エネルギー規模で比較すると化石燃料は光合成の8％に過ぎない

←ＮＨＫの高校講座　理科総合Ａ　「光合成と地球環境」より

　世界の消費エネルギーを1とすると化石燃料を燃やして得るエネルギーは0.82で、光合成で固定されるエネルギーは5～10でそのうち食料分は0.05だそうな。

　地球規模で見たら化石燃料を燃やして大気中に放出される炭素よりも光合成で固定される炭素の方が6倍～12倍も多いのだ。
　つまり、人間の活動で出た二酸化炭素くらい、軽く吸収してしまう炭素の循環があるのだ。

　それどころか植物目線で見たら、二酸化炭素が足りない状態だろう。
植物は、昔のもっと二酸化炭素が多い時代に発生したから、今の二酸化炭素濃度（380ｐｐｍ）では物足りないはず。
　
　現在の大気中の二酸化炭素濃度は約380ｐｐｍ（0.038％）だが、光合成の速度が飽和するのは約2000ｐｐｍ（0.2％）で1000ｐｐｍまでは機嫌よく伸びているから今の2倍（800ｐｐｍ）程度まで増えても光合成的には問題無さそうだ。

　また、光合成は陸地の植物だけでなく、地球表面の7割を占める海の方が多い。
　現実に光合成による酸素供給の2/3は海で行われているのだから。
二酸化炭素が水に溶ける→光合成→動物→サンゴ、貝類の殻（炭酸カルシューム）→石灰石と固定され埋蔵される。
日本に良質な石灰資源があるのもこのおかげ♪

　だから二酸化炭素は悪者ではないのだ。

　化石燃料を燃やして大気中に放出される二酸化炭素が地球温暖化の原因だとかほざいている御用学者に洗脳されているアホがまだいるようだが、化石燃料を燃やすよりも光合成で固定される炭素の方が多いのだから、二酸化炭素が地球温暖化の原因でないことは、明らかなのだ。

それに二酸化炭素が増えると植物の光合成も盛んになるというフィードバック機構も働く。
現に地球全体の植物の量は増えている。↓
　

　もうそろそろ原発推進派や環境ビジネスを仕掛けた連中の洗脳から解けてもよい時期だと思う。

　産業革命以後、石油、石炭など燃料を燃やして大気中に二酸化炭素が増えた結果、地球の気温が上昇したというのは、デタラメなのだ。（無理が通れば道理が引っ込む）

　大きく見たら、過去４７０００年の気温変化で既に約２万年前から温暖化が始まっている。
寒冷化も温暖化も自然のサイクルなのだ。

　2万年前は、今よりも平均気温が６～７℃低く、海水面も100ｍほど低く日本列島はユーラシア大陸と地続きだった。
　南の島が水没の危機なのは、先進国の経済活動が原因ではなく、自然の力なのだ。
自然の力には抗えないので、移住とか海上生活とか選ぶしかないだろう（そういうのも商売にするんだろうなぁ）

　↓　ＮＨＫ高校講座　日本史　「旧石器から縄文へ」より
　

　↓　「環境問題を考える」より
　
　二酸化炭素濃度の変化よりも気温の変化の方が先行している。
　気温の上昇の方が、二酸化炭素の上昇より先なのに、環境ビジネス、排出権ビジネスで利益を得る連中は、逆のことを宣伝して世の中を洗脳しているのだ。

　「強い奴が黒と言ったら白い物もクロになる」というアレと同じなのだ。

　権力者は他人を奴隷扱いして、富を奪いたがる。
　人類は未だに暗黒時代に生きているってことですな。

　次代は、共存共栄で与え合い、富を創造できる世の中でありたい。