだろうですけど)」という事実が、ダウンヒル時の安心感にも繋がっていて、乗っていて感じるフィーリングでは結構な差が生まれています。
元々限界が高いマドンですけど、他の方が「下りであまり飛ばさない方が良いよ」とアドバイスしてくださるほど「限界性能までマージン残っているから、これくらいなら安全だろう」と思える速度で下れていた(クリンチャー時)のですが、チューブレスを組んでその「安全だと思える速度」がさらに底上げされました。

おおざっぱにまとめると、見た目そんなに変わってないですけど
私のMadone SLRで納車時より変更していった内容をまとめました。
これ迷っているけど、どうしようかなぁ…買うか買わないか…
と迷っている人の参考になれば幸いです。
Posted at 2023/02/03 10:11:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月31日 イイね!

閑話休題

SPD-SLペダルを愛用しています。
特にデュラエースグレードのペダルは初めて使うと感動モノです。
目隠しして「はい、デュラかそうでないか判断して!」といじわるされたら
わからない方の自信しかないですけどねw
同じ自転車にA試して、取り外してB取り付けて、B試して…
と即座にやった場合、わかる確率がちょっとあるかもしれないですけどw
(わかりそう…な自信が少しありますが、外しそうでもあるので言い切れない弱さw)

新品をいきなり試したらわかる確率が高いと思いますw
きっちりメンテしながら距離乗ってこなれた個体同士の比較なら…微妙にわからない自信があります(それくらい最終的にはアルテも回る)
スタックハイトが「3㎜」違うので、そこの差異を明確に理解できるかどうか…
ですねw
乗り慣れた自転車で、乗り慣れたホイール・空気圧・タイヤ銘柄だったらワンチャン…

と、言い訳がましい言い訳はいったん置いておきますw

デュラエース(R9100)のペダルとアルテグラ(R8000)のペダルを使っています。
デュラエース×2、アルテグラ×3、フラットペダル×2で運用しています。
フラットペダルは普段妻が乗るグラベルロードと、私が乗るマウンテンバイクに付けています。
マウンテンバイクに付けているフラットペダルはちょっとイカツイやつです。
あれを脛にぶつけたら血が出ますw(おおげさじゃなく)

それはともかく、耐久性はきちんと時々グリスアップや玉あたり調整していれば、かなり長い期間使えるんですけどライド先でクリートに異物を挟んだりして(土や雪や草など)ペダル本体の引っ掛けるところの摩耗が進むと軸周りの寿命がメンテで伸びていてもペダル本体がダメになるケースもあります。

その為、ペダルの予備…と言いつつ
キングジデコにもデュラペダル入れようかなw

なんて邪な気持ちでネット漁っていたんですよ。
正規価格を知りたい時はワイズロードさんの公式オンラインショップのページを見ると、とっても良い指標になります。
そこでワイズロードさんのオンラインショップを覗くと…

デュラエース(R9100)のペダル、今は32000円してんですね。
私が買った時より8000円くらい値上がりしている。
ちょっと高いなー…なんて思いつつ、アルテグラ(R8000)ペダルを見ると21000円。
これも以前の価格からすると5000円くらい上がってる。
値上げしまくりやんか!
…そこでフト、気付いたんですよ。
検索した時の一覧に表示されている105グレードのSPD-SLペダルの値段に。
20000円ですよ!?
え!?
たしか…以前は…12000円したっけな?
11000円くらいだったかな?
そして、アルテと4000~5000円くらいの差があったような…
3000円くらいの値段差だったっけ…。
うろ覚えですが、そこまでお金出すならアルテのペダルにした方が良いんじゃないの?って印象が残っているので、大きくは外れてないと思うのですが。
それくらい値段差あったんですよね。

