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ムインのブログ一覧

2015年12月30日 イイね!

安物買いの銭失い

傾いたマンションのその後のニュースは追いかけていなかったんだけど、やっぱり分かってたのね。

横浜のマンション傾き問題。
杭の長さが足りないことで起こった今回の問題について、辛坊治郎がなんかいうてる
/////
例のマンション、「2センチ段差が出来た」って報道されましたが、体内センサーの鋭い人なら場所によっては頭がくらくらするレベルだと思います。
終の棲家と思ってこのマンションを買った皆さん、ホント気の毒です。いったい誰が一番悪いのか?

このニュース報道が始まった当時、真っ先にやり玉に挙げられたのはくい打ち工事を担当した旭化成建材でした。
そりゃ確かに、長さの足りない杭を打った上にデータを偽装し、杭が堅固な地層に到達していたように偽ったのは悪いですよ。
でもね、今思えば、下請けの旭化成建材に全責任を押し付けて、あたかも自らが被害者であるかのように装った三井不動産の責任が最も重かったのは明らかです。
だって、あの場所に14メートルの杭を打つように旭化成建材に指示したのは三井不動産だったんです。

くい打ち工事に当たって、下請け業者はあくまでも仕事の発注者の指示の下で工事をする権限しかありません。
で、あのマンションを設計して、地盤強化のために打つ杭の長さを決めたのは三井不動産で、旭化成建材は三井不動産の指定した長さの杭を打っただけですからね。
それもタチが悪いのは、あのマンションの建設場所って、元々どこかの工場が建っていたらしいですが、その工場建設の時に使われていた杭の長さは18メートルだったって三井不動産は知っていながら、「14メートルで足りるだろう」って根拠なく決めていたんです。
杭の長さ一つで建設コストが変わりますから、短い杭を指定したのは、工期短縮とコスト削減のためでしょう。

仕事の発注元が「現場の地盤を調べて設計したから14メートルの杭を使うように」って指示してきた時、どうでしょう、仕事をもらっている下請けが断れますかねえ。
そりゃ職業倫理としては、「14メートルの杭では堅固な地層に届きません。もっと長い杭を使わせてください」って言うのが正解です。
でも工期とコスト管理を厳命されている下請けが、親会社にそんなことを言い出した時に考えられる反応を想像した時、「全部の杭が利いてない訳じゃないから、データ改ざんでごまかして穏便に済まそう」ってなるのは、仕方ないとは言いませんが、あり得る話ですよね。
等々、現場で起きていたことを知ると、ホントに悪いのは杭打ちデータを偽装した旭化成建材じゃなくて、旭化成建材に短い杭を打つように指示した三井不動産だったんです。
/////

あらら、元々建っていた工場の杭の長さは18mだったのに14mの短いのを使うように指示してたか。
本当に地盤調査してたのかしら?
してたなら、14mで届かない場所(あと2mだっけか?)については18mの杭を使うように指示したらよかった話。

小銭をケチって世の中に迷惑をかけて、大金と信用を失ったわけね。
「安物買いの銭失い」ということわざを知らなかったの?三井不動産は。
Posted at 2015/12/30 17:52:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | TV,ニュースネタ | 日記
2015年12月26日 イイね!

マンション建築の闇?

マンション建築の闇?2015/11/2 NHKのEテレ「視点・論点 マンションデータ偽装 再発を防ぐには 河合 敏男 弁護士」によると横浜の傾いたマンションの問題は、杭打ち現場の問題というよりも建築業界の構造が原因とのこと。
「本当に現場の担当者の問題ならば、何故事実を隠蔽しようとしたのか?」この一言で十分。
本来、会社としては、不良の原因を究明すべきなのに長期間「問題ない」と隠蔽してきたのだから。

横浜の問題のマンションの地域は地下の地盤が起伏に富んだ場所なのは業界では周知の事実だったそうな。
通常、そのような場所では、既成杭(長さが足りなくてもあとで継ぎ足せない)ではなく、鋼管杭か場所打ち杭のような現場に合わせられるものを使われるそうな。

杭の種類
・既成杭(工場で作られたもの、つまり既製品)、メリット:安い、デメリット:現場で長さが足りなくても継ぎ足しできない。発注から完成まで数週間かかる。
現場で地盤の支持層に届いていないと分かってもそこから発注をかけて数週間も工事を止めるわけには行かないので、隠蔽して工事を進めてしまうことがあるかもしれない。

