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ねも.のブログ一覧

2024年08月23日 イイね!

クルマ・ジャケ「Amour de Voyou」/Gérard Blanchard

クルマ・ジャケ「Amour de Voyou」/Gérard Blanchardクルマ・ジャケコーナー第250回は、Gérard Blanchardの「Amour de Voyou」(1987)です。

2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第21弾です!

第21弾にして初のロック?

フレンチ・ロックのクルマ・ジャケ! コレは貴重です
(;^_^A)

Gérard Blanchard(ジェラール・ブランシャール 1953 - )、ご存知でしょうか?


フランスのトゥール(Tours)生まれの“アコーディオン・ロッカー”(?)


アルバム「Troglo dancing(トログロ・ダンシング)」(1981)からのシングル『Rock Amadour(ロック・アマドゥール)』はチャート1位、 170 万枚の大ヒット!


Youtube Gérard Blanchard - Rock Amadour


PVはコッチかな? 意味不明ですが、一瞬ヤバいシーンが登場するのでご注意を😅
Youtube Gérard Blanchard - Rock Amadour (1982)

『Marylou』もヒット!
Youtube Marylou

その後、しばらくヒットがなかったようですが、本日ご紹介の4thアルバムでヒットを出しました。


本日ご紹介のレコは、そのジェラール・ブランシャールの4thアルバム
「Amour de Voyou」/Gérard Blanchard(1987)




A1『Elle Voulait Revoir sa Nrormandie』がヒット!

Youtube Blanchard Elle voulait revoir sa Normandie 480p


Jean Lumière(ジャン・リュミエール)の40年代のヒット曲のカバーです。

ジェラール・ブランシャールは、ギター無し、アコーディオンでのロックで「オルタナティブ・ロックの父」と呼ばれることもあるようです。


さてさて、ジャケのクルマは・・・
裏ジャケの方が少しだけ大きく写ってます




イタリアのアウトビアンキ(1955 - 96) 「A112」ではないでしょうか?
リアランプの形状からシリーズ6(1982 - 84?)?






↑ ネット上の画像には「A112 JUNIOR」のエンブレムが付いてます

クルマ・ジャケ「C'est L'elegance Du Saxphone」/Michel Gaucher でも登場しました。そちらはシリーズ1or2?

アウトビアンキといえば「A112アバルト(abarth)」(1971 - 85)





日本にも1982年からシリーズ5以降のモデルが正規輸入され、走りの良さと当時の輸入車としては189万円という手頃な価格もあり人気モデルとなりました。

ジャケ中央(ブランシャールの右側)の白いクルマは・・・?


スバル ジャスティに似てる?? どなたかチャレンジしてくださいませんか😅


【登場車両】
AUTOBIANCHI A112 1969 - 86 シリーズ6(1982 - 84?)





↑ ABARTHのインパネ

【自己採点】
クルマ度  7点(アバルトなら8点? 雨の夜で判りずらかった~💦)
魅惑度   6点(タクシー乗り場? A112のタクシー?? マナー無視?!)
音楽度   6点(オルタナティブ・ロックの父?)
Posted at 2024/08/23 07:11:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2024年08月20日 イイね!

クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団

クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団クルマ・ジャケコーナー第249回は、ロベール・モノー楽団の「太陽は傷だらけ」(1963)です。

2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第20弾!


本日ご紹介のレコは、フランス映画「太陽は傷だらけ(Les Grands Chemins)」(1963)の主題歌です。


演奏している「ロベール・モノー楽団」をご紹介するのが筋なのですが、今回は作曲したミシェル・マーニュを。

ミシェル・マーニュ(Michel Magne 1930 - 1984)、ご存知でしょうか?


フランスの映画音楽、実験音楽の作曲家


16歳で、バロック音楽のオラトリオ(聖譚曲(せいたんきょく))やピアノ協奏曲を書いたというんですから神童ですね。

フランスのカーン音楽院、パリ音楽院で学び、数々の映画音楽を担当。
代表映画に、「バーバレラ」、「地下室のメロディー」、「夜の訪問者」、「フランス式十戒」、「セシルの歓び」などなど

自殺してしまう1984年には「エマニュエル4」の音楽を担当してます。


Youtube Emmanuelle 4 - Oh My Belle Emmanuelle sung by David Rose


ミシェル・マーニュは、1963年にフランス北部のエルヴィル城を購入し、レコーディング・スタジオに改装




Youtube Le château hanté par le rock には、ここでデヴィッド・ボウイの「LOW」(1977)、エルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road(黄昏のレンガ路)」(1973)、「サタデー・ナイト・フィーバー」(1977)などが録音されたと紹介されてます(フランス語なんで多分です)。

