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ねも.のブログ一覧

2022年09月25日 イイね!

川島町・桶川市ドライブ

川島町・桶川市ドライブレッズレノンさんのブログを参考に、埼玉県・川島町~桶川市をドライブして来ました。

まずは比企氏ゆかりの地、比企郡川島町へ。

自宅から下道約2時間で「金剛寺」(比企郡川島町)に到着です。


「山門」(国有形文化財・令和2年指定)




駐車場はこの山門の内側と本堂裏です。

天正年間に比企能員の末裔である比企則員(のりかず)が中興したと伝えられる比企一族の菩提寺です。

境内を掃き清めている方にご挨拶したらご住職様でした。
1人500円で案内・説明していただけるということでお願いしました。

「大日堂(比企氏位牌堂)」(国有形文化財・令和2年指定))






金箔の天蓋で鎮められた「天井の龍」などを見ることができました(内部は撮影NG)。


「大日堂」裏手、空堀を渡ると「比企氏歴代墓地」があります。


NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、比企能員(ひきよしかず)を演ずる佐藤二朗が軽妙な味を出してました。


その比企能員の墓は鎌倉の妙本寺にあるとのことで、こちらには15代則員(のりかず)を含む歴代の墓があります。


現在の比企家のお墓も(たぶん・・・よく説明を聴いてない・・・)




近年、建て替えられた本堂(?)で、さらに詳しい歴史をお話しいただきました。






こちらはご住職が乗ったという江戸時代の駕籠(修復したもの)。


1時間ほど案内・説明していただいた後、次に向かいました。


北条政子ゆかりの寺「廣徳寺(こうとくじ)」(川島町)です。

















「大御堂(おおみどう)」(国重文)






「大御堂」は阿弥陀堂のことで、北条政子が美尾屋十郎廣徳の菩提を弔うため、美尾屋氏の館跡に建立したものと伝えられています。


この「美尾屋十郎廣徳」なる人物は源平合戦(屋島の戦い)で活躍した武士?
尼将軍・政子がなぜこのような御堂を建立したのか・・・(私の資料読解能力0)

  
現在の茅葺の禅宗(唐様)建物は、室町後期頃に再興されたもののようです。

「金剛寺」 も「廣徳寺」も観光客は誰もおらず、とてもゆったりできました。



「熊野神社古墳」(桶川市)に立ち寄りました。


川田谷古墳群の1つ( 直径約40m 高さ約6mの円墳。4世紀頃築造と推定)で県指定史跡。

1928年に熊野神社改築のため神社下を数メートル掘ったところ遺物が発見され、本格的な発掘調査の結果、東日本ではきわめて珍しい品が多く、関西との類似点があるなどから国重文に指定されているそうです。





さて、ランチはコチラ「食事処 高半」(上尾市)で。


古民家風で、海鮮丼、天丼などが評判のお店です。




悩んだ挙句、天丼(大 \1,100)を注文。


食べきれませんでした(;´Д`)


食後にUターンし、「泉福寺(せんぷくじ)」(桶川市)へ。

境内のすぐ下が河川敷のような感じで、そこが駐車場でした。
対岸に「ホンダエアポート」があり、セスナ機などが飛び立ってました。




「泉福寺」は829年、円仁を開山として創建されたと伝えられる天台宗のお寺です。






1262年(鎌倉時代)造像という「木造阿弥陀如来坐像」(国重文)は、現在は耐火収蔵庫内に保管されているようです。


「仁王門」




石造の仁王像がありました。


「川田谷生涯学習センター・歴史民俗資料館」(桶川市)に「熊野神社古墳」出土品のレプリカが展示してあるというので立ち寄りましたが、休館でした。



そして、「中山道宿場館(桶川市観光協会)」(桶川市)へ。
すぐ近くにパーキングがあります(1時間無料、1時間\100)。




和宮(仁孝天皇第八皇女)が第14代将軍家茂の正室となるため中山道を下向した話や、足立遠元の話など、係の方がとてもていねいに説明してくださいました。








ここ桶川市に居住していたとされる足立遠元は「鎌倉殿の13人」の1人で、文武両道、都とのつながりも深く重要な豪族だったようです。



そのあと、「中山道桶川宿」を少し見学(ぷらぷら)。

「桶川宿本陣遺構」・・残念ながら見学はできません。


「矢部家住宅」


「小林家住宅母屋(ブラッドベリ喫茶店)」


「島村老茶舗(しまむらろうちゃほ」


「島村家住宅土蔵」・・・見逃しました(>_<)