・鋼管杭:現場で溶接して継ぎ足せる杭。工事コストは既成杭より高い。

・場所打ち杭:鉄筋とコンクリートで現場で作る杭。工事コストは既成杭より高い

工事の指示には、コストの関係で安い既成杭を指定してあることが多いのだとか。
現場で杭が支持層に達していないと分かっても納期もコストも決められているので、他の杭を使う選択肢は無い(納期遅れ・赤字になる)。

全国で調査が始まっているけど、地下の地盤が起伏の多いところで既成杭を使ったところは、高い確率で該当しそうですね。
不動産業界の闇が光に照らされて明らかになる。
そろそろ”クイ改めの時が来た”ということでしょう。


納期
工期の遅れが許さない環境(例えば入居者の都合で4月から子供を新しい学校に通わせたいから2~3月に間に合わないなら他の物件を買うといわれるので営業サイドは売るために「間に合います」というしかない等)

価格
売る側が、販売価格と時期を決めてから工事を発注
販売会社の利益、元請けの利益、杭工事の一次・二次下請けの利益を抜かれて、三次以下の下請けに丸投げなので、利益のない余裕の無い、予算不足の工事になる可能性が高い。
下層が搾取される奴隷構造。

(建築関係者に聞くと現場までの交通費は自腹という話も)


工業高校の建築の教科書には、こう書かれているらしい
「もし、建築家が人のために家を建て その工事が強固でなく、建てた家が倒壊し家の主人を死に至らしめときは 建築家は死刑に処せられる」 ハンムラビ法典より

検索してみたら↓ http://ameblo.jp/geodesign/entry-10565243511.html 
///
A、建築工事が堅固でなくて、家が倒壊し、その持主を死に至らしめた場合は、その建築業者を死刑に処する。
B、同じく、その家の持主の息子を死に至らしめた場合は、その建築業者の息子を死刑に処する。
C、同じく、その家の持主の奴隷を死に至らしめた場合は、その建築業者は、等価値の奴隷を提供しなければならない。
D、同じく、財産を破損した場合は、その建築業者は、すべて、修復しなければならない。また、建築工事が堅固でなくて、倒壊した場合にあってほ、その建築業者は、その家を自己の費用で再建しなければならない。
E、建築工事が所要の条件を充足せず、壁が沈下した場合は、その建築業者は、自己の費用で、その壁を補強しなければならない。
///
あれ?主人、息子は分かるけど、奥さんと娘さんは?
奴隷と物は弁償なのね。

建築業者も命がけ。

それに比べて今の業者は、「地震が来て倒れたら他も皆倒れて死ぬから手抜きしても分からない」とか「売れないと無意味だ」と人の命よりもお金のために平気で手抜きするのもいる。(実際に聞いたことがあるが笑って言われたから既成の建売住宅は買わないことにしている)

販売会社と工事会社が分かれているのが無責任な構造の原因だと思う。
最低限の材料費と人件費がもらえないなら手抜き、材料の質を落としてギリギリ~基準未満になる危険はあるのだから。

ハンムラビ法典(紀元前18世紀?)から3700年以上・・・人間のモラルは後退したみたいね。

Wiki  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%93%E6%B3%95%E5%85%B8
///
現代では、「やられたらやりかえせ」の意味で使われたり、復讐を認める野蛮な規定の典型と解されたりすることが一般的であるが、「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」すなわち、あらかじめ犯罪に対応する刑罰の限界を定めること(罪刑法定主義)がこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。
///
TVドラマでやってた半沢直樹?の「やられたらやり返す!倍返しだ!」は「ハンムラビ法典」的には禁止だったのね。
何事もやりすぎは だめよ だめだめ~ と。
Posted at 2015/12/26 13:25:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | TV,ニュースネタ | 日記
2015年12月20日 イイね!

夜も爆買い? 梅毒倍増!

