皆さん、こんばんは。
今日の熊本は晴天に恵まれ、日中は汗ばむような陽気でした。
ですが、この天気も明日からは梅雨前線の南下に伴い、下り坂となるみたいです。
ところで、私がとっている地元新聞の今日の夕刊に、特報記事として「若者新語ご存知?」というのが掲載されていました。
その記事を読んでいて、初めて耳にする言葉がありました。
1つ目は「ザビッてる」です。
「ザビってる」とは、歴史の教科書に必ずと言っていいほど登場する、日本にキリスト教を伝道した宣教師のフランシスコ・ザビエルの特徴的な髪の形から、若者の間で髪の毛の薄い人物を指す隠語だそうです。
私の世代といえば、頭髪が薄くなってきている人や、頭頂部がハゲている人がサイドの髪を無理に引っ張って頭頂部に乗せている人の事を「バーコード」と呼んでいたのが記憶に新しいですし、今でも使っていますが、この「ザビッてる」は初耳でした。
私は現在の自分の頭を冷静かつ客観的に見てみて、まだ頭髪は豊かな方であると思っていますが、万一将来的に頭髪が薄くなって、あの人「ザビッてる」とか影で言われたりするとかなりショックを受けそうな気がします^^;
2つ目は「ポニョる」です。
「ポニョる」とは、昨年全国で公開され、人気を博した宮崎駿アニメの「崖の上のポニョ」に由来し、「ポニョる」は「太る」の意だそうです。
冗談半分で気軽に使えて利便性が高いらしく、たるんだ腹部を指して、「ポニョ飼っているよ」なんて使用方法もあるそうです。
その他では、すごい人物を形容するのに「神」や、英語で最高を意味する「マキシマム」が多用されるそうです。
さらに、「就職活動」(←略して就活)、「結婚活動」(←略して結活)の系列では、恋人探しの事を「恋活」(←れんかつ)と呼び、一度も男女交際の経験がないと生きた化石「シーラカンス」に例えられたりするそうです。
上記が最近の若者新語の一例ですが、新聞記事によると若者言葉は昔からあったが、ここ数年、急速に増加傾向が強まってきているそうです。
その背景には、若者が年長者と会話する機会が減り、狭い言語環境に閉じこもっていることや、インターネットの普及により、誰でも発信者となれることが拡散に拍車をかけ、「煙が立ちやすく、風が吹きやすい環境」などがあるそうです。
その分、新語は生まれる量も多くペースも速いが、淘汰も激しく、全ての言葉が若者たちの市民権を得ているわけではないそうです。
最後に記事は、今ではメジャーな「超」や「やばい」のように、インパクトがあってなるほどと腑に落ちる言葉は生き残るし、言葉の乱れも定着すれば変化といえると締めくくってありました。
若者言葉といっても、本当に色々なものがあると思いますし、今日や明日にも新しい若者新語が生み出されては消えていっているのかもしれませんね。
関連情報URLに、「若者用語の小事典」のアドレスを載せてみましたので、お時間のある方はアクセスされてみてはいかがでしょうか?
※動画は、TRFの「BOY MEETS GIRL」です。
Posted at 2009/07/09 20:29:34 | |
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