今は、1000円くらいしか差ないですよw

それならみんなアルテグラ買うでしょ~wwwww

実は、アルテペダルと105ペダルの差異って材質くらいしかなかったんですよ。
具体的には重量の差につながるんですけど。
構造的にはアルテと105の差異って小さかったんですよ。
細かいところに拘ったら、さすがにアルテグラの方が値段の分だけ性能が上です。
でも、その数千円が厳しい時や初めてSPD-SL規格のペダルを使う。
って場合なら「105」で乗ってみる。
というのは大いにアリだったんですよ。
性能と満足度考えたら、それでもアルテの方が良いような気がしますけど(知らんけどw)
あかんかった時に手放す時に売りやすい…という方面でもアルテが上かなw

まぁ、それはさておき。
1000円差になったら話は別ですよ。
ペダルに20000円も出す気概のある人なら、みんなアルテ買うでしょw

シマノさん、値付け失敗ですね。
好きで失敗したんじゃないでしょうけれど。
今の社会情勢も関係しています。

デュラやアルテは日本で作っている(と言われている)
105以下のコンポーネントは、アジア方面などの外国で生産している。
その関係で円安やコロナ禍など、諸条件によって値上がり幅が格段に大きくなったのが105以下のグレード…らしいんですよね。
詳細に各商品を見比べていったりしてないので、聞いた話しだけなんですけど。

それでこんな逆転現象…まではいってないけど、商売的には逆転したと言っても過言ではないくらいの価格差まで詰まっちゃったって事でしょうかね。

今後はこういう買い物する時、気を付けて調べて買わないと値上げされているイメージと今までの商品イメージから提示された金額だけみて「そんなもんか」と妙に納得して買って後から知って後悔しないようにしないとですねー
Posted at 2023/01/31 15:30:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月30日 イイね!

手組ホイール試走


手組ホイールの試走に行ってきました。
気温が低く前日も雨(みぞれ含む)や雪が降っていたので、山坂道はリスクが大きいだろうと判断したのでショップのライド仲間の方と三人で年初に訪れた中村軒へ行きました。
その後、嵐山まで近いという事もあって嵐山にも行きました。
(写真は嵐山で撮影しました)
私が乗るキングジデコに店長に組んでいただいた手組ホイールを装着し、キングジデコから外したSCOPEを妻のJAMIS RENEGADEに組んで走りました。




中村軒ではちょっと迷ったんですが、この時期にしか食べられないお雑煮をいただきました。
とっても美味しかったです。(今年二回目)



向かい風が強い日だったのに、行きしなにハッスルしすぎて摂取カロリーが不足気味か?(ちょいハンガーノック?)と思って嵐山でにしんそばもいただきましたw
さくら出会い館までのセグメントで平均時速34.5kmを記録しました。
空力上そんなに期待できない低リムハイトな手組ホイールかつグラベルロードで、貧脚な私が記録出せたという時点で結構踏んだと思ってくださいw
特にグラベルロードはそういう巡航速度で走ろうとするとトップギアに入っちゃった上に結構ケイデンス回さないと時速が保てない為、マドンかエモンダで来ればもうちょい良い記録出せたかも…とは思いましたが、楽しいチャレンジでした。

手組ホイールの感想としては…
・ガッシリしている
・踏み出しが軽快
・加速力に優れている
・剛性の左右差が本当に少ない(後述)
・30km/h以上を向かい風の中維持するのは、やっぱりリムハイトが高いエアロホイールと比較すると疲れるw

およそ想像通りだと思いますが、正にこういう印象のホイールでした。
一輪あたり5万円くらいで組めるホイールとしては、かなり性能が高いのではないだろうかと思いました。
むちゃくちゃ速いです。
ただ、延々と続く向かい風の中の平坦はしんどいですw
山坂道が多いルートに行けば、本領発揮するでしょう。