夜も爆買い? 梅毒倍増!ここ数年、飲みに行くことも無くなり、家で飲むことも減り、年に数本の缶ビール程度になり、別に飲まなくても良いや状態の私。

朝起きて頭が痛いとき、二日酔いなのか風邪なのか悩まなくてもいいし^^

さて、ニュースによると訪日外国人が急増して、中国人の爆買いがすごいとか。
炊飯器、紙おむつ、空気清浄機などが人気らしい。
中国のバブル崩壊したと聞いたような気がするけど、まだ爆買いに来てるの?@@;

さらに爆買いは、風俗店にも及んでいるそうな。
日本人の客が減って困っているお店では、背に腹はかえられないとばかりに外国人を受け入れるところも出てきたようで、中国人による店貸し切り状態のところもあるらしい。

その結果、トラブルや性病も増加しているそうです。

梅毒は十年前で509人だったのが→1683人(2014年)と3倍超に

東京都の梅毒感染者は、2014年の507人→2015年12/13迄で1000人弱と去年に比べて倍増してます(東京都の感染症情報センターの暫定データ)


梅毒で検索したらヒットしたFNNの11/19のニュースでは「詳しい原因は分かっていない」そうですが、訪日外国人のインバウンド需要(お金)が欲しいからネガ情報を伝えないのでしょう。
中国、韓国では日本のAVが大人気だそうですから、日本にきたら土産話的な意味でも風俗店に行くでしょうし、爆買いする人もいるでしょう。

///
(ネットで検索したらヒットとしたFNNの記事の抜粋)
 性感染症の「梅毒」の患者の数が、20代前半の女性で、2014年の3倍近くに急増していることがわかり、厚生労働省などが注意を呼びかけるなどの対策に乗り出した。
 国立感染症研究所などによると、11月8日までに報告された「梅毒」の感染者数は、2,155例と、2014年の同じ時期と比べて、およそ1.5倍に増加しているという。
 このうち、20〜24歳の女性だけをみると、2014年に比べ、2.7倍に急増しているが、くわしい原因についてはわかっていない。
///

詳しい原因は分からなくても訪日外国人の急増と「中国人の爆買い」は去年も今年もニュースになってますから大体の原因はそのあたりと無関係ではないでしょう。
若い女性の梅毒感染者の急増も風俗と無関係ではないでしょうし、これも社会の貧困が招く構造的なものだと思います。
梅毒トレポネーマが空気感染するもので世界中の空気に満ちているのなら別でしょうけど酸素に弱いから無理ですね。
Posted at 2015/12/20 13:00:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | TV,ニュースネタ | 日記
2015年12月14日 イイね!

沈む太陽より10倍速く走る男 その名はメロス!

走れメロスの全力疾走の表現に「メロスは黒い風のように走った。(中略)少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。」とある。

これって、「赤い彗星は3倍速い!」の元ネタかも知れないなと思いつつ、前回の中学生の村田君レポートの条件でどのくらい速いのか考えてみた。

「太陽が沈む速度=地球の自転速度」と考えて(作中の設定は天動説かもしれないけど)

「北緯38度付近のイタリア」ってことなので、北緯38度の地球の円周をネットで調べてみたら「31,619,686m」とあった。

一日24時間で地球は1回転しているのだから、時速では大体31,620km/24h≒1317.5km/h←う~ん。超音速ですな^^;
分速なら1317.5/60≒21.95km/分
秒速なら21950/60≒366m/秒(音速≒340m/秒)

これの十倍なら計算上は3.66km/秒でマッハ10.7相当ですな^^;

まぁ、実際には、作中の表現では太陽が時計変わりの基準(日の出、正午、日没)になっているので、日の移り変わる速度=時間と読めるから、10倍速は、メロスがマッハ10で走ったわけでもなく、「通常の10倍位の熱い気持ちで走った!」という表現でしょう。

地球一周(赤道)は4万kmって覚えてるけど、あってるかな?

赤道直下(北緯0°)の円周は 40,075,017m・・・ちょっと扁平なのね。(遠心力か)
24時間で1回転だから
時速 1,669,792m
分速 27,830m
秒速 463.8m(音速の1.36倍)

・・・地球は超音速で回ってるのねw

日本の明石、大阪近辺 北緯35度あたりの円周が32,863,741mだから33,000kmとみて時速1375kmだから赤道との差は時速294kmもあるのね。

将来、どこでもドアが発明されて大阪から赤道につなげて、ドアをくぐったら時速294kmで西に吹っ飛ぶとか、やだなw
気圧の差もあるからドアを開けるのも一苦労かも知れない。
ドアよりも格子戸にして横にガラガラ~ってしないといけないよ。きっと。

あとは、南極の昭和基地と日本を繋ぐとこの差は・・・やはり超音速ですね。
物資補給も命がけw
Posted at 2015/12/14 15:48:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 笑い話 | 日記
2015年12月13日 イイね!

