
みなさんお元気ですか?
私は竣工図や引っ越し準備でバタバタしてましたが、毎週末走りに行っております。
この度、無事に大阪へ帰任できる事になりました。
このドタバタの時期に待ちに待ったBONTRAGER AEOLUS RSL62が納輪されました!
ファーストインプレッションは「速い!」
組んでいただく時に直接持ってみましたが、軽い。
ついでにRSL37に組まれていたスプロケもRSL62に組む時に直接持ってみましたが、スプロケもむちゃくちゃ軽いw
さすがRED
(REDのスプロケは全て削り出し)
マドンに装着してマドンを持ってみましたら、RSL37の時よりは明らかに重い。
ホイール重量200gも差がないんですが、ずっしりきます。
と言っても実測すると軽いんですが、実際に持ちあげた印象がこんなに変わるのは実測重量差をみると意外です。
乗ってみた印象は想像以上に進む!でした。
加速もRSL37程ではないにしろ、ディープリムとは思えない鋭さ。
さすがカタログ重量1510gですわ!
この時、体調を崩していて腹圧あげれない状態だったのですが35巡航楽勝ですよw
さすがマドンに合わせて空力含めた設計されたホイールです。
速度が上がるほど楽。
登りも清滝峠ですが軽く試しましたが良く進みます。
一番驚いたのは転がり抵抗の少なさ。
それとロードバイク界初となるワイドリム(リム内幅23c)が良いんでしょうね。
RSL37も大概インピーダンス損失を感じない走りを見せるんですがRSL62はそれ以上です。
また、コーナリングもディープリムとは思えない鋭さで曲がります。
安定性も桁外れ。
ここからはRSL37との比較を書きます。
RSL37は単独で感じる印象は他社のリムハイト50㎜相当の空力はあるかも知れんな!?
と思うほど巡航時に楽できますが、やはりそこはRSL62は一枚も二枚も上手。
明らかに30以上の速度でも足を休められる領域が広いのはRSL62です。
下りもRSL62の方が一枚上手な印象。
登りはRSL37の方が一枚も二枚も上手。
RSL62もホイール重量1510gの数値が示す通り以上の登り性能を発揮しますが、RSL37は同じ速度でもそれ以上の速度でも登りに関しては脚が残せます。
これは凄い。
RSL37も他に変えがたい性能を持っていると思いました。
さて、トータルバランスとしての評価はどうか。
ぶっちゃけTREKが誇る最新仕様のOCLV800を採用したフレーム。
やはり剛性高いです。
剛性高いですが嫌な堅さはなく、とても乗りやすい上に速い。そしてひと漕ぎひと漕ぎが楽しいフィーリング。
そこにRSL37を組み合わせると、さすが最新機材の組み合わせ。
お互いにバランス良く剛性高い安心感と確かさに溢れたフィーリング。
ですが、やはり剛性高い機材らしく今まで経験してきたどの組み合わせよりも「ちょっと踏み負けてるかも知れんw」という印象はありました。
正直に言うてありましたw
しかしRSL37はライトウェィトもかくや!?
と、こんな事を書くとライトウェィトオーナーの方に怒られちゃいますがw
そう考えちゃうほど軽いのです。
他では得難いほど軽いという素晴らしい性能と、リムハイト37㎜な分、構成するスポークも長い。
その為、そこで絶妙な撓りがあるんでしょうね。
自分でできる限り速く走っても余力が残せるんです。
正直、RSL37組んだ状態でも「少し踏み負けてるかも?」という印象があるにも関わらずです。
そこでRSL62を組んだ印象を交えていきます。
緩い登り勾配含めて平坦路での加速。
はっきり言って重量差を差っ引いて、そこから想像できる加速性能を超える鋭さで加速できます。
RSL37とRSL62装着車両を用意して、同時にヨーイドン!すれば加速性能はRSL37の方が優っているでしょう。
単独で乗るとそこまでの印象差を持つほどの加速性能の差ははっきり言ってありません。
これは凄い!
ただし、登りははっきりとRSL37が優位。
RSL62が登りはダメという事はありません。
ここで大事なキーワードが「剛性感」
RSL62は剛性感凄いですw
明らかに私の脚力だと踏み負けてるw
少しの差なんですけどね。
ここのところ、あまりきっちりとライドに行けて無かったので私の身体が鈍ってます。
毎週末ライドに行けてた頃の私ならまた印象は違っていたと思います。
踏み負けていてもそこそこな速さで登れているので機材側になんら問題ありませんw
私自身の問題ですw
まだ乗り慣れてない頃に52-36組んだスペシャに乗って北摂を120km以上、獲得標高1000ちょっと走ってスペシャの剛性にヤラレた頃を思い出すw
そう、慣れなんです。
私がこの組み合わせに慣れて踏み負けないようになれたら、スペシャ+ロバール改の時のように「最高!」
と感じる瞬間が訪れるでしょう。
ホイールの重量だけで言えばエモンダに装着しているAEOLUS COMP5の方がRSL62よりさらに重たいです。
それなのに皿倉山を貧脚なんで30分くらいかかりますが、展望台まで登って、遠賀川まで行き直方~芦屋浜まで走って…も、楽勝です。
なので明らかに機材の剛性差ですね、きっと。
腹圧あげれない状態だったのですが、先週より今週は清滝を56秒縮めれました。
踏み方に慣れてきたのと、じわじわですがライドに行けているので身体もマシになっていってるんでしょう。
スペシャ+ロバール改の時も、ヒルクライムのタイムが伸び悩んでいる時は正にこんな感じ。
なんか今日は楽だなぁ。
後からStrava見てみたら、自分で驚くタイム出せた時っつ、この状態から少し違うだけなんですよね。
なので、二回ほどRSL62に乗った印象を正直に書きましたが、マジに凄いです。
質実剛健に万能性が高いのはマドン+RSL37です。
エアロロードでありながら、オールラウンドモデルのように走ります。
マドン+RSL62は、スーパーカーみたい。
それも速く確実に走れるスーパーカー。
意外と思われるかもしれませんが、乗って楽しいのはRSL62の組み合わせでした。
RSL37の組み合わせも捨てがたいですが、どちらか一方を選べと迫られたら迷いなくRSL62を選びます。
今は踏み負けてる現状ですが、私の踏み方に合ってるのは、フィーリングが合うのはRSL62ですね。
RSL37は軽すぎるのです。
RSL62を装着して37の偉大さも感じましたが、私が確実に好きなのは62ですね。
今週末も62で走りにいきます。