ホイールの剛性は恐らく誤解を恐れずに言えばBontrager Aeolus RSL37やRSL62と等しいのではないだろうか…と感じました。
キングジデコの感想で重量級の私が経ち漕ぎをすると、前輪のブレーキディスクが若干「シュッ…シュッ…」と聞き耳をたてないとわからないくらい小さな音ですが、ディスクとパッドが擦る音がしていたのですが、今回の手組ホイールではそれが皆無でした。
つまり、SCOPE R4.Aは良くできたホイールですが若干前輪の左右方向の剛性は、2:1組の弊害が出ていて恐らくですけど「1」側の剛性が少しだけ足りてないのか…どちらが弱いのかまでは素人の私にはわかりませんが、そこで撓んでディスクとパッドが擦ってるんだろうと思います。
パッドとディスクのクリアランスは0.2㎜
0.2㎜に近いギリギリの小さな変位がSCOPEでは条件が揃うとおきている…という事実がわかりました。

キングジデコのフロントフォークの剛性は高そう…という印象を持っていたので、そちらの印象は間違いではなかったと確信を得る事ができました。

淀川河川敷の土手から降りるコーナーで、安全の為に攻めたりはしないんですけど若干速度上げ気味で降りた時に感じる頼もしさとライントレースの正確さは「ダウンヒルコースに行ってみてぇw」と思うくらい気持ちよかったです。

ただ、昨日走ったコースは間違いなくSCOPEの方が向いてます。
強烈な向かい風の中、巡航速度を保つのは結構きつかったですw

※追記
昨日の走行を振り返ってみると
キングジデコで走るのは本当、楽しいんですよ。
ただ、昨日のような延々と平坦を高い巡航速度で走る時は正直しんどいです。
特にこの時期の淀川河川敷は10m/sなんて強風はなかなか吹かないにしても、結構きっつい風が吹きます。
それも瞬間瞬間ではなく、特定のエリアに入ると延々とその向かい風の中を走る事になります。
昨日は医科大付近もきつかったですし、寝屋川に入ってすぐあたりのいつも風きついところも、いつもよりもうちょいキツめの風が吹いていてしんどかったですね。
あとは大日のあたりと城北公園付近のいつものところが風強かったです。
昨日を同じくらいきつい時期にマドンでさくらであい館~毛馬閘門までの28kmをちょっぴり超えるセグメントで一時間切りしたんです。
そこまで振り返って考えると、普段から私はマドンで楽させてもらってんだなぁ…って思いました。
やはりエアロは至高。
エアロロードしか勝たんw(正直、冗談抜きで昨日みたいなところはエアロロードはマジで速いです)
キングジデコに妻に貸していたSCOPEはめていたら、もうちょっと楽だったんでしょうねw
手組ホイールはそういう場面ではちょっとしんどいですけど、それでも軽さがもたらす恩恵は土手に上がる登り勾配のところなど、アップダウンはあまりないコースでしたけど散々向かい風にヤラれてもうほとんど残ってない脚でも、スッと登れたんであの手組ホイールはやっぱりすげぇなとも思いました。

結論いいますと、機材それぞれで本当に楽しい!ということです。
Posted at 2023/01/30 08:26:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月26日 イイね!

TREK Emonda ALRがフルモデルチェンジ

TREK Emonda ALRがフルモデルチェンジをしました。

TREK Emonda モデル情報

妻が最初に買ったロードバイク…我が家にとって初のロードバイクでもあるんですけど、それがEmonda ALR5(恐らく2017モデル)
リムブレーキで、シフトワイヤーやブレーキワイヤーなど全て外装のモデルです。
今となっては配線内装化が進んで「え、フル外装なのw」と思われるかもしれませんが、メンテ性はピカイチなんですよね~。
その為か、198000円で購入したこのモデル。
二年近く乗って走行による小傷も(目立たない程度ですけど)あるのに15万円で売れたそうですよ。
委託販売したので我らの手元に来た金額はちょっと少ないですけど、それでも受け取った時に「え!」と驚いたものです。
リセール考えてたわけなんてもちろんなくて、リセールの高さに驚きました。
リセール気にしていたらロードバイクなんて乗れないんで気にしてないですが、安いけど人気のあるモデルはリセールが高い傾向です。
妻のエモンダのように。
逆にハイエンドモデルになるほど、よっぽど人気のある限定モデルなどでも無い限りは驚くほどリセールは低いですw
150万円は払わないと買えないモデルが、中古車となって店頭表示価格が100万円とか、下手すると70万円…とか下がっています。
良くて半額が下取り価格だとみてください。
良心的な買取店の場合は、7割~8割分下取り金額出してくれるところもありますが、それは稀有ですw