そして、「懐古堂」はチラ見だけ・・・



「桶川飛行学校平和祈念館」、「三ツ木城跡」、「埼玉漁港の海鮮食堂 そうま水産」などはまた次の機会として・・・  


思った以上に暑くなり、クローズド&エアコンで帰路に着きました(^-^;)


参考にさせていただいたレッズレノンさんのブログ  
「鎌倉殿の13人」、ゆかりの地を訪ねる。(比企氏 編)
北条政子ゆかりのお寺へ。
昭和のお宝、盛りだくさん。桶川「懐古堂」。

ありがとうございました。
Posted at 2022/09/26 20:40:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月24日 イイね!

クルマ・ジャケ「Things We Like」/Jack Bruce

クルマ・ジャケ「Things We Like」/Jack Bruceクルマ・ジャケコーナー第126回は、Jack Bruceの「Things We Like」(1970)です。


Jack Bruce(ジャック・ブルース 1943 - 2014)、ご存知でしょうか?


スコットランド生まれ。


ローリング・ストーン誌が選んだ「史上最高のベーシスト50選」(2020年?)で第6位に選ばれているベーシストです。

The 50 Greatest Bassists of All Time



ロックバンド「CREAM(クリーム)」では、リード・ボーカル、ベース、ハーモニカ、ピアノなどを担当。


「CREAM」は友人のお兄さんから教えてもらいましたが、当時、ガキだった私は「Deep Purple」などを聴いており、その良さを知ったのはかなり後。

「CREAM」のEric Clapton(エリック・クラプトン 1945 - )はともかく、他の2人(J.ブルースとGinger Baker(ジンジャー・ベイカー 1939 - 2019))はほとんど知らず・・・。

あ、G.ベイカーは「Band On The Run」のB3『Picasso's Last Words (Drink to Me)(ピカソの遺言)』にパーカッションで参加してるんだそう。
Wikipediaには『砂利でいっぱいのブリキ缶をパーカッションとして演奏した。』とありました。

「Band On The Run」/Paul McCartney & Wings(1973)



「クリーム」(1966 - 68,93,2005)は、G.ベイカーが、クラプトンをバンドに誘い、クラプトンが「ベースがJ.ブルースならば」という条件を出して結成されたそうです。

E.クラプトンがローリング・ストーン誌の「史上最高のギタリスト100人」第2位、G.ベイカーが「最も偉大な100人のドラマー」第3位というんですから、「CREAM」がスーパーグループの草分け的存在と言われるのも納得ですね。


ここ2,3年でジャンク箱から掘った「クリーム」のレコは・・・

3rdアルバム「Wheels of Fire(クリームの素晴らしき世界)」(1968)




スタジオ録音盤とライブ盤の2枚組。ジャケは銀地。
世界初のプラチナアルバムを獲得した2枚組のアルバムのようです。


他に、金地のライブ1枚もの
「Wheels of Fire (Live at the Fillmore)」




と、ジャケ違いの「MADE IN ENGLAND」盤(ライブ1枚もの)


ライブ盤B1『Traintime(列車時刻)』ではJ.ブルースのハーモニカソロを聴くことができます。


クリームは結成当初からブルースとベイカーの仲が悪く、それが解散(1968)の大きな要因であったようですが、その後も何枚かのアルバムが出ています。


4thアルバム「Goodbye(グッバイ・クリーム)」(1969)


ライブ3曲とスタジオ3曲を収録。
B2『Badge(バッジ)』のリズムギターはジョージ・ハリスン(L'Angelo Misteriosoクレジット)!


