
昨日、納車されたハスラー。
新車のうちにやることなんて特にない・・・と言いたいところですが、やっておきたいことがあります。
それは、防錆のためのメンテナンスです。
よく納車タイミングで、数万円かけてガラスコーティングをオススメしてくるクルマ屋さんがいますが、ガラスコーティングのデメリットのことを理解していないと正直、オススメできません。
ガラスコーティングのメリットは強い皮膜により、紫外線からの退色を防止することで、塗装面を守ることが最大のメリットです。
しかし、コマメにボディメンテナンスをする人でない限り、ガラスコーティングは正直デメリットの方がメリットを上回ります。
雨天走行後、しっかりと水分を除去しないとシミやムラになりやすく、その雨染みが固着すると、ワックスとは比べものにならない程、それを除去するのに手間がかかります。
雨天走行を極力避け、雨天走行をしたときは、ガレージ内で雨水をしっかり拭き取るといったことをしないと、雨染みで泣くハメになります。
屋外保管のクルマだと、よほどマネな人でない限り、ガラスコーティングはちょっと避けた方が良いと思いますね。
高い施工料に加え、常に気を遣わないといけないことを考えると、毎日の足として使う場合は、定期的にワックスをかける方が余計な心配は少ないと思います。
ということで、前置きが長くなりましたが、まず、汚れが付着する前にワックス施工。
コレを定期的に何度か施工すれば、それなりに撥水コートと防汚効果が期待できる皮膜が出来るので、それでOKかなと思います。
ココまでは誰でもできることですね。
続いて、できれば、やっておきたいのは、腹下の防錆処理。
スズキのクルマって、メンバーの溶接部分に錆が出やすいんですよね。
スイスポも同様に、納車後、すぐにメンバーの状態を確認したら、錆が出始めていました。
すぐに錆転換剤を塗布後、シャシーブラックとシャシークリアを塗布したので、それ以降は良い状態をキープできていますが、ハスラーもやっぱり、予防は大事。
そんなワケで、メンバーやアーム類、センタートンネル、サイドシルの裏側あたりにシャシークリアを塗布しておきました。
クルマの下に潜れる環境にない人は、なかなか難しいことと思いますが、錆が出る前に、防錆処理は大事だと思うので、クルマ屋さんに処理をお願いすればいいと思います。
そうそう、スズキのクルマといえば、車体を軽く造ることが得意。
ハイブリッドXターボ(FF)の車両重量が880kg。
軽で一番売れているホンダのNボックスカスタムターボ(FF)の車両重量が940kg。
両車とも1tは切っていますが、軽自動車で60kgの重量差は少なくないです。
その軽さを造っている要因の一つと思われる燃料タンクは、鉄製ではなく樹脂製でした。
コレはハスラーに限らず、近年のクルマは軽量化と燃料タンクからの錆が発生しないことなどのメリットで、樹脂タンクを使っているのですが、鉄製の燃料タンクに見慣れている私にとっては、やっぱり樹脂タンクって不思議な感じがしますね。
Posted at 2025/02/26 22:13:00 | |
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