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ねも.のブログ一覧

2025年08月01日 イイね!

クルマ・ジャケ「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」

クルマ・ジャケ「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」クルマ・ジャケコーナー第343回は、「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」(1978)です。

スーパーカー・ブームの終焉期にリリースされたこのレコ、10本の溝がある超変わり種レコ!





針の入口が10ヶ所あり、どの溝に入るかで再生される音が違ってくるのです !!



まず、B面「トレーニング・サーキット」で10種のスーパーカーのサウンドをチェック

針を下すと、いずれかのクルマのサウンドが再生され、最後に車名がアナウンスされます
もう一度同じクルマを聴こうと思ってもそう簡単ではありません(確率10分の1💦)

A面「レーシング・サーキット」は10通りのゴールシーンの実況
最後に1位~3位までの車名がアナウンスされます

またまたユーチューバーになりました


Youtube 「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」(1978)


エントリー車種






















裏ジャケに遊び方として、
“例えば、ポーカートップとかマッチ棒とかを均等にくばって君の好きなスーパーカーにかけてください。当てた人は他人のかけた分を全部もらえることになります”


こんな注意事項も記されてます





「今、よく聴こえなかったけど、1位はミウラって言ったよな!」
「違うよ~、イオタって聴こえたよ~」
「え~、絶対ウラッコだろ~!」

な~んていう約50年前の子供たちの言い合いが聞こえてきそうです😅
お金かけて(友達の)親に叱られた子もいただろ~な~(笑)


他にも「スーパーレコードゲーム競馬」、「スーパーレコードゲーム実名競馬」「ルネ・ヴァン・ダールの星占い/愛の予感」というレコードがあったようですが、ビクターがどんなカッティングマシンを使ったのがナゾです…







さて、ジャケのクルマは・・・


1番手前は、
ランボルギーニ・カウンタックLP400(1974 - 90)


1971年にLP500のプロトタイプ(4,971cc)が発表され、1974年に市販されたのがLP400(4,000cc) 生産台数152台

デザインを手がけたのはベルトーネデザインスタジオのマルチェロ・ガンディーニ
最近のカー雑誌では「クンタッチ」と表記されることもありますね

LP400のスペシャルモデル「LP500R」はクルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコーで登場しました
https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/blog/45973108/


真ん中は、
ポルシェ・930ターボ(1975 - 89)


ポルシェはこれまでに、356、911、912、914、944、917 などが登場してますが、930は初めてですね
「930ターボ」は、911伝統の空冷フラット6(2994cc)にKKK製ターボを装着し、市販モデルでも実測で240km/hオーバーを確実にマーク
多くのイタリアン・スーパーカーより安定して本来の性能を発揮したのがポルシェだったそうです


そして、1番後ろが、
マセラッティ・ボーラ4700(1971 - 78)


今だと「マセラティ」?
当時の親会社シトロエンからスーパーカーを創れ!と指令され(?)生まれたマセラティ初のミッドシップ2シーター(V8エンジン)
シトロエンの4輪独立サスペンションで、独特のステアリング感覚だったそう
デザインはジョルジェット・ジウジアーロ 生産台数530台


ほぼ同じボディにV6エンジンを積み、空いたスペースにプラス2のリアシートを設けたボーラの弟分「メラク(Merak)」は1983年までに約1800台が生産されたようです


クルマ・ジャケ「スーパーカーブギ」/フィンガー5で、「マセラティ・ボーラ」としたところ、あざらし2010さんから「マセラティ メラクではないか」とお教えいただいたことを思い出しました

もしどこかで見かけたら、「あれはボーラじゃなくて、V6、4人乗りのメラクだねえ、スーパーカーと言えるのかなぁ」な~んて知ったかしたいと思います(笑)


【登場車両】
Lamborghini Countak LP400 1974 - 90






Porcshe 930turbo 1975 - 89






Maserati Bora 1971 - 78







【自己採点】
クルマ度  7点(フェラーリがいないのがちょっぴり寂しい?)
魅惑度   6点(特殊レコに合うスペシャルジャケだと良かったな~)
音楽度   ?点(世にも珍しい10本溝、ゲームレコ❣)
Posted at 2025/08/01 06:42:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2025年07月24日 イイね!

