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ねも.のブログ一覧

2021年10月17日 イイね!

クルマ・ジャケ「女にかえる秋」/狩人

クルマ・ジャケ「女にかえる秋」/狩人暑かった日々も過ぎ、秋らしくなってきましたね。


クルマ・ジャケコーナー第78回は、狩人の「女にかえる秋」(1979)です。


狩人(かりゅうど 1977 - 2007)、ご存知でしょうか?



狩人は、兄・加藤久仁彦(かとうくにひこ 1956 - )と弟・加藤高道(かとうたかみち 1960 - )の二人による兄弟デュオです。


デビュー曲『あずさ2号』(1977 作詞:竜真知子、作編曲:都倉俊一)が大ヒット!


そして、第19回日本レコード大賞などの新人賞を受賞!


以降もヒットが続き、NHK紅白歌合戦には2年連続出場(1977, 1978)しました。


2ndシングル『コスモス街道』(1977 作詞:竜真知子、作編曲:都倉俊一)



1stアルバム「狩人FIRST 出逢った人に」(1977)



3rdシングル『若き旅人』(1977 作詞:竜真知子、作編曲:都倉俊一)



4thシングル『青春物語』(1978 作詞:山上路夫、作編曲:都倉俊一)



2ndアルバム「狩人SECOND メモリアル」(1978)



5thシングル『みちのく夏愁』(1978 作詞:竜真知子、作編曲:都倉俊一)



6thシングル『国道ささめ雪』(1978 作詞:ちあき哲也、作曲:杉本真人、編曲:船山基紀)

あれっ、コレもクルマ・ジャケだ~


7thシングル『アメリカ橋』(1979 作詞:奥山侊伸、作曲:信楽順三、編曲:田辺信一)



8thシングル『悲しみ・クライマックス』(1979 作詞:中里綴、作曲:上原徹、編曲:船山基紀)



11thシングル『ブラックサンシャイン』(1980 作詞:伊達歩、作編曲:都倉俊一)



13thシングル『風が吹けば』(1980 作詞:阿久悠、作曲:小林亜星、編曲:松任谷正隆)



14thシングル『そして20才』(1981 作詞:竜真知子、作曲:杉本真人、編曲:松井忠重)



6thアルバム「宛名のない手紙」/狩人(1981 5周年記念オリジナル・アルバム)



16thシングル『日本海』(1983 作詞:阿久悠、作曲:大野克夫、編曲:三木たかし)


7月に狩人が、8月に八代亜紀が、11月に二宮直樹がこのレコードを発売したため、3組の競作となり、八代はこの曲で第25回日本レコード大賞・特別金賞を受賞しています。


『アメリカ橋』以降は大きなヒットはなく、二人はそれぞれ歌手以外に舞台俳優としてのソロ活動など行うようになり、シングル26作、アルバム7作を残し、狩人は2007年に解散します。


兄、久仁彦は、森田公一の抜けたトップギャランにリードボーカルとして加入(2010)し、「加藤久仁彦&トップギャラン」として活動します。

弟、高道は、2010年頃から、江木俊夫(フォーリーブス)、あいざき進也、晃(フィンガー5)と「TASTE4」を結成しライブを行ったりしているようです。


兄弟ならではの確執もあったようですが、2012年に「狩人」を再結成し、狩人としての活動もしているようです。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、狩人の9thシングル
『女にかえる秋』(1979 作詞:浅野裕子、作曲:平尾昌晃、編曲:船山基紀)


ポーラ化粧品'79 秋のキャンペ-ンソングだったようです。

♪ 限りなく美しく 限りなく優しい
  限りなく限りなく 素直な女にかえる秋

うちのもかえってほしい~~っ(笑)


さてさて、ジャケのクルマは・・・

MGB ?


であれば、
クルマ・ジャケ「SUMMER FAREWELLS(サマーフェアウェルズ)」/杏里

と同じかな?

MGBは、イギリスのブランド「MG」のクルマで、1962年から1980年までに、全世界で52万台以上も製造された、2ドア・オープンカーの代名詞存在!

エンジンは直列4気筒以外に、直列6気筒(MGC 1967~)、V型8気筒(MGB GT V8 1973~)もあるそう!