本当にメロスは遅かったのか?

本当にメロスは遅かったのか?メロスの全力検証
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/06/news071.html
ちょっと古いが面白いので考えてみた。

私が中学校の教科書で読んだときは、あまりの短さに短縮版だろうと思ってましたが、元々短編だったのですね。
記憶に残っていたのは「川の増水で橋が流されて難儀したところと、山賊と戦ったことで時間をロスして諦めかけたところとラストのマントをくれた少女とその後どうなったのか?付き合いが始まるに違いない!」でした。

改めて全文読んでみようと思ったら、今は買わなくても図書館に行かなくてもネットで青空文庫のを無料で読めるんですね。http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html

便利な世の中になったものです。(TPPで著作権が延長されたら青空文庫も影響を受けるわけですが、ミッキーマウス保護法め!)

さて、本当はメロスは最後のスパートでも歩くような速さだったのか?
風のように走ったと書いてあるけど??

中学生の「メロスの全力を検証」を見てみた。
最後のスパートの行程でも時速5.3kmでそんなに速くないとの結論だった。

感想の「『走れメロス』じゃなくて『走れよメロス』のほうが合ってるなと思いました」というオチに繋げるには遅い方が都合が良いし「風のように走った」、「沈む太陽の10倍早く走った」などとにかく速い印象が、実は速くなかったという方がインパクトもある。

中学生の「算数・数学の自由研究」の作品だから素直に評価したいと思います。
少なくとも「血を吐くくらい懸命に命がけで友のために死力を尽くして走ったメロスのイメージは果たして本当なのか?」
と世間一般のイメージに対して疑問を持ち算数で計算してみたというその一点については、将来が楽しみだと。(潰されなければ)

算数・数学だから良いのですが、これが国語の教師からしたら「作者の言いたかったことは、そこじゃない!」とか怒られそうですし^^;

私が国語の教師なら最後のオチの一言「走れよメロス」に対しては、「最後まで諦めないで」+「走れメロス」なんだよ、と言いそうだわ。

「行間を読め!」とか「心情を読め」とかそんなイメージで。

ある程度、経験を積んだ大人でしたら、図の行程表をみてもいくつか指摘が出来そうですな。

ためしに思いつくまま、書いてみますと

出発時は、雨の中を出発し森や野を通り、激流の川を越えて、峠を上っています。
「対岸の樹木の幹にすがりつく事が出来た」とあるので、草木は生えているわけで、当然、足元には濡れた草や落ち葉などで足元は滑りやすくなっています。
道には草や落ち葉がないと考えても土なら雨でぬかるんでいたり、滑りやすくなっている坂道、山道なわけですから、これまた足元は良くないのでこれも体力を奪います。

山登りをする友人に聞いたことがありますが、「山の移動で1kmは、1時間掛かる」のだそうです。
足場の良くないところで、横移動だけでなく上下方向にも移動するわけですから当然ですね。
森をくぐり抜けるときは、当然走れませんから隣村までの平均時速2.7kmは、羊飼いのメロスが余裕をかましてのんびり歩いた結果でも現代人なら付いていけるかどうかも怪しいかもしれない。

この3、4日間の移動と買い物と結婚式で普段よりも心身とも疲れているのも確かです。
激流の川を越えて、峠を上り、山賊と戦い、峠を駆け下り、熱中症になりかけて、倒れこんだ時は疲労困憊だったのですから、寝てしまった時間は1時間で妥当なのか?
眠りのサイクルは90分(レム、ノンレム)なので、60分でなく90分か、180分が妥当ではないか?

水の音で目覚めたとき既に「斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。」とあるので、日没まで3時間(16時~19時)もあるとは読めないでしょう?
赤い夕日が差してから日没までが3時間は長すぎないか?
日没まで1時間前後が妥当ではないのか?
最大限、斜陽の赤い光~日没までを長めに見ても、昔の暮六つという感覚を当てはめて17時~19時の2時間くらいではないだろうか?