クルマ・ジャケ「Ferrari BB」/SUPERCAR SOUND SERIES

クルマ・ジャケ「Ferrari BB」/SUPERCAR SOUND SERIESクルマ・ジャケコーナー第342回は、SUPERCAR SOUND SERIESの「Ferrari BB」(1977)です。

千葉県(北西部)発掘調査ドライブ での発掘レコ

SUPERCAR SOUND SERIES(スーパーカー・サウンド・シリーズ)、ご存知でしょうか?

徳間音楽工業株式会社の「Dan Records」からのリリース

Discogsで検索すると5枚出てきました(いずれも1977年リリース)

「lamborughini Miura-SV(ランボルギーニ・ミウラ)」
「PORSCHE 930 turbo(ポルシェ・ターボ)」
「Ferrari Berlinetta Boxer(フェラーリ・ベルリネッタ・ボクサー)」
「lamborughini countach(ランボルギーニ・カウンタック)」
「lamborughini jota(ランボルギーニ・イオタ)」

ランボルギーニが多いですね

このシリーズではありませんが、同じようなスーパーカー・サウンド・レコはこれまでにもご紹介しております

クルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコー
クルマ・ジャケ「DYNAMIC SOUND COLLECTION」/COLUMBIA

これらのレコが発売された原因は、1970年代後半、「週刊少年ジャンプ」連載漫画「サーキットの狼」(1975-79 池沢さとし)などの影響で巻き起こった“スーパーカーブーム”




TVアニメ「マシンハヤブサ」(1976)を先駆けとして、1977年には「とびだせ!マシーン飛竜」「超スーパーカー ガッタイガー」「激走!ルーベンカイザー」「アローエンブレム グランプリの鷹」が放映されるほど過熱!

これらのTVアニメについては、
クルマ・ジャケ「最新盤 テレビまんが ベストヒットシリーズ1」/COLUMBIA でご紹介しました

しかし、ブームはやがて終わり、1979年には「サーキットの狼」の連載が終了、1980年にはランボルギーニとマセラッティの日本正規輸入店、カウンタックを日本に初めて輸入・販売した会社「シーサイドモーター」(横浜市)が倒産・・・

このレコにも“SEASIDE MOTOR〈協力〉”の記載があります(「SSSA」は「Sea Side Sports Association」の略)



さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Ferrari BB」/SUPERCAR SOUND SERIES(1977)




A面は、通過音/ドア開閉/キイ/電磁ポンプ/エンジンスタート/エンジン作動〜2000rpm/フラッシャー/ ヘッドライト開閉/ウィンドウ開閉/クラクション/サイド・ブレーキ/発進

B面は走行音

ナレーションが少し入ります(ナレーターは不記載)

「スーパーカーの貴公子、フェラーリ・ボクサーは今日も走る いざ、暮れなずむハイウェイか夜の国道か… にくいヤツ・・・」


で、ジャケのクルマは・・・
「Ferrari Berlinetta Boxer(ベルリネッタ・ボクサー)」


1973年に登場した「365 GT4BB」は、フェラーリは初のミッドシップエンジン12気筒ロードカー(製造台数387台)

レコの解説には次のような一文があります
「B・Bの原型は312Bと呼ばれて、3l 12気筒で、1970年南アフリカGPでデビューしたときは、パッとしなかったが、改良努力を重ねて、1974年シーズンの世界GPでこれまでの王者“DFV”をきわどい所まで追いつめ、その後の活躍はここに書くまでもない。」

“DFV”ってロータスのために開発されたエンジン「Cosworth(コスワース)DFV」のこと?(いや、全くわかってません💦)

“その後の活躍はここに書くまでもない。”って、その後も書いておいて~💦

「このように、フェラーリはレースの経験をフルに生かして、レーシングカーに近い性能を持つ市販車を作り上げている。それは、スピードだけでなく、スタイリング、ハンドリングなど細かいところに表われている。その傑作が365GT4B・B、そしてさらに512BBと進んでいる。」


“BB”を「2ドアクーペ」「水平対向エンジン」を意味する“ベルリネッタ・ボクサー”としたのはジャーナリストで、実際のエンジンは水平対向ではなく180°V型で、元の意味は「ベルリネッタビアルベロ(デュアルカムシャフト)」であるとか…、

365 GT4 BBの開発陣が、美しいプロトタイプを「ブリジット・バルドー」と呼ぶようになり、略して「BB」になったとか…?!


フランス女優・ブリジット・バルドーは、
クルマ・ジャケ「Made In France」/フランシス・レイ にも登場してますが、Ferrari BBとB.バルドー、もらえるとしたら貴方はどっち❓


まあ、どっちもお金かかりそうです😅


【登場車両】
Ferrari 365GT4BB(Berlinetta Boxer) 1973 - 76













【自己採点】
クルマ度  8点(「ブリジット・バルドー」の美しさ❓にくいヤツ・・・)
魅惑度   6点(クルマだけジャケ)
音楽度   ?点(いやあ、エンジン音がスゴイです~)
Posted at 2025/07/24 05:50:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2025年07月17日 イイね!