話しが逸れちゃいましたw

新型のEmonda ALRの個人的に「いいじゃん!」と思ったトピックを書きます。
・とうとう配線フル内装に!!
素人のメンテお断り!…じゃないですけどw
メンテ難易度は跳ね上がってますね~。
ただ、空気抵抗は見た目より減ります。
エントリーレースグレードなのがALRなので、正しい進化だとは思うのですが価格がどんどん高騰しているので「上がったお値段分の言い訳」にもなる進化でしょうかw
穿った見かたをしていますが、単純に走行性能の底上げにはなっています。
それにしても、ALRにもとうとうフル内装が実装されたのか…

・アルミフレームなのにエアロ化
私も乗っていたSpecialized Allez sprint comp discよりも複雑な形状を採用して、エアロ化されています。
どうやってこの形状に変形させてフレームとして構築しているんでしょう。
ハイドロフォーミングでしょうか。
それにしても凄い技術です。
ヘタすると、SLRのフレームより原価率良くないんじゃないでしょうかねw

・エアロ化してるのに完成車アッセンブル状態で9.0kg!?
まず、油圧ディスクの時点で過去のリムブレーキだったモデルより300g以上不利になります。
特にハイエンドなコンポを搭載しないこういうモデルの場合…
と言っても今や「105」でも結構な高価なコンポに育ちましたがw
「105」の場合、もうちょっと重量増につながります。
そして、エアロ化するとエアロ形状を形作る為に必然的に単純な構造材として必要な断面形状よりも、表面積が拡がるカタチとなります。
その為、よほど薄く作ったり強度の高い材料で同じく薄くしたりしない限りは単純に重量増につながる進化が「エアロ化」です。
グラム単位で攻めた世界なんで、そういう表現になりますw
不利な条件揃ってんのに、ちょっと軽くない!?と驚くくらいにはなってます。

…そう意味では、妻が最初に買ったALR5(2017)の方が単純な重量差としてみたら、軽いでしょうけれどねw
最近のフレームは重量だけで単純な比較できない性能UPを実現しているので、そういう方面から考えると驚異的な進化と言っても言い過ぎではないかも知れません。
ただし、乗ってみないとはっきりとした事が言えない難しさはありますけど。

エントリーグレードとは言え、レーシングモデルであるALRなのでその点、妥協はないでしょう。

ただ、私が危惧するのはホビーライダー向けに見た場合。
前作のEmonda ALR5(2022まで)は、オーソドックスなフレーム形状をしていましたが、アルミらしい反応性は残したまま「意外と優しい乗り心地だった」んですよ。
本当に意外な事に。
門戸が広いモデルだったんですよね。
クリテリウムなど競技で使う目で見た場合、もうちょっと反応性上げてくれよ!
とか、もうちょっと剛性高めてくれよ!!って意見はあったかもしれませんが、優しい乗り味から想像するよりは、割と剛性も反応性もしっかりとあった気はしますが…微妙にアルミらしいシャキシャキ感はなかったかもしれません。

でも、結構良い走りしていたんですよね。
なのでタイム取って走ると結構侮れない良いタイム刻んでました。
素人の走りでもw

そのあたりが今回の進化でどうなったかですね~。

※最大のトピック
◎TREK独自の表現なのですが、「H1.5ジオメトリーを採用」
私がロードバイクを始めた頃からこういう表現がありました。
・H2ジオメトリー
ロードバイクらしく、ちょっと前傾姿勢なポジションとなりますがそれでもホビーライダー向けにアップライト方向のセットアップができるようにジオメトリーを最適化した設計モデルを指します。