私が持ってるレコでは・・・

「No Earthly Connection(神秘への旅路)」/Rick Wakeman(1976)


“Recorded at Le Chateau Studios,Hernouville,France”と記載があります


リック・ウェイクマンのソロ5作目。
友人から借りた「Journey to the Centre of the Earth(地底探検)」(1974)が良かったので、当時、厳選して新譜で買ったレコ。正直、内容にはちょっとがっかりした覚えがあります。

Youtube Rick Wakeman - No Earthly Connection (1976)

中にアルミホイルのような物が入っており・・


子供騙しのギミック・ジャケ!


裏ジャケも!


大判ポスターに画鋲の跡がありますから部屋に貼ってたんでしょう(全く記憶なし💦)


↓ コチラのアルバムもこの古城スタジオで録音されたそうです

「LONG LIVE ROCK'N'ROLL(バビロンの城門)」/Rainbow(1978)


「Mirage」/Fleetwood Mac(1982)


メンバーたちがどんな風に合宿して(?)創り上げたかとても興味がありますね



話を映画「太陽は傷だらけ」(1963)にして、徐々にジャケの話に持っていきます😅


 総監督:「危険な関係」「戦士の休息」のロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)
 監督:クリスチャン・マルカン(Christian Marquand)
 主演:ロベール・オッセン

映画の舞台は南仏プロバンスの荒野
ギターを弾き、ポーカー賭博をして放浪するサミュエル(Robert Hossein)は、自動車運送屋のフランシス(Renato Salvatori)と出会い、ふしぎな友情が芽生え・・・といったストーリーのようです。


未亡人アンナ(Anouk Aimee)も登場 (;^ω^)


ということで、本日ご紹介のジャケのクルマは・・・
クルマ・ジャケ「太陽は傷だらけ」/ロベール・モノー楽団(1963)




Youtube Michel Magne 映画「太陽は傷だらけ」 Les Grands Chemins に、このシーンが登場してました。





「ジープ」?

「Jeep」、知ってるようで私はほとんど知らないのですが、調べてみると・・・

第二次世界大戦中の1940年7月、アメリカ陸軍は135社の自動車メーカーに、四輪駆動の小型偵察車の開発を緊急要請。

その条件は・・・
「四輪駆動、3人乗り、660ポンド積み、可倒式フロントガラス」
「地雷を踏んでタイヤ2本を失っても、スペアタイヤを付け3本で100 km の走行が可能」「車載工具ですべての修理が可能」などなど

それらの厳しい条件に応えたのが、当時、経営不振だった「アメリカン・バンタム社」

バンタム社は「自重1275ポンド (≒585 kg)」という条件を無視して納入

その試作車は、1か月に及ぶ過酷なトライアルによって、基本性能の高さが確認されます。

陸軍はバンタム社の設計図をウィリス社とフォード社に渡し、改良を命じます。バンタム社が小さい会社だったから・・・😿

バンタム社「BRC-40」、ウィリス社「ウィリスMA」、フォード社「フォード・GP」のプロトタイプが緊急生産され、1941年上半期にヨーロッパ戦線やロシア戦線に投入。

Bantam BRC-40


Willys MA


Ford GP No.1



実戦の中で「ウィリスMA」が評価され、これに改良を加えた「ウィリスMB」が正式採用となりました(フロントデザインはフォードGPの案を採用)。

フォードは大量生産能力を買われてウィリスと完全互換・同一仕様での製造を委託され「フォード・GPW」を生産。

Ford GPW 1943


バンタム社は、ジープ生産からは外され、生産量の少ない大型の軍用車生産を割り当てられ・・・ 戦後、倒産 😿


第二次大戦後、「ウィリス・オーバーランド社」が「Jeep」を商標登録。
その後は製造メーカーの合併や買収などで「Jeep」は転々とし、2021年時点ではステランティス N.V.のブランドとなっているようです。


日本では1953年に新三菱重工業(後に分社して三菱自動車工業)がウィリス社のジープ(CJ-3A、その後CJ-3B)のノックダウン生産を始めました。

三菱 J1型


フランスでは1954年からHotchkiss(オチキス,ホッチキス)社でのライセンス生産が行われたそうで、ジャケのはオチキス社製❓

Hotchkiss La Jeep


オチキス(Hotchkiss)は1904年から1954年まで武器・兵器、自動車を製造したフランスのメーカー。

しかし、スペアタイヤや給油口の位置が一致する画像が見つからず・・・
見つけたのはこんな画像 ↓


う~ん、とりあえず「Hotchkiss La Jeep」にしときます 💦


【登場車両】
Hotchkiss La Jeep


【自己採点】
クルマ度  6点(Jeep!ジムニーは欲しいゾ)
魅惑度   5点(ギターを抱えたスーツ男、Jeepが引っ張るのは?!)
音楽度   4点(哀愁に満ちたトランペット🎺)
Posted at 2024/08/20 06:16:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2024年08月18日 イイね!