クルマ・ジャケ「黄昏物語」/KA-AN(かぁん)

クルマ・ジャケ「黄昏物語」/KA-AN(かぁん)クルマ・ジャケコーナー第341回は、KA-AN(かぁん)の「黄昏物語」(1984)です。

KA-AN(かぁん)(1984 ?)、ご存知でしょうか?

Wikipediaには載っておらず、初め全く不明でしたが・・・
このシングルは「東建コーポレーション」(旧:東名商事)のCMに使われた歌で、作詞は創業者(現会長)の左右田鑑穂(そうだかんすい 本名:左右田稔 1947 - )



その「東建コーポレーション」のHP、創業者「左右田鑑穂」の歩み>社会への情報発信に「作詞・作曲・音楽活動」が載ってました!


1stシングル『夢を求めて立ち上がれ』/KA-AN(かぁん)(1984)




この時は「SOUDA KANSUI & NAOI JUN」 右は直井潤?
作詞:左右田鑑穂、作曲:直井潤、編曲:佐藤允彦
B面『四季』の編曲は菊池ひみこ!

“若いころから歌はオンチでしたが、楽器は大好きでした。
その好きが講じて、「KA-AN(かーん)」という音楽グループを結成。私の作詞・作曲のオリジナル曲でレコードデビューすることとなりました。
2作目の「黄昏物語」は、ばんばひろふみさんや谷村新司さんもこの曲をレコーディングしています。”

また、「素顔のけいざいじん」という本の紹介の中には、“知る人ぞ知る、6人組の音楽グループ「KAAN(カーン)」”とありますが、ジャケには5人しかおらず、グループ名は「KANSUI、JUN AND AYANO」の3人・・・❓




「かぁん」、「かーん」、「カーン」「KAAN」といろいろな表記が出てきますが、まあそれはいいでしょう💦

つまり、「KA-AN(かぁん)」は、「東建コーポレーション」の社長・「左右田鑑穂」が自社(東名商事)のCMソングのために、直井潤、AYANOらとシングルを2枚リリースしたグループ(社長がリードボーカルみたいです!)


Youtube [CM]1984年10月頃の夕方のCM ローカルCM有

⏰2:15~ 東名商事 


⏰2:30~ 黄昏物語 KA-AN



AYANO(?)で一山当てようとしたのでしょうか?💦


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「黄昏物語」/KA-AN(かぁん)(1984)




KA-AN(かぁん)の2ndかつラストシングル
作詞:左右田鑑穂、作曲:直井潤、編曲:佐藤允彦

Youtubeに音源が見つからなかったのでユーチューバーになりました💦


Youtube 『黄昏物語』/KA-AN(かぁん)(1984)

ジャケにはサブタイトル(?)「My Heart's Violet」
ジャケ裏には“「青春キャンパス」放送1,000回記念イメージソング”とあります

文化放送「青春キャンパス」でパーソナリティを務めていた谷村新司は、自身の作詞で『誘惑』(作詞:谷村新司、作曲:直井潤、編曲:佐々木まこと)としてアルバム「棘(とげ)」に収録
Youtube 誘惑

ばんばひろふみも『黄昏物語』(作詞:KAAN/竜真知子、作曲:直井潤、編曲:瀬尾一三)をリリースしてます(歌詞が少し違います)

Youtube 黄昏物語 My Heart's Violet.


さてさて、ジャケのクルマは・・・


CMにも映ってました(社長個人のクルマ?)