・H1ジオメトリー
完全にレーシングジオメトリー。
速く走る為に一切の妥協を廃した設計。
前傾姿勢がより強く取れるようになり、最大の空気抵抗である「乗り手」を低く座らせる事で空気抵抗を根本から減らして「より高いスピードを引き出す」為のジオメトリー

この2種類がTREKの、特にSLRという最高グレードで選べました。
そうじゃないALやSLなどのモデルは「H2」ジオメトリーで設計されてました。

ここで重要ポイント。
世界選手権で戦うほどのトッププロ選手でも「H1ジオメトリーだとキツイw」という人も居たそうです。
そこでH2にすると、今度はアップライト過ぎる…(プロ的に)

H1とH2しかない当時は、H1ジオメトリーを選んで「そこでできる限り、少し緩いポジションへ」ステム長やサドル位置などを工夫してセッティングされていたそうです。
そういう流れから必然的に生まれたのが「H1.5ジオメトリー」です。
要するに、H1とH2の中間なんですけど少しだけH1に寄せたジオメトリーかな?なんて私は思っています。
今度調べておきますw

妻が乗るEmonda SLR(2018)はH1ジオメトリーです。
むちゃくちゃ低い(ヘッド高さなど)ので横から見るとカッコいいんですけど、少しだけ慣れが必要。
妻が乗りやすいように店長が工夫してくれてますが、やはりそういう側面がありました。
私が乗るMadone SLR(2022)は、H1.5ジオメトリーです。
最初に買ったEmonda SL5(2018)はH2ジオメトリーです。
両方乗ってるので、わかりやすいんですけど…

私が乗るエモンダは、今乗るとちょっとハンドルが近い。
そして上体が起き気味。
姿勢は楽だが、体重をペダルに乗せていくペダリングや前に送り出すペダリングは今となっては他モデルでの「そういうジオメトリーに慣れちゃったからか」少ししんどい。
慣れたらシマイなんで、乗ってるうちにエモンダに合わせた乗り方にはなりますが、そういう感想を今は持ってます。乗ると楽しいですけどねw

マドンに乗ると、前傾姿勢が自然とエモンダより強い。
そういう姿勢になります(ステム長など同じ100㎜で組んでいても)
ロードバイク自体に慣れてなかったら、マドンの方がしんどいだけの姿勢だと思います。
でも、素人かつホビーライダーの範疇でしかない私ですら、今はマドンのポジションの方が楽なんですよ。
自然とペダルに体重が乗る、脚を前に送る一番効率が良いペダリングをしている時に楽なんですよ。
姿勢から自然とパワーが引き出せているっていうか。
そんで頭の高さも自然と低くなるので、人間の方の空気抵抗も改善されているとw

そんな感じで、H1.5ジオメトリーとは我々素人が趣味で乗るだけにしてもメリットが多いジオメトリーなんです。

※いや、サドル前後位置とかステム長とか調整したらポジション近づけられるやろ!
という意見もあると思うんですけど、BB位置からの各所相対的な位置関係で考えた場合は正に「近づける事はできるかもしれない」
しかし「まるっきり同じにはできない」と思うんですよね。

◎ちなみに、現在のトッププロ達のセッティングはどうなってんの?
現在はカタログ上では大きく謳ってないんですけど、「H1」ジオメトリーは存在しています。
何も言わずにproject oneなどでカスタムオーダーなどしても採用されるのは「H1.5」ジオメトリーですが、その際に「H1」と伝えるとそちらのジオメトリーで製作してくれます(マドンとエモンダだけ?でしょうか。また聞いておきます)
なので、選手によってはH1の方が踏める。
って人も現実いらっしゃるんで、H1も選べるようになっています。
ただ、結構H1.5ジオメトリーの方が数は出ているそうなんですよね。
統計まで調べたワケじゃないんで見聞きしたお話しですけどw

えらく長文になっちゃいました。
すみません。

つまり、今回のモデルチェンジしたEmonda ALRは
・試乗してみないとはっきりした事は言えませんがモノは大変良くなっているので、見た目などで気に入ったら「買い」だと思います。
Posted at 2023/01/26 08:56:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月24日 イイね!

