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2010年6月～8月 猛暑日、真夏日、平均気温30度以上、最低気温25度以上の日数の一覧　　によると

←大阪市より枚方市の方が酷暑日（最高気温35℃以上）が6日、真夏日が5日も多かったのね。
大阪湾から吹き込んだ風が、温められて乾燥してカラカラの熱風になるのが、枚方、四条畷のあたりなんだとか。

　2010年の夏は、37日も35℃以上だったんだ。
道理で30℃でも平気な身体に慣れたわけだ。　（なんでエアコンの冷房設定温度が31℃以上に出来ないのかと文句を言ったもの＾＾；）

　さて、平年値（へいねんち）とは、「気象学で、ある一定の年月の間の観測値の平均の値を言う。平年値は世界中で気候区分の基準となるほか、その土地の平均的な気候を知る最も重要な指標となる」だそうな。

気象庁では、西暦年の１の位が１の年から続く３０年間の平均値を平年値とし、１０年ごとに更新しています。
　前回２００１年１月に更新された平年値は、１９７１年～２０００年の観測値による平年値が使用されています。
今回２０１１年５月１８日に更新される平年値は、１９８１年～２０１０年の観測値による平年値になります。
　↑
　ほうほう　さよか。　んで、旧平年と比べて新平年で、なんか変るの？

　
（さくらの開花）
「新平年値は現平年値と比べ、ほとんどの気象官署で１～３日早くなります。 」

　↑平年と比べてどうこうよりは、去年と比べて早いか遅いかに関心がある人が多いと思う。（特にお花見とか）


（台風の発生数、日本への接近数・上陸数）
「新平年値は現平年値から大きな変化はありません。 」

　↑温暖化で台風の発生数が増えるとか言ってなかったっけ？


（梅雨入り・梅雨明けの時期）
「新平年値は現平年値から大きな変化はありません。 」

　↑30年間の平均やのに、大きく変ったら怖いわ！

(真夏日)
「全国的に約３日増えます。 」

　↑日中最高気温が30℃以上で真夏日、35℃以上で猛暑日（酷暑日）。
1971年～2000年と1981～2010年を比べて真夏日が年3日増えたところで、それがどうしたという感じ。やはり、去年と比べてどうなのかが気になるところ。
去年買ったグッズや服が今年も役に立つかどうかが気になるもので、30年のスパンで言われても生活感はない。
学問的には意味があるのかも知れないが、そんなことより、命に関わる放射性物質の拡散予測”SPEEDI”の情報を国民に公開しなかった気象庁の用語「平年並み」の基準なんざどうでも良いと感じる昨今。

夏は暑いのが当然だし、普通の真夏日より、命に関わる酷暑日の方が気になる。
それに今年は、電力不足キャンペーンも開催中だし。

　たしか、異常気象というとき、過去30年が基準だと聞いたことがある。

　→気象庁の定義「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」

　なるへそ　

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　世界気象機関では、「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか起こらない程度の大きさの現象」を異常気象と定義している。

　エルニーニョ現象や、これに南方振動を含めたENSOは、異常気象の原因となるとされているが、エルニーニョ現象は数年の周期で起こるものであり、「エルニーニョ現象=異常気象」ではない。
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ほうほう　世界的には25年以上で異常なのね。（欧米は1/4単位が好き）

むかーし”異常気象”の文字が新聞や週刊誌に氾濫していた頃に（毎年、異常気象ならそれはもう、正常だろうに）ってこっそり思っていたが、やっぱりそうだったんだ。

　んで、エルニーニョもラニーニョも異常気象ではなく、定期的なイベントなわけだ。

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人生のイベントとして考えたら

　20年～30年に一回なら世代交替に丁度良いサイクル（宮大工、茅葺屋根の張替えなど職人技の継承）だし、木も育つ（100年ものを使うなら4～5グループで管理すれば良い）

　100年に一度なら一生に一度　経験するかどうかの話。

　今回の三陸の地震が1000年に一度の規模だったとしても人間の活動範囲は広がっているし、M7以上の地震は、毎年どこかで発生し、毎年地震や津波で死者も出ているわけで、自分がそういう場に一生遭遇しないと考えるほうがおかしいだろう。

個人的には、1995の兵庫県南部地震（阪神淡路大震災）だけで十分なわけだが、情報や生活を通して間接的に3.11震災も経験中なわけだ。

今回、原発や電力会社の仕組みが良く分かったし。

人間、日常の繰り返しだけでは成長できないってことも分かったし。

設計寿命100年～120年程度の人間が思い上がらない程度、絶望しない程度に20～30年サイクルでイベントが用意されているのかもしれない。（滅亡するレベルの試練は、歴史が終わってしまうから考えてもしかたがない）