「Live Cream Volume 2(ライヴ・クリーム Vol.2)」(1972)


B1『Sunshine of Your Love (サンシャイン・ラヴ)』はよく聴いた覚えがあります。


「Very Best Of Cream」(? 解散後のベスト盤)



クリーム解散後、クラプトンとベイカーはSteve Winwood(スティーヴ・ウィンウッド 1948 - )、 Ric Grech(リック・グレッチ)と「Blind Faith(ブラインド・フェイス)」(1968 - 70)を結成。

こちらもスーパーグループの一つとして数えられるバンドですが、アルバム1枚のみで解散してます。

「Blind Faith(スーパー・ジャイアンツ)」/Blind Faith(1969)


英米では別ジャケでリリースとなりましたが、ともに1位を獲得。

クルマ・ジャケ「Late For The Sky」/Jackson Browne でも登場してます。

現在、amazonではこのジャケで掲載されてるので、みんカラ事務局からご指導は入らないと思いますが、クルマ・ジャケ「ベスト・セレクションVol.2」/三原順子の件もあるので・・・ (;^_^A


すっかり話が脇道にそれてしまいましたが、本日の主人公ジャック・ブルースは、クリーム解散後に2枚のソロアルバムを発表。

その後、ストーンズを脱退したばかりのミック・テイラー(G)や、カーラ・ブレイ(Key、mellotron)らと自らの名を冠したバンド「The Jack Bruce Band」を組んで活動したりもしますが,大きな成功を収めてはいないようです(求めてない?)。

「The Jack Bruce Band Live '75」(2003)


また、セッション・ベーシストとして、ロビン・トロワーやトレヴァー・ラビン、ゲイリー・ムーアなど様々なギタリストのレコーディングに参加。

2014年に亡くなりました・・・。 合掌


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「Things We Like」/Jack Bruce(1970)




クリーム解散後の1stアルバム「Songs for a Tailor」(1969)に続く2ndソロアルバム。
録音は1stより先で1968年8月、ということはクリーム解散前かな?

メンバーは、John McLaughlin(ジョン・マクラフリン1942 - G.)、Dick Heckstall-Smith(ディック・ヘクストール=スミス 1934 - 2004 Sax)、Jon Hiseman(ジョン・ハイズマン 1944 - 2018 D.)。

なんでも、J.マクラフリンが渡米費用を工面できず街をうなだれて歩いていた時、このクルマに乗ったブルースが声をかけ、渡航費用を稼がせるためにアルバム制作に参加させたとか・・・。ちょっと嫌味?(笑)


マクラフリンはその後アメリカで成功し、マイルス・デイヴィスなどともセッション(「Bitches Brew(ビッチェズ・ブリュー)」など)の後、「Mahavishnu Orchestra(マハヴィシュヌ・オーケストラ)」(1970 - 76, 84 - 87)を結成し活動。


この「Things We Like」でJ.ブルースは全曲、double bass(ダブルベース、コントラバス、アコースティックベース、ウッドベース)を弾いてるそうです。
弓弾き(アルコ弾き)っていうのかな?もやってますね。

内容は・・・Jazz !?

う~ん、Creamの良ささえ、最近わかってきた私には・・・もっと聴き込む必要がありますね(;^_^A)


さてさて、ジャケのクルマは・・・


Ferrari 365GTB/4 (フェラーリ・デイトナ)ですね!


愛称「デイトナ」は、プロトタイプがアメリカの「デイトナ24時間」で上位3位までを独占したことから。

デザインはピニンファリーナ。

初期型は透明なプレクシグラス(アクリル樹脂)内に4灯式ヘッドライトでしたが、アメリカの安全基準に合わせ、リトラクタブル式に変更(1970年)されたそうです。


『2017年、フェラーリ創業70周年記念イベントのオークションに、岐阜の納屋で発見されたというデイトナが登場し、約2億3300万円で落札された』という記事がありました。


日本で“発掘”された世界一有名なフェラーリ デイトナ、その運命と舞台裏



↑ とても興味深い記事で、この納屋の写真はフェイクなのだとか・・・

この世界に唯一のアルミボディ製デイトナは1971年に「シーサイドモーター」によって輸入されたもの。

コチラのカウンタックを輸入したのと同じ会社なんでしょうか・・・?

クルマ・ジャケ「Lamborghini Countaak LP500」/ニッコー

・・・どちらも数奇な運命を辿ってますね。


【登場車両】
Ferrari 365GTB/4 (フェラーリ・デイトナ) 1968-73  初期型




【自己採点】
クルマ度   8点(J.ブルースはCreamの商業的成功で手にしたそうです)
魅惑度    8点(犬好きには堪らんジャケ! 何食べてるんでしょ?)
音楽度    6点(この良さがわかるようになりたい・・・)
Posted at 2022/09/24 20:24:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年09月19日 イイね!

