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ムインのブログ一覧

2011年07月25日 イイね!

扇風機が火を噴く理由

扇風機が火を噴く理由
←購入後約十年の扇風機のカバーを外して見た。


過日、三十年経った扇風機は部品の劣化などで火を噴く危険があるとかニュースで言っていたが、んなもん 新らしいもんに買い換えろという宣伝の一環だ。

なぜ燃えるのかの理由をテキトー(不正確)に言っているのがその証拠。

原因は トラッキング現象  なのだ。

コンセントのプラグだろうとTVだろうと扇風機だろうとホコリが溜まったら絶縁不良でショートして燃えるのだ。(ブラウン管TVは、内部が1000V以上の高電圧なのでプロ以外は開けない様に!)

 扇風機の羽の後の駆動部は、モーターだからコイルと芯と磁石と軸で構成されている。
モーターだけなら100年経っても火など噴かない。

燃えるには燃え草(燃料)がいる。

その燃え草は、溜まったホコリなのだ。

つまり、ホコリ+湿気+電気で変なところに電気が流れて、ホコリが燃えて、プラスチックのカバーなどに燃え広がるのだから、内部のホコリを掃除して取り除けばダイジョブなのだ。

掃除のときにコンセントを抜かないとか、コイルを傷つけたら危険なのは、基本の基本なので意味が分からない人は、TVの言うがままに買い換えたらよいでしょう。←無知はコストなのだ!


というわけで、本日のお掃除は、扇風機の内部までダイソンの爆音式サイクロン掃除機でホコリを掃除したのであった。

コレでこの夏は、乗り切れるだろうと思う。
2011年02月23日 イイね!

ソーラーパネルは地震の備えになるか?(当たり前だが、ケースバイケース)

NZで地震があり、邦人が被災してますねー。被害が少なくなりますように(-人-)


あれは忘れもしない、1995年1月17日5時46分のことだった。 ←本当に忘れもしない出来事なら最低限、日付くらいは書けって思うから書いた。
---(ココから思い出話)
ふと目が覚め、時計を見たら5:45分。
起床時間の6:00までの15分損した気がしたが、二度寝すると危険だなとボーっと考えていたら、遠くから地鳴りが聞こえてきた。
地鳴りの後からガタガタと建物の揺れる音も聞こえてきた。
「!」
地震だった。
当時、大阪府・高槻市在住だっが、結構揺れた。

これ以上揺れたら、倒壊する?→でも人間、一度は死ぬんだからジタバタしない。なるようになる。ってハラを括ったのを覚えている。

ガスはリセットしたら使えたし、電気も水道も生きていたので、出勤することにした。
JR高槻駅への途中で、道路のアスファルトがめくれていたり、水道管が破裂して、水が噴出しているところもあった。

駅には人があふれていた。
電車は止まっていて、いつ来るか分からない。
改札の前で様子を見ていたら、大きめの余震が来たので、電車待ちをあきらめて帰宅した。
「今日は年休を使おう」

家から会社に電話したら、繋がったので、「年休」と伝えた。(当時は携帯電話を持っていなかった)
後で聞いたら、京阪電車だけはすぐに運行再開したらしい。
徒歩組と京阪組が出勤したので”公休”にはならなかったっけ。

神戸にあるトヨタ純正カーオーディオメーカーの富士通テンには、トヨタからヘリコプターで資材や再建部隊が投入されてきた。(交通網は麻痺、道路も寸断、街は瓦礫の山)
災害地の従業員は家や家族を守るのが第一だからという理由。

仕事ととしてみたら、心身に不安、ストレスを抱えた従業員に生産ラインの再建を任せて、万一不具合があってはならないし、再建までの時間も部外者の方が短縮できる。
(かかった費用が保険でまかなえるかどうかは知らないけど)

会社に協力要請があったのは、当面の生活水確保で、ペットボトルを供出した。
陸路は壊滅状態だったので、空のほかは海路ってわけで、船をチャーターして、給水タンクごと水を○t陣中見舞いしたと営業所の上司(尊敬に値するH課長)は言っていた。

JRが開通したあと、出張で神戸方面に行ったら徐行する電車の窓からの景色で酔った。
電柱や建物が様々な方向、角度に傾いているために自分の平衡感覚が維持できなくなってしまったのだ。
人間って三半規管だけでなく目からの情報でも平衡感覚を保っているのだと実感した。
---(思い出話ここまで)

