昨日の記事を書いていてフト気になったのです。
我が家の105達は、プーリーを人差し指で軽く押したら回るのか。
日曜日はこの状態で押すとホイールが回転せずにそのままグッとロードバイク本体が動いていました。
(先輩の代車であるエモンダALR5と友人のエモンダSL5。共にR7000の105搭載)
その違いにその場に居た三人が衝撃を受けました。
先輩は同じSRAMのFORCEというグレードのコンポ使っておられるんですが、「俺のもRadiさんのREDみたいに回るかな~…」と随分気にされていました。
私はなんとなく回るんちゃうかな…と思ったので「回ると思いますよ!」
と思わず発言していました。
正に、そういえば…って感じでいま思い出しているんですけどねw
んで、気になって昨夜帰宅後に自宅のチャリ部屋でさくらであい館でやったみたいに同じことをやってみました。
チャリラックは2点で支えるタイプのモノなので、全く同じ事にならないのでそこから卸してサドルを手で持って一点支持状態にしてやってみました。
それでも同じ条件ではないですけど、ホイールが回りだすまでの指で感じる抵抗の差などはわかるかな?と考えてやりました。
結果をそのまま書くと。
①最も年季が入った我が家のエモンダSL5(2018)
これにはR5800シリーズの105が装着されています。
→動きました。
さくらであい館で試した代車のALR5と、若い子の現行エモンダSL5の105より抵抗が小さかった。(指応えw)
②次に年季が入ったアレースプリント(2019)
これにはR7000シリーズの105が装着されています。
画像に写っているALR5とSL5と同じシリーズの105です。
→動きました。
R5800よりも、ほんのり少しだけ抵抗感がより少なかった。
③妻のエモンダSLRも試しました。
品番はR8000番台のモデルの、機械式アルテグラでリムブレーキモデルです。
→動きました。
①と②よりも、さらにちょっとだけ抵抗が少なくスルっと回りました。
④妻のDOGMAも試しました。
品番は同じくR8000番台のモデルのDi2(電動)アルテグラです。
→動きました。
③と同じくらいの抵抗感でした。
抵抗感の少なさを図式化すると。
・最初の画像のALR5やSL5<<①≦②<③・④<<私のMadone SLR(RED)
やはりグレードなりに指先だからこそ感じる差はありますね~。
改めて触ってみて驚きましたが、SRAM REDの滑らかさは異常w
しかし、友人や先輩の代車の105と我が家の105とで発生した差はなんだろう?
と、思いますよね。
ワコーズ シリコンルブリカント
このスプレーを洗車や注油している時に、ディレイラープーリーの軸受けあたりにシュッとひと吹きすると随分変わりますよ~!
しかし、ブレーキ面にこのスプレーがかからないように注意して作業してください!
と、元実業団選手だった店員さんに教えてもらって私は使っています。
まさか、このスプレーがここまで差を生んでいたとは…
驚きですw
ちょっと面倒な時はこのスプレー使ったり使わなかったりしていたんですが、今回の体感で「差」を感じたので今後は毎回「シュッとひと吹き」しようと思いますw
ちなみに話題は全然違うんですが、986から始まるボクスターや、911系ポルシェはブレーキキャリパーラジアルマウントなんですね。
ブレーキフィールが違う理由が理解できました。
メガーヌRSもラジアルマウントなんです。
なのでアレの右ハンドルは「もったいねぇなぁ…せっかくの機構なのに」と感じたのもフト思い出しました。
やっぱ本国で作ってる本国仕様に近い車両に乗る方が良いんですね。きっと。
そういや、ロードバイクも一応ラジアルマウントですw
マカンはどうなんだろう…(…ググってます…)
マカンはフロントブレーキキャリパーはラジアルマウントですね!!
リアは残念ながら普通のマウント方式です(名前知らん…失礼w)
まぁ片押しキャリパーだし、そうなっちゃうんだろうか。
兄弟車のアウディQ5調べてみたらラジアルマウントじゃないっぽいですね~。
(はっきりとわかる画像が見つからなかった)
SQ5というスポーツモデルで良いキャリパー付いてるモデルがあるんですが、これもはっきりとわかる画像がなかったですが…
ブレーキパッドが見える視点の画像を見る限り…ラジアルマウントじゃないっぽいですね~。
てことは、フロントハブキャリアはマカンオリジナルってことか?
マカンって割と贅沢な作りしてるなぁ!
と感心しました。
今後は金太郎飴みたいな車が増えるだろうし、この年代がこういう贅沢が許された最後のモデルになるのかも知れませんね。
この先の事は、結果がでない事にはわからんけどw
※追記
もうちょい検索してみました。
アウディの何RS用かまではわかりませんが、8ポット対向キャリパー(RS用)を装着している画像があってソレを参考に見ました。
ラジアルマウントじゃなかったッス…。
ちょっと意外。
そして、BMW M3
さすが!BMW
ラジアルマウントでした。
ちょっと感心。
(996用キャリパー流用している記事などがあったので正真正銘ラジアルマウント)
マウント方式で優劣が決まるワケではないですが、物理的に剛性などに影響しやすいところなので、やっぱりラジアルマウントとそうでないのとでは絶対的な制動力であまり差はでなくても微妙なコントロール性だとか熱が加わった時の微妙な差には出てくると思います。
私が時々書いているロードバイクの各部品だとかパーツだとか。
高い・安いってだけじゃなく「本当に良いモノ」は実際に乗っていてはっきりとわかりやすい違いがわかるところと、そうでないところがあるのは確かですが…
やっぱり乗り続ける事で感じる違いはあると思います。
クルマも、どんどんそういう所…忘れてきているんじゃないのかなぁと思います。
そこで感心したのがGRヤリス。
ちゃんとラジアルマウントですわ!
APレーシングキットとかブレンボキットの後付けキットを見てわかりました。
純正がラジアルマウントじゃないとできないッスよね。
…アダプター使ってラジアルマウントのキャリパー流用してんのか?
にわかで検索してもワカランすね~w
今後、こういう方面も検索してみようかなと思いました。