クルマ・ジャケ「Hard Times」/Boz Scaggs

クルマ・ジャケ「Hard Times」/Boz Scaggsクルマ・ジャケコーナー第125回は、Boz Scaggsの「Hard Times(ハード・タイムス)」(1977)です。

Boz Scaggs(ボズ・スキャッグス 1944 - )、ご存知でしょうか?


高校時代にSteve Miller(スティーヴ・ミラー 1943 - )にギターを習い、共にウィスコンシン大学でバンドを組んだとか。

後にボズは「Steve Miller Band(スティーヴ・ミラー・バンド)」に参加(1967 - 68)。

「Steve Miller Band Greatest Hits 1974-1978」/Steve Miller Band(1978)


↑ 全米1位『Joker』(1974)、全米2位『Fly Like an Eagle(フライ・ライク・アン・イーグル)』(1976)などを含むベストアルバム。

ボズが在籍していた1st「未来の子供達」(1968)、2nd「セイラー」からの選曲はありませんが、インナーの写真には写ってますね(左から2番目)。


それ以前にボズはソロアルバム「Boz」(1965)などを出してるようですが、それらも未聴。

この頃のアルバムで持ってるのは、

3rdアルバム「Moments」/Boz Scaggs(1970)


CBS移籍第一弾。それまでのカントリー色の濃いサウンドから、ポップで洗練されたものに。日本では「Silk Degrees」で売れた後に発売されたようです。
Ben Sidran(Key,Vib)、Rita Coolidge(Vo)などの名がクレジットされてます。


6thアルバム「Slow Dancer」/Boz Scaggs(1974)


↑ レコ帯には「メロウな香りに酔いしれて、今宵踊ろうスロー・ダンサー。」(笑)
 『新らたなデザインで発表』とありますが、↓ コチラがオリジナル?


水着ジャケの方がイイなあ。
「シスコの顔役」というタイトルで発売されていた時期もあったようです。

B4『I Got Your Number』が小ヒットしたようですが、タイトル曲A2『Slow Dancer』がいいですね。Bozの代表曲の一つでしょう。David T. Walkerのギターの音色もロマンティック。
Ed Greene(D)、Joe Sample(Key)、Jay Graydon(G)!などの名がクレジットされてます。


そして、ボズが脚光を浴びるようになった・・・

7thアルバム「Silk Degrees(シルク・ディグリーズ)」(1976)


Moshe Brakha(モシャ・ブラカ)によるジャケもまさにメローなAOR!
ライナーノーツのこのモノクロ写真はいつ?というくらいカラー写真の方向へ変身してます。

シングルとなったB2『I'ts Over(すべては終り)』、A1『What Can I Say(何ていえばいいんだろう)』、B1『Lowdown』(全米3位)、B4『Lido Shuffle』は全てヒットし、アルバムも全米2位、500万枚以上のセールス!
『Lowdown』はグラミー賞ベストR&Bシングルを獲得します!

他にもA2『Georgia』、A5『Harbor Lights(港の灯)』、B5『We're All Alone(二人だけ)』と名曲ばかり。

5曲をBozと共作しているDavid Paich(デヴィッド・ペイチ)の存在が大きいですね~(1曲はPaichの単独作)。

D.ペイチはSteely Dan(スティーリー・ダン)の「Katy Lied」でもプレイしていたキーボード奏者。

「Katy Lied」/Steely Dan(1975)




裏ジャケの左中がJ.Porcaro。ペイチは名前だけ・・・
このD.ペイチが後に、Jeff Porcaro(D)、David Hungete(B)らと「TOTO」を結成することは有名な話ですね。

「TOTO」/TOTO(1978 1st)


話はさらに逸れますが、A3『Jump Street』でスライド・ギターを弾いてるのは、弾き方も顔もデュアン・オールマンそっくりというLes Dudek(レス・デューデック)というお方。

Bozがプロデュースした、
「Les Dudek」/Les Dudek(1976 1st)


話を戻して・・・

8thアルバム「Down Two Then Left(ダウン・トゥー・ゼン・レフト)」/Boz Scaggs(1977)


本日ご紹介の『ハード・タイム』はこのアルバムからの先行シングルで、日本での最初のヒットとなった曲。B1『Hollywood(ハリウッド)』もヒット。

ドラムは前作同様J.Porcaro。他に、Michael Omartian(Key)、Jay Graydon(G)、Ray Parker,Jr.(G)、Scott Edwards(B)らが参加。
A3『A clue』、B3『Gimme The Goods』でのギターソロはSteve Lukather(スティーヴ・ルカサー)。