ちなみに、マツダのロードスターは、1989年から製造され、2016年には生産累計台数100万台を達成しています!(憧)



↑ つい先日、GSで見たNDロードスター。
いやあ、いい色でした~! (欲~っ)

【登場車両】
MG MGB






【自己採点】
クルマ度   8点(オープン・スポーツカーの代名詞!)
魅惑度    5点(まあ、男デュオですから)
音楽度    5点(演歌歌謡ポップス? 歌は上手いです)
Posted at 2021/10/17 20:28:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2021年10月16日 イイね!

クルマ・ジャケ「Drive Away」/Fire Ball

クルマ・ジャケ「Drive Away」/Fire Ballクルマ・ジャケコーナー第76回は、Fire Ballの「Drive Away」(1986)です。



Fire Ball(1986 ?)、ご存知でしょうか?





「Fireball(ファイアボール)」/Deep Purple(1971)、ではありません。



このシングルは、「BRIDGESTONE RCOT ラジアルズ・キャンペーンCFソング」。




で、「Fire Ball」はバンド名ではなく、この曲を創るためのプロジェクトのようです。


ジャケ裏のクレジットには、
「演奏:ファイア・ボール/FIRE BALL featuring Sherwood Ball」 とあります。

Sherwood Ball(シャーウッド・ボール 1951 - 2015)は、L.A.で20年に渡りTVや映画音楽で男性ヴォーカリストのTOP3として活躍した人物のよう。


なんと!Jay Graydon(ジェイ・グレイドン)のアルバムで歌ってる人でした!

「Airplay for the Planet with bonus track I Do」/Jay Graydon(1993)


↑ の#5『Holdin' On To Love』、 #6『One Way Or Another』、#8『Show Me The Magic』でヴォーカルをとっています(作者にも名を連ねてます)!


「Airplay for the Planet The Album」/Jay Graydon

↑ ほぼ同じアルバムなので当たり前なのですが、こちらも#5、#6、#8でヴォーカルをとっています。この2枚、ラストの2曲が違っていて両方買うハメに・・・(^-^;


詳細なライナーノーツには、「全体を通してスムースなだけのアルバムにはしたくなかった。少し尖った感じも欲しかったし、それにはシャーウッドが適任だった。」というジェイの言葉が記されてます。

まあ、#1、#3、#10のJoseph Williams(ジョセフ・ウィリアムス TOTOの3代目vo.)や、#2、#4のBill Champlin(ビル・チャンプリン Chicagoのvo. 1981-2009)と比べると確かに男っぽい。


2人でこんな曲を発表してますね(配信のみ?)。

『Crank Sinatra』/Jay Graydon With Sherwood Ball(2009)


この"Sherwood Ball"なる人物は、Ernie Ball(アーニー・ボール 1930 - 2004)の長男。

アーニー・ボール(出生名:Sherwood Roland Ball)は、アメリカで最初のギター専門店をカリフォルニアに開いた人物。

アーニー・ボール社が販売したライトゲージ弦「SLINKY(スリンキー)」は、プロミュージシャンから人気を得たそうです。

現在、「アーニー・ボール・スリンキー」のパッケージには使用ギタリスト名が掲載されてあり、クラプトン、ペイジ、ベックなどの名があるようです。

先のJay Graydon(ジェイ・グレイドン)もずっと愛用しているとライナーノーツにありましたよ。

この弦、amazonではベストセラーのようです!



さてさて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Drive Away」/Fire Ball(1986)



初めに述べたように、「BRIDGESTONE RCOT ラジアルズ・キャンペーン」のCFソング。

ジャケ裏のクレジットによると、L.A.録音で、音創りのイニシアティヴをとったのは、作曲家、キーボーディストの岩崎工(いわさきたくみ 1955 - )という人物。

日本にシンセサイザー・Fairlight CMI(フェアライトCMI)1号機を持ち帰り、『キーボード・マガジン』誌でシンセサイザー講座を連載するなど、シンセサイザー・ミュージックの先駆者です。

CMIは「Computer Musical Instrument」の略。


B面、The Kazu Project Featuring Chris Farren(‎クリス・ファーレン)の『Desire(Short Road To Heaven)』もブリヂストンのCFソング。

こんなシングルもあるようです!(欲しい~)



さてさて、ジャケのクルマは・・・

Talbot Horizon(タルボット・ホライズン 1977 - 1986) でしょうか?