最近なんでも値上がり

妻のドグマに組んでいるDi2を外して、SRAM eTAP AXSへ組み替えたいなと常々思っています。
ただ、単に買い替えとなるとSRAM RED eTAP AXSはフルセット約70万円していて死ねるんですよ。
自転車のパーツで大事な駆動系とは言え、70万円は死ねますww

話題は変わって、うちのMadone SLRは52-36T相当のギア比となる。
という触れ込みで48-35Tというチェーンリングを選択しています。
当時のSRAMで選べるチェーンリングのサイズが50-37T、48-35T、46-33Tの大きく三種類だったんですよ。
それの真ん中のサイズですね。
三年近く使ってやっぱりそうなんですけど、48Tは48Tなんですよ。
フロントギアちっちゃいんです…。
トップギアのギア比で言えば、52÷11=4.7…に対して48÷10=4.8となって確かに52-36Tで組んだ相当のギア比(最高速)は担保されています。
思ったよりギアの繋がりは良かったとは言え、やっぱり他のギアを回している時は48Tは48Tなんですよね。
思ったより高いギア使っちゃう。
だからですけど、ビッグプーリーは相性良いんだと思うところもありますが…
話しが手広くなってまとまらなくなるので、単純にマドンのチェーンリング大きくしたいなと思った次第です。

プロ支給サイズのチェーンリング(56、54、52)がリリースされまして、実際に品物があるかどうかは別にして我々素人もビッグチェーンリングを選べるようになったんですよね。
ただし、フロントディレイラー(変速機)をビッグチェーンリング対応の専用品に入れ替えないと使えないという罠w
高くつくやんけw
という事で投資を最小限に抑えようとして選べるのは現在使っている48Tより2歯多い50Tまで…という事になるんですよ。

最初の案件(妻のコンポ入れ替え)と、私のマドンのチェーンリングを大きくしたい!という案件をミックスして考えますと…

私のマドンに再び結構な資金を投資して、チェーンリングサイズを大きくする。

普通に買うとセット内容でついてくるクランクが余ってもったいない。
大事な予備パーツにはなるけれどw
それと、元からついていたチェーンリングとフロントディレイラーもひとつずつ余っちゃう。

だいぶもったいないやん!
となります。
普通に買っちゃうと。

そこで発想の転換
妻のドグマに合わせたクランクセット内容で、先ほどのビッグチェーンリングセットを買う。

買ったクランクを妻のドグマに使い、私がマドンで使っていたチェーンリング(48-35T)とフロントディレイラーを妻のドグマに転用する。
私のマドンへは、買ったチェーンリングとビッグチェーンリング対応のフロントディレイラーを使って、元から使っていたクランクを再びセットする。

こうすると、ひとつの買い物で二台整備できます。
値上げが重なって、出た当初は18万円のキットだったのに今は約25万円しちゃうんですけどね…
クランクだけ買っても8万円だったか9万円しちゃうんで、それを単に買い足すよりは大きく節約できます。