クルマ・ジャケ「THOSE WERE THE DAYS SCREEN MUSIC 3」/ポール・モーリア

クルマ・ジャケ「THOSE WERE THE DAYS SCREEN MUSIC 3」/ポール・モーリアクルマ・ジャケコーナー第248回は、ポール・モーリアの「THOSE WERE THE DAYS SCREEN MUSIC 3」(198?)です。

2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第19弾!

ポール・モーリア(Paul Mauriat 1925 - 2006)、前回のクルマ・ジャケ「Vacance de Charade」/ポール・モーリア に続いてのピックアップ



そして、第37回 クルマ・ジャケ「THose Were The Days American Hits '71~'77」/Paul Mauriat でご紹介したのと同じシリーズのレコです

「20 Million LPs Festival」ってLPが2000万枚売れたお祭りシリーズってこと?

このシリーズのクルマ・ジャケ、少なくともあと2枚はありますね!


発掘調査はまだまだ止められません😅


本日ご紹介のレコの邦題は「あの頃のスクリーン・ミュージック ムーンライト・セレナーデ~夏の日の恋」(っていうかそもそも日本企画盤?)

“グレン・ミラーへの、パーシー・フェイスへの、あるいはバーブラ・ストライザンドやダイアナ・ロスへの挑戦は、ポール・モーリアのセンスと才能を見事に証明した作品”(アルバム解説より)

では、何曲かをご紹介~

A1『追憶のテーマ(The Way We Are)』
Youtube Paul Mauriat The Way We Were

映画「追憶」(1973)の主題歌。ビルボード・シングル年間1位(1974)!

サントラ「追憶(The Way We Are)」


バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードのW主演


バーブラのアルバム「The Way We Are」(1974)も1位を獲得!


コチラは台湾盤(?)




ジャケットは、薄手の紙を折ったもの。内側に歌詞などが印刷されてますが、ビニールで袋状になってるのでよく見えません

このアルバムのプロデューサーはトミー・リピューマ(Tommy LiPuma)!
数々の名盤を残してますね

第16回(2020年05月24日) クルマ・ジャケ「High Gear/Neil Larsen」 でも少しご紹介してます。

↑ このブログを見返したら、「クルマはアメ車っぽい感じですね。キャデラック? 詳しい方なら、インパネでわかるでしょうね...」と書いて適当にブログを終わらせてます。いやあ、4年前は適当でしたね(今でも?)💦
今回を機に調査し直し、車種判定できましたので修正しときました😅


A3『スター誕生のテーマ(Evergreen-Love theme from “A Star Is Born”)』
Youtube Evergreen (Love Theme From “A Star Is Born”) - Paul Mauriat

コチラもバーブラ主演映画「スター誕生(A Star Is Born)」(1976)の主題歌




作曲もバーブラで、女性初のアカデミー賞歌曲賞を受賞!
グラミー賞最優秀楽曲賞やゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞しました


A4『スティング(The Entertrainer“STING”)』
Youtube The Sting (Paul Mauriat)


ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード主演の同名映画(1973)の主題歌(マーヴィン・ハムリッシュがアカデミー賞 編曲・歌曲賞受賞)

Youtube Marvin Hamlisch 映画「スティング」  THE ENTERTAINER from The Sting
↑ とても面白い映画です!


A5『ノウイング・ユー・ノウイング・ミー(Knowing Me,Knowing You)』
Youtube Paul Mauriat – Knowing Me, Knowing You ノウイング・ミー・ノウイング・ユー

ABBAのドキュメンタリー映画「アバ/ザ・ムービー(ABBA: The Movie)」(1977)の挿入曲(?)