前回ご紹介した「エクスキャリバー・フェートン」ですね!
フェンダー形状からシリーズ IV(1982 - 85?)と思われます

Excalibur Seriess IV Phaeton 1982


Wikipediaには“エクスカリバー自動車は、1928年のメルセデス・ベンツSSKをモチーフにした車”
Mercedes-Benz SSK(1928 - 32)


「メルセデス・ベンツSSK」は、軽量・ショートホイールベースのボディにスーパーチャージャー付7リッター直列6気筒エンジンを搭載したスポーツカーで数々のレースに勝利
わずか33台(約半分はレーシングカー)生産され、現存するのはラルフ・ローレンが所有するものなど4,5台だけだそうです

「SSK」は2シーターのロードスターのみで、4シーター等があるのは「S」や「SS」なので、「エクスキャリバー」は、「メルセデス・ベンツSシリーズ」をモチーフにしたと言った方が良いのかも…??

ジャケの「エクスキャリバー」は4座と思われますが、メンバー5人ぎゅうぎゅうで乗ったんでしょうか?💦

【登場車両】
Excalibur Series IV Phaeton 1982 - 85?








【自己採点】
クルマ度  7点(社用車?一度見てみたいものです)
魅惑度   7点(AYANOと後ろの2人が気になります😅)
音楽度   7点(谷村新司とばんばんもカバー!作曲者の直井潤とは…?)
Posted at 2025/07/17 05:19:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2025年07月14日 イイね!

クルマ・ジャケ「THE Excalibur」/Highway Star Band

クルマ・ジャケ「THE Excalibur」/Highway Star Bandクルマ・ジャケコーナー第340回は、Highway Star Bandの「THE Excalibur」(1977 ?)です。


Highway Star Band、ご存知でしょうか?

作・編曲:Jean Réaux(ジャン・レオ)とありますが、いや、これが全く正体不明で・・・💦



Discogsに載ってたのはコチラだけ ↓
『THE PORSCHE 930turbo』/Highway Star Band(1977)


どちらも日本企画盤なので、日本人スタジオミュージシャンの仮名❓

もちろん、Deep Purpleとは何の関係も無いと思います

Youtube Deep Purple - Made in Japan - Highway Star (video)

チリのストリート・バンド(3人組)の演奏がすごいです!
Youtube Street artists: Highway star (Deep Purple cover)


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「THE Excalibur」/Highway Star Band(1977 ?)


またまたユーチューバーになりました!

Youtube 『THE Excalibur(夢のエクスキャリバー)』/HIGHWAY STAR BAND

走行音などをSEとしたポップ・フュージョン?

解説には、
“このレコードは「カーキチ、音キチ、録ハン野郎に贈るスーパーカーの極め付」として制作されたものです。したがって、エンジン音等をより忠実に再現するため、普通のレコードより高いレベルでカッティングされていますので、針圧の調整が必要な場合があります。”




「録ハン野郎」❓
1970年代中頃の「生録(なまろく)ブーム」関連ですかね?


↑ ソニーの“カセットデンスケ”「TC-2850SD」


で、ジャケのクルマは・・・




ブルックス・スチーブンスのデザインによるベンツSS、SSK(1927 - 30)のレプリカ・モデル「Excalibur(エクスキャリバー)」ですね

スチュードベイカーの社長からモーターショーで目立つクルマを依頼されたデザイナー、ブルックス・スティーブンスは、メルセデス・ベンツSSKのスタイルを持つ「SSロードスター」を造り、1964年のニューヨーク・オートショーに「Mercebaker」を出展

↑ 出展された「Mercebaker」かは不明(人物も?)

ベースは、スチュードベイカー「ラーク・デイトナ・コンバーチブル」
1963 Studebaker Lark Daytona Convertible


「SSロードスター」は大きな注目を浴び、12台もの受注を獲得
しかし、スチュードベーカー(1852 - 1967)の業績は悪化の一途を辿り倒産…

ブルックス・スティーブンスは父親・弟(息子?)たちと「SS Automobiles」(後に「Excalibur Automobile Corp.」)を設立し、「エクスキャリバー」の生産を始めます


1トン程度のボディにコルベットのシボレーV8エンジン(300馬力)を搭載するネオクラシックな高級車「エクスキャリバー」は高額でしたが購入希望者は十分で商業的に成立

1966年までに2人乗りのロードスター、4人乗りのフェートンを発表

Excalibur Series I 1968


そして、外観は基本的にほとんど変えず、1970年にはエクスキャリバー シリーズII、1975 年にはシリーズ III をリリース

Excalibur Series II 1974


Excalibur Series III Phaeton SS 1974


レコのリリース年や、フェンダーの形状から、ジャケのエクスキャリバーはシリーズIIのフェートンと思われます

1980年登場のシリーズIVは、メルセデス 500/540Kシリーズを模したデザインで電動ソフトトップを備えた2トンのボディにGM製V8エンジン(155馬力)を搭載

