下記は過払い請求の例だが業者別対応の違いについて、別の弁護士のHPより抜粋してみた。
過払い請求を考えている人は参考にされたい。
当然だが、過払い請求した業者とは縁が切れるので、通常は二度と借り入れることはできなくなる。
因みに通常でない事態は、事故破産した後に訪れる(免責決定後7年間は免責許可されないので、ヤミ金などから勧誘のDMが山のように届くことになるらしい)ので併せて注意されたい。
--抜粋--   抜粋元は関連URLです。
 下記の業者に対して、過払い金があるかもしれないという方は、とにかく弁護士に相談してみてください。
まともな弁護士(まともでない弁護士もいるということですな)であれば、難なく過払い金を回収できるはずです。
1 アイフル
 受任通知発送後10日間程度で全取引履歴を開示してきます。
過払い金返還請求訴訟において、代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
 本店は京都ですが、地方の方が東京地裁に提訴しても管轄を争うことはありません。
2 アエル
 旧日立信販です。
 受任通知発送後2週間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において、代理人はほとんど付きませんが支配人が出頭することもありません。
答弁書だけ出して判決になることが多いというのが最近の印象です。
判決が出れば、支払ってきます。
3 アコム
 受任通知発送後10日間程度で全取引履歴を開示(FAX)してきます。FAXは見えにくいので、クリーンコピーを郵送するように要求することが多いです。
 過払い金返還請求訴訟において、代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
4 エイワ
 取引履歴の開示にものすごく時間がかかります(4ヶ月程度)。しかも新しいものから小出しにしてきます。
依頼者の話を良く聞かないと新しい履歴で全てと思ってしまって過払い金を見逃す怖れがあります。
最終的には全履歴が出てくることが多いと思います。
訴訟において最近は代理人はほとんど付きません。
訴訟になると慌てて取引履歴を出してきて第2回期日までに和解が成立することが多いです。
5 OMC
 取引履歴の開示に時間がかかります(2ヶ月程度)。何度も催促すると渋々出してきます。
最終的には全履歴が出てくることが多いと思います。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
6 オリエントコーポレーション
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
取引履歴については平成3年頃~平成7年頃以降のもの(人によります)しか完璧なものは出てきません。
平成元年頃以降は債務者がオリコに支払った記録のみ出てきます。この開示には時間がかかります。
 過払い金返還請求訴訟において全履歴が開示されている場合、代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
 これに対して全履歴が開示されていない場合には、代理人が付くことが多いです。
開示されていない部分についてはオリコの代理人が推定計算をしてそれを下に和解が成立することが多いです。
7 キャスコ
 受任通知発送後2週間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において、最近は代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
8 クオークローン
 旧東和商事、リッチ、ぷらっとなどです。
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
取引履歴については、平成元年頃以降になることが多いです。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きませんが、支配人が出頭することもありません。
答弁書を出して陳述できない準備書面を出してきて結局、判決になることが多いというのが最近の印象です。
判決が出れば支払ってきます。
9 三洋信販
 受任通知発送後2週間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人は付かずに第2回期日までに和解が成立することが多いです。
最近は代理人が付くこともあります。その場合にも早い段階で和解が成立することが多いです。
10三和ファイナンス
 最悪です。取引履歴の開示にものすごく時間がかかります(3ヶ月~1年程度)。
最終的に出てこない場合もあります。しかも新しいものから小出しにしてきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。代わりに名目的支配人が出頭します。
そして「前任者は辞めました。」などと言って出頭する支配人がころころ替わるので継続的な話が全くできません。
引き延ばし作戦と思われます。最初から支配人性を争う必要があります。
 履歴の開示については文書提出命令を申し立てます。
三和との訴訟は非常に時間がかかってしまいます。
 ただ最近、履歴非開示の慰謝料請求について、各取締役も被告に加えたところあっさり履歴を出してきて、すんなり和解が成立しました。
これが唯一の三和攻略法かもしれません。
11 GEコンシューマーファイナンス
 旧レイク、コーエーなどです。
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
取引履歴については平成5年頃以降のものしか出てきません。
 過払い金返還請求訴訟においては代理人が付くことが多いです。
全履歴が開示されている場合には、それを下に和解が成立することが多いです。
 取引の開始時期が十分に古い(例えば昭和62年とか)場合には平成5年時点の残高を0円として計算して(冒頭0スタート)和解が成立することが多いです。
 取引の開始時期が十分に古くない場合(例えば平成3年とか)には、GEの代理人が推定計算をしてそれを下に和解が成立することが多いです。
12 CFJ
 旧アイク、ディック、ユニマットなどです。
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
原則として全履歴開示ですがユニマット系については一部開示に留まる場合があります。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。代わりに名目的支配人が出頭します。
その名目的支配人との間で第2回期日までに和解が成立することが多いです。
 和解が成立しない場合、支配人性を争う必要があります。
13 シンキ
 受任通知発送後2週間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いですがシンキはゴネる場合もあります。
14 武富士
 受任通知発送後10日間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
15 プロミス
 受任通知発送後10日間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人はほとんど付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
16 丸井
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
取引履歴については平成7年頃以降のものしか出てきません。
 平成7年以降に取引が始まり全履歴が開示されている場合、訴訟前に和解が成立することが多いです。
 訴訟になると代理人が付いてきます。
平成7年以前のものについては債務者が丸井に支払った証拠ないし資料を提出すると丸井の代理人が推定計算をして、それを下に和解が成立することが多いです。
 資料がない場合には平成7年以降の履歴を下に計算するしかありません。
17 UFJニコス
 旧日本信販などです。
 受任通知発送後2週間程度で取引履歴を開示してきます。
取引履歴については平成7年頃以降のものしか出てきません。
 過払い金返還請求訴訟においては代理人が付くことが多いです。
全履歴が開示されている場合には、それを下に和解が成立することが多いです。
 取引の開始時期が十分に古い(例えば昭和63年とか)場合には平成7年時点の残高を0円として計算して(冒頭0スタート)和解が成立することが多いです。
 取引の開始時期が十分に古くない(例えば平成5年とか)場合にはニコスの代理人が推定計算をして、それを下に和解が成立することが多いです。
18 ライフ
 受任通知発送後,2週間程度で全取引履歴を開示してきます。
 過払い金返還請求訴訟において代理人は原則として付きません。
第2回期日までに和解が成立することが多いです。
 会社更生法の適用を受けているので平成12年7月1日時点で過払い金が生じている場合には、この時点での過払い金を0円として計算する必要があります。
 同時点で過払いが生じていない(債務が残っている)場合には特に問題ありません。
19 まとめ
 以上の通りの債権者各社に対する攻略法は、過払金の回収に慣れた弁護士にとっては常識ですので何度も言いますが過払いがあるかもしれないと思ったら、とにかく弁護士に連絡してみてください。
 その一本の電話が、あなたの運命を変えるかもしれません。
--抜粋終わり--
…だそうです。
三和ファイナンスが3月~1年で最悪でっか。
まぁ、借りてないから関係ないけど。
名目的支配人というのも捨て看板みたいな話だなぁ。(臨時のバイトかもね)