…ということで、毎年1月になると「今年はどうよ?」という流れでインフルエンザや地震対策について話す機会が増える。

最近は、CMの影響なのか度々「安いソーラーパネル」について聞かれる。

理由を聞くと「災害時の停電対策」が多い。
「停電でも照明、TV、電子レンジ、ドライヤーを使いたい」とか。

一般家庭での話なので、こう答える。

・お金に余裕があるなら、売電できるくらいのしっかりしたパネルを (百万円単位)
・お金を掛けたくなくて、数日間の非常用電源なら発電機を (十万単位)
・お小遣い程度のお金で何とかしたいなら、電池を買いなさい (数千円~1万円単位)

 直下型や大きなゆれなら、電気以前に倒壊して下敷きということもあるし、倒壊しなくてもソーラーパネルが破損する危険もある。
 また、ソーラーパネルは太陽の光に依存するから、曇りや火災などの煙でも発電量が落ちる。

・そもそも災害時に電子レンジとかドライヤーは使わんでもええんとちゃうのん?
水や非常食、防寒具、ゴミ袋、電池、ろうそく、手回し発電機(ラジオ、LEDライト、充電機能付き)とか適当に確保しておけば、数日は持つだろう。

最低限、水さえあれば、1週間や2週間は食べなくても死にはしない。(災害ダイエット)

一般家庭なら米くらいは置いてあるだろう。(なければ小麦粉や非常食でも)
行政の備蓄している非常食がいつ配布されるのか、配布情報がくるかも分からないのだから最低限、飲み水だけは確保したほうが安心だろう。(井戸水だって地震の前後では水位が変るかも知れないのだから)

あと、埋もれたときの位置知らせように「笛、ホイッスル、ブザー、目覚まし時計」など音が出るものが身近にあったらいいかもね。(ホコリでノドが辛いだろうから)
2011年01月13日 イイね!

3Dチップ

3Dチップ半導体の高集積化は、写真技術でチップ表面に回路図を焼き付ける際のプロセス(デザイン)ルールに依存してきた。

メモリーの容量でいえば64k→256k→1024k(1M)→4M→16M→64M→256M→1024M(1G)と世代毎に4倍になるのは、プロセス(デザイン)ルールが半分になることで同じ面積のチップに書き込める回路が4倍になるからだ。(面積は縦×横の二次元だからルールが半分なら面積は1/4)
幅1mmの線とその半分の0.5mmの線では同じ面積に4倍の文字が書けるイメージ。

PCや携帯電話など高機能化すると回路も多くなり、同じプロセスルールなら必要な面積も多くなる。
さらに小型・軽量化も進むとなるとプロセスルールの進歩(4倍)では足りなくなることもある。

半導体の集積化と同様に回路基板も進化した。
ガラスエポキシの基板が片面から両面になり、軽くて薄くて柔軟性のあるフレキシブル基板になり、ビルドアップ基板*) になるという具合に立体化したともいえる。

*)逐次積層法により一層ずつ層を積み上げ、レーザー加工などにより直径100μm程度の微細な層間接続ビアを形成した、配線密度の高い多層配線板。
代表的なのは、松下のALIVHやイビデンのFVSS、日本シイエムケイのPPBU、東芝が開発したB2itなど。

携帯電話の軽量化競争で初めて100gを切った(97g)のは松下通信工業だが、ALIVH基板の開発がなければ不可能だった。「体積が100ccで重さ97gだから水より軽い。ラップでくるんだら水に浮く!」と当時の責任者は、はしゃいだと聞く。

最近のBDの録画機の外観も年々小さく薄くなって来ているが、P社はその秘密を独自開発のシステムLSIだと中の基板を見せながらWBSで説明していた。

P社のHPでプレス発表を見たら32nmルール迄進んでいた。
それを見るまでは、平面的な微細加工技術に加えて、ALIVHのようにチップに回路を多層化して立体設計したのかと思ったが、定かではない。

いずれにしろ集積回路の立体的(3D)設計も時間の問題だと思った今日この頃。

(映画のターミネーターのチップも3D構造とかいってたけどどうせ作るなら、介護型、メイド型にして欲しいと思う)
2011年01月13日 イイね!