クライスラーが初代VWゴルフに対抗すべく、世界戦略車として開発されたクルマで、開発は傘下のSimca(シムカ、タルボの前身)主導で行われ、シムカブランドでした。


「タルボット・ホライズン(英)/タルボ・オリゾン(仏)」に改名され(1979)、フロントグリルのエンブレムがTになりました。

1979年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)に輝いてます。

1984年型からはバンパーが黒塗りとなったということで、コレでしょうかね。



ジャケ左のクルマは、Alfa Romeo(アルファロメオ)のAlfasud (アルファスッド 1971 - 89)と思います。


スッド(Sud )はイタリア語で「南」を意味し、イタリアにおける南北の経済的格差解消、南イタリアでの雇用を創出するための工場で生産するクルマとして開発されたそうです。

アルファスッドは、ジウジアーロによるスタイリング、低重心の水平対向エンジン、4輪ディスクブレーキなどが高い評価を受けました。

・・・が、

仕上げの悪さや、ボディの錆の大量発生などのため、アルファスッドは酷評されるようになり、「アルファロメオ」ブランドの信用低下、経営悪化の原因となってしまいました。

品質が良くないため早い時期に廃車にされ、現存する台数は非常に少ないそうです。


ジャケのスッドは1976年に追加された「アルファスッド・スプリント」(3ドアクーペ)(1983年に「アルファロメオ・スプリント」と改名)かなあ。


松任谷正隆氏もかつて愛車にしていたようです。

おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE! #118 松任谷正隆





【登場車両】
Talbot Horizon(タルボット・ホライズン 1977 - 86) 1984 ?





Alfa Romeo Alfasud(アルファロメオ・アルファスッド 1971 - 89) スプリント? 1983 ?





【自己採点】
クルマ度   7点(左のAlfasudは8点)
魅惑度    7点(CMでは多数のクルマが走ってます)
音楽度    7点(まさかJay Graydonつながりの曲とは~!)
Posted at 2021/10/16 22:49:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2021年10月10日 イイね!

百観音洞窟ドライブ

百観音洞窟ドライブ助手席の御方様が、茨城県の広報誌「ひばり」の表紙を見て、ココに行きたい!とおっしゃるので、久しぶりのドライブです。



前日に調べていると、今年6月にRA272さんに連れて行っていただいたツインリンクもてぎの近くですね。

RA272さんと行くツインリンクもてぎ!!(2021.6.27)



で、その時に行った場所にも、助手席の御方様をお連れしました。


できるだけ国道294号を走らず、深沢岩瀬線を走り、高峯山あたりで栃木・茨城の県境を越えて・・・





「御前山ダム」に出ました。(興味の無い人はクルマから降りず・・・(笑))





県道12号線(那須烏山御前山線)沿いに「百観音洞窟」の看板がありました。


予報より早く陽が差して来て、暑い~。もう10月なのに~。


自宅から約2時間で「百観音洞窟」(茨城県常陸大宮市)に到着です。




広い駐車場(きれいなトイレ完備!)から、川向男体山(かわむこうなんたいさん)という山を登っていきます。






少し上ると、洞窟がありました。


数10mの洞窟の中には34体の観音像が安置されてます。



この洞窟、人一人しか通れません。電灯が点いていますが、低い所もあり、頭をぶつけてしまいました(痛~)。

一番奥には大日如来像が鎮座しています。



洞窟を出た後も急な細い階段(すれ違い不可)が続き、息が上がりました。


さらに先には展望台があり、とても爽やか~~筋肉痛~(;^_^A




下りの方が危ないです。かなり疲れました。(;´Д`)



次に訪れたのは「蒼泉寺(そうせんじ)」(茨城県常陸大宮市)です。




とてもきれいなお寺でした。




そのすぐ隣に、「長倉城跡」があります。

土塁らしきものがありました。


説明板がありましたが、遺構の説明などはなく、よくわかりませんでした。


アケビかな?



途中、「木須川洞門(きすがわどうもん)」(栃木県芳賀郡茂木町)に立ち寄りました。


木須川のバイパス化(直流化)のために造られたトンネルで、硬い岩盤に穴を開ける難工事だったようです。(興味の無い人はクルマから降りず・・・(笑))



次に「石畑(いしばたけ)の棚田」(栃木県芳賀郡茂木町)を見学しました。


すでに刈り取りを終え、今年の後片付けをしているようでした。




平成12年に「入郷棚田保全協議会」が組織され、県のボランティア事業を活用し、耕作放棄地を解消したそうです。



日本の棚田百選にも選ばれていて、年会費3万円で棚田のオーナーになれるそうです。都内ナンバーのクルマも何台か停まってました。
美しい棚田がいつまでも残るといいですね。


その後、RAさんに連れて行ってもらった「鎌倉山展望台」を目指しましたが、、、

ナビで真下には行けましたが、展望台に続く道は見つかりませんでした。(T_T)


「もてぎの森 ダリア園」の脇を通り過ぎ(\500なので入園せず)・・・

助手席からの撮影~(^-^;


昼食は「赤坂の森」(栃木県芳賀郡茂木町)で。


SLが走る「真岡(もおか)鐵道」の踏切の近くのお店です。


なんと、駐車したら踏切の警報機が鳴り始め、SLを見ることができました!