9thアルバム「Middle Man(ミドル・マン)」/Boz Scaggs(1980)




プロデューサーを前2作のJoe Wissert(ジョー・ウイザード)からBill Schnee(ビル・シュニー)に替え、TOTOのD.Hungate(B)、S.Lukather(G)、J.Porcaro(D)、そしてRay Parker,Jr.(G)、David Foster(Key)らとともに作り上げたアルバム。

特に、すべてのキーボードを担当し、アレンジ面でも中心となったと思われるDavid Foster(デヴィッド・フォスター)の存在が、このアルバムをハードだけでなくメロウなものにしたと感じます。
そして、前作にも参加したルカサー(G)の弾きっぷりも◎!

A4『You Can Have Me Anytime(トワイライト・ハイウェイ)』のギターソロはカルロス・サンタナ。初代クレスタのCMソング。





ベストアルバム「Hits!(ヒッツ)」/Boz Scaggs(1980)


A3『ミス・サン』が全米チャート最高14位のヒット。
D. ペイチの曲ですが、J.ポーカロと自分たちのバンド(後のTOTO)を作ろうということで意気投合し、3〜4曲のデモを制作したうちの1曲だそう。


ジョン・トラボルタ主演映画「アーバン・カウボーイ」のサントラにも曲を提供。

「URBAN COWBOY Original Motion Picture Soundtrack」/various(1980)


このサントラは単なる寄せ集めでなく、18曲中16曲が新曲または新録音のアルバム。

ボズの『Look What You've Done To Me(燃えつきて)』もオリジナルアルバム未収録(ベストアルバム「Hits」収録。D.フォスターとの共作曲)。

リンダ・ロンシュタットとJ.D.サウザーのデュエット曲『Hearts Against The Wind(風の恋人たち)』も聴きものです。


ボズの曲が入ったサントラと言えば・・・

「FM ・The Original Moovie Soundtrack」/various(1978)


↑ 『LIDO SHUFFLE(リド・シャッフル)』が収められてますが、コチラはアルバム「Silk Degrees」(1976)に入ってます。

このサントラの目玉は何と言ってもSteely Dan(スティーリー・ダン)の『FM (No Static At All)』(1978)! この1曲目当てで\3,600出した人もいたハズ。

映画にはLinda Ronstadtのライブシーンがあり、映画の見所はそこ?!(未試聴です)



「Two of a Kind(セカンド・チャンス)」/various(1983)


クルマ・ジャケ「You're the One That I Want(愛のデュエット)」/Olivia Newton-John
でご紹介した、オリビアとトラボルタとの映画「Two of a Kind(セカンド・チャンス)」のサントラ。

B2『The Perfect One』はボズとD.Fosterの共作曲で、D.Foster、D.Paich、J.Porcaro共同プロデュースによるバラード。新しめの2枚組ベストCDにも入ってないレアな名曲です。


日本公演を結構行っているようですが、友人が「科学万博つくば'85」(現在のつくば市)で見たと話してました。見たかったなあ~
科学万博のオープニングイベント(?)に出て、ついでに(?)武道館などでライブをしたようですね。ツアー名は「EXPO'85 Live」?

ブートレグCD「Boz Scaggs EXPO 1985」


YouTubeでも聴けます。
「Boz Scaggs LIVE at the Budokan, Tokyo, Japan; March 15 1985. Full Concert.」


「Middle Man」以降、レコは無し。持ってるCDは・・・

10thアルバム『Other Road(アザー・ロード)」/Boz Scaggs(1988)


前作「Middle Man」から8年ぶりのアルバム。バイク・ジャケ。
『Heart of Mine』が大ヒット!日本でもオリコン洋楽チャートで1位。

『Heart of Mine』はBobby Caldwell(ボビー・コールドウェル 1951 - )の曲で、自身がこのアルバムでセルフカバーしてます。

「Heart of Mine」/Bobby Caldwell(1988 ?)


↑ いやあ、コチラも絶品AOR!


