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ムインのブログ一覧

2011年04月29日 イイね!

東電は復興が終わるまで役員報酬全額カット、無料奉仕でもいいんじゃなイカ?

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海江田経産相「足りない」東電役員報酬カット (スポーツ報知) 海江田万里経産相は28日、福島第1原発事故の賠償問題で、東京電力が経営合理化のため、役員報酬を半減する方針を打ち出したことについて、「まだまだ、カットの仕方が足りない。高額報酬を手にしている人たちのさらなるカットは、やってしかるべきだと思う」と述べ、一層の削減を求めた。社外取締役を除く同社取締役の報酬総額は約7億円(09年度)で、清水社長を含む取締役19人の平均報酬は年間約3700万円。

 一方、これを受けた東電の清水正孝社長は同日、「大変厳しい(水準)と考えている」と理解を求めた。ただ、削減率増など、今後の対応について「現時点で未定」とした。

 また、巨大な災害などの場合に、電力会社を免責する原子力損害賠償法の例外規定に、今回の事故が適用される可能性について、同社長は「そういう理解もありうる」と話した。枝野官房長官は「免責が適用されるとは考えられない」との見方を示している。 [ 2011年4月29日8時00分 ]
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原発復旧作業をハローワークで紹介 「時給1万円」に応募者続々 (J-CAST)[ 2011年4月28日18時43分 ]

原発作業員の求人がハローワークで紹介されている。時給は1万円。ただ、1日の労働は2時間だ。応募者は続々と現れ、2日で5~60人に達した。

防護服を着た、体力を使う作業
求人は千葉県の人材派遣業者「クロテック」がハローワークに出している。募集要項によれば、時給1万円の仕事の中身は、

「福島原子力発電所復興業務。原子力発電所の外周業務。防護服を着て、規定の時間内での作業となります。体力を使う作業となります」

勤務は交代制で、労働時間は8~17時の間の2時間。そのため、日当は2万円となる。雇用形態は試用期間3か月の正社員で、学歴、経験、資格は不問となっている。仮設住宅に住み込んでの仕事となるが、住宅費や食費は会社が負担するという。
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<東京電力 従業員データ>
平均年齢: 40.6歳
平均勤続年数: 20.7年
従業員数:36,328人
平均年収:7,578,077円(22.3.31現在)
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・日当2万円で命を削って原発作業ってのは、厳しいでしょうね。
 原発作業の日当は3万円で、派遣会社が1万円ピンハネして2万円ということらしい。

・東電社員の平均日当を仮に年200日として計算すると日当37,890円。
 東電社員の年収を20%カット(一旦10%カット発表で国民の反発を買った)すると日当37890×0.8=30312円≒人材派遣会社への支払い3万円(派遣会社1万ピンハネ→作業員の日当2万円)となり、ほぼ等しい。
 一般的な人材派遣会社の場合、人件費が75%だから22500円になるけど差額の2500円が住宅費と食費なのかな?

・東電の幹部が社員に年収20%カットを脅す?説得する?(お願いする?)としたら、「非常事態の給料カットに不満があるなら、現場に行って作業しろ!それが嫌なら受け入れろ!」って感じかな。

・それよりもウソツキの幹部連中の役員報酬が50%カットなんて、甘すぎるから、交渉のテクニックだろう。
小出しにして譲歩して仕方が無いと思わせる積りなのだろう。
地域が復興するまで、役員報酬ゼロが当然だし、年収も平社員、もしくは社員平均並に落とすのが当然だと思う。
今まで地域、国民、世界に対して安全だといいながら、地震対策をせずに事故を起こしたウソツキ責任者が責任を取るのは、当然の話。
昔なら切腹モンだし、今なら全財産没収でも良いくらいだろう。

ただ、復興までは、無料奉仕で良いから責任を果たさせてくれというなら、願いを叶えさせてやらんことも無いというのが、人情だろう。
そういうことなら、財産没収は許してやって、家族の生活費分として、最低賃金で働いてもらえばよいと思う。
そもそも大企業の幹部職はお金なんて使わないから、給料は無くても困らないはずなのだ。

以前に勤めていた大手民間企業ですら幹部職は、接待だ会議だといって、昼も夜も会社の経費を使って自分の懐なんて関係なく飲食していたのだから、東電の幹部なら身銭は一切きらなくても不自由は無いはずだ。

移動も当然会社の経費だし、必要なのは小遣い程度のタバコ、コーヒー代くらいじゃないのかな?