私はガーリック・ハンバーグセット(\970)を、助手席の御方様はチーズハンバーグセット(\1170)をいただきました。肉々しさはありませんが、美味しかったです。




帰る時も警報機が鳴ったので、見に行くとSLではありませんでした。(^-^;



最後に「小宅(おやけ)古墳群」(栃木県芳賀郡益子町)に立ち寄りました。

「亀岡八幡宮」の境内からすぐ行けました。




なんと、桜が咲いてました!






ここ「小宅古墳群」には35基の古墳(うち17基が県指定文化財)があるようです。





春には、菜の花と桜で大勢の人が訪れるようですが、私たちの他には誰もいませんでした。(^-^;


「小宅古墳群」から数百メートル離れた場所に「西坪古墳群」があると知り、行って見ました。


クルマから降りずに写真を撮っただけなのですが、3号墳は道路に面して石室が開いていました。


東日本大震災の際に石室が大きな損傷を受け、現在ではその中に入ることができないようです。


久しぶりのお出かけ、お天気にも恵まれ、オープンドライブを楽しむことができました~。
Posted at 2021/10/11 07:09:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2021年10月03日 イイね!

クルマ・ジャケ「Love Letter ~Straight From Our Hearts」/しばたはつみ & ハング・オーバー

クルマ・ジャケ「Love Letter ~Straight From Our Hearts」/しばたはつみ & ハング・オーバークルマ・ジャケコーナー第75回は、しばたはつみ&ハング・オーバーの「Love Letter ~Straight From Our Hearts」(1977)です。


前回ご紹介の、しばたはつみのシングル『マイ・ラグジュアリー・ナイト』が入ったアルバムです。




しばたはつみは亡くなった後、クラブDJ達からの再評価が高まりました。

特に、全曲アレンジを大野雄二が担当した2ndアルバム「シンガー・レディ」(1975)は、和モノDJ達に人気があるのがわかります。


近年、アルバムの復刻等がなされ、2014年にはライト・メロウ・チューンをセレクトした「Light Mellow しばたはつみ」(金澤寿和の選曲・監修)がリリースされてます。



さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、しばたはつみの4thアルバム
「Love Letter ~Straight From Our Hearts」/しばたはつみ & ハング・オーバー(1977)


大野雄二らハング・オーバーによる鉄壁のジャズファンクアレンジで、スタンダードに加え、スティーヴィー・ワンダーやロバータ・フラック、レオン・ラッセルなどの曲をカバーした4thアルバムです。

【HANG OVER(ハング・オーバー)】
大野雄二(編曲・Key)、幾見雅弘(G)、松本博(Key)、中沢憲司(Tr)、松風鉱一(Sax)、斎藤正一(B)、津田俊司(D)


全曲英語詞で、大ヒット曲『マイ・ラグジュアリー・ナイト』も『My Luxury In The Night』として英語バージョンが収録されています。

天性のファンキーヴォイスに小悪魔的でコケティッシュなルックス・・・魅力的なんですが、このアルバムの裏ジャケの写真は ?


む、胸毛? (*_*;


続く5thアルバム「はずみで抱いて」(1979)


こちらも、五藤次利(B)、松原正樹、今剛(G)、佐藤準(P)、林立夫(D)ら名手たちがバックを務めてます。


さてさて、ジャケのクルマですが、てっきりシングルと同じ「マツダコスモL」かと思いましたが、なんか違います。

前回が簡単すぎたせいか、今回は難しかった~~。苦節数時間(?)、やっと見つけました~!


VOLVO P1800E ですネ!


