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2017年10月03日 イイね!

LEDも工業製品だから量産効果で値下がりするという話

その昔、半導体の汎用品の値段は、5年で半分になると聞いたことがある。
勿論、新製品は開発費の回収や設備の償却が終わるまでは下がらないから、それが終わった後の話。

工業製品、とりわけ汎用品は量産化されたら価格競争になり、品質は良くて当たり前で、価格最優先で選ばれるようになるからだそうな。

青色LEDの量産化が成功したあと、光の三原色がそろったことで、白色LED(RGBの3つチップを使うか、蛍光体を使う)も量産化が可能となった。

2009年ごろからLED電球が市場に出回り始めた当初の値段は40W級で7500円と高く、普及には程遠い価格だった。

百円程度の白熱電球の電気代と込みで考えても割高だったので、1/10の750円程度でないといくら省エネでも財布にやさしくないのだから、お金持ちや政府や企業が率先して導入して、早く普及価格になるのを待っていた。

2011年、3.11のあと、国民の節電意識が高まり、アイリスオーヤマなどが、普及価格に近い価格でLED照明を販売し、量産を加速した。

政府も2012年11月に2020年に100%LED化、2030年にはストックを含めても100%LED化の指針を出してたのね。












あと、コスト比較もあったが、2012年当時なので、2017年ではもう購入価格は半額になっている。



本日、2017年10月3日のアマゾンで見たLED電球の値段は、40W級で500円、60W級で800円。
電球型蛍光ランプとの差は無くなっている。

LED電球と照明の値段の推移は大体こんな感じ。

LED電球 2009年8,000円→2012年2,000円→2014年1,000円→2017年(40W/60W)500円/800円

LED電球は、8年で1/10になった。
これならランニングコスト(消費電力・寿命)の差で100円の白熱電球よりお得になる。

LED照明は 2012年30,000円 → 2017年(六畳用)4,000円とこれは5年で1/7になっている。
 
新製品の開発費と設備償却が終わったら一気に普及価格になった模様。

でもこれから先は、材料費と加工費の変動があるからなかなか下がらなくなるでしょうね。
人件費も上げてもらわないと景気が良くならないし。

適正利益は上げてもらわないと世の中がぎくしゃくする。
ちゃんと働く人が、結婚も子育てもあきらめるような賃金水準は、間違ってるもの。

プロフィール

「年末になると思い出すうどんとそばの話 http://cvw.jp/b/267137/45747112/
何シテル?   12/29 22:38
 38年式 関西人です。 環境を住めなくする危険をはらむ原発より、LNG、光合成(食料以外のバイオマス、廃材や藻の油)を利用すべきだと思いませんか?
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