幹部なら子供も独り立ちしてそうな年代だし、子供が学生で資産も無く、教育費が不足するなら(それはそれで情けない話だが)別枠で支給すればよかろう。

一番お金がかからない年代の幹部が一番年収が多いのだから、ここはばっさりと年収カットで、最低賃金にまでカットしたらよいのだ。
中小企業の経営者の方がよっぽど潔いぞ!(一番働いている)


あと、仕事をしていなかったことがバレタ原子力安全委員会と保安院の減給と経済産業省の減給もあってしかるべきだろう。
勿論、トップの海江田さん自身も自ら減給も申し出るのが当然だと思う。

もし、文句があるなら、国民に自身の報酬額は、いくらが妥当か国民に聞いてみたらよいのだ。
Posted at 2011/04/29 22:49:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発 | 日記
2011年04月23日 イイね!

「原発止めたら電気が足りなくなる」は、真っ赤なウソですな。追記版

「原発止めたら電気が足りなくなる」は、真っ赤なウソですな。追記版 発電所の稼働率と発電効率をちょっと調べただけで、ゴロゴロでてきた。
関西のTVのニュースキャスターも「蓄電や発電の技術は電力会社に圧力を掛けられてことごとく潰されてきた」とポロリしていた。「詳しくは特集でも組んで…」と言っていたから、そのうちTVか週刊誌でもその手の特集がされるだろう。

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原子力発電所の稼働率
日本における原子力発電は、現状53基が稼働し電力の約25%を供給する重要なエネルギー源となっている。しかし、地震などの不可抗力、設備上・運転上のトラブルや関連する規制対応などのため近年の平均稼働率は60%台で低迷している。一方、米国では2000年頃から平均稼働率90%台で安定して推移しており、日米間で大きな稼働率の差異が存在する。
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日本は地震国なのに単純に地震のない所に原発を建てている米国と比較してどうするの??

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過剰な発電所と無力な原子力 京都大学 原子炉実験所 小出 裕章  によると
「日本では現在、電力の30%を超える部分が原子力で供給されています。そのため、原子力を廃止すれば電力不足になると思っている日本人は多いと思います。また、今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っている人も沢山います。そして、原子力利用に反対すると「それなら電気を使うな」といわれます。

しかし、発電所の設備量で見ると、原子力は全体の18%しかありません。その原子力が発電量では3割を超えているのは、原子力発電所の稼働率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているためです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にも達しません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余っているのです。
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 西と東の周波数の違いを無視しているし、ピーク時が問題(一瞬でも越えたら、過負荷で電流は流れなくなる)なのに年間の総量の電力量だけで結論を出されても現実とは違うという突っ込みどころはあるが、設備が余っているのは確かでしょう。

本当は、原発を全部止めても発電設備は余っていたのだ。

3/16の「本当に電力は足りないのかな?」にも書いたが
東電の発電能力はWikipediaによると(2004年3月現在)
原発が3ケ所で1730.8万kw
水力が160ケ所で852万kW
火力が26ヶ所で3683.1万kW 
 つまり、水力と火力だけで4535万kWある。
(八丈島の風力500kW、地熱3500kWは、電線が繋がっていても誤差範囲として考えない)

また、東電のHPによるとH21年の発電能力は自社+他社受電分含めて

全 体:7769.2万kW(自社分は6448万kW)
原子力:1818.8万kW(自社分は1730万kw) 
差 分: 5950.4万kW(自社分4718万kW)

昨日ネットで見たら東電HPで消されたという資料↓
 (探してクリックしたら「見つかりません」とでた)

 設備の稼働率や負荷を考えたら、なんでも能力の100%ではなく80%程度が丁度良いだろう。
部品でも電子回路でも最大定格の80%で設計するのがセオリーだし、寿命も短くならない。

人間の筋肉でも8割の負荷をかけていれば、衰えない。
逆に使わないと錆び付くのは、設備も筋肉も頭脳も同じ


設備のメンテも必要だから100%稼動は無理な話。(その場合は増設が必要)
設備能力は最大需要より2割以上余裕を持たせておかないと有事の際に困ったことになる。

東電は、夏場までに5000万だ、5500万kWだと供給量をジワジワ小出しにしてきた。
節電も大口で25%を一律15%まで緩和になりそう。
猛暑にならなければ、節電も回避できそうな雰囲気だ。

 また、時間別に見てみると…
過去の最大電力発生日の時間推移(10電力計)↓

図中最大の2001年7月24日の例:1時~8時が120百万kW以下で15時が183百万kW
最低の5時と最大の15時の電力は88百万と183百万で約2倍!

