
クルマ・ジャケコーナー第248回は、ポール・モーリアの「THOSE WERE THE DAYS SCREEN MUSIC 3」(198?)です。
2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第19弾!
ポール・モーリア(Paul Mauriat 1925 - 2006)、前回の
クルマ・ジャケ「Vacance de Charade」/ポール・モーリア に続いてのピックアップ
そして、第37回
クルマ・ジャケ「THose Were The Days American Hits '71~'77」/Paul Mauriat でご紹介したのと同じシリーズのレコです
「20 Million LPs Festival」ってLPが2000万枚売れたお祭りシリーズってこと?
このシリーズのクルマ・ジャケ、少なくともあと2枚はありますね!
発掘調査はまだまだ止められません😅
本日ご紹介のレコの邦題は「あの頃のスクリーン・ミュージック ムーンライト・セレナーデ~夏の日の恋」(っていうかそもそも日本企画盤?)
“グレン・ミラーへの、パーシー・フェイスへの、あるいはバーブラ・ストライザンドやダイアナ・ロスへの挑戦は、ポール・モーリアのセンスと才能を見事に証明した作品”(アルバム解説より)
では、何曲かをご紹介~
A1『追憶のテーマ(The Way We Are)』
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Paul Mauriat The Way We Were
映画「追憶」(1973)の主題歌。ビルボード・シングル年間1位(1974)!
サントラ「追憶(The Way We Are)」
バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードのW主演
バーブラのアルバム「The Way We Are」(1974)も1位を獲得!
コチラは台湾盤(?)
ジャケットは、薄手の紙を折ったもの。内側に歌詞などが印刷されてますが、ビニールで袋状になってるのでよく見えません
このアルバムのプロデューサーはトミー・リピューマ(Tommy LiPuma)!
数々の名盤を残してますね
第16回(2020年05月24日)
クルマ・ジャケ「High Gear/Neil Larsen」 でも少しご紹介してます。
↑ このブログを見返したら、「クルマはアメ車っぽい感じですね。キャデラック? 詳しい方なら、インパネでわかるでしょうね...」と書いて適当にブログを終わらせてます。いやあ、4年前は適当でしたね(今でも?)💦
今回を機に調査し直し、車種判定できましたので修正しときました😅
A3『スター誕生のテーマ(Evergreen-Love theme from “A Star Is Born”)』
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Evergreen (Love Theme From “A Star Is Born”) - Paul Mauriat
コチラもバーブラ主演映画「スター誕生(A Star Is Born)」(1976)の主題歌
作曲もバーブラで、女性初のアカデミー賞歌曲賞を受賞!
グラミー賞最優秀楽曲賞やゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞しました
A4『スティング(The Entertrainer“STING”)』
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The Sting (Paul Mauriat)
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード主演の同名映画(1973)の主題歌(マーヴィン・ハムリッシュがアカデミー賞 編曲・歌曲賞受賞)
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Marvin Hamlisch 映画「スティング」 THE ENTERTAINER from The Sting
↑ とても面白い映画です!
A5『ノウイング・ユー・ノウイング・ミー(Knowing Me,Knowing You)』
Youtube
Paul Mauriat – Knowing Me, Knowing You ノウイング・ミー・ノウイング・ユー
ABBAのドキュメンタリー映画「アバ/ザ・ムービー(ABBA: The Movie)」(1977)の挿入曲(?)
4thアルバム「Arrival」(1976)からシングル・カット(1977)された大ヒット曲
このアルバムのA1『When I Kissed The Teacher』が好きだなあ
A7『エマニエル夫人(Emmanuelle)』
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Paul Mauriat - Emmanuelle
クルマ・ジャケ「エマニエル夫人」/ダニエル・リカーリ で最近取り上げたばかり
A8『O嬢の物語(Je Ne Suis Que De L'amour-du film“HISTORIE D'O”)』
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Paul Mauriat ♪O嬢の物語 Histoire d'O
コチラも最近取り上げました
クルマ・ジャケ「O嬢の物語」/レーモン・ルフェーヴル
B1『オータム・ストーリーのテーマ(Le Piano La Vague)』
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Paul Mauriat - Le piano sur la vague
映画「オータム・ストーリー」(1982)の主題曲 ポール・モーリア自身の作曲です
B2『パピヨン(Papillon“Toi qui regarde la mer”)』
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Papillon - To Qui Regarde La mer - Paul Mauriat (Vinil)
スティーブ・マックィーン主演の同名映画(1973)の主題歌
B6『リリー・マルレーン(Lili Marlene)』
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Paul Mauriat – LILI MARLENE リリー・マルレーン
ドイツ映画「リリー・マルレーン」(1981)で使われた、第二次世界大戦中にドイツ兵のみならずイギリス兵の間にも流行した曲
これを歌ったドイツのララ・アンデルセンは慰問で人気者になりますが、アンデルセンと親しい人物がユダヤ人であったことが知られ、アンデルセンは歌手活動が禁止され、レコードの原盤は廃棄されたそうです
「Lili Marleene」/Lala Andersen
Youtube
1939 Lale Andersen - Lili Marlene (original German version)
A7『マホガニーのテーマ(Musique Du Film“Mahogany”Do You Know Where You're Going To』
Youtube
PAUL MARIAT - THEME FROM MAHOGANY (DO YOU KNOW WHERE YOU'RE GOING TO)
アルバムのラストは、ダイアナ・ロス主演映画「マホガニー物語(Mahogany)」(1975)の主題歌。歌うはもちろんダイアナ・ロスで、全米1位!
「Dianna Ross(愛の流れに)」/Dianna Ross(1976)
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Theme from Mahogany - Lyrics - マホガニーのテーマ - 日本語訳詞 - Japanese translation - Diana Ross
さてさて、ジャケのクルマは・・・
フォードのトラック「2代目 F100」ではないでしょうか?
Fシリーズはフォードの小型ピックアップトラック
この2代目の生産最終年(1956)のMCで、垂直Aピラーとラップアラウンドフロントガラスが採用されたということなので、それと思います。
レア・オプションとして、ラップアラウンド・リアウィンドウがあったようで、それはコレかな?↓
なんか、スペシャリティ・トラック?
5代目F100(1967 - 72)が
クルマ・ジャケ「タンゴへの道」/オルケスタ・ティピカ・コリエンテス に登場してます
ジャケはご存じ、鈴木英人(すずきえいじん 1948 - )のイラスト!
ジャケ裏には「HIDETO SUZUKI」
鈴木英人ジャケはこれまでに何度かご紹介してます
クルマ・ジャケ「ロンサム・ビーチ・ボーイ」/大橋節夫
クルマ・ジャケ「Marooned (ロンリー・フリーウェイ)」/Larry Lee
クルマ・ジャケ「The Best Of Lee Oskar(風を見たかい)」/Lee Oskar
Eizinのイラスト、やっぱりイイですねえ
さあ、発掘調査に行かなきゃ! …って暑くて何処にも行けません~💦
【登場車両】
Ford F100 1956
【自己採点】
クルマ度 7点(垂直Aピラーは珍しい?)
魅惑度 8点(鈴木英人イラスト!)
音楽度 5点(ポール・モーリアのアメリカン・ミュージックの再創造?)
Posted at 2024/08/18 16:09:39 | |
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