ムインのブログ一覧

富士急ハイランドに客寄せパンダならぬ実物大の客寄せＧがあるとかで話題になっている。

実物大といっても架空のものだから、「アニメの設定通りのサイズ」が正しい表現だろう。

アニメのＧちゃんの設定の大きさは18ｍ。
これに対して、母艦となるＷベースの諸元（抜粋）は

全長 262m （異説 250m） ←　長さは戦艦大和並み！！
全幅 202.5m （異説 190m、110m）
全高 93m （異説 97m （艦橋まで83m））
重量 32,000t （異説 68,000t）
出力（馬力） 404,525kW （550,000hp）←　鉄腕アトム４～５体分ですな
推力 巡航時： 16,000t×4×2 （異説 32,000t×2）
総推力： 不明 （異説 550,000t）
最高速度 マッハ12 （大気圏内） ←　流星号並み？　摩擦熱で燃えるぞ！


対して現実にあった戦艦大和の性能諸元（計画値、抜粋）は

排水量 基準：64,000t（公試：68,200t）
全長 263.0m（279.0mとも）
全幅 38.9m

つまり、Ｗベースは戦艦大和と変わらない長さで、５倍の横幅というＧの母艦ということ。

Ｇちゃんの全長18ｍを考えたら、妥当な大きさだとは思う。

戦闘機のＦ－４の諸元でも
乗員: 2名
全長: 19.20 m

とGちゃんとほぼ同じだから、戦艦や空母並みの大きさはわかる。

でも白兵戦用の兵器だというなら、元に戻ってパワードスーツが現実的だと思う。

***ウィキより↓
「パワードスーツ」とは、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』（1959年）に登場する、重装甲・重武装と倍力機能を持った架空の強化防護服の呼称だった。歩兵に「ゴリラも容易く倒せる怪力」と「戦車並の装甲」、「戦闘車両並の重武装」、「小型宇宙船並の環境適応力」、「戦闘ヘリ以上の機動力」を持たせることを目的とした装備である。

***
「宇宙の戦士」は当然読んだし、アニメ版のビデオも見た。
映画の「スターシップ・トゥルーパーズ」は、見てないけどそのうち見たい。

自衛隊がＧちゃんを作るよりは、パワードスーツを作るほうがはるかに現実的だし物資も少なくてすみ、民間への転用で水中や危険な場所での作業用スーツなど世の中に貢献できるはず。
義手、義足、事故や病気で身体の不自由な人の運動機能補完にも流用できるのだから。

↓のサイバーダイン社って、ターミネータかと思ってしまった（ーー；）

ウィキより
*******
介護・医療機器として

パワードスーツないしパワーアシスト機器は重量物の運搬や介護現場で非力な介護者が要介護者を抱きかかえて運べるようにする活躍が期待され、民生分野での開発がすすんだ。

近年では筋電位や神経電位の測定に関する、生化学などの分野で目覚しい発展が進んで筋電義手などの実用例も登場している事から、四肢マヒや筋力低下で歩行困難な人が、自律歩行を行える様に成るというパワーアシスト型のロボットギプスの開発・製品化も進んでおり、将来的には車椅子利用者の大半が、自分で望むままに行動できるとする見解もある。

屋内向けが主眼に据えられた機器であるが実用化は2005年に始まっており、これを補助的に用いて登山を行った事例も報じられている。
また、2008年10月よりサイバーダイン社の下肢型HALが大和ハウス工業からレンタルおよびリース販売を開始している。

松下電器の社内ベンチャー企業アクティブリンクは人体装着タイプのパワーアシストスーツを開発中である。片側まひ患者が、1人でもリハビリ訓練ができるようにする事が目的で、健常側の腕を動かすとセンサーが動きを計測、まひ側のスーツに取り付けられた人工筋肉が健常側と同じ動きを再現する仕組みを持っている。

****
↑の動力源には圧搾空気でも電気でもいいけど、環境負荷の少ないものをお願いしたいと思う今日この頃。