素人目に見ても
・蓄熱、蓄電など電力の平準化をすれば、ピーク時に10%~20%くらいカットできるんじゃね?
・22~8時の間に蓄電して9~20時に使えば節電しなくてもOKじゃね?
・22~8時の間に清涼飲料水の自動販売機みたいに氷を作って(これも蓄熱の一種)、10時以降の空調に使えば、節電しなくてもOKじゃね?

このくらいのことは、誰でも思いつくだろう。

それに今は震災復興のためにも日本経済のためにも製造現場の電力を確保するのが最優先の時期のはず。
部品が無ければ、製造設備も動かなくなる。
部品交換無しで、だましだまし動かせるのは、3ヶ月~半年位じゃないかな。

電気が無くて設備稼働率が落ちた後は、部品が無くて稼働率が落ちましたでは、復興どころじゃ無くなる。東電はこの期に及んでも原発が無いと電気が足りなくて大変だという印象を与えたいのだろうか?

ってことで、今は40年前と違って色々と技術も進歩しているのだし、蓄電、蓄熱、普通の節電で乗り越えられそうに思うのだ。

昔は太陽電池もコスト高で発電効率も低かったが、今では量産化されコストも性能もそこそこになっているし、今では車用のリチウムイオンバッテリーまである。

ガスから水素を取り出して発電するコジェネ、燃料電池もある。
発電所から家庭に電線で送ると約5%の損失があるが、その場で発電して使うコジェネならその5%分もお得なのだ。

 40年を超えるような老朽化した原発を使うほうがどうかしてると思う。


地震ハザードステーション
 浜岡原発とか、東海地震の震源地の真上に原発を作っているのは、自爆テロとしか思えない。

熱エネルギーの30%しか電気に出来ないで70%を廃熱として周囲に撒き散らす(主に海水を温める)ような原発。
火力発電(効率40~60%)よりも効率が悪く、使用済み核燃料の処理に困るようなシステム自体が欠陥システムだろうに。
 地球温暖化の原因がCO2だという仮説は環境ビジネス、原発推進派のプロパガンダに過ぎない。
気温の上昇の後から、海中や氷の中からCO2が大気中に放出されて、大気中のCO2濃度が上がっているいるのだから、原因と結果が逆転している。 (長くなるので、また別途)


<発電所の効率>
原子力発電:発熱の30%(70%は廃熱で空気と海を温めている)
・水力発電:80~90%(稼働率を下げて発電量を数字を少なく見せかけている)
・火力発電:40%~60%(60%は、ガスタービンを組み合わせたコンバインドサイクル発電)
・風力発電:~59%
 …風任せなので安定しないというが、その場で蓄電するとか、水を電気分解して水素と酸素にすれば… 原発並みの発電量を原発より安く作れるので東電から公表しないで欲しいといわれたという話もありえる話。
↓風力については、洋上水素製造構想というのもあった。
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 九州大学の研究者を中心に、海上に巨大な風力発電所を造り、新しいエネルギーとして活用しようという構想の研究会が発足している。
構想によると、海上に蜂の巣状に浮かべた六角形のコンクリート構造物(一辺300メートル)の上に、従来の2倍以上の風力を得る直径100メートルの風車を設置。
送電線は使わず、得られた電力で海水を電気分解して水素を作り、その水素を船で陸に輸送して水素発電や燃料電池に使うというもの。高強度の新素材や効率的な風車、水素貯蔵などの最新技術を組み合わせ、原子力発電所1基分に相当する100万キロワット級の発電を低コストで目指している。
新素材の耐用年数は100年以上とされ、発電コストは原発の半分以下に抑えられる。
六角形の浮体の内部を養殖場にすることで、漁業補償の問題も解決できるとしている。資金の目途が付けば6〜7年で技術確立が可能としている。
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↑風力は低周波など騒音による健康被害が心配されているが、影響を受けないほど離れた洋上に浮かべれば、養殖場としても使えてダブルでお得な案に思える。
また、発電量が安定せず不安定だという問題も送電せずにその場で海水を電気分解して、水素と酸素を取り出すなら無関係になる。