Excalibur Series IV Phaeton 1982


5万ドルという高額で購入者は減り、1985年にシリーズVを発表するも「SSオートモービルズ」は倒産…
1988 Excalibur Series V Phaeton


その後、権利を買い取った者たちが「シリーズVI」などを生産したようですが、栄光(?)が蘇ることはなかったようです・・・

光岡自動車にはずう~っとがんばってほしいですね❣

【登場車両】
Excalibur Series II Phaeton 1970 - 74?






【自己採点】
クルマ度  7点(見たことありません…😿)
魅惑度   7点(クルマだけジャケ 内ジャケにも写真あり!)
音楽度   5点(録ハン野郎もビックリ😲迫力のSE入りポップ・フュージョン?)
Posted at 2025/07/14 21:03:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2025年07月12日 イイね!

クルマ・ジャケ「HOT IS COOL」/堀井勝美PROJECT

クルマ・ジャケ「HOT IS COOL」/堀井勝美PROJECTクルマ・ジャケコーナー第339回は、堀井勝美PROJECTの「HOT IS COOL」(1987)です。


いやあ、暑くて、昨日からはちょっぴり涼しくて・・・
(北関東のお話😅)

堀井勝美(ほりいかつみ 1955 - )、ご存知でしょうか?



東京都出身の作曲家、編曲家、キーボード奏者です


↑ 本人かどうかちょっと怪しい・・・💦

いや、この御方、ネット情報かなり少ないんです…

堀井勝美は、映画、NHK連続テレビ小説の音楽、TV、アニメ、CM、映画、舞台などの作曲、プロデュースを多数手掛けてます

映画では、「大長編ドラえもん」シリーズ(1999 - 2005)や「ゲゲゲの鬼太郎」(2007 - 09)の音楽を担当


NHK連続テレビ小説「凛凛と」(1990)のテーマ曲『GREEN』
Youtube Bu-GREEN / Horii Katsumi Project 堀井勝美プロジェクト

TBS「筑紫哲也 NEWS23」で使用された『WAIKING ON AIR』
Youtube Horii Katsumi Project 3 Walking on the Air

現在は、母校・東京音楽大学の作曲「ミュージック・メディアコース」の教授を務めているようです

↑ 数少ない本人公開写真

で、「堀井勝美PROJECT」は、1980年代後半~90年代後半(1987 - 98)に、国内外の一流ミュージシャンを起用し、キャッチ―なフュージョン(シングル1枚、アルバム13枚(堀井個人名義を含む))をリリース

唯一のシングル『CRUISING BOY』(1988)

Youtube [1988] Katsumi Horii Project - Cruising Boy [Full Single]

ジャケの大半が鈴木英人(すずきえいじん、EIZIN 1948 - )氏によるもの❣

本日ご紹介の1stアルバムの他、3rdアルバム「OCEAN DRIVE」(1988)、4thアルバム「FRONT AND REAR」(1989)なんかも鈴木英人・クルマ・ジャケです


鈴木英人・クルマ・ジャケはこれまでに何度か登場してます

クルマ・ジャケ「The Best Of Lee Oskar(風を見たかい)」/Lee Oskar
クルマ・ジャケ「Marooned (ロンリー・フリーウェイ)」/Larry Lee 
クルマ・ジャケ「THose Were The Days American Hits '71~'77」/Paul Mauriat
クルマ・ジャケ「ロンサム・ビーチ・ボーイ」/大橋節夫
クルマ・ジャケ「THOSE WERE THE DAYS SCREEN MUSIC 3」/ポール・モーリア

相性抜群ですね❣

「堀井勝美プロジェクト」は、参加ミュージシャンのファンを含め、フュージョンファンからは注目されるも、一般的にはそれほど売れず(おそらく)💦、後に初期のLP、CDは高値で取引されるように…

とても手が出せる価格ではなくあきらめてましたが、2023年に初期5作品がタワレコ限定再発CDがリリースされ、LPも2024年に再プレス

今回、Amazonで定価より安く出ていたのを迷った挙句Getした次第です
(最後の1枚みたく出てましたが、その後もぽつぽつ出ます😅)


↑ あ~、今も出てますね~(笑)