4thアルバム「Arrival」(1976)からシングル・カット(1977)された大ヒット曲


このアルバムのA1『When I Kissed The Teacher』が好きだなあ


A7『エマニエル夫人(Emmanuelle)』
Youtube Paul Mauriat - Emmanuelle

クルマ・ジャケ「エマニエル夫人」/ダニエル・リカーリ で最近取り上げたばかり


A8『O嬢の物語(Je Ne Suis Que De L'amour-du film“HISTORIE D'O”)』
Youtube Paul Mauriat ♪O嬢の物語 Histoire d'O

コチラも最近取り上げました
クルマ・ジャケ「O嬢の物語」/レーモン・ルフェーヴル


B1『オータム・ストーリーのテーマ(Le Piano La Vague)』
Youtube Paul Mauriat - Le piano sur la vague

映画「オータム・ストーリー」(1982)の主題曲 ポール・モーリア自身の作曲です


B2『パピヨン(Papillon“Toi qui regarde la mer”)』
Youtube Papillon - To Qui Regarde La mer - Paul Mauriat (Vinil)

スティーブ・マックィーン主演の同名映画(1973)の主題歌


B6『リリー・マルレーン(Lili Marlene)』
Youtube Paul Mauriat – LILI MARLENE リリー・マルレーン

ドイツ映画「リリー・マルレーン」(1981)で使われた、第二次世界大戦中にドイツ兵のみならずイギリス兵の間にも流行した曲

これを歌ったドイツのララ・アンデルセンは慰問で人気者になりますが、アンデルセンと親しい人物がユダヤ人であったことが知られ、アンデルセンは歌手活動が禁止され、レコードの原盤は廃棄されたそうです

「Lili Marleene」/Lala Andersen


Youtube 1939 Lale Andersen - Lili Marlene (original German version)


A7『マホガニーのテーマ(Musique Du Film“Mahogany”Do You Know Where You're Going To』
Youtube PAUL MARIAT - THEME FROM MAHOGANY (DO YOU KNOW WHERE YOU'RE GOING TO)

アルバムのラストは、ダイアナ・ロス主演映画「マホガニー物語(Mahogany)」(1975)の主題歌。歌うはもちろんダイアナ・ロスで、全米1位!


「Dianna Ross(愛の流れに)」/Dianna Ross(1976)


Youtube Theme from Mahogany - Lyrics - マホガニーのテーマ - 日本語訳詞 - Japanese translation - Diana Ross


さてさて、ジャケのクルマは・・・




フォードのトラック「2代目 F100」ではないでしょうか?


Fシリーズはフォードの小型ピックアップトラック

この2代目の生産最終年(1956)のMCで、垂直Aピラーとラップアラウンドフロントガラスが採用されたということなので、それと思います。

レア・オプションとして、ラップアラウンド・リアウィンドウがあったようで、それはコレかな?↓




なんか、スペシャリティ・トラック?

5代目F100(1967 - 72)が クルマ・ジャケ「タンゴへの道」/オルケスタ・ティピカ・コリエンテス に登場してます


ジャケはご存じ、鈴木英人(すずきえいじん 1948 - )のイラスト!


ジャケ裏には「HIDETO SUZUKI」



鈴木英人ジャケはこれまでに何度かご紹介してます

クルマ・ジャケ「ロンサム・ビーチ・ボーイ」/大橋節夫
クルマ・ジャケ「Marooned (ロンリー・フリーウェイ)」/Larry Lee
クルマ・ジャケ「The Best Of Lee Oskar(風を見たかい)」/Lee Oskar

Eizinのイラスト、やっぱりイイですねえ

さあ、発掘調査に行かなきゃ! …って暑くて何処にも行けません~💦

【登場車両】
Ford F100 1956






【自己採点】
クルマ度  7点(垂直Aピラーは珍しい?)
魅惑度   8点(鈴木英人イラスト!)
音楽度   5点(ポール・モーリアのアメリカン・ミュージックの再創造?)
Posted at 2024/08/18 16:09:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2024年08月17日 イイね!

クルマ・ジャケ「Vacance de Charade」/ポール・モーリア

クルマ・ジャケ「Vacance de Charade」/ポール・モーリアクルマ・ジャケコーナー第247回は、ポール・モーリアの「Vacance de Charade」(1980)です。


2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第18弾です!


ポール・モーリア(Paul Mauriat 1925 - 2006)、ご存知でしょうか?