 燃料電池の発電効率:30~70% 化学→電気エネルギーへ直接変換なので、途中に運動エネルギー、熱エネルギーを経由しない分、無駄が無く効率が高い。

ついでに太陽電池の発電効率(光電変換)も
a 太陽電池:多接合型太陽電池 ~30%
b CIS系で19.4%、GaAs系の2005年末の世界記録は25.1%、InGaAsが35.8%
c 薄膜シリコン型が10%、色素増感太陽電池~10.4%、有機薄膜4%~9.2%
d 開発中の第三世代型太陽電池 量子ドット型 約60% ←事業仕分けで予算減

bの有機半導体薄膜で液体状の塗れる太陽電池 変換効率9.2%で有機系で世界最高を三菱化学と東京大学が共同で開発して、2012年夏の商品化だと4/13のWBSで紹介していた。

今の家庭用ソーラー発電は、屋根にパネルを設置しているが、これを使えば来年以降は、屋根、ブラインド、ひさし、外壁(朝日も夕日も使える♪)など、塗装して100℃の熱処理に耐える素材ならなんでも太陽電池になる。
車の塗装に応用すれば車体で発電可能♪(車はメーカーと共同開発で2015年目標)
2時間の充電で10~15km走行できるらしい。(街乗りなら十分)

電力会社の利権、闇の部分に今回の震災で光が当たるきっかけになるのかも知れない。

犠牲が出ないと変らないというのは、本当に胸が痛む世の中だ><
Posted at 2011/04/23 01:11:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 原発 | 日記
2011年04月22日 イイね!

関西電力も原発依存度50%といいながら実は設備能力では28%という数字のマジック

関西電力も原発依存度50%といいながら実は設備能力では28%という数字のマジック←関西電力のHPより

 原発比率:2009年45%(実績)→2019年50%(計画)

 でも設備能力比では28%という事実。
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風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算 (2011年4月22日5時0分 asahi.com)

 環境省は21日、国内で自然エネルギーを導入した場合にどの程度の発電量が見込めるか、試算した結果を発表した。風力発電を普及できる余地が最も大きく、低い稼働率を考慮しても、最大で原発40基分の発電量が見込める結果となった。風の強い東北地方では、原発3~11基分が風力でまかなえる計算だ。

 同省は震災復興にあたり、風力発電を含めた自然エネルギーの導入を提案していく方針だ。

 今回の試算は、理論上可能な最大導入量から、土地利用や技術上の制約を差し引き、さらに事業として採算性を確保できることを条件に加えた。

 試算によると、固定価格買い取り制度など震災前に政府が決めていた普及策だけでも、風力なら日本全体で約2400万~1億4千万キロワット分を導入できる。風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7~40基分に相当する。  

ただし東北など電力需要を上回る発電量が期待できる地域がある一方で、電力会社間の送電能力には現状では限界がある。試算どおりに導入するのは短期的には難しいとみられている。
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ほうほう、とにかく事故で放射性物質が撒き散らされる危険のない自然エネルギーは豊富にあるということね。

んで、今更ながら地元の関西電力のHPを見てみたが、種類別の発電能力の記述が無かった。
あったのは、種類別の比率で原子力の比率を上げていくという計画のみ。(東電と合わせて消したのかな?)