こうなると、チェーンリングとクランク、フロントディレイラーは揃います。
約25万円で二台分賄えます。
ただし、あとは単純に妻のドグマに足りなくなるパーツが出てきます。
・左右のシフトレバー
・ブレーキキャリパー前後
・リアディレイラー
・バッテリー×2
・スプロケット
・フラットトップチェーン(SRAM 12速用)
・ディスクローター×2
・ブレーキパッド
・その他、ショートパーツ(ブレーキラインやブレーキフルードなど)
無線電動なので、信号線とか要らないのが大きいです。
上記パーツのうち、スプロケットは10-33Tを値上げ前に野生の勘で買っておいたのでひとつパーツは省けます。
ブレーキパッドも現在は5800円していてブッ飛ぶお値段してます
走行距離にもよりますが三か月~四か月くらいで消耗するんですけど、前後合わせて買うと11600円ですよw
…というあたりで、痛いブレーキパッドもSWISS STOPの良いヤツをこの為ではないですけどガイツーで自転車3台分ちょっとずつ買って保管してあります。
しかもガイツーなんで1セット2300円とリーズナブル
いや、以前は国内正規価格で同じくらいのお値段だったんですよ…
世知辛い世の中になったもんですぜ…

充電器は私のがあるんでバッテリー×2個買い足さなくてはなりません
ひとつ8千円。これも以前はもうちょい安かったんですけどね

シフトレバー左とブレーキキャリパーひとつがセット
同じく右とブレーキキャリパーひとつがセットで、それぞれ片側で13万円するので左と右買って26万円…(!?)
え…?
待って。
価格おかしない…?

リアディレイラーは単品販売あるのでお値段しらべると14万円
これ、以前から高かったですが以前は10万円だったような。
電動無線コンポの場合、後ろが本体ですからねw
(フロント一速で組むこともあるのでそういう設定になっています)
様々なメカニズムがリアディレイラーには搭載されています。
なのでちょっと高いのはしょうがないとは言え、ちょっとしたカーボンホイール買えるお値段にしびれますw

結果、簡単にまとめますと
ビッグチェーンリングのセットを買う…248000円 約25万円とします
リアディレイラー…約14万円
シフトレバー左右とブレーキキャリパーセット…約26万円
フラットトップチェーン…15000円
ブレーキラインなどショートパーツ…たぶん全込みで一万円くらい
合計すると675000円
スプロケ(55000円)とか買ってないけど、約67.5万円
(見返してバッテリー二個分のお値段抜けていた事に気付きました。それを足すとざっくり69万円。笑っちゃうしかないですねw)

ちょっとお金浮かせられるかなと思ってシミュレーションしてみましたが、最初からフルセット揃えるのとそう大して変わらない事実に驚愕。
私のマドンがより使い勝手良くなるモディファイ込みだという内容を考えるとちょっとお得ですけど…
金額的には普通にフルREDで揃えるのと買わない事実に震えが止まりませんw

自転車ですよ…!?

まぁ乗り味はとても素晴らしいので良いんですがね…
それにしても投資額は自転車離れしていると、趣味かつ好きな人間でも考えちゃう金額に達してしまってます。
ちょっとした大きな排気量のバイク買えちゃいますよ。
それも一台の自転車になってないパーツ代金でw

ちなみに普通にフルRED揃える買い方をシミュレーションすると
シフトレバー左右、ブレーキキャリパー前後セット、フロントディレイラー、リアディレイラー、充電器、バッテリー×2のセットで46万円
クランクセット(チェーンリングとクランク)…パワメ付き18万円。パワメなし…12万円。パワメなしとします。
フラットトップチェーン…15000円
ブレーキパッド…先ほどと同様に別で買うとして省きます
スプロケ…55000円

ざっくり65万円
フルセットで買うとセット内容が増える分、セット割引が割と馬鹿にならない値引きになるって事ですね。
パワメ有りにするだけで6万円跳ね上がるので、71万円となって70万円の大台突破になりますけど。
ちなみにビッグチェーンリングキットはパワメ付いてきます。

要するに、いまのところウマい話しも買い方もないって事ですねー。
普通に揃えるのと、手持ちの資産活かしてちょっとでも安く揃えようとしても結果的に必要となる予算はほぼ一緒って事ですねー。
夢ないなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ガイツーの安売りに掛けるしかないけど、そうなると自分で組まないといけない=なんかあってもメンテ頼めない・頼みにくいって事を考えると。
正にうーん…って状況ですね。
Posted at 2023/01/24 15:59:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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