最後の16kmを3時間で走るなら確かに平均時速5.3kmですが、倒れてから180分(3時間)後に復活したのなら、残り時間は1時間ですから平均時速16kmで走破しなければなりません。
これはもう、現代のマラソン選手並みの速さです。(リンク先の記事には現代のフルマラソンの一般男子の平均は9km/hと書いてますね)

さすがに時速16kmは難しいと考えるなら、平均時速8kmで2時間走るのはどうか?
これなら、現代のマラソンと比べても遜色なさそうです。
道の状況を考慮しても平均時速8kmなら何とか走れそうです。

前日の大雨で道のところどころに水溜りがあるかも知れません。
そんな道を最後のスパートについては、人を押しのけ、野原を横切り小川を飛び越え、犬を蹴飛ばして走っているのですから、障害物競走みたいなものです。
犬の落し物(UNK)を踏んだら足が滑って転ぶかもしれません。
こんなところを平均時速8kmで駆け抜けるのだって、たいしたものだと思います。

ということで、私が国語の教師なら「『少年よ、メロスをなめるなよ!なんなら一緒に走ってみるか?』とメロスが夢枕に立つかもよ?(笑)」と言いそうです。

ネットで調べて平地4km/h、上り2km/h、下り4km/hと書いてますが、それは現代の話でメロスの通った峠道では当てはまらないかもしれません。
雨で濡れている、ぬかるんだ坂道、落ち葉や前日の大雨で木の枝が落ちていて歩きにくいかもしれないのですから。

私の経験ですが、ビルの避難訓練でエレベーターを使わずに非常階段で24階、36階を上り下りした時のタイムは、ほとんど同じでした。
また、荷物を持っていても持っていなくても同じでした。
荷物を持って非常階段を使ったのは、出張で出かけるときに昼休みに掛かるとエレベーターが昼食にいく人で満員通過したためです。

その時間は、上りも下りも24階分で5分間、36階分で7分半でした。(12階分/2分半ペース)

上りよりも下りる方が速いはずだと思われるでしょうが、安全に昇降するためには安定した足運びでないと足を滑らせて階段を踏み外すなど危険なのです。

また、下りは、上りよりも膝に負担も掛かりますから、長い距離を下りるときには、自然と一定のペースになるのです。
でも避難訓練なので、のんびりではなく、できるだけ急いでる。
上りも早く仕事に復帰したいので、手も足も気合も抜きませんが、始めの4~5階までは速くてもそれより先は一定の速度に落ち着くのです。

なので、「足場の悪い長距離の上り、下りは速度がほとんど変わらないのだよ!少年!疑うなら自分でも経験してみなさい!」と言いたい。

あとは、昔の10里が現代の約40km相当かどうかも怪しい。
国や時代で1里の距離も違ってくるでしょう。

どちらかといえば、時間的な感覚で大人の足で1日に移動できる距離を十里と決めて、一里はその1/10、半分が五里という目安で決めたというのが、しっくり来ます。
実際に一里塚の距離も長いところや短いところもあることからもその方が納得できます。

また、「走れメロス」の作中の「ぶらぶら歩いて二里行き三里行き」も距離というよりは、時間的感覚の「2、3時間ぶらぶら歩いていった」の方がイメージしやすいです。

メロスが現代のような時計を持って移動したわけも無く、主観的な感覚や星空、日時計的なものさしで描写されているのですから余計にそう思います。

なんにせよ、この少年が自分の頭で考えることを表現したということは、すばらしいことだと思います。

ただ、その結果を検証せず、疑いもしないで丸呑みする大人達(記事にした人)はちょっと情けないんじゃないの?と思いますけどね。

「そんなんだから 政治家や地球温暖化サギに簡単に騙されるんだわ。」と思う今日この頃^^;
Posted at 2015/12/13 21:56:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 笑い話 | 日記

プロフィール

「年末になると思い出すうどんとそばの話 http://cvw.jp/b/267137/45747112/
何シテル?   12/29 22:38
 38年式 関西人です。 環境を住めなくする危険をはらむ原発より、LNG、光合成(食料以外のバイオマス、廃材や藻の油)を利用すべきだと思いませんか?
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早く起きたので、教科書に載っていないことを。 
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2013/04/27 03:59:01
【靖国参拝批判に首相「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない」】 
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(気をつけるしかできないけど)三宅島地震と昨日の宮城県沖を考察して 
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