特徴的なCピラー、ドアのプレスライン、アルミホイールが一致してるので間違いないでしょう。









ボディデザインはイタリアのカロッツェリアが手掛けたとのことで流麗ですねえ。

アメ車で見るようなフィンテールもこれくらいだとかっこいいです。


P1800は、ボルボが1960年から1974年まで生産していたスポーツカーで、最終モデルの1800ES(1972 - 73)は、3ドア・シューティングブレークスタイルに変身。



こちらも魅力的です。


ちなみに、アメリカのアーヴ・ゴードンという人は、1966年式1800Sを新車で購入し、40年以上同車に乗り続け、2013年9月18日に300万マイル(482万8,032km)に到達、商用車両でない自動車の走行累計記録としてギネス世界記録に掲載されたそうです。

482万km !? 1年間に約10万km!!?? 教師らしいのですが勤務時間以外はほぼ走ってる !?
うちのコペンくんなんてまだまだヒヨッコだあ~


【登場車両】
Volvo P1800E (1970 - 72)


【自己採点】
クルマ度   8点(このクーペは魅力的ですねえ!)
魅惑度    7点(周りで花火(?)を持ってる人の手が写ってるんだよな~~。この演出はなくても良かったんじゃあ・・・)
音楽度    7点(再評価されているのが納得~!)
Posted at 2021/10/03 17:19:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2021年10月02日 イイね!

クルマ・ジャケ「マイ・ラグジュアリー・ナイト」/しばたはつみ

クルマ・ジャケ「マイ・ラグジュアリー・ナイト」/しばたはつみクルマ・ジャケコーナー第74回は、しばたはつみの6thシングル「マイ・ラグジュアリー・ナイト」(1977)です。



しばたはつみ(1952 - 2010)、ご存知でしょうか?




父はジャズピアニストの柴田泰、母はヴォーカリスト。
父・柴田泰はザ・タイガース時代の沢田研二やキャンディーズ、高橋真梨子などにヴォーカル・レッスンをしたそうです。

そんな恵まれた音楽環境で育ち、9歳から米軍キャンプの将校クラブで歌い始め、11歳で「スマイリー小原とスカイライナーズ」の専属歌手、というんですからスゴイです。


68年に『乙女の季節』でレコード・デビュー。このときの名前は「はつみかんな」で3枚のシングルをリリース。



CMソングも歌っています。

『猛烈ダッシュ』/はつみかんな(1969)

「丸善ガソリン100ダッシュ」というハイオクガソリンのCMですが、小川ローザのスカートがめくれて・・・「OH!モーレツ」! 一世を風靡しました。
(なんか以前にも取り上げたような気が・・・)



71年には「麻まにか」と改名し、シングル2枚をリリース。

しかしあまり売れることなく、20歳の時、単身渡米。


2年後、帰国し、「しばたはつみ」に改名し再々デビューします。

しばたはつみとしての1stシングル『合鍵』(1974 作詞:岡田冨美子、作曲:鈴木邦彦、編曲:矢野誠)


本来、B面は『人形の涙』なんですが、私が持ってるレコは『私の彼』。

『私の彼』は次のシングルのB面に収録された曲ですが、ディスコフロアで人気となり、このような形で再リリースされたものです。

どんな曲かって ?

実は、私が手に入れたレコにはこんな書き込みが・・・(>_<)


軽やかな「サンバ」のリズムでノリのいいナンバーです。(笑)

修正ペンでなんとか目立たなくしましたよ~ (;^_^A


「しばたはつみ ライブⅡ」(1976)



しばたはつみとしての6thシングル『マイ・ラグジュアリー・ナイト』(1977)がオリコン17位のヒットとなり注目され、この年、第28回NHK紅白歌合戦に初出場します。



8thシングル『夜はドラマチック』(1978 作詞:阿久悠、作曲:三木たかし、編曲:大村雅朗)



9thシングル『バック・シート・ドール』(1979 作詞:中里綴、作曲:吉村浩二、編曲矢野立美)


6th、8th、9thとクルマ・ジャケですね!
『バック・シート・ドール』、なんとも意味深なタイトルです。


12thシングル『TWILIGHTたそがれ』(1980 作詞:荒木とよひさ、作曲:鈴木邦彦、編曲:矢野立美)



16thシングル『化石の荒野』(1982 作詞:阿久悠、作編曲:萩田光雄)

角川映画「化石の荒野」(1982)の主題歌です。


主演は渡瀬恒彦(わたせつねひこ 1944 - 2017)。渡哲也の弟さんですね。
ジャケのヌードは浅野温子?



