佐々木さんの無料メルマガに時限爆弾(株価暴落)、外国人投資家の立場について書いてありましたので、一部転記します。(メールで転載の許可を取ってます)
くるかもしれない株価のピークアウトに備えて資産防衛の準備はしておきましょうね(出来る範囲で)
2013年の日本株買い越し15兆円と為替ヘッジ5兆円の解消、巻き戻しが来たら・・・
まぁ、私が外国人投資家(ヘッジファンドなど)の立場なら、自分の成績と報酬の最大化を狙って大暴落を画策して容赦なく追撃売りしますね。
奴らの常套手段ですもの
本当に暴落するかどうかは分かりませんが、20兆円の巻き戻しだけですむとは思えません。
連中の行動パターンとしては
「為替の円安で保有する日本株の価値が減少するから、日本株の上昇が止まると見越したら売ってくる。」
のだそうです。
ヤフーの皆の予想だと年末16000円~18000円の間が多いのね。
さて、当たるにしても道中がどうなるか?
波乱があってもなくても大丈夫なようにはしておきましょうね
私は株は持ってないけどねー。
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2014/1/7 No.2762
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10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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今日のNews
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●日経平均が41年ぶりの上昇率、円相場が対ドルで34年ぶりの下落率と記録ずくめとなった13年から年が明けた最初の取引で日経平均は一時400円あまり下げた。
昨年末までの9日続伸で1100円超上昇し、利益確定売りが出やすかったとは言え、下げ幅の大きさは正月気分を吹き飛ばすには十分だった。
大発会で日経平均が下げたのは、2000年以降では01年と08年に続き3回目。
01年はIT(情報技術)バブルの崩壊、08年はリーマン・ショックで日経平均は年間でそれぞれ3243円、6448円下げた。
日銀の量的・質的緩和や国内の景気回復の持続で円安と株高が続くとの市場参加者の強気の見方に変化はないが、大発会の株安というジンクスが投資家心理に陰を広げつつある。
新興国発の波乱はないのか、年初から一抹の不安が漂ってきた。
日本経済新聞 1月7日
●波乱の新年入りとなった6日の東京株式市場だが、こと個人投資家に限ればその勢いに陰りはみえない。
中小型株や新興株は堅調に推移し、急落した主力大型株の一角にも個人の押し目買いが活発に入ったようだ。
少額投資非課税制度(日本ISA=NISA)の始動も支えになっており、日経平均株価の382円安だけからは読み取れぬ需給の良好さをうかがわせた。
日経平均は昨年12月17日から30日までで9連騰し、上げ幅は1138円(7.5%)に達していた。
短期的な過熱感も出ていたため、大発会はヘッジファンドなどによる利益確定売りが膨らみ、先物主導で下げが加速した。
一方、先物の影響を受けない東証2部株価指数は5営業日続伸。終値は3601.53と、2007年11月以来約6年2カ月ぶりに3600台に乗せた。
日本経済新聞 1月7日
●東京・日本橋兜町には「株を枕に寝正月」という格言がある。
昨年の日経平均株価は56.72%の上昇と戦後4番目の上げ相場になり、市場には先高観が満ちているからだ。
しかし、バブル崩壊が始まった1990年の正月も「株を枕に……」がぴったりの雰囲気だった。
今年は上がるかもしれないが、ベテラン投資家に本音を聞くと「難しい年になりそうだ」との反応も多い。
消費税率引き上げの反動、内閣支持率の低下懸念、そして米国で中間選挙が実施されることも、東京市場には逆風だ。
日本経済新聞 1月1日
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佐々木の視点・考え方
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★大発会の昨日、そして今日と日本の株式市場で株価が下落中。
強気の個人投資家が、小型株等を買ってはいるが、不安を持ち始めた者も少なくない様だ。
こういう時に必要なのが事実確認。
昨年の日本株上昇は、ひとえに史上最大の外国人投資家による買い越しによるもの。
外国人投資家2013年年間では14.7兆円もの日本株を買い越した。
この、買い増しした日本株を、2014年に彼らはどうするか、彼らの立場になって考えてみよう。
米ドル建てが基準となる為替で見れば、昨年の日本株の成績は米国株の32.4%欧州株の28.7%上昇に劣る27.3%だった。
他の地域のファンドマネージャーに比べれば、日本株担当者は相対的に劣っていた。
しかし、昨年は日本円が大きく安くなる事が分っていたので、殆どの日本株ファンドマネージャーは、日本株投資額全体を為替ヘッジした。
全額為替ヘッジによって日本株ファンドマネージャーは日本円での日本株の上昇率の56%に近いリターンを得れたのだ。(為替ヘッジコスト分は差引かれる)
つまり、約15兆円分の円売りドル買いの先物をして、現在もロールオーバーしているわけだ。
ここ数年の2桁の円ドルレートで日本株を買った分約5兆円も為替ヘッジしているだろうから、約20兆円分の為替ヘッジとなる。
コストがかかる為替ヘッジがあるため、日本円が長期で円安になり、株価上昇が止まるなら、買ってきた日本株を売却し、為替ヘッジを解消しなければいけない状況にある訳だ。
外国人投資家は長期保有してくれると多くの日本人投資家は思い込んでいる。
為替が長期的に円高傾向にあった1980年代から200年代にかけては、日本株価が上昇しなくても為替で挽回できたから、この考えが正しかった。
しかし、現在の外国人投資家は異なる。為替の円安で保有する日本株の価値が減少するから、日本株の上昇が止まると見越したら売ってくる。
あなたは、こうした外国人投資家の考え方の変化を想定して、今年の投資方針を決めただろうか?
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たしか「株で損しない方法は、株をやらないことだ」って言葉があったよね。
私は、株の売買はやってないので心配ないのだ^^