半導体が弱いもの

朝一、空振りで脱力したので、今度は力を抜いて書いてみる。

半導体は大きく前工程と後工程に分かれている。

前工程は、ダストや振動に弱い微細加工の暗室工程と停電に弱い炉の拡散工程がある。
トランジスタの場合は、概ね暗室⇔拡散の往復で細かい工程を含めて40前後の工程を踏む焼き物ともいえる。(30日~60日程度かかる)

後工程は、前工程で出来上がったチップを組み立てる工程なので、繊細な前工程に比べると目に見えないようなダストや振動には弱くない。

・雷に弱いのは拡散工程で、落雷や停電のショックで、電気炉のタイマーがリセットされてしまうと細かい制御が出来なくなるからだ。(最悪、規格外)

・振動に弱いのは、説明は要らないだろう。
 精密機械は、大きくゆれたら壊れるし、暗室工程で揺れたらなら全部不良か、やり直しだ。

国内半導体工場・付帯設備動向 の「半導体工場の地震対策“地震大国” 日本」によると↓
///
04年10月に発生した新潟県中越地震では,新潟三洋電子が深刻な被害を受けた。同社の親会社である三洋電機による当時の発表では,被害総額は503億円にのぼり,内訳は機械・その他が184億円,棚卸資産が46億円,復旧費用等が270億円,設備投資が3億円となっている。さらに業績への影響として, 510億円の売り上げ減少,370億円の営業利益減少があげられた。
(中略)
ゼネコン各社は半導体工場などを対象として,「免震構造」の提案に注力しており,独自色を打ち出している。
///
昔、聞いた某半導体メーカーの話でこんなのがある。

超微細技術を使った新製品の歩留まりがなかなか安定しないので、徹底的に調べたそうな。
判明した原因は、近くはないが遠くもない線路を走る”貨物列車の振動”だったとか。

貨物列車が通るときに微細加工の工程にあったロットが規格外になっていたのだ。
(鉄道マニアが気づいたのかな?)

もう、「地震観測所には、遠足で来るな!」みたいなもんだ。

だから、よい子のみんなは 半導体工場の近くを歩くときは、ドスドス歩いたらだめだよー。
ましてや工場見学に行こうものなら工場内は、”抜き足 差し足 忍び足”で歩くんだよー。

三洋といえば、
1999年9月21日に台湾中部を襲った大地震の影響もあった。1999/9/22時点↓
「半導体の組み立てを行なう台中市の台中三洋電子股分公司では,「一部の生産ラインに損害が出ており,修理が必要。現時点では操業開始のメドは立っていない」(三洋電機 広報部)。」

当時は、まだ液晶パネルではCAD(設計用)用には力不足だったため、高精細度モニターはCRT(ブラウン管)が多かった。

そのCRTに不可欠の水平偏向石*)がそこで組み立てられていたので、物不足になると恐れた国内外のTV,CRTモニターメーカーから、突発の追加注文が出たりして混乱した。

とはいえ、素材確保、生産能力、セットとの相性、仕様変更の承認など制約が多く、三洋の石からの変更は、難しかった。

*1)トランジスタのチップは素材が石と同じ珪素(Si)なので、石と呼称される。

半導体は微細、集積度の高いものほど放射線(宇宙線)、磁界、電界に弱い。
耐放射線性を持つ高機能論理集積回路の開発 宇宙航空研究開発機構(jaxa)平成22年11月22日にも書いてある通り、大気の保護がないと宇宙線の影響も無視できないのだ。

半導体で見て分かる放射線の影響の一例ではCCDの白抜けがある。

海外に航空便で送ったところ、出荷時にはなかった白抜けが発生していた。
不良品かと調査した結果、原因は高空を飛行した際の宇宙線被爆と判明。

というわけで、半導体部品で銀色のラミネート包装されたものがあるが、静電気、電界、磁界以外に放射線対策でもあるので、開封後はナマモノと同じで放置すると悪くなると考えたほうが無難なのだ。(笑)
2011年01月13日 イイね!

メンテだとお!

メンテだとお!←6時半に力作をアップしようとしたらダメだった。

ガックリきた

これからはアップする前にコピーをとっておこうと思った。

あるいは、テキストで作ってから貼り付ける?

空振りで消耗したので 一旦、休憩だ。

プロフィール

「年末になると思い出すうどんとそばの話 http://cvw.jp/b/267137/45747112/
何シテル?   12/29 22:38
 38年式 関西人です。 環境を住めなくする危険をはらむ原発より、LNG、光合成(食料以外のバイオマス、廃材や藻の油)を利用すべきだと思いませんか?
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