11thアルバム「Some Change(サム・チェンジ)」/Boz Scaggs(1994)



13thアルバム「Come On Home(カム・オン・ホーム)」/Boz Scaggs(1997)

見つかりませんでした~ (;´Д`)


14thアルバム「Dig(ディグ)」/Boz Scaggs(2001)



「Come On Home」も「Dig」もクルマ・ジャケ!


「But Beautiful(バット・ビューティフル)」(2003)以降はジャズ・スタンダードに傾倒。

17thアルバム「Speak Low(スピーク・ロウ)」/Boz Scaggs(2008)



その後は「Memphis(メンフィス)」(2013)、「A Fool to Care(ア・フール・トゥ・ケア)」(2015)、「Out of the Blues(アウト・オブ・ザ・ブルース)」(2018)とブルースやソウルへの原点回帰ともいえるアルバムを発表しています。


持ってませんが、友人から借りて聴いたアルバムは・・・

「The New York Rock and Soul Revue-Live At The Beacon」/various(1991)


Donald FagenやMichael McDonaldらとのライブ・アルバム。


「Fade Into Light」/Boz Scaggs(1996)


『代表曲「We're All Alone」のアコースティック新録音を収録する日本独自盤』というふれこみで発売され、その後、海外でも違う選曲で出されたアルバムのようです。


「Boz Scaggs Greatest Hits Live」/Boz Scaggs(2004)


DVDもあるようですが、そちらは未試聴です。



ボズのキャリアは、S.ミラーと組んでのロックンロール、ソロ初期のカントリー&ブルース、そして、ポップ&ジャズ、スウィート・ソウル、そしてリズム&ブルース・・・と移り変わっていますが、ボズ自身はこんな風に語っているようです。

「どのレコードにも僕が抱く抱く音楽への興味の一面が入っている。バラードもあれば、ロックもあり、ラテンやプログレ、ジャズの要素も入ってるんだ。・・・僕は自分の声を感情を乗せて走る車をいつも探しているようなものだ。その乗り物が歌なのさ。」
(BOZ SCAGGS MY TIME:A BOZ SCAGGS ANTHOLOGY 1969~1997 解説書より略抜粋)

ボズ、クルマ好きだったんですネ!


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

『Hard Times』/Boz Scaggs(1977)


アルバム「Down Two Then Left」の先行シングル(日本での2ndシングル?)。

出だしのRay Parker, Jr.(レイ・パーカー・Jr. 1954 - )の硬質なギターの音色に惹かれ、ボズの歌声に痺れ・・

J.グレイドンがスライドギターを弾き、終盤のギターソロはボズらしいのですが、いやあ、渋くてかっこいい。

♪ I am down in the sea of confusion(僕は混乱の海に溺れ)
……
  No way to resucue me(僕を救うすべはない)

訳詞は適当です。わずかでも聴き取れる単語があるとうれしくなりますね(;^_^A)
よくわかりませんが、「君に溺れてもうどうにもならない~」っていう感じかな??


ジャケはキスマークだらけのクルマに乗ってニヤけるボズ。

で、そのクルマは・・・

「GM ポンティアック・グランプリ」


Pontiac(ポンティアック)はゼネラルモーターズ(GM)に1926年~2010年まであったブランド。グランプリその中で高級なクーペ。

ジャケのポンティアックは4代目 (1973 – 77)と思います。




思った以上に迫力のあるお顔でした。 さすがアメ車!


【登場車両】
GM PONTIAC Grand Prix  1972 - 77 ?



【自己採点】
クルマ度   5点(ボズなら似合いますね・・・)
魅惑度    7点(ボズなら許せますね・・・)
音楽度    9点(AORの名曲!)

長文駄文ブログ、お付き合いいただきありがとうございました。m(__)m
Posted at 2022/09/19 20:43:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年09月18日 イイね!

クルマ・ジャケ「ちょっと辛いあいつ」/息っ子クラブ

クルマ・ジャケ「ちょっと辛いあいつ」/息っ子クラブクルマ・ジャケコーナー第124回は、息っ子クラブの「ちょっと辛いあいつ」(1986)です。


息っ子クラブ(むすっこクラブ 1986- 87, 2019 - )、ご存知でしょうか?


