なんかスッキリしない天気の週末が続きます。
今年は「海で泳ぐ!」ってのを夏の目標にしてたのに叶いませんでした。
ということで映画の話でも...夏シーズンのメジャー映画は皆さんもう観たでしょうから、少々のネタバレはいいかな?
BMW好きの人にとって「ミッション・インポッシブル」は必見かもですが(笑、今回はあんなにかわいいレコード店の店員さんがすぐに殺されちゃったのが、とても残念でした。
「ジュラシック・ワールド」はスピルバーグが「ET」の際に確立した「離婚しそうな両親、兄弟、試練を乗り越えた成長..」という「絶対受けるパターン」をアウトラインに素晴らしいSFXで迫りましたが、そもそもあんな事故だらけの施設がホントにオープンしちゃったのが凄いです。
スピルバーグ作品の中には「なんでもないんだけど、クルマに絡んだシーン」が出てくるので、ちょっとご紹介。
1982年公開の「ET」、兄弟がガレージで(恋人とメキシコに行ってしまった)お父さんのシャツを見つけて、お兄さんがちょっと顔を近づけて「お父さんの匂いがする...」というシーン。
週末はガレージで過ごしてる父親を思い出してるのがわかり、なんか切なくなります。
ジュラシックワールドでは、恐竜に追いかけられらた兄弟が逃げ込んだところが、最初の作品(1993年)で使われた園内を移動するジープ(ローバーかな?)のガレージ。ここでもアニキが「昔、古いクルマを修理したことがあるだろ」って弟に語りかけます。直接的ではないけれども、父親とガレージで過ごした日々があったことを(ジャスティンビーバーみたいにチャラチャラしてるアニキだけど)彷彿とさせます。
この「ガレージでクルマを弄ったり、日曜大工しているお父さん」というのは米国(あるいはスピルバーグにとって)では父親の典型的なイメージなのかもしれませんが、メカに興味を持ち始めた子供(特に男の子)にとっては、何でも修理しちゃう父親は「男らしく、たのもしく、憧れる」存在に見えたことでしょう。
幸いウチは娘二人でしたが、息子さんのいるお父さん、ぜひ「ガレージ」を建てて息子さんと「男同士の楽しい日々」を過ごしてみてください!
Posted at 2015/08/29 12:17:03 | |
トラックバック(0) |
つれづれ | 日記