仕方が無いので、ペギッてみた↓
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<発電設備>
・水力発電所 喜撰山、奥吉野、奥多々良木、大河内、黒部川第四など148箇所 818万kw(23%)
・火力発電所 赤穂、相生、姫路第一・第二、高砂、南港、舞鶴、御坊など13箇所 1,780万kw(49%)
・原子力発電所 美浜、大飯、高浜の3箇所 976万kw(28%)
・・合計 164箇所 3,576万kw

 発電能力と比べ、実際の発電は原子力による比重が約55%となっている(他社からの買電、融通、揚水発電を除いた発電量における、設備別比重)。
*****

 3.11震災の後、関西のTVニュースで「関西電力の原発比率は51%で東電よりも原発依存度が高い!!」と言っていたが、設備能力で28%の原発が51%の発電をしているということは、その分、水力、火力の稼働率を落としているということ。

 関電は数字の上ではウソは言っていないのだろうが、東電と同じで原発依存度が高いから原発を止めると電気が足りなくなると思わせたいのだろう。

 普通に考えたら、知らない間に原発依存率が上がって、51%にもなっているから「もう原発を止めたら、節電率49%って、そんなのは無理だ!」って思う人が普通だろう。

 普通≒一般≒多数意見≒常識…だから私は”普通”とか”常識”を疑う”非常識で変った人間”で結構なのだ(笑)
Posted at 2011/04/23 08:57:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 原発 | 日記
2011年04月21日 イイね!

原発の発熱→電気 発電効率は30% 残りの70%は廃熱で空気と海水を温めているって勿体無い話

去年、停電や災害時にも電気を使いたいので、お手ごろ価格なソーラー発電について相談されたことがあった。
用途を聞いて驚いた。

「照明、PC、TV、ドライヤー、電子レンジと同時にご飯も炊くためのIHジャーも使いたい」と。
ドライヤーと電子レンジとIH炊飯器を同時に使うのは、思いとどまってもらうとして、家庭用太陽光発電パネルで売電できて補助金がもらえるクラスは3kWで工事費込み200万円位だと回答したら、予算オーバーとのことだった。

携帯電話の充電なら数千円の太陽電池が売られているが、同じ感覚で考えていたらしい。
そりゃ、非常用電源で200万円の投資は、なかなか大きな買い物だ。

それに地震で被災したら、ソーラーパネル自体が破損する可能性だってあるし、夜間は別途蓄電していないと使えないし火災の煙や曇りでも発電量は落ちるなど、被災時を想像して伝えた。
そして、非常用なら10~20万円の発電機(ガソリン、ガスボンベ)の方が持ち運びも出来て良いと伝えたらそれも予算オーバーみたいだった。

そもそも非常時に日常生活を持ち込むことに無理があるとは思わないのだろうか?
煮炊きするなら電気でなくガスを使えば良い。(都市ガス、LPガス、カセットコンロ)
ガスが無ければ、火を使えば良いのだ。(燃料は木、炭、廃材、油、紙類など)

明かりは、ろうそくでも良いし、ろうそくが危なかったら、LEDランタンや懐中電灯用に乾電池を特売のときに買っておけば良い話。(台風シーズンに備えるのと同じ)

情報はラジオでも取れるから、手回し発電機付きのラジオ・LEDライト・ブザーがあれば事足りる(携帯電話の充電も可能なので、ワンセグTVも使える)だろう。
私は、阪神淡路の震災のあと、手回し発電機付きが出たので買って持っている。

あれ一台あれば、何とかなるし、以前はエアコンもTVも電話もなかったのだ。
病人は別として、健康な人が生きるだけなら、電気は無くても大丈夫なのだ。

煮炊きといえば、ガスと電気のエネルギー変換効率の比較をN○Kの高校講座 物理でやっていたが、ガスが51%(49%は周囲、空気を温めたことになる)で電磁調理器が80%だった。

しかし、ガスという燃料から直接熱を利用するのに比べて、電気は、燃料を燃やして水蒸気で発電機を回しているから、発電効率も考えなければ、本当の比較にはなるまい。

今話題の原子力発電の場合は、燃料から出た熱エネルギー→電気への発電効率は30%で残りの70%は廃熱として大気や海を温めていることになる。

また、電線を通るときの損失(熱)も約5%あるので、原発100%の電気は、燃料を燃やして取り出した熱エネルギーの約28.5%になり、
電磁調理器で煮炊きした場合の効率は、28.5%×80%で22.8%ということになる。


つまり、煮炊きなど熱を利用するときの効率は、ガスが約50%で原発の電気は約23%程度でガスの半分もないということ。

燃料を海外から買わなくて済む自給自足の熱源も日本には多い。
火山国日本としては、地熱発電をもっと建てれば、燃料費はゼロだ。
温泉の源泉に影響するとか、国定公園に指定されていて、建設できないとかいうのは、原発推進派にとって都合が悪いからかもしれない。