南フランスのマルセイユ生まれの作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト、チェンバロ奏者。
日本では、レイモン・ルフェーブル、フランク・プゥルセルらと並ぶイージーリスニング界の人気音楽家。

クルマ・ジャケ「THose Were The Days American Hits '71~'77」/Paul Mauriat でご紹介してました


↑ 2020年10月09日、クルマ・ジャケコーナー第37回なのですっかり忘れてました💦


5週連続ビルボード1位となった『恋はみずいろ』(1968)をはじめとし、1971年までにイージー・リスニング/アダルト・コンテンポラリーチャートで8曲、Billboard 200のうち100位以内に3枚のアルバムをランクインさせた「ラブ・サウンドの王様」ですネ💛

最後のBillboard Hot 100ランクインは『チキ・チキ・バン・バン』(1969)


↑ クルマ・ジャケ!

↓ ポール・モーリアと直接関係ありませんが、よかったらご覧ください😅
クルマ・ジャケ「Chitty Citty Bang Bang Original Cast Sound Track」


日本でも『恋はみずいろ』(1968)、『蒼いノクターン』(1969)、『エーゲ海の真珠』(1971)、『涙のトッカータ』(1973)、『オリーブの首飾り』(1975)がヒットし人気音楽家でした。

1969年の初来日以来、1998年まで870回(?)以上ものコンサートを行い、日本武道館でも満員だったようです。

「I Love Breeze (Paul Mauriat on Stage)」(1983 ?)


Youtube Paul Mauriat - I Love Breeze 私は風が好き/ポール・モーリア・デジタル・オン・ステージ (Japan 1983) [Full Album+2 LD tracks]


さて、オリ・パラ開催記念ということで・・・

ポール・モーリアは、ペタンク愛好家で、フランス南部ペルピニャンの別荘のプール奥には照明付のペタンク場があり、愛用していたマイボールが残されているとか。




「ペタンク(pétanque)」は、南フランス発祥の球技。
フランスではサッカーに次ぐ競技人口(約500万人)だそうです。


パラリンピックの正式競技「ボッチャ」の原型となったスポーツです


ボール(ペタンクは金属球、ボッチャは柔らかいボール)を投げ合い、決まった数を投げ終わった後に目標に最も近いボールの方が勝ち、負けた側の最も近いボールより内側にあるボールの数が得点。とてもカーリングに似ています。

そういえば、オリンピックのTV中継で「フランスの柔道の競技人口は日本の約4倍」との話がありちょっと驚きました。
ぜひ、フランスを打ち破って、柔道団体の雪辱を果たしてほしいと思います。


さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Vacance de Charade」/ポール・モーリア(1980)




全曲、ポール・モーリア自身のオリジナルで、邦題は「シャレードの休日」

「Charade」とは、フランス語・英語で「茶番」や「小芝居」、または「ジェスチャーゲーム」を意味する言葉。 「(見え透いた)うその芝居」「謎解きゲーム」などを意味することもあるようです

A1が『Pop Horn(シャレードの休日)』

シングルも持ってました




Youtube Paul Mauriat – POP HORN シャレードの休日

チョッパーベース(スラップ奏法)も入るフュージョン?!

ウィル・リー、ランディー・ブレッカー、マイケル・ブレッカー等を起用したフュージョン・アルバム「オーバーシーズ・コール」(1978)をリリースしてますから驚いてはいけませんね


Youtube Paul Mauriat – OVERSEAS CALL オーバーシーズ・コール


さてさて、ジャケのクルマは・・・



ジャケには「新シャレード 発売記念 オリジナル盤」の金シールも貼られており・・・

ダイハツ シャレード(1977 - 83)


「新シャレード」なので、ヘッドライトが丸目から角型になった後期型(1980 - 83)です


Youtube 1978-1990 ダイハツ CM集
↑ 2:18あたりからのBGMがポール・モーリア

CMでは「'81 モンテカルロラリー クラス優勝」のテロップと「先駆の1000cc なぜか4年前から」のナレーションが流れますが、“4年前から”っていうのはシャレードのデビューからっていうことでしょう

シャレード(Charade)は、ダイハツ初のFF車で、3気筒1Lエンジンを搭載し「リッターカー」という言葉を生んだクルマ

「大人4人がゆったり乗れるスペースを確保し、車両寸法は可能な限りコンパクトに、投影面積を5㎡とする」を基本コンセプトに開発され、企画から10年を要したといわれます。


1979年、オーストラリアで開催されたトータルオイルエコノミーランで平均燃費18.14km/Lで優勝、シンガポールで開催されたタイトニー・エコノミーラリーでも平均燃費34.3km/Lで優勝するなど、優れた燃費性能をアピール!