「おニャン子クラブ」の男性版なんだそうで、私は全く知りませんでした。


1stシングル『僕達のSEASON』(1986)




作詞:秋元康、作曲:東郷昌和、編曲:新川博。
B面『彼女はガールフレンド』は「佐藤吉紀 with 息っ子クラブ」名義。



2ndシングル『ちょっと辛いあいつ』(1986)


本日ご紹介のレコ。
作詞:秋元康、作曲:長畠ぜんじ(ナガハタゼンジ)、編曲:矢島賢。
B面『気紛れな君が好き』は「佐藤吉紀 with 息っ子クラブ」名義。オリコン最高28位。


1stアルバム「7 JUNK BOYS」(1987)




なぜか表に3人、裏に4人・・・

1987年2月15日の武道館コンサートをもって解散してますから、その直前にリリースされたんですね。

豪華カラー12ページのブックレット付属!


会員番号のおニャン子クラブに対し、息っ子クラブは背番号制だったそうですが、そういう表記は見当たりませんね。

メンバーはTV番組「夕やけニャンニャン」のオーディションでの選抜ですが一般募集ではなく、大手レコード会社5社に募集をかけたということで、メンバーの所属はバラバラ。


沢向要士(さわむかいようじ 1966 - )背番号1 - CBS/SONY


並木秀介(なみきしゅうすけ 1968 - )背番号2 - CBS/SONY


岩城憲(いわしろけん 1967 - )背番号3 - FOR LIFE RECORDS


雫廣充(しずくひろみつ 1968 - )背番号4 - WARNER-PIONEER


篠崎裕利(しのざきひろとし 1967 - )背番号6 - CANYON RECORDS


清水光(しみずこう 1968 - )背番号7 - CANYON RECORDS


あれッ? 背番号5、センターポジションの佐藤吉紀(さとうよしのり 1970 - )の所属がクレジットされてませんよ?! (?_?)



オーディションには、織田裕二、奥田民生、つんく♂、クリス松村なども参加しており、織田裕二は合格しメンバーになる予定も、俳優志向のため辞退したそうです。


アルバムにはそれぞれのソロも収録されてます。


B3『ME・CHA・SHE』/並木秀介&篠崎裕利with息っ子クラブは、作曲:鈴木雅之。


レギュラー番組「夕食ニャンニャン」の視聴者の多くが男性ファンだったためか、「おニャン子クラブ」のような人気は得られず、1年足らずで解散。

その後のメンバーは・・・

沢向は、「沢向要士 THE BURST」としてソロ・デビュー(1987)。2009年に澤向要進と改名し芸能活動を再開。

並木は、劇団「大人の麦茶」に所属し、俳優・CMモデルとして活動。

岩城は、「岩城憲&Tears Project」としてソロデビュー(1987)。『レイニー・ナイト・クルージング』が13位、『NON-STOP PASSION』(17位) の2曲がオリコントップ20入りし、息っ子クラブ以上の売上成績を挙げてます!

ナント!CM「グリコ アーモンドチョコレート エクセレント」で南野陽子と共演!(1987)。




その後は音楽プロデューサーに転進。
それにしても、ナンノ、かわいいねえ~

雫は、芸能界を引退し、その後、芸能事務所を経営。

佐藤は、解散後も単独で『夕やけニャンニャン』に出演。数年後に引退。

篠崎は当時、日本大学に通う現役大学生で、清水は現役高校生。ともに解散後は芸能界を引退。



2016年には「息っ子クラブ 30周年 一夜限りの復活LIVE!」を開催し、新曲『ウエルカムKISS』を披露。

2019年には、33年ぶりのシングル『真っ白いパレット』を配信リリースしているようです。



↑ いつ頃の写真か不明です


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

『ちょっと辛いあいつ』/息っ子クラブ(1986)




TVアニメ『ハイスクール!奇面組』のエンディングテーマ。


♪ 自由に生きるのは難しいけれど 縛られちゃ 意味がない
  小さな型に はまれなくて どんなに傷ついたって ・・・

奇面組の一応高校の歌のよう? というネット上の声がありましたが、『ハイスクール!奇面組』を読んでないのでよくわかりません・・・


さてさて、ジャケのクルマは・・・

LPに入ってた豪華カラー12ページのブックレットに別カットがありました~。




フォード・マーキュリー・クーガーのコンバーチブル ?


青ボディもいいネ!











マツダ コスモ APリミテッド(1975-81)が雰囲気似てる~



【登場車両】
Ford Mercury Cougar XR7 Convertible 1971 1972 ?