ジャズ・スタンダードからポピュラー、R&Bなどとあらゆるジャンルの歌を歌いこなし、TBS系深夜の音楽番組「サウンド・イン”S”」(1974 - 81)にレギュラー出演しました。

YouTubeに桑名正博と歌う映像がありました。ホント、大人の雰囲気の歌番組だったんですね。


現在、新たに2015年4月から「Seiko presents Sound Inn "S"」として放送されているようです(BS-TBS 第3土曜 18:30~19:00)。


年間100ものステージをこなし、海外のショービズ界でも通用する本格派シンガーで、フランク・シナトラやサミー・デイビスJr.と共演もし、師事した世良譲(せらゆずる 1932 - 2004)や大野雄二(1941 - )といった実力派ミュージシャンからも愛されました。


しばたはつみは、シングル22作、アルバム13作をリリースし、2010年、まだまだこれからの57歳というの若さで逝去しました。急性心筋梗塞だったそうです。 合掌


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
『マイ・ラグジュアリー・ナイト』/しばたはつみ(1977 作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:林哲司)


当時、新進の作家&シンガー・ソングライターであった来生姉弟にとっても初のヒット曲でした。

『あなただけGood Night』/来生たかお(1979 7thシングル)のB面に収録。


セルフカバー・アルバム「Vistor」にも収められてます。

「Vistor」/来生たかお(1983)


SIDE 1
 1. マイ・ラグジュアリー・ナイト(しばたはつみ)
 2. シングル・ナイト(桃井かおりとデュエット)
 3. セカンド・ラブ(中森明菜) 第3回日本作曲大賞曲
 4. 甘い言葉で…中村雅俊)
 5. シルエット・ロマンス(大橋純子)
SIDE 2
 1. 燃えつきて、ディザイア(豊島たづみ)
 2. スローモーション(中森明菜のデビュー・シングル)
 3. とめどなく(石川セリ)
 4. ねじれたハートで(桃井かおりとデュエット)
 5. トワイライト〜夕暮れ便り〜(中森明菜)


来生たかお(きすぎたかお 1950 - )は、歌手デビューの翌月に『サウンド・イン"S"』に出演し錚々たる面々と共にメドレーを行い、極度に緊張感したそうです。


さてさて、ジャケのクルマは・・・?

アメ車っぽいですね。リンカーンあたり・・・?


8thシングル『夜はドラマチック』はすぐ判りますね。マツダのコスモ。
ハーフレザートップで「L」というそうです。


Wikipediaによると、次の3曲がマツダ・コスモCM曲となっています。

『マイ・ラグジュアリー・ナイト』(1977)
『夜はドラマチック』(1978)
『ラブ・イズ・イリュージョン』(1979)

つまり、『マイ・ラグジュアリー・ナイト』のジャケのクルマもマツダ・コスモなんですね!


マツダ・コスモは・・・

【初代・コスモスポーツ(1967 - 72)】



世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載したクルマ!
価格はダットサン・フェアレディ2000の88万円に比べ、148万円とかなり高価でした。


【2代目・コスモAP/コスモL(1975 - 81)】

前期型は丸型4灯ヘッドランプ。1979年のマイナーチェンジで、異型角形2灯のヘッドランプと格子調グリル、横長のテールランプへと変更されました。



排ガス規制で、スポーツモデルが次々と消えていこうとする中、パワフルなコスモAPは発売から半年で2万台を売り上げる大ヒット作となり、「真っ赤なコスモ」は流行語にもなりました。

コスモLは北米市場からの強い要求により、1977年にバリエーションモデルとして追加されたランドウトップのノッチバッククーペ。
“L”はランドウトップの頭文字で、高級馬車であるランドーレットの屋根に由来する名前だそうです。


【3代目・コスモ(1981 - 90)】

ボディバリエーションは3種類ありました。



【4代目・ユーノスコスモ(1990 - 96)】



量産車初の3ローターのロータリーエンジンを搭載(初代コスモスポーツ以来のロータリーエンジン専用車)。ボディは2ドアクーペのみ。


初代はもちろん、他のコスモも見る機会はほとんどありませんね・・・。(むしろ初代の方が見る?)
ロータリー・エンジンとコスモのようなクルマが復活する日はもう来ないのでしょうか・・・


【登場車両】
2代目 MAZDA Cosmo L(1977 - 81) 前期型(77 - 79)






【自己採点】
クルマ度   6点(バイト先の若い社員が乗ってました、Lじゃないけど。)
魅惑度    7点(『夜はドラマチック』は8点!)
音楽度    6点(編曲は林哲司ですが、シティポップというよりスタンダード的です。まさにラグジュアリ~、ゴ~ジャス。Cosmo Lにぴったし!)
Posted at 2021/10/02 21:26:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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