販売は好調で、1977年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞!
海外ラリーでも好成績を収め、モンテカルロ・ラリー(1981)ではクラス優勝してます


2ドアクーペもあったんですね! 見た覚えがありません


オヤジ的に刺さるのは2代目に登場した「シャレード デ・トマソ ターボ」(1984)


700kgを切る軽量ボディにターボ80psのジャジャ馬、ボーイズレーサー!
カンパニョーロ製マグネシウム合金ホイール、ピレリP8タイヤ、MOMO製本革巻き3本スポークステアリングなど、デ・トマソがチョイスしたイタリア直輸入のパーツが輝いてましたね


長い歴史を刻んできた「クルマ・ジャケ・コーナー」(;^_^A)で、ダイハツは2度目の登場 ! 普通車では初登場でした !!

↓ ダイハツ初登場はコチラ
クルマ・ジャケ「キューピーちゃん」/吉川団十郎一座


【登場車両】
ダイハツ 初代シャレード 後期型 1980 - 83




【自己採点】
クルマ度  7点(ダイハツだから8点でも?4年前から先駆の1000cc!)
魅惑度   6点(ポール・モーリアがダンディですね)
音楽度   7点(ポール・モーリアのフュージョン!)
Posted at 2024/08/17 17:16:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
2024年08月16日 イイね!

クルマ・ジャケ「Theme Songs chansons Vol.5」/V.A.

クルマ・ジャケ「Theme Songs chansons Vol.5」/V.A.クルマ・ジャケコーナー第246回は「Theme Songs chansons Vol.5(映画主題歌シャンソン集)」(19??)


2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第17弾です!


4曲入EP盤(45rpm)


 A1:映画「海底の黄金」より『さくらんぼの木とリンゴの木』/ティノ・ロッシ
 A2:映画「現金に手を出すな」より『グリスビイ』/ジャック・ピルス
 B1:映画「パリの空の下」より『パリの空の下』/エディット・ピアフ
 B2:映画「醜聞」より『ボレロ』/リュシエンヌ・ドリイル



今回はジャケが映画「現金に手を出すな」なので、A2のジャック・ピルスについて調べてみたいと思います。

ジャック・ピルス(Jacques Pills 1906 - 1970)はフランスの歌手、俳優。


フランスのコメディ映画「Boum sur Paris(パリは踊る)」(1953)などで主演もしてます。


この映画、エディット・ピアフも重要な役どころで出演してますが、ピルスとピアフは1952年に結婚


・・・1957年には離婚。 まあ、恋多きフランスの男と女ということで💦


♪『グリスビイ(LE GRISBI)』は、フランス・イタリア合作ギャング映画「現金に手を出すな(Touchez pas au Grisbi)」(1954)のテーマ曲?挿入歌?


「GRISBI」は「(せしめた)カネ、獲物、お宝」といった意味のようです。

映画は、パリの暗黒街に生まれ育ち、その実情を熟知した作家アルベール・シモナンの同名ベストセラー小説(1953)が原作

主演はパリ生まれの俳優 ジャン・ギャバン(Jean Gabin 1904 - 76)


邦題の“現金”は“げんなま”と読みますが、引退を考える初老のギャング・マックスが最後の大仕事として“金塊”を強奪し・・・という映画のようです😅

音楽を担当したジャン・ウィエネルの曲で日本でもヒットしました。

Youtube Le grisbi

主人公マックスの「老い」が強調されるシーンで幾度か流れる哀愁感じる曲です。


さてさて、ジャケのクルマは・・・





ジャケは映画「現金に手を出すな」のラスト(?)シーン。

Youtube Jean Wiener 映画「現金に手を出すな」 グリスビーのブルース Touchez pas au Grisbi にそのシーンが映ってました。













似たクルマとして、「マーキュリー・エイト・タウン・セダン」が見つかりました。






「マーキュリー(Mercury)」はフォード・モーター社のブランド(1938 - 2011)
GMの「ビュイック」や「ポンティアック」に対抗するために設けられ、大衆車のフォードと高級車のリンカーンの中間を担ったブランドです。

映画には「Citroen Traction Avant」(1934 - 57)も登場してるようで、もしかしたらフランス vs アメリカを演出したかもしれません(全くの憶測です)



【登場車両】
Mercury Eight Town Sedan 1939






【自己採点】
クルマ度  6点(フォードとリンカーンの中間ブランドのクルマ)
魅惑度   6点(ジャン・ギャバンが渋い)
音楽度   6点(主人公マックスの「老い」が強調されるシーンで流れる曲)
Posted at 2024/08/16 20:49:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ

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「[整備] #コペン ショートアンテナ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2770919/car/2364173/8363664/note.aspx
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