【自己採点】
クルマ度   6点(マーキュリー、珍しいと思います)
魅惑度    5点(男性アイドルなので・・・(;^_^A))
音楽度    5点(『ハイスクール!奇面組』見てたらもう少し良かったかも・・)
Posted at 2022/09/18 15:51:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2022年09月17日 イイね!

クルマ・ジャケ「インスピレーション」/チェルシア・チャン

クルマ・ジャケ「インスピレーション」/チェルシア・チャンクルマ・ジャケコーナー第123回は、チェルシア・チャンの「インスピレーション」(1977)です。


チェルシア・チャン(陳秋霞 1957 - )、ご存知でしょうか?


1970年代後半に香港・台湾・韓国で人気を得た、香港出身の歌手、女優、作曲家です。


1975年、自作曲『Dark Side of Your Mind(ひとかけらの愛)』で、ヤマハ会主催の第6回世界歌謡祭に参加(予選落ち)。

『Dark Side of Your Mind』のみ日本で録音し、アルバム「Dark Side Of Your Mind」発売。


アルバムタイトルはもしかして、↓コレの影響!?・・・

「The Dark Side Of The Moon」/Pink Floyd(1973)




↑ あ~、コレをジャンク箱で見つけた時の喜びを思い出します~(笑)


映画『秋霞(Chelsia My Love)』(1976)で女優デビューし、台湾の映画祭金馬奨最優秀主演女優賞を歴代最年少の19歳で受賞。


韓国で挿入歌の『One Summer Night』『Graduation Tears』がヒット。


1977年に『インスピレーション』で日本デビューし,シングル『ロング・ロング・グッバイ』(1977)、『チャイニーズ・ドール』(1978)、アルバム「マインド・ウェーブ」(1978)などを発表。


1981年に結婚を機に引退するも、2006年、アルバム『放飛夢想(Fly Our Dreams)』で正式に復帰しているようです。



さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、

「インスピレーション」/チェルシア・チャン(1977)




日本デビューシングル。
同じ香港出身のアグネス・チャン(1955 - )が芸能活動を休止(トロント大学留学)したのが1976年ですから、その直後という感じでしょうか。

この1stシングル『インスピレーション』は作詞:有馬三恵子、作曲:筒美京平。

2ndシングル『ロング・ロング・グッバイ』(1977)は作詞:松本隆、作・編曲:筒美京平。


3rdシングル『チャイニーズ・ドール』は作詞:松本隆、作曲:筒美京平。


アルバム「マインド・ウェーブ」は筒美京平プロデュース(全作曲)ですから、力の入れようがわかります(6曲が松本隆作詞)。


2ndシングル、アルバムともになかなかレアなようで、まず見かけません。


音楽活動が非常に忙しく、来日での活動はわずかだったようで、残念ながら、日本で大きな人気を得る事はできなかったようです。

あ、本日ご紹介の『インスピレーション』はそれほどレアではありません~(^-^;)


日本で大人気となったアグネス・チャンのクルマ・ジャケはコチラ。ぜひご覧ください。
「冬の日の帰り道」/アグネス・チャン


さてさて、ジャケのクルマは・・・


いやあ~、右ハンドルで国産車かと思い、かなり時間がかかりました~。

やっと見つけた画像がコチラ。


「アルファロメオ 2000 スパイダー ヴェローチェ」


Wikipediaに「1974年以降の対米輸出車には大きなゴム製の衝撃吸収バンパーが装備された。また当時の技術水準による排気ガス対策により性能が大幅に低下した。当時の日本へもこの仕様が輸入された。」とあるので、こんなバンパーでしょうか?


アルファロメオ・スパイダーは、コチラでも登場してます。

クルマ・ジャケ「DESIRE(Short Road To Heaven)」/Kazu Matsui Project featuring Chris Farren


アルファロメオ、一度乗ってみたいですね・・・

【登場車両】
Alfa Romeo 2000 Spider Veloce 1974


【自己採点】
クルマ度   8点(アルファロメオ・スパイダー!憧れますね)
魅惑度    7点(アルファのインパネとクールな微笑みのチェルシア)
音楽度    6点(さすが京平先生の作曲・編曲!歌も上手いし声もいい。日本で本格的に活動していたらきっと売れたハズ!)
Posted at 2022/09/17 20:26:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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