第2スティントで相棒が走行中、空の色がだんだんと黒くなり雲行きが怪しくなってきました。
分厚い雲に覆われながらも、辛うじて走行中は雨が降ることもなく、第2スティント中は何とか空が持ちこたえてくれました。
どのチームも第3スティントにドライバーが変わるあたりから、給油エリアが慌ただしくなり始めます。
ドライバーチェンジだけでなく、給油時間も必要なため、順位が目まぐるしく変わる時間帯です。
私が第3スティントを担当する時間が迫ってきて、自陣も慌ただしくなってきました。
給油をする際、人手が足りないので#300正直屋さんのハマダさんに消火器を持つ係を依頼(感謝!)。
給油作業を終え、素早くドライバーズシートに座り、相棒からのタスキを受けて私がスタート。
ここまでトラブルらしいトラブルもなく、順調。
順調に走っていても、車速ではトップチームに到底追いつかない#315T&Kプロジェクト。
そんなことは走る前からわかりきっているので、とにかく第1スティントのときと同じく燃料消費を抑えながら、コンスタントに周回を重ねていくしかない。
ビートで同じNNクラスのFF(主にトゥデイ)と勝負できるのは、やはりFFが苦手とする箇所でしか勝負できないので、ソコで勝負をしかけながら周回を重ねていきました。
「このまま周回を重ねていけば、3位入賞は難しくても4位はイケそう!」と頭の中でゴール時のことを描いていたら、フロントガラスに
ポツリ、ポツリと水滴・・・。
ドライ路面であれば、第1戦で痛めつけたネオバの裏組みでも何とか誤魔化して走ることができましたが、路面が濡れ始めた途端、ミッドシップの苦しい場面が顕著に現れ始めました。
「進入でアンダー、加速(出口)でオーバー」です。
そして、ポツポツと小さかった雨粒が、ワイパーをフル稼働させないとどうにもならないほどの
大雨に変化。
もう、タイムを落とさないように走るというレベルではなく、マシンコントロールで精いっぱいの状況になりました。
私の技量不足で、新コース(7コーナー入口)からすり鉢へ向かうまでの高速コーナーで、2回スピン。
シケイン脱出後に1回スピン。
計3回もスピンをしました・・・。
後続車両のみなさん、上手くよけてくださってありがとうございます。
カウンターで車体を戻せないときは、直前にしている操作のほんのちょっとのことなのですが、その「ほんのちょっとのこと」がミスとなって出てくる以上、私の技量不足を認めざるを得ません。
土砂降りの雨はレース終盤で小降りになりましたが、路面が濡れているので、状況は大きく改善せず、神経を集中させながらのドライブを余儀なくさせられました。
結局、4位入賞の甘い目論見は崩れ去り、
NNクラス5位へ転落。
1~4位のチームは、ハンディでピットストップがありながらも、そのポジションに着くチームで、ハンディなしで挑んだ#315とは格が違いすぎます。
第4戦はいよいよシケインを使わず、最終コーナーが高速コーナーへと変わるコースへ変更となります。
車速の違いが更に広がってしまう可能性が「大」ですが、何とか食らいついて行けるよう頑張ろうと思います。
エントラントの皆さん、オフィシャルの皆さん、お疲れ様でした!
チームのみんな、最後は雨の中、お疲れ様でした!
のとはとしさん・・・ダートで草刈って、ゴメンナサイ。
Posted at 2013/07/16 10:33:27 | |
トラックバック(0) |
軽耐久 | クルマ