2008年12月31日
皆さん、こんにちは。
暖房の効いた暖かい部屋から、一歩屋外に出ると寒風が吹き、肌寒い日々が続いていると思いますが、皆さんはお元気にお過ごしでしょうか?
今日もお仕事で頑張っておられる方、年末年始のお休みに入っておられる方、ご病気やお怪我の治療のため頑張っておられる方等色々おられる事だと思います。
また、今日は12月31日、大晦日ですね。
本日(本年)も残すところ約10時間となりました、平成20年もいよいよ今日で終わりを告げますし、年の瀬を迎える事になりますね。
今日は年越しそばの関係で、おそば屋さんが大繁盛する日ですね。
皆さんは年越しそばを何時ごろに食べられていますか?
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ネットで見かけた記事によると、年越しそばを食べる時間は、「午後10時~午前0時」が45・7%で最も多く、次いで「午後6~8時」が24・2%、「午前0時以降」は7・8%と最も少なかったそうです。
ちなみに私がおそばを食べる時間帯は、この記事のとおり、午後10時ころから午前0時ころでしょうか。
また、日本麺(めん)類業団体連合会の方の説明によると、年越しそばははっきりとした由来は不明だそうですが、江戸時代に定着したとされ、
1 そばは細く長いことから、寿命や家運を伸ばす
2 切れやすいことから、1年の苦労や厄災などを断ち切る
3 金箔(きんぱく)を使う細工師が、飛び散った金粉を集めるのに練ったそば粉を使うことから、縁起を担いで・・・
など、諸説あるそうです。
由来は様々みたいですが、一つの験(げん)かつぎのようなものですね。
次に、大晦日について、簡単に紐解いて皆さんに説明したいと思います。
大晦日の由来ですが、1年の最後の日を「大晦日(おおみそか)」または「大晦(おおつごもり)」と呼び、「晦日(みそか)」とは毎月の末日のこと、一方「晦(つごもり)」とは、月が隠れる日、すなわち、「月隠(つきごもり)」が訛ったもので、どちらも毎月の末日を指すそうです。
1年の最後の特別な末日を表すため、末日を表す2つの言葉のそれぞれに「大」を付けて、「大晦日」「大晦」と言うそうです。
大晦日の行事は古く、平安時代から行われていたそうです。
本来、大晦日は歳神様を祀るための準備が行われる日だったそうですが、仏教の浸透とともに、除夜の鐘をつく習慣も生まれたそうです。
除夜の鐘とは、大晦日の夜ふけに全国のお寺で鳴らされる108の鐘を「除夜の鐘」と言うそうです。
108という数字は、仏教思想に基づく百八煩悩を意味しているそうです。
煩悩とは、「心を惑わし、身を悩ませる」ものを言い、鐘を突くことでこれらの煩悩を一つ一つ取り除いて、清らかな心で正月を迎えようという事みたいです。
さらに、108回のうち最後の1回は年が明けてから突くそうで、何故かというと、今年1年煩悩に惑わされないように、という意味がこめられているそうです。
このように、普段何気なく使っている「大晦日」「年越しそば」「除夜の鐘」と言っても、紐解いてみると、色々な願いや思いが込められているのが分かりますし、勉強にもなりますね。
最後に、今年1年を振り返ってみると、良いことや明るいニュース(北京五輪での日本人選手の活躍等)もあった反面、景気後退による不況、食品偽装、大麻汚染問題、ひき逃げ事件、その他あらゆる事件事故がニュースや紙面を賑わし、暗いニュースが多かった1年だったようにも感じます。
来年は、世の中の全ての皆さんが夢や希望を持って明るく前向きに、そしてつつがない平和な日々を送り、明るいニュースや話題に満ち溢れた、良き1年となるといいですし、そうなるよう、心から願いたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。
それでは、皆さんもどうぞよいお年をお迎え下さい。
Posted at 2008/12/31 14:09:02 | |
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