
ポンチョであります。
こんなものはと最初はバカにしていたのですが、自転車のある生活を続ける以上避けられないのが雨天走行ならば、やはりポンチョで機動力を上げたいなと気になる品を調べてみました。
写真は自転車用ポンチョの代名詞的存在の、
■キャラダイスのダックスバックポンチョ(スーパー)。
英国お得意のオイルドコットンが良い雰囲気ですが、これが重たいことはバブアーのジャケットでよく知っています。雨の中を走り出すならばよいけれど、降るかも知れないと常備するには戸惑いがあります。前の着丈を長めにとることの良し悪しは相半ばしますが、自転車専用の証でもあります。
820g、着丈F110cm/R98cm、約17000円、濃緑
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B008I3O8NQ/ref=redir_mdp_mobile
その対極的存在が、カスクでお世話になっている
■リンプロジェクトのサイクルレインポンチョ
裏側がPVCコーティングされた防水ナイロン素材なので重量は軽く、仕舞寸法も22cm×9cmとコンパクトな部類。ポンチョが風でパタパタしないよう中にベルトが付いたり、ベンチレーターが付いたり、フードが着脱できるなど現代的な工夫が施されています。それでいてリーズナブルなお値段。暗い雨天時に明るい色というのも実用的で、超日本的と言えます。
500g、着丈F106cm/R85cm 、約6000円、オレンジ/イエロー/カモフラージュ
http://rinprojectshop.open365.jp/Products.118.aspx
が、へそ曲がりの私のモノ選びはここからです。重量と風合いのバランスをとったモノはないのか?
まずは、あじこぼさんに教えて貰った名古屋の自転車バッグメーカー、
■RSA SUNBAGのサイクルポンチョ
透湿防水ナイロン素材で軽くしながらも、高品質なアウトドアギアらしい風合い。色も明る過ぎず暗過ぎず。キャラダイスとリンプロジェクトを足して割ったような設計?専用ポーチに入れてベルトでサドルに吊り下げることが想定されてますが、仕舞寸法はリンプロジェクトほど小さくは無さそうです。
重量不明、着丈不明、16000円、ライトカーキ
http://rsasunbags.com/poncyo%20syousai.html
さらに、Makoさんが使う
■ブルックスのオックスフォード・ロールアップレインケープ
商標の関係でジョンブルトビーというブランドになるそうですが、現代のブルックスらしく、キャラダイスよりもぐっと軽く、着丈短めです。ハンドルまで覆わないという割り切り。なにより魅力的なのは、くるっと丸めてサドルループに付けられる革ベルトが予めポンチョに付いているところ。ポーチが要らないというのはストレスが小さいですね。狭山丘陵サイクリングでMakoさんがそうしているのを見た気がします。値段は高いですが、手を外に出せる設計で普段羽織っても違和感の無い都会的なセンスが魅力。
540g、着丈90cm(L)、約35000円、濃緑
http://www.cyclowired.jp/?q=node/31281
そして、英国式自転車生活のR&F氏が2010年サイクルモードショーで発表した、
■コバンポンチョ
コバンというのはモモンガのことだそうで、氏らしいネーミング。高品質アウトドアギアで使われる速乾性の防水素材を使って、フードを付けないオーソドックスなポンチョの形を実現。ブルックスよりも軽く、透明な庇が付いたレインハットと組み合わされるらしい。フードだと後ろが見にくいですもの。実物写真が乏しいので風合いがわかりませんが、氏のものづくりの思想には信頼を置いています。
重量不明、着丈・首回り・頭囲(採寸によるフルオーダー)、約23000円、薄茶~ベージュ系
http://hinotama-cyclist.jp/goods/index.html
http://m.blogs.yahoo.co.jp/tenzen194/26465339.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tenzen194/29880093.html
私のチョイスはブルックスかコバンあたり。雨の中それを着て自転車に乗ることが、快適ということを超えて楽しいのは、この2つかなと。まさにお気に入りの傘を買うのと同じです。どちらも高価ではありますがほぼ一生もので、今後雨天にモヤモヤしないで済むというのは大きいですよね。この時期、梅雨の蒸し暑い時にも着ていられるかどうかを判断するには難しいにしても、冷たい雨で体温を奪われないようにする方が優先です。暑い時ならば雨はシャワーと思えばよいし。
Posted at 2012/10/28 17:33:27 | |
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