コロナの影響で延びに延びていた新型デュラエースがとうとう情報解禁されました!
IT技術者 新型DURA-ACE R9200ついに発表!
IT技術者さんがいち早くまとめ記事を書いてくださっています。
この記事の他にも新型アルテグラとの比較記事なども書かれているので興味のある方はそちらもあわせてお読みください。
新型デュラエースのトピックとしては
・ついに12速化
・セミワイヤレス化
・組むフレームを選ばないようにリアディレイラーに充電ポートなどの
機能を集約
・トータル重量は微増(12速化されたのでほぼイーブンと見ても良い)
・定評のあった変速性能がさらなるパワーアップ(58%高速化!)
デュラエース組んだロードに試乗した事がありますが、本当に精緻に剛性感を伴いながらカチッ!カチッ!とギアが切り替わります。
私が所有する無線電動コンポーネントのSRAM RED eTAP AXSよりも変速は速いのがデュラエースの特徴です。
個人的にレース出場とかしないので、極限状態での変速などを実行しないので変速の確実さなどの差異まではわたしは知らないので比べようもないのですが、ホビーユースならSRAM製コンポも悪くないんじゃないだろうか。
というのが私の見解で、購入の決め手になりました。
新型デュラエース12速化をどのように実現したのかについてですが
・従来の11速用フリーボディ(リアホイールにセットするスプロケットを固定する受け側の機材)をそのまま利用できるように12速化された。
↑素晴らしい変更です!!
現行コンポで使っていたホイールがそのまま使えるのはとても有意義です。
※SRAMの12速化は従来では不可能だった「10T」というトップギアを追加する事によって12速化されたので、フリーボディの交換は必須となります。
11速時代のフリーボディでは「10T」のトップギアを取付けできない
=「10T」というギアはそれほど小さい。
よって、シマノ製コンポの12速化はカンパニョーロと同じ考え方で、従来のフロントチェーンリングのギア比はそのまま。
リアスプロケットに「さらにロー側のギアを1速付け足す事で12速化」
新型デュラエースのリアスプロケットギア構成
11-30T:11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30T
11-34T:11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T
この2種類だけのようです。
この後、さらに違うギア構成が追加されるかどうかは正式発表ないみたいですが、恐らく追加される流れはあるでしょう。(ジュニア用スプロケットなど)
新型フロントチェーンリングとクランク長について
クランク長:160mm, 165mm, 167.5mm, 170mm, 172.5mm, 177.5mm
歯数構成:50-34T, 52-36T, 54-40T
ついにクランク長160㎜がデュラエースにも追加。
競技勢の方にはアツい選択肢が増えたんじゃないでしょうか。
油圧ディスクブレーキのコンポーネントに関して、トピックがあります。
ロード用ブレーキキャリパーに、とうとうワンピース構造を採用!
キャリパー本体の剛性がUPしております。
ブレーキパッドを押し込むピストンは従来モデルはセラミック製だったのですが、それが樹脂製に。
シマノの事なので充分にテストして採用しているでしょうから、耐久性の問題として大丈夫なんでしょうけれど経年による劣化は避けられないでしょうね。
慣らし運転前の組んだばかりの初期状態でピストンの動きが渋くて組み手の方が苦労されるケースも多かったそうなので、そういった面では歓迎すべき変更なんでしょうね。
ブレーキディスクも従来のロード用ブレーキディスクが廃止され、MTB用ディスクローターに統一されました。
個人的に、性能は上がっているんでしょうけれどこのディスクローターの見た目が苦手ですw
そういう理由もあってSRAM製コンポを選んだ側面も、実はありますw
SRAMのディスクローターの方が単純に見た目カッコいいんです。
(個人的な見解ですw)
左手をグネってから、相当時間が経過しましたが未だに特定の方向へ手首を捻る動きをすると痛みが走ります。
その動きとは、フロントの変速をするSTIレバーを捻る動きをすると痛みますw
アウターからインナーへ落とす動きは動きが小さいので痛くないんですが、インナーからアウターへ変速する時は「うっw」と思わず声が出るくらいに痛いです。
こういう場合は電動シフトのメリットを強く感じますねー。
身体が万全な状態だったら、「機械式でええやん(はなほじ」って感じなんですけどねw
新型デュラエースの発表が遅れた加減で、ほぼ同時期に新型アルテグラの発表もなされました。
新型アルテグラ R8100が発表!前作デュラエースを超える性能
IT技術者さんが早速まとめ記事を書かれています。
この他にもまとめ記事を書かれているので、興味のある方はあわせてお読みください。
新型アルテグラのリアスプロケットギア構成
11-30T:11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30T
11-34T:11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T
ギア比自体は新型デュラエースと全く同じ選択ができるようです。
※フロントチェーンリングは割愛します。
新型アルテグラと新型デュラエースとの総合的な重量差は約299gだそうです。
これを大きいととるか小さいととるか。
個人的にはアルテグラのコスパは相変わらず最高だな!と思います。
スラム製コンポは何故かトップグレードのREDに惹かれますが、シマノ製コンポは安心の品質もあって価格を抑えられるアルテグラがとても魅力的に思えます。
デュラエース買えば間違いないんですけれどねw
旧型になっちゃった11速時代の機械式アルテグラの投げ売り始まらないかなー。
リム式と油圧ディスクのアルテ一式をそれぞれワンセット買って持っておきたいなw
個人的には12速化されたデュラエースもアルテグラも興味ありますが、今のところはスラム製コンポにちょっとだけメリットあるかな。
なんて考えています。
10Tというトップギアを追加した事によって成し得たフロントチェーンリングを小型化しても最高速は担保されるというギア構成。
それがもたらす結果として、リアスプロケットを従来では無理だったワイドレシオ化しても従来の52-36Tでは成し得なかったクロス気味なギアレシオを実現している点で個人的に評価高いです。
変速性能は確かにシマノ製コンポが優位ですけれど。
あと、ディスク仕様のディスクローター含めて見た目がカッコいいw
というのも個人的にポイント高いです。
維持費は恐らくですけどスラム製コンポの方が高いとは思うんですけどね。
コロナの影響と無茶な現場のスケジュールの兼ね合いで維持費うんぬん言う回数を乗れてない悲しさ…w
カンパニョーロも12速化
スラムも12速化
シマノも12速化
ロード界隈もまた新風が吹き荒れています。
しかし、不思議な事に。
ロード歴短い私ですが、早々と先祖返りする方向に趣向が向き出していますw
リムブレーキモデルでどれか一本フレーム買い足したいですね~。
買うなら…ですけどね。
現時点ではなんか機材的には満たされております。
上を見たらキリがないですが、現状の手持ちでホイール交換しながら乗るだけでも楽しいですし、しばらくはこのまま楽しんでいこうと思います。
それにしても、この三年間でロードバイク機材とカスタム費用やサイクルウェアなどの必要なモノにかけたトータル金額は…
うろ覚え分で少なく見積もっても600万超えてて夫婦共々思わずワロタですw
ドグマとマドンだけで合計300超えてますから、エモンダへ加えたカスタム代とアレスプに注ぎ込んだカスタム代、ホイールなどの購入費とカスタム代…まぁそれくらいいってるわなw
と、計算して思いました。
※タイヤやチューブ、チェーンオイルなどの消耗品は計算に入れてません。