
クルマ・ジャケコーナー第343回は、「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」(1978)です。
スーパーカー・ブームの終焉期にリリースされたこのレコ、10本の溝がある超変わり種レコ!
針の入口が10ヶ所あり、どの溝に入るかで再生される音が違ってくるのです !!
まず、B面「トレーニング・サーキット」で10種のスーパーカーのサウンドをチェック
針を下すと、いずれかのクルマのサウンドが再生され、最後に車名がアナウンスされます
もう一度同じクルマを聴こうと思ってもそう簡単ではありません(確率10分の1💦)
A面「レーシング・サーキット」は10通りのゴールシーンの実況
最後に1位~3位までの車名がアナウンスされます
またまたユーチューバーになりました
Youtube
「ゲーム・レコード 夢のスーパーカー・レース」(1978)
エントリー車種
裏ジャケに遊び方として、
“例えば、ポーカートップとかマッチ棒とかを均等にくばって君の好きなスーパーカーにかけてください。当てた人は他人のかけた分を全部もらえることになります”
こんな注意事項も記されてます
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「今、よく聴こえなかったけど、1位はミウラって言ったよな!」
「違うよ~、イオタって聴こえたよ~」
「え~、絶対ウラッコだろ~!」
な~んていう約50年前の子供たちの言い合いが聞こえてきそうです😅
お金かけて(友達の)親に叱られた子もいただろ~な~(笑)
他にも「スーパーレコードゲーム競馬」、「スーパーレコードゲーム実名競馬」「ルネ・ヴァン・ダールの星占い/愛の予感」というレコードがあったようですが、ビクターがどんなカッティングマシンを使ったのがナゾです…
さて、ジャケのクルマは・・・
1番手前は、
ランボルギーニ・カウンタックLP400(1974 - 90)
1971年にLP500のプロトタイプ(4,971cc)が発表され、1974年に市販されたのがLP400(4,000cc) 生産台数152台
デザインを手がけたのはベルトーネデザインスタジオのマルチェロ・ガンディーニ
最近のカー雑誌では「クンタッチ」と表記されることもありますね
LP400のスペシャルモデル「LP500R」はクルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコーで登場しました
https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/blog/45973108/
真ん中は、
ポルシェ・930ターボ(1975 - 89)
ポルシェはこれまでに、356、911、912、914、944、917 などが登場してますが、930は初めてですね
「930ターボ」は、911伝統の空冷フラット6(2994cc)にKKK製ターボを装着し、市販モデルでも実測で240km/hオーバーを確実にマーク
多くのイタリアン・スーパーカーより安定して本来の性能を発揮したのがポルシェだったそうです
そして、1番後ろが、
マセラッティ・ボーラ4700(1971 - 78)
今だと「マセラティ」?
当時の親会社シトロエンからスーパーカーを創れ!と指令され(?)生まれたマセラティ初のミッドシップ2シーター(V8エンジン)
シトロエンの4輪独立サスペンションで、独特のステアリング感覚だったそう
デザインはジョルジェット・ジウジアーロ 生産台数530台
ほぼ同じボディにV6エンジンを積み、空いたスペースにプラス2のリアシートを設けたボーラの弟分「メラク(Merak)」は1983年までに約1800台が生産されたようです
クルマ・ジャケ「スーパーカーブギ」/フィンガー5で、「マセラティ・ボーラ」としたところ、あざらし2010さんから「マセラティ メラクではないか」とお教えいただいたことを思い出しました
もしどこかで見かけたら、「あれはボーラじゃなくて、V6、4人乗りのメラクだねえ、スーパーカーと言えるのかなぁ」な~んて知ったかしたいと思います(笑)
【登場車両】
Lamborghini Countak LP400 1974 - 90
Porcshe 930turbo 1975 - 89
Maserati Bora 1971 - 78
【自己採点】
クルマ度 7点(フェラーリがいないのがちょっぴり寂しい?)
魅惑度 6点(特殊レコに合うスペシャルジャケだと良かったな~)
音楽度 ?点(世にも珍しい10本溝、ゲームレコ❣)
Posted at 2025/08/01 06:42:29 | |
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