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「HOT IS COOL」/堀井勝美PROJECT(1987)




2024年再発の1stアルバム(Clear Blue Vinyl(透明ブルー盤))


全曲、作曲・編曲:堀井勝美
参加ミュージシャンは、難波弘之(Key)、鳴瀬喜博(B)、是方博邦(G)、倉田信雄(Key)、数原晋(F.Hr)、土岐英史(Sax)、川瀬正人(Per)


Youtube (1987) Katsumi Horii Project - Hot Is Cool (Full Album)

ドラムは打ち込み(ここが残念~😿)ですが、メロディアスで、一流セッションマンの演奏を存分に堪能できる爽快なドライヴィング・フュージョン❣

再発レコの解説は難波弘之(なんばひろゆき 1953 - Key.)で、自分(難波)のことがたくさん書かれており💦、所々に堀井が出てくるので、長くなりますが少し書き出してみます


“新人歌手の太田裕美のバックでやって来たベースの鳴瀬喜博(後の堀井勝美プロジェクトのメンバー)に声をかけられ、74年に「金子マリ&バックスバニー」が結成され、僕(難波)はミュージシャンになってしまった。”

“NHKのスタジオの仕事で、堀井勝美の師匠、三枝成彰と出会い、三枝の事務所にも出入りするように。当時、堀井勝美は東京音大の学生で、すでに三枝に弟子入りしており、破天荒で豪快で楽しい人物だった。「バックスバニー」を東京音大の学園祭に呼んでくれたりした。”

“「バックスバニー」を抜けた僕(難波)は、シュガー・ベイブの山下達郎と意気投合し、彼のレコーディングに参加、コンサート・ツアーのメンバーとなる。この頃、ドラマーの村上“ポンタ”秀一のライブ・アルバムのセッションに、鳴瀬、カシオペアでデビューする直前の野呂一生、アレンジャーでサックス奏者の中村哲と参加した。この時のセッションをもとに作られたのが、本邦初の“フュージョン”という用語をタイトルにしたポンタのアルバム「東京フュージョン・ナイト」だった。”

“一方、堀井勝美は作曲家として仕事を始め、師匠の三枝のアシストをこなしながら、NHKを中心に大活躍を始める。鳴瀬が堀井に「たまには自分のための曲も書けよ」と勧め、堀井の曲を集めたライブが開催され、これが堀井勝美プロジェクトの始まりである。”

“堀井は俄然やる気を出し、ライブには鳴瀬や僕(難波)、サックスの本多俊之、ギターの増次伸二、ドラムの鈴木“リカ”徹が参加した。そして、企画ものとしてアルバムのリリースが決まり、リリースされたのがこのアルバムである。”

“単発では終わらずシリーズとなった堀井勝美プロジェクトは、'80年代の終わりから'90年代にかけて、国内や海外の一流フュージョン系ミュージシャンの演奏により、堀井の数々の曲を世に出して行くこととなった。”

“'88年、僕(難波)は三枝成彰に指令を受け、東京音大でポピュラー音楽を教えることとなった。そしてもちろん、三枝の弟子、堀井勝美も'89年から教授となり、音楽を愛する情熱的な指導で数々の作曲家を育て、今年、僕(難波)の後を継いで主任教授となった。”


さてさて、ジャケのクルマは・・・


クルマ・ジャケ「Fahrenheit」/TOTO と同じ、初代フォード・サンダーバード(1955 - 57)で、スペアタイヤがトランク外側に付いている1956年モデルですね


トランク容量が大きくなる代わりに、コーナリング性能が落ちたため、翌1957年にはスペアタイヤはトランク内へ

「ポートホール」と呼ばれるハードトップの丸い窓は視認性向上のために無償オプションだったようです


【登場車両】
Ford Thunderbird (初代 1955 - 57) 1956







【自己採点】
クルマ度  7点(コーナリング性能が落ちた? 1956年型)
魅惑度   8点(鈴木英人クルマ・ジャケ)
音楽度   7点(ドライヴィング・フュージョン!ってCD持ってない~😿)
Posted at 2025/07/12 20:31:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「[整備] #コペン リアフェンダー板金塗装 https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/car/2364173/8318510/note.aspx
何シテル?   08/02 20:13
スチグレ・タンレザーに一目惚れした「ねも」と申します。2017年3月に10年・10万km超の中古を手に入れることができました。愛車を通じて皆さんと交流できたら幸...

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