 さらに遡って、ガスを原料から使える状態にするコストと核燃料棒を作るコストまで比較するのは、難しそうなので他の専門家に任せる。

 さらにさらに設備投資や使用済み核燃料の後処理、後始末、管理等にかかるコストと環境負荷まで考えたら、核を使う意味は、地球環境のためではなく、兵器用の“ぷるとにうむ”のためだという話のほうが納得できる。

 地球温暖化の原因が二酸化炭素だというIPCCの地球規模の詐欺に騙されている人は、もう少数派だと思うので、そろそろ原発にNO!といえるに日本になる時期が来たのかもしれない。

電気が足りないから原発をといいながらオール電化やTVの大型化を進めた東電・政府は、その黒い腹が透けて見えないと思っているのだろうか?
国民も矛盾にそろそろ気づいていると思う。

我が家では、常に 電気代>ガス代 なので、ガスで出来ることに高い料金の電気を使おうとは思わないのだ。

電気→ガスへのシフトの方が財布に優しいのだから。
Posted at 2011/04/21 19:09:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 原発 | 日記
2011年04月17日 イイね!

CT画像見たく核燃料の状態は画像に出来ないの?

噂によるとこの手の原発ニュースは、削除されるのが早いらしい。
まだ、リンクは生きているけど、とっとと消されるのかな?
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福島原発1~3号機、燃料の一部溶け落ち 原子力学会が見解 (2011.4.15 06:33 MSN産経ニュース)

 東京電力福島第1原子力発電所事故について、日本原子力学会が設置した事故調査委員会は14日、1~3号機の炉心燃料棒の一部が溶け落ち、原子炉圧力容器の下部にたまっているとの見解を示した。溶け落ちた燃料は注水で冷やされ、固体状に固まり、原子炉に穴が開くなどの損傷の恐れはないとしている。

 同委員会では、各号機の原子炉の表面温度や内部の放射線量などのデータから、燃料棒を覆う「被覆管」が溶け、内部の放射性物質(放射能)が漏出するだけでなく、燃料の一部が、数ミリの粒状になり、溶け落ちる高温になったと推計した。

 原子炉の損傷は回避されたが、注水が2、3日間途絶えると危険な状態になるため、余震への注意が必要としている。

 調査委の澤田隆・主査は都内で開いた会見で、「現在、原子炉は安定した状態で、放射性物質の大量放出の可能性は極めて低いが、原子炉の安定した冷却には2、3カ月かかるだろう」と、述べた。
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「絶対に安全です」と宣伝していた原発がこの有様なのだから「放射性物質の大量放出が極めて低い可能性」といわれても安心は出来ないと感じるのが、周辺住民だし、関東圏にも放射性物質は降ってきているし、微量ながら北半球全体に拡散している。

いつの間にか”事故調査委員会”なんてのも出来たのね。
4/15も16もニュースを見ないで過ごしたので、知らなかったけど。

世界を敵に回さないようにまともな情報を発信して欲しいと思う。

 核燃料の一部が溶け落ちて圧力容器の下部に溜まっているってことは、今は再臨界していなくても今後動向次第でその危険はあるわけだ。

 余震や停電で冷却が途絶えたりするとまた熱で燃料が溶け落ちて一定量が集まると再臨界する危険がある。(溶けた燃料を受け止めるコア・キャッチャーが機能していないのか、壊れたのか傾いて零れ落ちたのかは分からないけど)

やっぱり、燃料がどうなっているのか?
燃料からでている豊富な放射線の分布を解析して、CTのように3Dの画像にできないもんだろうか?
Posted at 2011/04/17 05:04:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 原発 | 日記

プロフィール

「年末になると思い出すうどんとそばの話 http://cvw.jp/b/267137/45747112/
何シテル?   12/29 22:38
 38年式 関西人です。 環境を住めなくする危険をはらむ原発より、LNG、光合成(食料以外のバイオマス、廃材や藻の油)を利用すべきだと思いませんか?
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早く起きたので、教科書に載っていないことを。 
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【靖国参拝批判に首相「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない」】 
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(気をつけるしかできないけど)三宅島地震と昨日の宮城県沖を考察して 
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